超時空要塞マクロス #07 バイバイ・マルス

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マクロス捕獲のため、ゼントラーディ軍は放棄されている地球統合軍の火星基地サラに着目しました。サラ基地から観測データに似せた情報を発信しマクロスに受信させることで注意をひきつけます。そこに、執拗な攻撃を加えることで地球への帰還コースを火星方向に反らせていくのでした。

度重なる攻撃でマクロスのロケット推進システムを損傷させたところで、基地の周辺にマクロスの重力制御システムを封じこめる重力機雷と、戦闘ポッドの大軍を配備してマクロスの動きを封じる作戦を仕掛けてきます。さらに念のいったことに、ブリタイ司令はとんでもない部隊を用意していました。

©ビッグウエスト

「味方殺し」の異名をもつカムジン・クラヴシェラ。登場時も味方艦に隣接する位置にデフォールドを行い、なんと「何隻ぶつかるか」で副官と賭けをするとんでもない人物です。

マクロスはサラ基地に着陸して補給物資を得て目的を達したかと思われましたが、ゼントラーディ側が設置した重力機雷により火星から離陸できなくなります。そこに新たな部隊、第118ボドル基幹艦隊第109分岐艦隊第7空間機甲師団長カムジン・クラヴシェラ(カムジン一家)以下の戦闘ポッドの大軍が襲いかかり、危機に陥るのでした。

その頃、早瀬中尉は初恋の相手で、統合戦争時に火星基地からの帰還途上で戦死したライバー・フリューリンク少尉の痕跡を探して、単身サラ基地内にいました。

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12歳ぐらいでしょうか?幼き頃の早瀬未沙。ライバー少尉(当時)に想いを寄せていました。
詳しくは「白い追憶」をお読みください。

グローバル艦長はサラ基地の地中に埋まった反応炉を暴走させ、敵の重力機雷を誘爆させる作戦行動を、唯一基地内にいた未沙に託します。

反応炉を暴走させ脱出途上の早瀬中尉は、偶然ライバーの部屋を見つけます。部屋に入った未沙は思い出に耽り、その場から動こうとしなくなりました。事態を重く見た管制官代行のクローディアは付近のバルキリー機に救助を命じるのでした。

早瀬中尉の救出任務をまかされた輝は、退去をこばむ早瀬中尉を強引に連れだして脱出に成功します。サラ基地を巻き込んだ反応炉の爆発は予想どおり重力機雷を破壊するとともに、戦闘ポッド部隊にも多大な損害を与えます。

©ビッグウエスト

輝軍曹の操縦するバルキリーに運ばれ、基地を離れる早瀬中尉の胸中にあったのは、遠くなってしまった昔の淡い想い出でした。

ゼントラーディ軍の作戦は失敗に終わり、マクロスは火星から離脱し地球を目指すのでした。

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