超時空要塞マクロス #09 ミス・マクロス

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マクロス艦内に収容された避難民はおよそ5万数千人にのぼるものでした。艦内にもうけられた居住区は整備がすすみ、軍部の配慮もあって朝夕の空模様までつくりだされるほどになりました。

さらにMBS(Macross Broadcast System)マクロス放送局がテレビ放映を始めました。開局記念のイベントとは「ミス・マクロス・コンテスト」。町内会会長の計略で候補者のひとりとなったミンメイちゃんは、400名の応募者とともに女王の座をめざします。

そんなお祭り騒ぎはゼントラーディ軍に捉えられていました。「極端に情報量の少ない中は放送」と評されていた人類側の技術。21世紀になって5Gとか普及する前は情報量の多い通信なのですよ、これでも。

©ビッグウエスト
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テレビ映像に関心をもったゼントラーディ軍は、第8強行偵察隊099(「青い風」)を通信傍受に向かわせます。

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偵察機の兵士3名(ワレラ・ナンテス / ロリー・ドセル / コンダ・ブロムコ)は、傍受した「ミス・マクロス・コンテスト」の中継のなかで「男」と「女」がひとつ所にいる場面や、「女」の水着姿を見て衝撃をうけます。それはゼントラーディ人にとっては想像を絶する、ありえない光景でした。

偵察機の接近を捉えたマクロス側は、迎撃機を向かわせようとしますが、当直の一条輝少尉はミス・マクロス会場でミンメイちゃんを観賞中。いいところを館内放送呼び出しで邪魔され、不機嫌な一条少尉は、通信不調を装い管制通信を遮断、ミスマクロスの放送を見ていたのでした。

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迎撃に出動した一条少尉のVF-1Jアーマード・バルキリーは「青い風」と交戦して、これを撃破します。「青い風」は脱出には成功するものの、傍受した記録を持ちかえることはできませんでした。

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偵察機撃破後のブリッジメンバーは、自分のモニターでミスコンを観賞。
勤務中の職場で?と、緩い空気が許されていましたよね。

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輝のほうは、戦闘で相撃ちとなり大破した機体のなかでした。ふと気づいたとき、バルキリーのモニターには「ミス・マクロス」に選ばれたミンメイちゃんが映し出されていました。

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©マクロス大百科

実はアーマードの装備には2種類あります。胸部ミサイルの数は弾頭の種類で変わるようです。本話では8×2=16発装備でした。

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