Aster Studyではりの計算

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こちらの梁の計算 についてbeam要素を用いてAster Studyを使って計算します。

Salome-Mecaを起動します。

$ LANG='en_EN.utf8' ./salome

GeometryからMeshに移動して、Femモデルを作成します。

Femモデルを作成し終えたら、Aster Studyへ移動します。

節点1は拘束しますから、”fix”と名前を付けておきます。同様に荷重が作用する節点2には”load”とします。

Aster Study に移動し、”Add stage”で新しいcommを作成します。

Mesh > Read meshを選択します。

Mesh Fileは、”Mesh”メニューで作成したMesh_1を選択します。Formatはmedです。Model definition > Assign finite elementで解析の種類、要素の種類を設定します。

梁の曲げなので”Mechanic”、要素にはTimoshenko梁を選びます。

Model definition > AFFE_CARA_ELEMを選び、梁要素の断面特性値を入力します。

設定する特性値の名前を入力し、

対応する数値を入力します。

材料特性を入力します。Material > Define a materialを選択します。

材料名は”steel”として、線形等方性を選んで、縦弾性係数とポアソン比を入力します。そして、Material > Assign a materialから、”steel”を要素に適用します。

境界条件の設定です。BC and Load > Assign mechanical loadから

を選択して、それぞれについて次のように入力します。

次に、AnalysisからStatic mechanical analysisを選択して、material、Model、Loadsを入力します。

計算結果はreslinに格納されます。そして、出力のための処理を設定します。ここでは、Paraview用と、節点変位をtextファイルに出力するための2つの設定を行います。

Post processing > CALC_CHAMP

Post processing > POST_RELEVE_T

次に、出力を指示します。Output > Set output resultsでParaview用のmed形式の出力を指示します。

もう一つ、荷重作用点の変位をtext出力するための指示をだします。

以上で計算のための設定は終わりです。タグを選択してHistory Viewへ移動し、メモリや計算時間の設定を確認してから、Runボタンをクリックします。

あとは、緑印の実行完了を待つだけです。

変位について解析結果を示します。

荷重点の変位のtext出力は次のとおり。

Shell要素を用いた計算結果と同じ値になりました。

今回使用したbeam_1_bend.zipです。

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