いまさらマクロスΔ(デルタ) 第4話 衝撃デビューステージ

第4話「衝撃 デビューステージ」です。

本話のオープニングは、ウインダミア側の描写でした。地球側の新統合政府に何やら強い憤りを持っているボーグ。謎の遺跡で唄うハインツとその効果に興奮しているロイド。

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場面は変わって、フレイヤとハヤテの歓迎会になります。そこで、ランドールでのライブでデビューすることが伝えられます。ケイオスのメンバーは十人十色。様々な個性を持つ人が描かれています。生クラゲは美味しいのでしょうか?私は、生クラゲも海くもの姿煮にも引いてしまうと思います。

やっぱりミラージュの堅物さは、ここでも変わりません。美人なのに合コンで誰も手を出さない女性、の典型ですね。(主観満載)

なぜか三雲は(素っ裸で?)で夜空を見上げて、唄う理由を考えていました。

ランドールでは、エリシオンの左腕部分の”アイテール”で向かいます。艦内では、デルタ小隊のバルキリーの整備が行われていました。ハヤテ用のVF-31もしっかり準備されていました。しかし、ここではフレイアの思い出とともに描かれる、歴代のマクロスシリーズの歌姫たちでしょう。懐かしさ満点です。

そうこうしている内に惑星ランドールに到着です。ライブ前のミーティングで三雲はフレイアに軽くプレッシャーをかけていました。ライブが始まると、各所でフレイアのミスが見られますが、何気に三雲がフォローに入っていました。結構やさしい先輩なのですね。

(ついでにマキナのスペックの違いを見せつけるシーン)

ライブが盛り上がる中、”謎の戦闘機部隊”が現れます。ワルキューレの装備、パフォーマンスを研究していたようで、ジャミングでフォールド波増幅システムを停止させ、遺跡のシステムで、ヴァールを誘発する”唄”をライブ会場に響かせます。新統合軍から増援として飛来してきたバルキリー隊もヴァールとなってデルタ小隊とワルキューレを攻撃してきます。謎の部隊と合わさって、ライブ会場はたちまち戦場に変わります。

ヴァール化した統合軍バルキリーからフレイアを守るハヤテのVF-31。格闘の末、押さえ込むことはできましたが大苦戦。その状況を変えたのが三雲とフレイアの唄。互いに刺激し合う唄は周囲をヴァール化から解放しています。

「これで逆転」かと思いきや、敵はボルドールの首都を陥落としていました。エリシオンからの通信が入るのと同じ時、敵のウインダミア空中騎士団は、その姿をさらけ出します。

そして、ウインダミア宰相ロイドによる新統合政府に対する宣戦布告を伝えるのでした。

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生まれ故郷が敵?!困惑のフレイア。

いまさらマクロスΔ(デルタ) 第3話 旋風 ドッグファイト

第3話「旋風 ドッグファイト」です。

フレイアはワルキューレに、ハヤテはデルタ小隊にそれぞれ加わることになりました。ハヤテに愛機を触れられて怒るミラージュ。

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「俺は空を飛びたいだけ」と返すハヤテを複座機に乗せ、高G機動でお灸を据える(空の厳しさを教える?)ことはできましたが、着陸後にアラド太陽にハヤテの訓練教官を命じられ、さらに蒼い顔をしたハヤテの吐しゃ物を掛けられることになるのでした。(そして響き渡るミラージュの悲鳴)

訓練が終わって、フレイアとハヤテは、カナメとチャックに連れられて、「裸喰娘娘」に。実はここ、デルタ小隊の男子寮でした。海猫にディナーの一部を獲られるというハプニングはありましたが、夕食も終わり、カナメとフレイアは女子寮に向かいます。女子寮にはミラージュも住んでいて、新入りのフレイアに寮生活の掟(ルール)を指導するのでした。

フレイアの調子もあがりませんが、ミラージュの指導で教程を始めたハヤテも今一つです。飛行訓練意外はさぼりまくりで、ミラージュの怒りを買います。座学や艦長指導の柔道を受けずに海猫を追うばかり。そらを飛ぶ理由を尋ねるハヤテに、ミラージュはあきれながらも戦場の空を飛ぶ術の必要性を説き、守るために飛ぶ、と真っすぐに答えるのでした。

ハヤテの最終試験は、ミラージュとVF-1EXによるの模擬戦。模擬戦の進捗は大方の予想どおりミラージュの優勢ですすみます。ハヤテはAIのサポートを切って機動性を上げようとしますが、安定性が悪い機体はたちまち操作不能に陥ります。

その様子を見たフレイアは、ワルキューレのレッスンを抜けだそうとしますが、三雲に止められます。「彼は今自分の戦場でたたかっている。」「あなたの戦場はどこなの」と三雲に問われ、自分のするべきことに気がつきました。

ルンを輝かせながら「僕らの戦場」を唄うフレイア。その声はハヤテのところにも届き、海面すれすれで機体の立て直しに成功します。

フレイアの唄で風を掴んだハヤテは、反撃に転じます。海猫ターンを応用したG-WALK形態で太陽の中からの攻撃で、見事にミラージュの機体に自機の弾丸を叩き込むのでした。

試験に合格したハヤテは、バトロイド形態で機体を踊るように操ります。が、上機嫌な時間はすぐに終わります。

審判役のメッサーのVF-31から模擬弾を容赦なく打ちこまれるのでした。「卑怯だろ」の抗議も虚しく「生き残りたければ戦う術を身に付けろ」と答えるメッサーによってハヤテのVF-1EXはメッサ―機のペイント弾に覆われていくのでした。

試験終了後、自機のコクピット内で落ち込んでいるミラージュに対し、ハヤテは、自分の考えは変えないものの、今までの訓練態度の非を謝罪し、これからの訓練をしっかり受けることを告げるのでした。

ハヤテの言葉で気を取り直したミラージュの視線の先にあったのは、ハヤテと楽しそうに話すフレイアの姿でした。

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フレイアとハヤテの関係を認識したミラージュさん。いよいよ三角関係の始まりですか?
 

いまさらマクロスΔ(デルタ) 第2話 覚悟のオーディション

第2話「覚悟のオーディション」です。

前話のラストからの続きから始まります。敵機の攻撃で被弾したバルキリーはハヤテとフレイアを載せた(掴んだ)まま落下します。そこをΔ小隊のミラージュ・ファリーナ・ジーナスに助けられるのでした。

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アラド隊長曰く「小手調べ」と評していましたが、謎のバルキリー群はの撤退で戦闘は終了しました。生き残ったハヤテでしたが、ミラージュに(グーで)殴られたうえ、軍⽤機の無断使用を強く批難されるのでした。でも、去り際におけるミラージュの「苦情は広報までお申し出ください」は、ちょっと?(やり逃げかよ?)

一方、フレイアは(ほっぺに絆創膏の大きいのを張っていましたが)オーディションを受けるとワルキューレに宣言します。しれに対し、美雲は「待っているわ」とエールを送るのでした。

その後、フレイアはオーディションを受けるため惑星ラグナに。ハヤテはそんなフレイアを見届けるため(と口ではいいながらも本当は迷子にならないように送るために?)に⼀緒に来ていました。さっそく、フレイアは携帯機器を押し付けられますし、ハヤテにルンを見つめられて赤面したり・・・。

オーディション会場のマクロス エリシオンに到着したフレイアとハヤテ。ですが、フレイアは予選を受けずに来てしまったことを指摘され受付で大慌て。偶然居合わせたミラージュに泣きつきます。ですがその様子は、しっかりカナメらにモニターされていました。裏から(天の助けの)手が回り、最終オーディションを受けられることになりました。

ですが、目を付けられていたのはフレイアだけではありませんでした。ハヤテもΔ小隊隊長からチェックが入っていたのでした。オーディション会場に向かうフレイアと別れて、受付の女の子の案内でアラド隊長の元に向かうのでした。

オーディションを受けるフレイア。ハヤテは飛行甲板上で天を仰ぎます。この時の仕草は、プラスに出演していたイサムにそっくりでしたね。そして現れたアラドに入隊を勧められるのでした。

その頃、失意のうちに基地から出るモノレール?に乗るフレイア。フレイアたちが参加したオーディションの結果は「合格者なし」だったのでした。そこについていないことにヴァール警報が発令。車輌内でもヴァール化してしまう人が現れ、車内は恐怖と混乱に覆われていきます。

最初は恐怖で震えていたフレイアでしたが、脳裏に浮かんだワルキューレの姿につられて歌い出します。その声はフォールド波を含みヴァールかした人を鎮静化していくのでした。

歌で人を救えと思ったフレイアでしたが、そこに突如ワルキューレの面々が姿を現します。実はこれが最終オーディション。フレイアは見事ワルキューレのメンバーになれたのでした。

ハヤテの方は、いろいろ条件をつけましたが全て認められ、すんなり入隊することになりました。側にあったVF-31に触れるハヤテをみて、怒り心頭の様相でミラージュが近づくのでした。

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ミラージュさんの怒った顔で始まり、怒った顔で終わった第2話でした。

いまさらマクロスΔ(デルタ) 第1話 戦場のプロローグ

第1話 「戦場のプロローグ」です。

西暦2067年、人間が突如として凶暴化する病「ヴァール症候群」が銀河各地で発生していた。戦術音楽ユニット「ワルキューレ」に憧れる少女フレイアとアルバイトの少年ハヤテは、ヴァールの暴動に巻き込まれてしまいます。

歌手(戦術音楽ユニット)に憧れる女の子と民間人の男の子が巻き込まれていく展開。ヴァルキリーに乗り込んで、腕に女の子を掴んで飛び立つけれど、落下していく。第1作を思い出す展開です。グラージに(腕付き)リガードそしてクアドランの登場で懐かしさ満載でした。

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オープニングは、銀河に進出した人類とその脅威となっているヴァール症候群そしてヴァールに対抗する音楽ユニット「ワルキューレ」の解説です。
舞台は、惑星アル・シャハル。港でアルバイトをしていた青年ハヤテは、特に目的もなく日々をなんとなく過ごしている少年です。

その日は、バイトのクビを宣告され最後の仕事。ローダーを踊るように駆り、コンテナを積んでいきます。が、そこで積み荷の中に隠れて密航をしてきた少女フレイアと出会います。


ハヤテは、14歳のフレイアが「ワルキューレ」のオーディションのために密航してきたことを知ります。(でもオーディション会場は30光年先のラグナですけど。)場所を間違えたことを知り落ち込んだ、かと思いきやすぐさま立ち直るフレイア。フレイアに生き甲斐を尋ねるたハヤテは、何の目的も見いだせていないハヤテに、「それで生きてて楽しいんかね︖」と痛いところを突いてきます。図星をつかれたハヤテは自分の生き方に疑問を持つのでした。
二人の会話は盛り上がりますが、そこに密航犯のフレイアを探しているドローンに見つけられてしまいます。急いで逃亡を図るフレイアですが、港の隅に追い込まれてしまいました。危機一髪のところでバイクに乗って乱入してきたハヤテに助けられます。

そこを護衛・潜入任務で来ていたミラージュに見咎められます。
窮地を脱したフレイアとハヤテ。ハヤテは、帰星をすすめますが、フレイアは拒否。夢を追うことを否定するハヤテに訳を聞いたフレイアは「どこかじゃなく、行きたい所にいかんとね!」と話す。話しながら建物の突起を軽々と駆け登るフレイア。が、足元が崩れて転落したところをハヤテに助けられたのですが、その光景を誤解したミラージュにハヤテは取り押えられてしまいます。
謝罪するミラージュ。彼女が、デルタ小隊の一員と知って興奮するフレイア。そこにヴァール警報警報が鳴り響きます。
奇病「ヴァール症候群」でヴァール化したゼントラーディ部隊がバトルポッドに乗って暴れ出し、市街は戦場と化していきます。
そんな時、ワルキューレが現れ次々とヴァールを発症したゼントラーディ兵を鎮静化・無力化していきます。

ワルキューレの活躍で街が救われたかと思われた時、惑星外から謎のバルキリー部隊がフォールドアウトしてきました。防衛線を張る艦隊を突破し、ワルキューレを護衛しているΔ小隊と先頭が始まります。


一時は沈静化したヴァールも再発し、暴徒と化したゼントラーディ兵が暴れ始めます。爆発に巻き込まれるワルキューレ。それにもめげずに唄い始めます。そんな彼女らを見て「何て奴らだ!」と驚くハヤテ。ダメージを受けながらも唄い続けるワルキューレをを見て、フレイアは歌いながら丸腰で戦場に⾶び込んでいきます。

ですが、戦闘ポッドに襲われ窮地に。それを見たハヤテは近くに墜落、稼働状態で放置されていたバルキリーで彼女を拾いあげます。
フレイアを掴んで空を舞うハヤテのバルキリー。その時、敵からの攻撃を受け、ハヤテとフレイアを掴んだバルキリーは、市街地へと落下していくのでした。

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いまさら マクロス デストロイド ディフェンダ― 8

Is the U.S. Navy’s Railgun Dream Dead? なんて記事が出ていました。艦船に搭載しての試験はもう少し先のようですが、地上試験は進んでいるようです(こちら)

駐退機構について検討した後は、やはり移動できるものに搭載してみたくなります。そこで、2軸の装輪式の移動体に搭載する場合を検討してみました。

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今回のモデルです。各部の質量を記しておきます。

車輪は、トーションバー式のサスペンションを介して下部車体に連結されています。

まず、静止状態を確認したところ、0.5度ほど前方向に傾斜してしまいました。

大戦中のドイツ(駆逐)戦車が長砲身の砲を装備して、フロントヘビーになったということですが、重心の管理は大切なのですね。この前下がりは、前側サスペンションの初期トルクを増すことで調整しました。

では、1発撃ってみました。大体100倍くらいに時間を引き伸ばしています。

台車の動きの時刻歴応答です。

最大で3度くらい傾斜が発生します。一発撃っただけでこの傾斜ですから、連射した場合の対応は難しそうです。弾体質量の見直しも必要かな?と思いました。弾体といえば、防衛技術ジャーナル2019.06号に、Railgunの弾について言及した記事がありました。強力な磁界の影響で近接信管の搭載は難しいようですが、OTMに期待しましょう。

走行抵抗は考えていませんから、0.5m/sで走り続けます。ブレーキを考えなくてはいけません。

発砲の反動です。最大40tfくらい発生しています。

今回のpythonのcodeです。制動ブレーキ、履帯モデルの追加。そして連装砲塔への拡張と検討を進めていこうと思います。

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いまさら マクロスF 第25話 アナタノオト

第25話 アナタノオトです。

バトル・フロンティアの絶体絶命の危機に、ガリア4宙域での調査を終えグレイス・三島の陰謀を把握したマクロス・クォーターが帰ってきました。撃墜されたアルトは無事脱出しており、彼の報告からもグレイスらの陰謀を裏付けるものでした。悪事が露見した三島は逮捕されが、グレイスは余裕の態度。仲間とともにバジュラクイーンと融合した彼女は、確立した銀河ネットワークを使って地球や他の宙域にバジュラを送り込みます。しかしシェリルとアルトの思いはランカちゃんの洗脳を解き、奇しくもブレラにかけられたグレイスの呪縛を解くのでした。ランカちゃんの歌声はバジュラの一部を味方とし、精神的にリンクしたシェリルを死の危機から救うのでした。そしてアルトがランカを助け出したことで、人類とバジュラは一丸となってグレイスたちに挑むことになりました。多くの支援を受け、バジュラ本星に乗り込んだアルトはブレラと共にグレイス打倒に成功しました。大気圏に突入するフロンティア船団と入れ替わるように別銀河に去り行くバジュラ。そしてアルトたちの新天地での物語が始まるのでした。

怒涛の最終回です。いままで描かれてきた多くのものについて回答が用意されていました。そして主人公たちの三角関係が「どちらも選ぶ」という驚きの(うらやましい)ものでした。1度見ただけでは理解が追いつかない、とても展開の早い最終回です。何回見直しても新しい発見がある、ような本話です。

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緒戦は優勢だったフロンティア側でしたが、巨大ランカちゃんの出現で形成逆転。ついにはブレラにアルトが撃墜され事態になってしまいました。ショックで座り込んでしまうをシェリル。そのシェリルのいるバトル・フロンティアに迫り来るバジュラ母艦。バジュラの主砲口に光が集まるその時、オズマ機やマクロス・クォーターたちS.M.Sがデフォールドし、その危機を救うのでした。
ワイルダーはフロンティアのクルーに対し、一連の犯人がグレイスらギャラクシー船団とその協力者たちであることを告げます。バトル・フロンティアのクルーたちが半信半疑なところにアルトからの通信が入りました。彼の巨大なランカへの攻撃要請に、マクロス・クォーターの主砲が放たれます。命中した主砲が吹き飛ばしたカモフラージュの下には巨大な船体、撃沈されたはずのバトル・ギャラクシーが露わになるのでした。ワイルダーの告発は続き、陰謀の主がギャラクシー船団であること、それに共謀してハワード前大統領を暗殺した犯人が三島でることを暴くのでした。

三島は一人、ペリオたちに逮捕されます。しかしバジュラクイーン内のグレイスは異形の姿に変貌し、リンクしているバトル・ギャラクシーを遠隔管制し多数の無人機ゴーストAIF-9Vを出撃させます。脅威的な機動力を持つ無人機はフロンティア側を激しく攻撃し、アルトの部下マルヤマも撃墜されてしまいました。
そんな中、アルトはRVF-25のルカとVF-25Gのクランが牽引してきた愛機VF-25Fに乗り込みます。アルトはクランたちに感謝しつつ、バトル・フロンティアにいるシェリルに、歌の力でランカを正気に戻すよう呼び掛けます。その依頼に応えて再び熱唱するシェリル。S.M.Sのみなも戦いを続けていました。ミシェルの愛機で果敢に奮闘するクラン。ルカによって起動された秘密機能「ユダシステム」に制御された3機のゴーストは、敵のAIF-9Vと無人機同士の激しいドッグファイトを始めます。

シェリルの歌声はフォールド波となってランカちゃん向かいます。シェリルの歌とアルトの呼びかけを受けてランカちゃんの腹部が光り出します。そして胸元のブルースハープが砕けると、グレイスによる洗脳装置は力を失い、ランカちゃんは自分を取り戻すのでした。
ランカちゃんの無事を喜ぶアルト。だがグレイスとギャラクシー船団首脳陣たちは、もはやリトルクイーンのランカちゃんなど不要とばかりに、一体化したクイーンの力を誇示します。グレイスに支配されたクイーンからの強烈なフォールド波は、周囲のバジュラを統率していきます。さらに銀河ネットワークを展開し、バジュラの群れをマクロス11船団の宙域、惑星エデンそして地球のマクロス・シティ上空へと次々に送り込むのでした。一方、目前のフロンティア船団には一斉砲撃を行い、甚大な被害を与えます。

無力感に捕らわれたアルトたち一同。だがそこに聴こえてきたランカちゃんの歌声は、アルトらを驚かせます。激闘中の衝撃で洗脳が解けた兄のブレラに見守られ、ランカちゃんの熱唱はバジュラの一部を鎮め、そのフォールド波の勢いはクイーンのそれに拮抗していきます。そしてランカちゃんとシェリルはフォールド波を通じて精神的にリンクします。力尽きそうになり弱音をはくシェリルに平手を浴びせるランカちゃん。ずっと自身の目標であったシェリルを叱咤します。このリンクはシェリルを仲間とバジュラたちに認めさせることになり、シェリルの脳内にいたV型感染症の細菌は腸へと移動。ランカちゃんと同様のリトルクイーンとしてシェリルは死の危機から完全に開放されました。

復活したシェリルの歌声に鼓舞されたS.M.Sとフロンティア側の反撃が始まります。マクロス・クォーターがバトル・ギャラクシーの胴体部を斬り裂き、VFで艦内に飛び込んだアルトがランカちゃんの救出に成功します。フロンティア側の抵抗に憤るグレイスは、クイーンの武装で無防備なアイランド1を攻撃します。ですが無数のバジュラが盾となってアイランド1を守るのでした。
救出されたランカちゃんは、バジュラにはそもそも敵意などなく、「自分と他者」という概念を持たないまま、ランカちゃんを群れの一部として迎えにきていたこと。そしてシェリルという別の仲間を認めたことでバジュラが「集団の中の個」というものを知ったことをアルトに説明するのでした。

ランカちゃんをフロンティアに送り届け、アーマード装備で再出撃するアルトのVF-25F。その姿を2人の歌姫が見送ります。その行く手に立ちはだかる次元断層を、円陣を組んだバジュラたちがフォールド波を中和して突破口を作ります。ペリオ艦長はバジュラに続けと強襲を図りますが、バトル・ギャラクシーの主砲の一撃で損傷してしまいます。そこにカナリアのケーニッヒ・モンスターが奇襲をかけます。モンスターの一撃がギャラクシーのセンサー類を麻痺させるその隙に、マクロス・クォーターのマクロス・アタックがギャラクシーの主砲を破壊し、続くバトル・フロンティアの攻撃が止めを刺すのでした。

巨人同士の戦闘の隙に、ミシェルのVF用スナイパーライフルを託されたアルトは、VF-25Fでバジュラ本星に突入します。アルトを狙うVF-27βを撃破するブレラの支援を受けてグレイスを追います。「これこそが人類の究極の進化だ」と叫ぶグレイスに、バジュラと他の人間を踏み台にするその行為を真っ向から否定するアルト。シェリルとランカの歌を背に、ブレラとの絶妙な連携でグレイスらに迫ります。人間は誰もが本質的に1人だという真理を受け入れるブレラと、それに抗うグレイス。そんなブレラの思いを受け継いで、アルトが絶叫します。ランカちゃんとブレラのアドバイスを受けてアルトのVFが放ったミサイルは、グレイスのいるバジュラ頭部を体から切り離します。内部のグレイスに向け、ライフルの狙いをつけるアルト。最後に奇妙な笑みを浮かべたグレイスをVF-25Fの火線が撃ち抜きました。
アイランド1とマクロス・クォーターが惑星に降下する、入れ替わるように全てのバジュラは母星や地球、エデンから、次元断層を超えて別の銀河へと去っていきました。

「アイモ」のことを、バジュラが何億年かに一度、別の群れに訴える求愛の歌なのだとブリッジのクルーに説明するランカちゃん。事態の決着を認めたビルラーは、万感の思いを込めながらリン・ミンメイの写真が収まったロケットを閉じます。戦いを終えて軍病院に急ぐルカ。彼が向かう病室ではナナセが意識を取り戻していました。

惑星上に降り立った一同、一人地表の遺跡に目を向けるブレラ。そんな彼らの上で本物の空を満喫するアルト。ランカちゃんは改めてシェリルに宣戦布告し、彼女も笑顔で応じます。人類の新たな歴史が始まろうとしていました。

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いまさらマクロスF 第24話 ラスト・フロンティア

第24話 ラスト・フロンティアです。

ランカちゃんはついに11年前に第117調査船団に起こったバジュラ襲撃事件の記憶を思い出します。グレイスはそんなランカちゃんを自らの野望のために導いていきます。一方、マクロス・クォーター陣営は第117船団残骸の捜索によって11年前の記録を手に入れ、グレイスの正体とバジュラを利用した全銀河規模のインプラントネットワークによる支配という目的を知ります。マクロス・フロンティア船団はバジュラ本星の宙域に侵入し、バジュラの大群との戦いの火蓋を切りました。シェリルの歌声でフロンティア側優勢に進むかに思えた戦況ですが、突如として惑星の表面に現れた千mを優に超える巨大なランカちゃんによってバジュラ側に傾いていきます。そんな中アルトの機体はブレラの攻撃で飛散してしまうのでした。

これまでにも何度か出てきた11年前の第117調査船団事件。その真相は本話で明らかになります。先天的な体質でバジュラとシンクロできるランカちゃんと彼女を利用するグレイスの野望も明らかになるのでした。そんなランカちゃんと対になるポジションのシェリルはいい女ぶりを発揮します。アルトへの想い抱きながらも、残りわずかな自分の運命を悟ったところでアルトにランカちゃんの救出を託すシーンは視聴者の心に響きます。また戦闘シーンにおいてランカちゃんが唄う「愛・おぼえていますか」の新バージョンは懐かしさと新しさを感じさせるものです。

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11年前。惑星ガリア4を訪れた第117調査船団は無数のバジュラに襲われます。なんとバジュラたちはランカちゃんの唄う「アイモ」の歌声に呼び寄せられたのでした。
「あのクソ虫ども・・・!」襲撃を受け、炎上する艦内で怨嗟の声を上げるグレイス。護衛の任についてオズマのVF-171の奮戦も虚しく、本船は轟沈してしまいました。ブレラはランカちゃんに、彼女の歌声がバジュラを呼んだことは誰にも言わないよう言いつけ、彼女を小型艇で逃がすのでした。

そんな記憶をランカちゃんはバジュラ本星で思い出していました。自分の行為に負い目を感じたランカちゃんに、グレイスは「償い」の方法を示唆すます。それは彼女とバジュラの交感を解析してバジュラのプロトコル(命令コード)を解析すること。グレイスに言われるがままのランカちゃんを使って、グレイスはプロトコルの解析に成功するのでした。あとは、このプロトコルと使いバジュラを支配下におき野望の最終段階に進むだけです。

「また、帰ってくることになるとはな」その頃、オズマたちマクロス・クォーター陣営はガリア4の宙域で第117船団の残骸を調査していました。その結果、バジュラと会話ができるランカちゃんの生い立ちと、グレイスの目的がバジュラで人々を恫喝して強制インプラントネットワークに組み込み、自らをネットワークの頂点に置くことで全銀河を支配することであることを知ります。判明したグレイスの野望を新統合政府に通達し、間に合わない支援を当てにせず、自分たちだけで戦う覚悟を固めるのでした。

決戦を決意したマクロス・フロンティア船団は、バジュラ本星のある宙域へデフォールドしました。バトル・フロンティア内ではペリオ艦長の演説が響きます。万を超えるバジュラの群れを押し分けてバジュラクイーンを倒し、アイランド1をバジュラ本星へと突入させる。フロンティア船団の命運を賭けた作戦方針を語るペリオ。その演説が、「銀河の妖精シェリル・ノームの歌声が、我らの勝利の導きとならんことを!」と締められました。兵士たちとともに演説を聞いていたアルト、クランやネネらはそれぞれの想いを胸に戦いへ臨むます。各機動兵器には対バジュラ用の”ディメンションカッター”こと強化MDE弾が次々と装填されていきます。

決戦を前に、軍病院ナナセのもとを訪れていたルカは、いまだに昏睡状態の彼女に自分の命を賭しても守り抜いてみせると改めて決意します。S.M.Sのオーナーのビルラーは、、やがて叶うであろう写真に映る伝説の歌姫との出会いに心を躍らせていました。アルトが向かった先はシェリルの楽屋でした。アルトは彼女に、必ず生きて帰ることを誓います。シェリルは自分の想いを振り払うため「恋人ごっこはここで終わり」だと気丈に振る舞いながらもアルトの唇を奪います。そしてランカを救い出すよう告げ、自身の耳飾りを彼の左耳につけるのでした。

民間人のアイランド1への避難が完了し、いよいよ戦いの火蓋が切られようとするとき、バトル・フロンティアに向かったシェリルは特設ステージに舞います。それは銀河の妖精が返り咲く瞬間でした。「もう思い残すことはないわ、あとは燃え尽きるだけ、今あるのは音楽と、そして私、だから私の歌を聴けぇっ!」
その声は作戦発動の合図でもありました。全軍が一斉に動き出します。シェリルが熱唱する「射手座☆午後九時Don’t be late」の歌声が彼らを後押しします。

シェリルの歌声によってバジュラの動きは通常の3分の1以下に低落し、連携も見受けられなくなった。作戦の成功にペリオらは歓喜します。アルト機をはじめ多くのVF-171EXから放たれるMED弾頭が空間を切り裂き、バジュラを呑み込んでいきます。眼前の惑星を自分たちのものにせんと叫ぶ新統合軍兵士たち。戦況はフロンティア側優利で進んでいきます。バジュラの群れが分断され、アイランド1をはじめとした船団を一気呵成にバジュラ本星の大地に向け進撃させる三島。

対するランカちゃんはうつろげな表情で攻め入る新統合軍を敵と見定めていました。ブレラも静かにランカちゃんを鼓舞します。
「あれが敵?」「そうだ、さぁランカ、守るんだ、この美しい星を。それがお前の償い、母さんもきっとそれを望んでいる」「うん・・・お兄ちゃん」

勝利を確信したフロンティア船団が突入を続けていたその時、RVF-171EXに乗ったルカは「愛・おぼえていますか」の歌声をキャッチしました。その歌声の主は巨大な姿となってバジュラを率いるランカちゃんでした。
たちまちバジュラの戦闘値が増大します。バジュラ同士のネットワークで増幅されたランカちゃんの声は、シェリルの声を圧倒し、バジュラたちの動きを、連携を活発にしていくのでした。盛り返したバジュラの攻撃の前に新統合軍のVFや艦船は次々と撃沈されていきます。

フロンティア船団の苦戦をよそに、グレイスはダルフィム艦でバジュラ本星に乗り込んでいました。すでにバジュラのプロトコルを手にしたグレイスは、惑星を覆う隔壁を開放させ、内に潜むバジュラクイーンの姿をさらけ出させます。

バジュラ側に付いたランカちゃんに対してアルトは必死に呼びかけますが、その声は彼女に届きません。呼びかけの最中、アルトは巨大ランカちゃんの瞳の奥になにか大きな機影を垣間見ました。しかし正体を定める間もなく、ランカちゃんの護衛に飛来したブレラと戦闘になります。アルトは初めてランカとブレラの秘密を知ることになりました。動揺するアルト。クランのクァドラン・レアが援護に入り激戦が繰り広げられます。ブレラのVF-27γはクラン機を中破させ、援護に飛び出したアルトのVF-171EXもVF-27γの重量子反応ビームの一撃が命中。猛火をまき散らしながら虚空に爆散します。
その光景をシェリルにも届き、彼女はマイクを落し、アルトの名を叫ぶのでした。

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いまさらマクロスF 第23話 トゥルー・ビギ

第23話 トゥルー・ビギンです。

フロンティアを離脱したオズマらと袂を分かつことになったアルトは、シェリルとのひと時の憩いを楽しんでいました。ですが、恋心ではないアルトの優しさの中にある憐憫の情はシェリルに複雑な想いを引き起こすのでした。一方のランカちゃんとブレラはバジュラ本星に近づこうとしますが、バジュラたちとのコミュニケーションに失敗。バジュラに連れ去られる騒乱の中ランカちゃんは、ブレラが実の兄だという事をはじめ、過去の記憶を明瞭に思い出すのでした。その最中、突然現れたグレイスはバジュラ本星の位置を察知するとともにブレラの自由を奪います。バジュラ本星の位置はフロンティア側で把握されていて、三島は最終決戦としてバジュラ本星での勝負に出ます。それに先立ちランカちゃんの特別体質についてアルトに説明します。アルトは、ランカちゃんが人類の敵になのならその前に自身手で彼女の生を終わらせようと決意します。フロンティア船団は最後の力を振り絞り、バジュラ本星に向けて針路をとるのでした。

最終回が近づき疲弊したマクロス・フロンティア船団。ランカちゃんの声から得られた情報から最後の勝負に臨む話にからめて、ランカとブレラの関係、バジュラに実態とランカとの相関など多くの事が明らかにされていきます。とても一度見ただけでは覚えきれません。記憶を思い出し過去の悲劇の理由を知るランカちゃん、優しさを感じるけど愛が見いだせないシェリルそしてランカちゃんに人々の憎悪が集まるのなら自らの手で結末を見出そうとするアルト。主人公たちの切ない心情もしっかり描かれています。疲弊し徐々に限界を迎えていくフロンティア船団の中でも己の野望のために手を緩めないグレイスや三島たちの暗躍ぶりは健在です。

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バジュラ本星を目指すVF-27γの中で微睡むランカちゃんは、夢に中で幼いころの一コマを見ています。母ランシェと同僚グレイスがバジュラを巡って口論する様子を不安そうな見守る自分。そして側にいた少年の優しい声でランカちゃんは夢から覚めるのでした。現実の世界のランカちゃんは、ブレラとあい君とともにバジュラの母星がはっきりと見えるところまで来ていました。その頃、フロンティア政府では、船団の消耗とS.M.Sの離反について会議が開かれていました。船団内のライフラインの脆弱化は深刻で、各地の市民に酸素呼吸器の使用に関する行政指導を行うほどです。参加者から船団の航行の中止案が出される状況でしたが、三島大統領は航行の続行を訴えつつ今後の展望を静かに語ります。

アルトは新統合軍の中尉に昇進し、VF-171EXの小隊長に就きました。新兵の訓練で宇宙から船団を見れば、使用に耐えない環境艦を廃棄する光景が目に入ります。フロンティア船団の長期航行がもはや望めないことは彼に目にも明らかで気を重くします。しかし部下たちは飛行中にアルトとシェリルの恋仲について語るくらい、お気楽なものでした。シェリルの復帰以来、2人の仲は接近し、その日はシェリルのマンションでアルトが料理の腕を披露していました。愛しい相手との普通の夕食に、シェリルは過去の貧民時代をそっと思い出しつつ、いまの小さな幸福で胸をいっぱいにします。ですが酔いつぶれたシェリルを寝室に運んだ際、ベッドの脇に置かれた錠剤は、アルトにシェリルの病気を改めて意識させるのでした。

バジュラ本星に接近するランカちゃんたち。そこに警報音がVF-27γのコクピットに響きます。本星の防衛に就いていたバジュラたちは、ランカちゃんたちを敵と認識したのでした。ランカちゃんは、歌声でバジュラを鎮めようと、バトロイドに変形したVF-27γの中で「アイモ」を唄い始めます。この声のフォールド波は、はるか彼方のフロンティアの宙域にまで届き、フォールド波を検知した新統合軍とマクロス・クォーターは共にランカちゃんの所在=バジュラ本星を探り当てました。

ビルラーと三島はアルトを大統領府に呼び出し、検知したランカちゃんの歌声からバジュラ本星を発見した事を知らさせます。そしてバジュラはフォールド・クォーツの原料を捕食し、体内で同物質を生成。そして脳の代わりに腸内の細菌が発するフォールド波で情報伝達を行うこと。バジュラは個体や自己などの概念を欠いた、種族全体がひとつの生命体と言えること。V型感染症を引き起こすバジュラの腸内細菌はは、胎児の時点での感染なら免疫体として人体内に残るバジュラとコミュニケーションが取れること。その実例がランカちゃんであり、彼女がバジュラと共鳴して取り込まれる危険性を三島はアルトに告げるのでした。

ランカちゃんの歌は完璧ではなく、幾匹かのバジュラが無防備なVF-27γを襲います。小惑星帯に逃げ込んでいたましたが、飛んで来たあい君と話そうと機外に出たランカちゃんはあい君に拘束されてしまいました。自分を呼ぶブレラの声と宙を流れる楽器はランカちゃんに記憶を回復させます。ブレラが自分の兄だったことも思い出します。連れ去られるランカちゃんを必死に追うブレラでしたが、そこにグレイスが操る2機のVF-27βが現れます。全てを見定めていたグレイスはランカちゃんを拉致したバジュラたちを母星へと向かわせます。そしてブレラには「妹さんとの逃避行は楽しかった?」と語り、愕然とするブレラを「強制モード」で拘束するのでした。

フロンティアの軍病院では、ルカの進める新たな治療薬をシェリルが拒否していました。ルカの同情を拒むシェリルは、アルトの優しさが自分への憐憫からだと感じ、対等の立場での恋を望めない現実を辛く感じるのでした。アルトは同じ軍病院で、父・嵐蔵に付き添っていた兄弟子の矢三郎に再会しました。父の小さく感じられる背中を見送るアルトに矢三郎は家に戻るように促します。そしてナナセの病室にあった天子画を眺めながらランカを偲びます。

バジュラ本星の表面にある謎の渦巻き状の空間にランカちゃんは連れ込まれていました。母や兄そしてバジュラとも平和に過ごしていた日々は、マクロス級艦船グローバルがバジュラに襲われた日に終わりました。その原因は自分だったと思い出したランカちゃんは深い悲しみと悔恨の念に暮れるのでした。しかし、そんなランカちゃんの反応に歓喜する輩もいました。グレイスの前で、自分の念願だったバジュラたちの銀河ネットワーク「ゼロタイム・フォールド通信」が実現しようとしていました。
フロンティア側では、三島がある決断を下しました。分析の結果、30光年の先にあり人類が居住可能だと判明したバジュラ本星にフォールド航法で乗り込んでバジュラを駆逐し、そこを念願の移住地とするのです。フロンティア市民に対しフォールド航行の開始を公布され、着実に迫る最後の戦いにアルトたちの緊張も高まるのでした。

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いまさらマクロスF 第22話 ノーザン・クロス

第22話 ノーザン・クロスです。

ランカちゃんはブレラとあい君と共にあい君の母星を探しに旅経ちました。この事態にグレイスと三島は、それぞれの”次の計画”を進めます。
V型感染症の進行するシェリルの歌にフォールド波が検出されたことから、バジュラ対抗の要として白羽の矢が立つのでした。死期が迫る中、残りの命を歌に捧げる覚悟を示すシェリルは、アルトと心をひとつにするのでした。
三島の部下に追われて逃走中だったオズマとキャシーはボビーと合流してマクロス・クォーターに戻り、三島の企みについてワイルダーたちに明かします。しかし、三島の策略でS.M.Sは新統合軍に編入されることになったことから、ワイルダーらはマクロス・クォーターでフロンティアから離反、いずこかにフォールドしていくのでした。
フロンティアで騒動が起きている中、彼方の宙域でランカちゃんたちは、バジュラの本星へと辿り着いたのでした。

最終話のクライマックスへの序章と言える展開です。残された時間が3ヶ月となったフロンティアにおいてアルトと心で結ばれたシェリルの再起。その陰で暗躍する三島。そしてオズマ・キャシーらマクロス・クォーター側の離反と盛りだくさんの出来事が描かれています。これまでのフロンティア、バジュラ、ギャラクシーの三極に、マクロス・クォーター側が加わることになりました。またアルトとルカ、クランはS.M.S側と袂を分かつ形ににんりました。マクロス・クォーターの離脱行からエンディングに至る間の演出、ノーザン・クロスもいい感じです。

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「いずれにせよこのあたりが」「潮時ね」と互いを見限りながらも表向きは協力の姿勢を示す三島とグレイス。ランカちゃんとブレラの逃走に関する電話での討議の後、三島は次の行動に移ります。対バジュラ戦の機運を盛りあげながら、S.M.Sオーナーのビルラーと連絡をとるのでした。宙域で対バジュラ戦を戦うルカやアルトもバジュラから近しい人を守る決意を固めます。新型のMDE弾、新装備とVF-171EX。S.M.Sの新統合軍への編入。そして、ランカちゃんに代わりうる人材としてしてシェリルを見出したことで、三島はバジュラ殲滅の戦いを宣言するのでした。

V型感染症の進行によって唄にフォールド波が含まれるようになったシェリルですが、病気の進行は彼女の寿命を確実に削っていきます。三島、ルカとの会談を終え早乙女家に戻りアルトの前で気を失って倒れてしまいました。
目を覚ましたのは既に夜。容態を見守っていたアルトに対し、「呆れた?でもやっぱりあたしには歌しかなかったのよ」と自嘲的な言葉をもらしながらも、気丈に歌手を続けるというシェリル。いたたまれなくなったアルトは「もういい、もう無理して笑わなくてもいい、唄わなくていいんだ、シェリル・・・」と彼女の言葉を遮るのですが、シェリルは歌への想いを涙交じりに訴え続けるのでした。
シェリルの姿に様々な感情を巡らせながらアルトは彼女の体を強く抱きしめます。自分の残された時間を歌に捧げる勇気、ずっと唄い続ける勇気を求めてシェリルはアルトを抱きしめます。互いを思い抱き合う2人を月が静かに照らすのでした。

すこし時間を戻して、破壊されたアイランド1の市街地を徘徊していたオズマとキャシーは幸運にもボビーと会うことができました。そしてマクロス・クォーターに帰艦したオズマたちは、三島の行いと野望そしてハワード暗殺の蛮行についてワイルダーらに説明します。また、オズマはカナリアから渡されたランカちゃんからの手紙を読み、ランカちゃんの決意を知ることになりました。そんな中、ワイルダーはビルラーの意向でS.M.Sが新統合軍に編入されることをクルーに伝えます。
その夜、オズマとキャシーがマクロス・クォーターの関係者に一斉送信したメールは、受信者たちに衝撃を与えます。自分たちの行動を自問するキャシーでしたが、オズマは強い信念をもって彼女を励まします。

フロンティア内に、バジュラの脅威を訴えそれを殲滅するべく戦うことを宣言する三島の演説が響きます。その最中、武装兵士たちはグレイスに発砲します。ボビーらマクロス・クォーター主要メンバーの元には、メールによる呼びかけに応じて乗員たちが集まってきました。定員の7割にものぼる乗員が集まり、ワイルダーは、「我々は現時刻をもって兵隊から海賊へ鞍替えする!最初の獲物はこの船だ!行くぞ、野郎ども!」とS.M.Sからの離脱を宣言し、艦を出航させるのでした。

三島の演説が終わり、続いて壇上に登った特別ゲストのシェリルが唄い始めた頃、追ってである新統合軍のVF部隊がマクロス・クォーターのVF隊を捉えます。停船を命じるルカの通信に「皆が右を向いているとつい左から見直したくなる性分でな」と拒絶するワイルダーの返答を受け、戦闘が始まります。
フロンティアにおいて、無数のスポットライトを全身に浴び、表舞台に返り咲いたシェリルの唄う「ノーザンクロス」が熱く轟く頃、近傍の宙域では激戦が繰り広げられていました。小惑星群をかいくぐってのオズマとアルトの激しいドックファイトが両者の痛み分けで終わり、マクロス・クォーターはオズマらを連れてフォールドしていきました。
オズマの、「アルト・・・ランカは自分の道を選んだ。俺も俺自身の道を選ぶ・・・お前はどこへ行く?」の問いは、アルトにやるせなさを残すのでした。

一方、宇宙ではランカがその広大さに圧倒されつつもバジュラの本星をあい君とともに感知し、VF-27γで向います。そしてデフォールドした先に、目指していた惑星に目にします。2人と1匹?が目指していたその惑星はギャラクシー船団が求める星でもありました。襲ってきた兵士たちを返り討ちにしていたグレイスは、ギャラクシー船団幹部たちとともにバジュラ本星の存在を知覚して恍惚とするのでした。

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いまさらマクロスF 第21話 蒼のエーテル

第21話 蒼のエーテルです。

バジュラとの戦闘が市街と周辺宙域で行われている中、ハワード大統領を殺害に成功した三島は、フロンティア船団の政治的権力を掌握しました。バトルフロンティアで指揮をとる三島にルカからの作戦、ランカの歌声を餌に艦内の敵を一箇所に集めて新型爆弾で吹き飛ばす、が上程され裁可されます。アルトはルカに反発するも、ランカちゃんの決断で作戦は実行に移されます。予定どおりにバジュラたちはランカちゃんの歌に釣られてアイランド3に集まったところで新型爆弾が炸裂し、アイランド3ごと異次元に吹き飛ばすことに成功します。ですが、フロンティア船団の被害は大きく、心身が疲弊したランカちゃんは唄えなくなってしまいます。そんな時、ランカちゃんは第二形態に成長したあい君に再会。彼を仲間の元に返そうと提案しますが、アルトに否定され、代わってブレラが協力します。アルトに初めての告白を果たしたランカちゃんは、あい君と共にブレラが操縦するVF-27γで宇宙へ去っていくのでした。

バジュラとの艦内外での戦闘で大被害を被るフロンティア。健在なコロニーを檻としてランカちゃんを囮に使う形振り構わぬ作戦の末、バジュラを退けることに成功しますが、日常は大きく崩れてゆく。そして、唄うことを拒絶するようになったランカちゃんがアルトの前から去る・・・。破滅への坂道を転がり始めた感のある一話です。
一方、ゼントラーディとなってクランは生身にVFのアーマードパックを装着して戦います。今見返すとスーパーふみなみたい、と思ってしまいました(ごめんなさい)。

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マクロス・フロンティアの各所でバジュラとの戦闘が続く中、ハワード殺害に成功した三島はバトル・フロンティアに乗艦し、ハワードの死と「現状で最高位の文官」の立場を主張し、フロンティア船団における政治的権限の掌握に成功します。
船団周辺の宙域にフォールドしてきたバジュラたちの迎撃準備を進める三島のもとに、秘匿回線を通じてルカからの作戦が上程されます。
そのルカは、S.M.Sのビルを出たアルトとランカちゃんにアイランド3へ向かうよう促す。ゼントラーディ化を終え、VF-25Gの武装を身にまとったクランの援護の元、3人はアイランド3へ急ぎます。
ルカが提示した作戦は、ランカちゃんの歌声でバジュラたちをアイランド3へ呼び寄せ、同船にある新型フォールド爆弾「リトルガール」でバジュラたちを一気に葬る、というものでした。ランカちゃんを囮とする計画激怒するアルトに対して、ルカは、同僚が倒れている現状を訴え、対立します。しかし、ランカちゃんの同意の言葉を受け渋々同意。三島も、冷徹な判断で作戦にGOを出します。
作戦のため展開していくアルトとルカ。囮として残されたランカちゃんにブレラが話しかけます。もっと率直になるように話すブレラに一度は反発するランカちゃんですが、言葉に含まれている優しさは、彼女に改めて唄う勇気を奮い起こさせます。
2人の励ましを受けたランカちゃんが唄う「アイモ」は、フロンティアの各所からバジュラが引き寄せ始めます。やがて、バジュラの移動は、奔流のごとくアイランド3に流れ込みます。
唄いながら徐々に幼い頃の記憶を取り戻すランカちゃん。記憶の量に比例するかのように歌のパワーは上がりますが、罠におびき寄せる役目はランカちゃんの心に苦痛を招きます。「痛いよ・・・」と苦痛に耐えながらも唄うランカちゃんをみたグレイスは、満足そう「見事よ、リトルクイーン。11年前とは違うのね」と呟くのでした。
やがてフロンティア中のバジュラの集結を見極めた後、アイランド3は船団から切り離されました。ランカちゃんたち一同の脱出後にリトルガールは起爆し、バジュラとアイランド3と周囲の空間を巻き込みながら消え去り、作戦は成功裡に終了します。アルトはランカちゃんに感謝の言葉をかけますが、彼女の心は晴れないのでした。
翌日。破壊された街並みで掃討戦が行われている中、犠牲者の追悼式が開かれました。正式に第5代フロンティア大統領となった三島は、犠牲者への弔意を述べランカちゃんに死者への追悼と未来への希望のための唄を求められますが、疲労に潰されかけているランカちゃんは、「ごめん・・・なさい。もう、唄えません」と、それを断ってしまいます。
この事態はテレビで中継され、アルトやシェリルたちを驚かせるのでした。
そして深夜3時、突然のランカちゃんからの電話で呼び出されたアルトは、彼女が待つグリフィスパークの丘へを登っていきます。何か話をはぐらかすランカちゃんは、紙飛行機の折り方を教えるようアルトにせがみます。そんなランカちゃんに付き合うアルト。髪飛行機をつくりながらアルトに空を飛ぶ理由を尋ねるランカちゃん、アルトは、亡き母・美代との日々で培った本物の空への憧れを語るのでした。それを素敵だと感じるランカちゃん。完成した飛行機を空に放ちます。
しかし、そのランカちゃんが放った紙飛行機を捕まえて来たのは、第二形態となったバジュラのあい君でした。すかさず銃口を向けるアルト。その銃口からあい君を庇い、「この子は悪いことはしていない」と弁護するランカちゃん。ですが、ミシェルや多くの仲間を失ったアルトに彼女の言葉は届きません。
アルトが引き金を引こうとした時、ブレラが背後から飛び出しアルトを蹴り飛ばします。ナイフでアルト牽制しつつ、ブレラはランカちゃんを支援するのでした。
ブレラに促されてランカちゃんはアルトと共に行きたい思いは秘めたまま、あい君を故郷に返したいと話します。
ブレラが呼び寄せたフォールド・ブースター装備のVF-27γに乗り込むランカちゃん。アルトの前から飛び去ろうというその時、彼女は初めて、アルトへの想いを口にします。
「アルト君・・・さよなら・・・大好きでした」
飛び立ったVF-27γは、すぐに赤い光点となり、アイランド1のゲートを遠隔操作で強制解除して宇宙へと飛び出ます。シェリル、オズマ、キャシーの上を飛び去り、ランカちゃんの遠い旅路が始まろうとしているのでした。

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