サンプルのSSNP157Aが流れただけ、という状態です。これから勉強して役に立つ資料に仕上げていきたいと思います。
超弾性(ゴムですよね)の解析に関わることになって、勉強のためにSalome Mecaのsampleを検索していました。
そこで次のゴムと鉄板の接触解析を見つけました。


何故か、astestフォルダ内にファイルがなかったので、フォーラムにアップロードされているものを入手しました。meshを表示すると次の図となりました。2Dです。
ところが、古いヴァージョンのCode Aster用のものだったみたいで、commに幾らかの変更が必要でした。

使用したCode Asterの情報です。

変更1 STAT_NON_LINE内の設定
COMPORTEMENT=(_F(RELATION='ELAS',
DEFORMATION="GREEN_LAGRANGE",
# DEFORMATION='GROT_GDEP',
# DEFORMATION='PETIT',
GROUP_MA='Roller',),
_F(RELATION='ELAS_HYPER',
DEFORMATION="GREEN_LAGRANGE",
# DEFORMATION='GROT_GDEP',
DEFORMATIONのGROT GDEP_GDEPをGREEN_LAGRANGEに変更します。この部分は英語のドキュメントとフランス語のドキュメントで記載が異なっているのですね。気付くまで時間がかかりました。
余談ですがDEFORMATION=’PETIT’とすると計算が収束しませんでした。
変更2 TEST_RESU
計算終了後に結果の確認を行う部分です。TEST_RESU内でNOUEDの指定ができなくなったようです。そこで、DEFI_GROUPで検算する節点をグループ化し(1つしかありませんが)、グループを指定するように変更しました。
MESH=DEFI_GROUP(reuse=MESH,
MAILLAGE=MESH,
CREA_GROUP_NO=(_F(NOM='NA',NOEUD=('N281',),),
# CREA_GROUP_NO=(_F(NOM='NA',NUME_NO=(281),),
),
);
TEST_RESU(RESU=_F(INST=2.0,
# INST=1.0,
# REFERENCE='ANALYTIQUE',
REFERENCE='SOURCE_EXTERNE',
RESULTAT=RESU,
NOM_CHAM='DEPL',
# GROUP_NO="C",
GROUP_NO="NA",
# NOEUD_CMP=(281,DX),
# POINT='281',
# NOEUD='N281',
NOM_CMP='DX',
VALE_CALC=-175.81428602011,
VALE_REFE=-175.0,
PRECISION=0.005,
TOLE_MACHINE=(1.0E-6, 1.0E-3),
),
)
それなりに試行錯誤を重ねることになりました。N281の場所は接触位置です。

ASTKを使って計算を行いました。
計算は完走しました。

アニメーションも作りました。(というかParaVISに機能があって簡単です。)

TEST_RESUの判定は次のとおり。NGとなりましたが、値をみると範囲内だと思います。

結構てこずりました。これから超弾性体もCode Asterも勉強していきます。
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