超時空要塞マクロス #33 レイニー・ナイト

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前話での言動を振り返って、自己嫌悪で落ち込む早瀬少佐。そんな彼女を見かねてか同僚のクローディアさんが高級紅茶とアドバイスを差し入れてくれました。持つべきものは友というところです。

しかしミンメイちゃんとの、それも2年ぶりの再会を邪魔された(と思っている)一条大尉の腹だちはおさまりません。何かにつけ早瀬少佐に喧嘩腰の態度で臨んでしまい、少佐の、あやまるきっかけをことごとく潰していくのでした。

その日の夜のマクロス・シティの天候は雨。勤務が終わり家路についく早瀬少佐ですが、昼間の口喧嘩のことを思い出してしまいます。そして、足は自然と一条大尉の所へ向かいます。玄関前まできたところできっかけを掴めずに濡れて立ちすくんでしましました。

そこにクローディアさんが現れ早瀬さんを自宅に誘います。ここは素直に誘いに応じた早瀬さん。紅茶ではなくアルコールを所望した早瀬さんにクローディアさんは快く応じ、さらに彼女の心境を察し、フォッカーとの出会いや、剛胆な言動のうらに隠されたフォッカーの繊細な一面などを話して聞かせるのでした。

©ビッグウエスト

「私だって飲むのよ」と、乾杯もせずにワインで満たされたグラスを一気に飲み干した早瀬さん。
その後、クローディアさんに勧められるがままに杯を重ねるのでした。

彼女たちが想い出話に興じていたころ、一条大尉は一人自宅の寝室で昼間の事を思い返していました。早瀬さんの想いについて語るバネッサさんの言葉を思い出していると、ふとそれまで奇妙に思えた早瀬さんのいちいちの行動が腑におちるのでした。

そして居ても立っても居られなくなった一条大尉は、早瀬さんをさがしに出かけます。方々をあたってクローディアの家に行きついた一条大尉は、早瀬さんとともに雨のなか歩いて自宅へ向かうことに。

二人きりの時間の中、一条大尉は昼間のことを早瀬さんに謝ります。早瀬さんも昼間はいいだせなかった紅茶のことを話して、彼をお茶に誘います。ふたりは連れだって一条君の家へ歩いてゆくのでした。

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