超時空要塞マクロス #34 プライベート・タイム

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パトロール中の一条君は、次の休暇の日に早瀬さんをピクニックに誘います。当日の朝、早瀬さんは、心を浮きたたせてお弁当(サンドイッチ)を準備していました。一条君も髭をそったりと身だしなみを整えている最中、一本の電話が掛かってきました。電話の相手はミンメイちゃん。相変わらずの押しの強さで、「(マクロス・シティにいる)約束の人とはいつでも会えるじゃないの」と一条君を呼び出します。

一条君も一条君で、先約だった早瀬さんとのピクニックを反故にしてミンメイちゃんとの会うことに。それでも、早瀬さんに電話をしてピクニック・デートの約束をキャンセルしようとしたのですが、早瀬さんはすでに家を出たあとで連絡がつきません。結局、早瀬さんをほったらかしてミンメイちゃんとの待ちあわせ場所に向かってしまうのでした。

ハイランダー・シティのレストランで、早瀬さんのことを気にかけながらも一条君はミンメイちゃんと2年ぶりにデートです。ミンメイちゃんは先の人質事件における救出のお礼に、一条君に白いロング・マフラーをプレゼントします。そのマフラーの一端には一条君とミンメイちゃんのイニシャルが縫いこんでありましたが、一条君は気付いていません。

さらにミンメイちゃんは、かつてのように自分を思ってくれているのかと一条君に問いかけますが、これには一条君も返答に窮していました。

楽しい二人だけの時間はミンメイちゃんをさがしにやってきたカイフンによって終わりとなります。仕事に行きたくないとぐずる彼女に業を煮やしたカイフンは、コップの水をあびせて彼女を強引に連れだしていきました。

そこで一条君は早瀬さんの所に向かうためハイランダー・シティの空港への路を急ぐのですが、おりしもゼントラーディ人の暴動が発生して空港は閉鎖されていた。軍にかけあった一条君は特別措置として暴動鎮圧の指揮をとり、暴徒たちを鎮圧したのでした。

一方の早瀬さんといえば「そうとうなバカね」と自嘲しつつ、一条君を待ちつづけていました。
夕闇がせまるころになって、現れた一条君。あやまる彼を責めず、遅れたわけも訊かずにやさしく許す早瀬さんは、よくできた人です。

腕を組んで歩く早瀬さんの肩に、一条君はミンメイちゃんからもらったばかりの白いロング・マフラーの片端をかける。しかし、ここで問題発生。なんと一条君が早瀬さんに掛けたほうの端には例のイニシャルがあったのでした。イニシャルの刺繍を見つけた早瀬さんは、「かけてあげる人をまちがえているわよ!」といって怒り、一条君を残して去って行ってしまいました。

ミンメイちゃんの方は、とうとうステージを放棄する不祥事を起こしてしまいました。カイフンは、会場で声援を送りつづけたファンを自分の身勝手さから裏切ったミンメイに失望し、きみの歌に人を思うやさしさがあればほんものの歌手になれる、とさとした後、彼女の前から姿を消すのでした。

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