PYBULLETのBUILD

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WINDOWS上のPYTHONで手軽に使えるDYNAMICS ENGINEを探していました。そしてPYBULLETを見つけました。(PYODEもあったのですが、新しそうなこちらにしました。)

参考は次のものです。ありがとうございました。

準備1 Visual Studio Community 2020のインストール
  Python開発、.NETの開発、C++でゲーム開発を選択しました。個別でWindows10のSDKをインストールしました。

準備2 Pythonのインストール
 3.7系を選択しました。本家のドキュメントのしたがって、C:¥Python37に展開しました。
3.7系選択の理由は、最新の3.13ではbuildに失敗したからです。buildの最後で”python313t.libがない”とリンクエラーになってしまい、解決できませんでした。

>python -m pip install pybullet

も試したのですが、同じリンクエラーになってしまいました。

準備3 pybullet SDKの入手と展開
 本家から3.25をダウンロードして適切な場所に展開しました。参考に従って、フォルダー名から”.”は削除しました。

ここからは、本家のドキュメントにしたがって作業をするだけです。

作業1 premake
 pybulletを展開したフォルダ下のbuild_visual_studio_vr_pybullet_double.butを実行します。C:\ の下なら自動でpythonフォルダを検索してくれます。だめならbatファイルを編集すればOK。

作業2 Visual Studioでbuild
 先述のbatを実行するとVSのprojectが作成されます。それを読み込んで、”プロジェクトの再ターゲット”を終えたら、ソリューションエクスプローラでpybulletを右クリック→メニューからbuildを選んで実行します。

これでbuildは完了。

 作業3 pybullet_vs2010_x64_release.dllをpybullet.pydに変更
 pybulletのフォルダの下のbinに作成されたpybullet_vs2010_x64_release.dllをpybullet.pydに名前を変更します。(私は下図のフォルダにコピーしました。)

確認

サンプルで動作を確認しました。
Windowsのターミナルの環境の設定がわからない(面倒くさい)ので、必要なファイルをコピーしてあつめました。(左図の赤線でしめしたもの)
サンプルはpybulletのフォルダ下のExamplesにありました。

hello_pybullet.pyを実行したら、次の表示が現れました。

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