２００９年１０月１０日（土）、ミンメイちゃんは１６歳の誕生日をむかえました。（一応彼氏を自認している）輝の元にも（！）誕生パーティーの招待状が届けられています。まあ、二人っきりの誕生会ではなく、娘々のお客さんたちを大勢招いたものですけどね。
プレゼントの品定めに迷う輝。
何かの書籍に、異性のハートを掴むためにプレゼントの多大な効用が書かれていたことを思い出しました。80年代も2020年代も若い男性の悩みは同じですね。
そんな悩む輝は呼び出しを受けます。理由は論功行賞の受賞のためでした。
受賞の理由のなかでとりわけ大きかったことが火星サラ基地における早瀬中尉の救出の功績ですた。自覚のない輝と、助けてもらったのに「なんであんな・・」「世も末よね」と嘆く早瀬中尉でした。
輝は地球統合軍チタニウム章を受章し、少尉に昇進し、マクシミリアン・ジーナス（マックス）伍長と柿崎速雄伍長を率いる、バルキリー・スカル大隊所属バーミリオン小隊長に就任することになりました。
左：マックス、右：柿崎
柿崎は怖いもの知らずといったところの人物。この後の戦闘で機体を破損・負傷します。マックスは、この後多くのマクロスシリーズに登場するエースパイロットなのですが、初登場の時は控えめな印象の人だったのですね。
誕生会の主役としてばっちり決めたミンメイちゃん。チャイナドレスのスリットもばっちりの描写です。
しかし、この後輝がプレゼントを忘れたことを知って不機嫌になります。
カムジン率いるゼントラーディ部隊。カムジンは指揮官先頭のスタイルが好きなようです。カムジンが絡む先頭ではグラージの登場が多くなります。設定資料によればグラージは生産終了した貴重な兵器なので、配備数は少ないとのことです。
カムジンは飛行訓練といつわって部隊を移動させ、マクロスに陽動作戦を仕掛けてきます。そして巧みな部隊運用でマクロスの艦上にとりつくことに成功します。戦闘はロボット同士の白兵戦になりました。
輝のVF-1Jと格闘するカムジンのグラージ。VF-1は頭部と左腕を、グラージは左腕を失う激しい戦闘を繰り広げました。
戦況はマクロス側が不利。あと少しでカムジン部隊はマクロス艦内に侵入できるところまできました。
ですが、ブリタイ司令は軍紀を重んじ勝手な行動をとったカムジンを強制的に退却させたので、マクロスは九死に一生を得たのでした。
戦闘から戻った輝は、用意できなかった誕生日プレゼントのかわりにチタニウム章をミンメイちゃんに贈るのでした。
仕事における論功行賞より、彼女の方が大切という考え。
一緒にこの放送をTVを見ていた仲間の中には、この行動を支持する人が多かったです。
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