いまさら機動戦艦ナデシコ 交通安全ポスター

発進せよ!シートベルトを着けてから

Wikiなどにも説明がありますが、劇場版の公開の頃に作成された交通安全を喚起するポスターです。少し折れているのと、画びょうの跡がありますが綺麗です。 大きさはB3判です。

劇場版ですから、TVシリーズのころより少し大人びたルリちゃんです。
残念なことに、この頃の香川県は交通事故の発生件数で上位に位置していたと思います。
まあ、今でも黄色信号で交差点に進入するのが常識、酷ければ赤信号でもという県民性です。
交差点にカラーペイントを施したりいろいろ試しているのですが、マナーの方は?です。

道路行政セミナー 2013. 9 交通事故ワーストからの脱却をめざして より

締めましょう。あなたを守るシートベルト。

いまさら機動戦艦ナデシコ 第26話 「いつか会う貴女のために」

すべては火星から始まった。そしてすべてが終わろうとしている、のかな。最後の最後までごちゃごちゃしそうなのが私達らしいというかなんと言うか・・・

イネスからの通信を受け、カキツバタとナデシコの間は一次休戦となりました。天河とアカツキは戦闘を中断し、協力して遺跡の最深部を目指していました。
目的は、イネスが出迎えたアイちゃんに会うためでした。
イネスからの通信を聞いたユリカやルリちゃんそしてエステバリス隊の面々は、イネスの目的に気づきます。彼女・彼らは、以前(第21話の記憶マージャンの時)にイネスさんと意識が繋がった時に彼女の過去を知ったのでした。イネスさんの方も封印されていた記憶を取り戻していました。

合点がいった一同。でも1人仲間外れのエリナさん。

当人(イネスさん)に代わって解説するルリちゃん

イネスさんは成長したアイちゃんの姿。ユートピアコロニーでの戦闘の際、アイちゃんもボソンジャンプしていて、20年前の火星の砂漠に出現したところをネルガルの研究員に拾われていたのでした。

過去の自分を見つめるイネスさん。
未来の自分とは気づかず見上げるアイちゃん。

天河とアカツキのエステバリスが最後のディストーションフィールドの突破にかかった頃、新たなチューリップが火星の大地に打ち込まれました。中からは木星艦隊の艦艇群が登場。ナデシコ、カキツバタへの攻撃を開始します。

木星連合が多用するボソンジャンプは遺跡の活動を活発にします。そして、それはアイちゃんにも影響を及ぼします。徐々に輝きを増すアイちゃんの身体。結局天河たちが到着する前に、アイちゃんは何処かにジャンプさせられてしまいました。

この後、アイちゃんは頼まれていたプレートを残してジャンプしてしまうのでした。


間に合わなかった天河は、イネスにむかい「ゴメン、アイちゃん、助けられなくて……」と、今までの思いを口にしました。イネスさんも「やっと会えたね、お兄ちゃん」と20年間の思いを口にすることができた。

20年間温めてきた想いを伝えられて・・・。

遺跡の奥底で感動の対面が行われていた頃、木星艦隊はナデシコ・カキツバタに猛攻を加えていました。特に与しやすいと評価されたカキツバタに攻撃が集中し、同艦はあえなく撃沈されてしまいました。そして木星側の攻撃部隊を指揮していた月臣は、残るナデシコに対し30分以内に投降するように呼びかけるのでした。

木連の攻撃を一身に受けて撃沈されたエリナと成仏を祈るイズミ。

遺跡の中に退避したナデシコはカキツバタの乗員や天河たちを収容し、この絶体絶命のピンチに対応するための作戦会議が開かれました。
そこでユリカは、自信の手によってナデシコとYユニットの4つの相転移エンジンを暴走させ遺跡を破壊する決意を披露するのでした。遺跡がなくなれば、この戦争の原因がなくなるだけでなく今までのボソンジャンプがご破算になるかもしれないからでした。
全てをやり直すことができる。天河の重荷(アイちゃん)を取り除くことができる。そんな想いからの作戦案でした。
ですがこの案は満場一致、乗組員はおろか、思兼にまで拒否されてしまいました。

「遺跡を壊せば歴史は変る。戦争は起 きない、全てチャラ…でも、大切なものも壊してしまうじ ゃないですか」と説得するルリちゃん

結局、イネスさんの提案で遺跡のコアブロックをナデシコに積んでボソンジャンプでこの場を脱出することにしました。
展望台に集合した天河、ユリカ、イネスさんそしてルリちゃん。しかし、ジャンプの引き金となる天河、ユリカ、イネスさんのうち、ユリカの雑念がジャンプフィールドの発生を妨害していました。天河が、イネスさん=アイちゃんに責任を感じていることにハッキリと気づいてしまったことが理由です。事態を察したイネスさんは、天河とユリカにキスするように求めますが、反発するユリカは、展望台をボソンジャンプで飛び出して行ってしまいました。

イネスさんの提案(キスしろ!)に戸惑う2人。

ユリカが現れたのは、天河のエステバリスのコクピット。ユリカはナデシコから飛び出していってしまいました。天河はボソンジャンプでコクピットにジャンプ。

降機を呼びかける天河と瓜畑に対して「あかんべー」で応じるユリカ

そして始まる痴話げんか。その様子はルリちゃんの機転で敵味方問わずに送られていました。機を見て「ゲキ・ガンガー3」の最終回を見たとユリカに告げる天河。ヒドイ話だったけどゾクゾクしたこと、自分がゲキ・ガンガーを好きだった気持ちと熱血を信じた気持ちを信じたいと続け、ユリカが好きなことを伝えます。ユリカもまた「あたしはアキトが大好き」と気持ちを伝えるのでした。

世紀の痴話げんかの末に素直になった2人。


二人の気持ちが一つになたことでジャンプフィールドが形成され、ナデシコは危機を脱出しました。そして、争いの大元である遺跡のコアブロックは、木星や地球が手出しできないようナデシコの船体に載せて宇宙の彼方にすっ飛ばしてしまうのでした。

演算ユニットを載せた本船から、乗員を乗せて離脱する艦橋部分。

主要メンバーの殆どが揃っていたエンディング。いいですね。

最後は、天河とユリカによる「宇宙分け目の痴話喧嘩」でした。徹頭徹尾、ユリカの中心は天河でした。ですので「ナデシコ」らしい最終回だったと思います。ミナトさんもユキナちゃんも未来に向けて進み始めて、主要メンバーの殆どが生き残りました。(劇場版を見るまでは)ハッピーエンドだったと思えた作品でした。

おつきあいありがとうございました。

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いまさら機動戦艦ナデシコ 第25話「私らしく」自分らしく!

思い込んだら一直線 いっそ地球に見切りをつけて 信じて見よう木星の正義 でもそれは私達の正義ではなかった 熱血・友情・努力 人の数だけ正義はあった・・・

最終回を前にして、ボソンジャンプの秘密の一端が明かされた話です。九十九の死からゲキガンガを否定する天河。また、天河への想いに踏ん切りをつけたエリナさんとリョーコさん。アカツキと天河のアニメ議論も注目です。

木星側のマドンナ・・・

始まりは移住のために火星を目指している木星市民艦れいげつからでした。白鳥九十九の死を地球側による暗殺とし、彼の死を悼む言葉をつないで、地球への対抗心を煽る草壁中将。彼のアジテーションを聞きながら月臣は何を思うのでしょうか?彼はナナコさんの絵の下にあった思い出の写真を破り捨てるのでした。

親友だった頃の思い出を見て、月臣は何を思ったのでしょうか

その頃、アキト、ユリカ、イネス、リョーコは、アカツキの要請を受けてカキツバタに来ていました。到着そうそうイネスの合図で始まったのはボソンジャンプの実験でした。艦外にCCを散布しボソンフィールドを構成したカキツバタ。ナデシコから呼びかけるメグミさんの声に答えることもなく、カキツバタはジャンプしていくのでした。

火星のイメージを思い浮かべるイネスさん。この後、彼女の身体には怪しい模様が浮かび上がるのでした。

その様子を見ていたプロスペクターさんは、カキツバタの行き先を火星と断言し、その言に従ってナデシコは火星に向けて進路を取るのでした。

カキツバタが出現したのは、火星のユートピアコロニーに落下したチューリップからでした。アキトとユリカの思い出の地であるとともに火星の古代文明が残した遺跡のそばでした。

ここでアカツキのネルガルの目的が遺跡の確保であることが明らかになりましたネルガルの鉱山開発によって偶然見つけられた古代文明の遺跡「都市」。それはCCことチューリップ・クリスタルと同じ組成でつくられていて、今なお一部の稼動が確認されているもの。その活動はボソンジャンプが起きる際に活発化することが観測されていました。この遺跡のシステムを解明できればボソンジャンプの独占的使用が可能になり、将来の経済活動の根幹を支配できる。戦争終結のその先の人類を経済面から支配することを目指すものでした。

カキツバタを追ってナデシコも火星に到着しました。ユリカは「遺跡」をカキツバタと共同で確保することをアカツキに確認します。そこに、「作戦は『私らしくやらせていただきますよ』」とちゃっかり言質を取っています。そして天河、リョーコとともにナデシコへ戻ります。外ではすでに、地球連合軍も木星の大船団も火星へあと半日のところまで迫っていました。

ユリカへの態度が煮え切らない天河に、ボディブローで想いを断ち切った2人でした。

カキツバタの支援を受け、相転移砲で木星の無人機動兵器を蹴散らし、遺跡に進出したナデシコ。カキツバタが外周に陣取る木星艦隊を迎え撃つ間に、ユリカは遺跡にむけて相転移砲を発射します。遺跡をぶっ壊してしまえば戦争は終わる、そんな想いの一撃は、遺跡の強力なディストーション・フィールドの跳ねのけられてしまいました。相転移砲の連射を浴びせようとしますが、大気圏内ではエンジン効率が悪く、エネルギー切れになってしまいました。

あせるユリカに冷静に応じるルリちゃん。

ユリカの作戦は失敗。カキツバタは遺跡をナデシコから取り戻すべくエステバリス隊を発進させます。ナデシコもエステバリス隊を出撃させて応戦します。

空戦装備。もちろんディストーションフィールドを破れる槍つき!

エステバリスに乗って対峙するアカツキと天河。


アキト「木星のヤツらを見てわかった!!あれが俺の大好きだったものの正体だったんだ。倒すべき敵だ!」
アカツキ「それが見方が一方的だというんだ。いいかい?どんな人間にも立場があるように、それぞれの正義を持ってるもんさ。ちなみに僕の好きだったアニメではちゃ~んと敵にも味方にも正義があった!もっといろんなアニメを見るべきだったネエ」
アキト 「うるせーーッ!

実はアカツキさんアニメ(ガンダム)ファン?天河とは近親憎悪か?

リョーコさんたちもカキツバタのエステバリスと乱戦です。

エステバリス同士の戦闘が続く中、遺跡の最深部から連絡が入る。イネスさんはいつのまにか最深部に移動していました。そして最期のなぜなにナデシコ。ボソンジャンプが場所移動ではなく時間移動であるとの説明を始めます。彼女の結論は、遺跡がボソンジャンプのたびに起こるタイムラグを埋める役割を果たしているというものでした。

今回の表紙はイネスさん


説明を終えたイネスさんは、天河に早く最深部へ来るように言います。イネスさんの目の前には、ユートピアコロニーで天河が救えなかった小学生のアイちゃんが、今まさに現れようとしていたのでした。

視線の先にあるものは・・・

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いまさら機動戦艦ナデシコ 第24話 どこにでもある「正義」

みんながナデシコに帰ってきた ここが自分たちの居場所だってことに気づいて そんなこと最初からわかっていたはずなのに いちいち考えないとわからないみんなって やっぱり バカばっか

第24話は「激動」という表現がぴったりの激しい展開でした。「ゲキガンガー祭(ゲキ祭)」と称したナデシコ艦内でのお祭り騒ぎから、和平交渉の決裂と白鳥九十九の死。終盤に向けて話は急展開です。

今回の舞台はこれ!ゲキガンガー祭り!

木星艦隊のあるところから始まります。そこでは、白鳥九十九が和平交渉の使者としてナデシコを訪れる準備をしていました。そこに現れたのは彼の盟友である臣元一朗。元一朗は、地球の女性ミナト遥へ結婚を申し出ようとしていた九十九を諫めるために来たのでした。説得を試みる月臣に対し、九十九は「所詮二次元の女性だ!」と反論し、結納道具一式をカバンに詰め込んでナデシコへ向かうのでした。

ナデシコへやってきた九十九はなんと「ゲキ・ガンガー3」の特別編集版のビデオを持参していました。早速、ナデシコ乗員たちを交えた鑑賞会が開かれます。見終えたナデシコ乗員一同はこのビデオにいたく感激し、ユリカは自分たちの進む道が「ゲキガンガー」であると言い出す始末。
さらには「ゲキ・ガンガー祭り」と称する艦内祭を開催します。

「そうです。私達の進むべき道はまさ にゲキガンガーだったのですっ!」と感動するユリカ

物品販売からコスプレ、上映会まで様々な催しが行われます。そして天河は、木星との和平が成功することを祈って。今まで見ていなかった「ゲキガンガー」の最終回を見ることを心に決めるのでした。

エステバリス隊のコスプレ

ところで、九十九と遥さんは、誰もいない(実は天河とユリカがいたのですが)食堂で、キスして再会の喜びを噛みしめていました。

この後・・・むふふ

一方、ゲキ祭りで盛り上がるナデシコ側とは反対に、木星艦隊では草壁中将らによる不穏な動きが顕在化してきました。火星で古代文明の「都市」遺跡を発見したのでした。

草壁から特命を受ける月臣

「ゲキガンガー祭り」の最終日。天河は九十九らとともに最終回を見るべく上映会場に来ていました。そして、最終回の上映が始まろうとしていた矢先に、木星艦隊の接近を告げる連絡が入りました。

和平会談のためにやってきた木星連合の草壁中将らとの会談に臨むため、天河は最終回を見ることもなく護衛として九十九やユリカたちとともに、木星戦艦ゆめみづきへ向かいます。

会談の席につき、木星側の要求書を読む九十九やユリカたち。和平へ希望を胸に目を通した要求書に書かれていたのは、無条件降伏を迫るような内容でした。
要求書の白紙撤回を求める九十九でしたが、草壁の命を受けて控えていた月臣によって重傷を負ってしまいます。もちろん交渉は決裂です。

九十九 「正義は、正義はひとつのハズです」
草壁 「……そうだ。君の言う通り、正義はひとつだ」
草壁 「(TB後)悪の帝国は正義によって滅ぼされる。それがゲキガンガーの結末でもある」
草壁 「悪の帝国は滅んで当然。それがあの作品に貫かれていたテーマだ。すなわち、我々を弾圧し木星に追い遣った地球は滅んで当然!」
アキト 「そんな……」「俺達が悪の帝国だって言うのか!」
草壁 「そうだ! 正義は常にたったひとつ。我々の側にある!」

ここの九十九と草壁のやりとり。自らの側の正義のみが本当の正義、とどこかで聞いたことがある話です。

ユリカや天河たちは負傷した九十九を連れてゆめみづきを離脱しますが、艦の外でも、木星艦隊とナデシコとの間で激しい戦闘が繰り広げられていました。
多勢に無勢で被害が増えていくナデシコ。脱出してきたヒナギクの回収もままならず、万事休すかと思われたそのとき、カキツバタが現れました。
カキツバタの援護でヒナギクはナデシコに帰還することができましたが、九十九はすでに手遅れの状態でした。

ヒナギクでの退避行。

ユリカ 「相転移砲、使えますか?」
プロスペクター 「か、艦長、そんなもの使ったら和平の道は完全に断たれて…」
ユリカ 「いいんです!」
ルリ 「いいんですか?」 「本当にいいんですか」

冷静な対応とは何か?有効な対応とは?アンガーマネジメントではありませんが、仕事においても非常識な相手には一発ぶちかましたくなります。

医療ベッドの上に横たわる九十九は、和平が成功したあかつきのプロポーズでと考えていた指輪をハルカに渡し、天河には「正義を信じる心を忘れるな」と言い残し息を引き取るのでした。

「俺、何も見えてなかったんだ。好きだったから、すげえ好きだったから、都合のいいとこしか見てなかったんだ」とうなだれる天河 。 「人として大切なものが、あの作品には込められている!彼らもそれに気付いたからこそ、和平を求めて来たのです。」 と語ってくれた九十九の非業の最期。だからこそよけいに身に染みます。

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いまさら機動戦艦ナデシコ 第23話 『故郷』と呼べる場所

正義って最大公約数の利益 歴史とは人の綴った都合のいい過去帳 仲よきことは素晴らしいこと とはいかないようで ホンット横やりダラケ 葬り去られる善意を連れて私達は艦を捨てた・・・

白鳥ユキナの扱いを巡って始まったナデシコ乗組員の反抗でユキナを連れてナデシコを飛び出した天河。この騒動が終わったとき、ナデシコはネルガルのヒラツカドックに係留され、乗組員の半分近くの100名ほどが艦を去っていました。ネルガル会長のアキツキは、ナデシコの早期の出撃意向を示しますが、整備や乗員の補充のため飛べない状態が続くのでした。

アキツキ、エリナは本社オフィス勤務に戻り。艦橋メンバーのうち、ゴートはアキツキの側で働き、プロスペクターとホウメイガールズは、ネルガル編集室管理の閑職に移されていました。ホウメイさんは食堂で働きながら猫(⇒ルリちゃんのこと)の世話をしていました。
天河とユリカそれにユキナ、ハルカ、ジュンの5人は、天河が地球で働いていたサセボの雪谷食堂に身を寄せていました。看板娘として働くユリカたち。多数の注文を正確に捌く堂に入った姿に、食堂の店主も感心しきりです。
メグミさんはナチュラルライチのランプ―タン役で声優の仕事に復帰していました。

声優さんに戻ったのですが・・・

自分の知る木連の人達とあまりに違うイメージに疑問を感じていたメグミさんは、ある日同僚に相談しますが、そこに現れたのはエリナさんでした。


同僚と思っていた人は、実はネルガル社員。退艦したナデシコの乗組員は、行方不明の者を除いてネルガルの監視下にありました。たまらず席を立つメグミさんの背中にエリナさんの声が響きます。
「あなた達、元ナデシコのクルーは本来なら犯罪人なのよ」、と。

さすが才媛。恋のライバル?はしっかりマークしています。

宛てもなく街を歩いていたメグミさんは、瓜畑に出会います。互いの境遇を励ましながらも、繋がらないコミュニケにナデシコが自分たちの艦でなくなったことを再認識させられるのでした。

そんなある日、艦を降りた人もそうでない人も持っていたコミュニケにルリちゃんの姿が映し出されます。

おおぉ!

ホウメイさんのサポートを受けてナデシコ艦内に隠れていたルリちゃんは、思兼に連合軍に書き換えられたフリを演じさせていたのででした。
そしてルリちゃんは語ります。
「むかし、ナデシコを『君達の船だ』って言ってた人がいました。いま、そんな気持ちしてます。…この船は… 『私達の船』です」。

その言葉を聞いて各人は行動を起こします。プロスペクターが、ゴートが、瓜畑が、そして、アキトたちがネルガルのヒラツカドッグに係留されているナデシコへと動き始めました。
逃走中で行方不明だったリョーコ、ヒカル、イズミの3人も隠しておいたエステバリスの発進準備にかかります。
天河は、雪谷食堂の主人サイゾウに別れを告げると、ユリカ、ジュン、ハルカ、ユキナとともにナデシコを目指します。

サイゾウの「女四人も連れて・・・」に「僕はどいていた方が絵になるよね…」

ハッキングでヒラツカドックは思兼とルリちゃんの管理下になり、プロスペクターらは無事にナデシコに到着しました。そこにアキツキの元からナデシコのマスターキーを奪ったゴートが合流。メグミやリョーコのエステバリスに乗ったユリカが到着したところで、ナデシコは発進します。
そして各地に散った元乗組員、天河や瓜畑たちを収容して木星艦隊を目指すことになりました。もちろん目的は和平の道を模索するため、ユキナの兄・白鳥九十九に会うためでした。

力強く目的地を指さす・・はずのユキナでしたが 
「まあね…」と応えるルリちゃん。


連合軍の防衛ラインを攻撃中止コードの入力で無力化したナデシコは大気圏を離脱して一路木星艦隊に向かいます。
出し抜かれたアキツキたちですが、ユリカたちの行動は想定の範囲内のようです。すぐさまナデシコ3番艦カキツバタに出撃準備を指示します。その側にはなぜかイネスさんがいたのでした。

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いまさら機動戦艦ナデシコ 第22話 「来訪者」を守り抜け?

過去って名前の亡霊さんに支えられているみんなの今。今があるから未来がある。過去は未来への始まり。亡霊さんが成仏したら 未来への糧 ってやつになるのかしらね・・・

ボソンジャンプの実験を拒む天河。それを追いかけるエレナさん。危うく木連の使者を乗せたシャトルに衝突しそうになりましたが、使者としてシャトルに乗っていた ユキナを無事に収容しました。
ユキナは 記憶喪失のふりをしていましたが、イネスさんにはバレバレのようでした。彼女の目的は和平交渉などではなく、兄・九十九を誑かしたミナトさんでした。

身分証(学生証)は返してもらえましたが・・・規則違反を見咎められた学生さんですね。

自分の栄達のため?のボソンジャンプの実現に不可欠な天河を追いかけて、エレナさんは天河の部屋で待ち伏せです。着替える天河のことは気にせずに説得を続ける彼女は、ついCC(チューリップクリスタル)の実験に絡む天河の父の死について口走ってしまいます。そのエレナさんを上半身裸の天河が問い詰めますが、彼女は慌てて天河の部屋を出て行くのでした。

迫る天河。赤面するエリナ。これだけ見ると・・

痴話げんかですね。
怒って出っていくエリナさん。

ユキナは監視の目が緩んだところで行動を開始します。目指すは遥・ミナトさん。その姿を求めてナデシコ艦内を巡っていました。

腹が減っては・・・と食堂に忍び込むユキナでした。


そして、ナデシコ温泉の前を通り過ぎようとしたとき、中からの聞き覚えのある声で足を止めます。
中では、一時木連の捕囚の身(実際は好待遇)だったメグミさんと遥さんがいました。

ユキナは湯船の中に潜んで遥さんを待ち伏せるのですが、のぼせ上がって敢え無くダウン。

逆に遥さんに介抱されることになってしまいます。


そこでの、爆弾での差し違えまがいの行動を優しく諫められ、ユキナは考えを改めるのでした。

ユキナが用意したのは、ボソンジャンプを応用した?超光速通信機でした。本来の目的とは違うのですが、ユキナは、九十九と遥に会話に機会を設けたのでした。

久方の再会に照れる九十九と涙する遥さん。「あ、れ、何でだろ…おかしいのに…」はあの早瀬未沙さんのセリフを思い出します。

「どうしたんだろ…おかしいね…涙が止まりませんよ」 早瀬さんの言葉(愛おぼえていますか )に聞こえてしまいました。

2人の様子を見ていたユリカはある決定を下します。それは木連との和平を実現すること。そのために、ユキナをナデシコで保護し、軍やネルガル上層部の説得を進めることにしました。

その時、ユリカの父コウイチロウが指揮する連合軍の艦艇群が出現しナデシコを包囲します。ユキナの引き渡しを求めるコウイチロウにユリカは理由を問い質すすのですが回答は得られません。
そこでユリカは威嚇のためにグラビティ・ブラストの射撃も命じます。が、発射体制に入ったところで正体を明かしたアカツキがメインキーを抜いたため、ナデシコは機関停止してしまいます。

父コウイチロウに「胸が大きく・・」と言われて困ってしまうユリカ。

ネルガル会長であるアカツキはナデシコを指揮下に置くことを宣言します。そして事態を穏便に済ますためにコウイチロウが乗艦してきました。

「心配するな。父親として悪いようにはせん」というコウイチロウ提督。ここにユリカ艦長・提督・アカツキ会長による三者会談という駆け引きが始まります。世間話から始まった会談ですが、コウイチロウは火星からの軍の撤退・クーデター・天河の父の死の関係をアカツキに問います。そこには以前の娘からの質問へ答えるためであったかもしれません。その質問への回答は、なんとプロスペクターさんの口から語られたのでした。それも艦内放送のおまけつきで。
事の真相が火星のボゾンジャンプテクノロジーの独占のため、それを発表しようとするテンカワ夫妻をネルガルが殺害したというものでした。さらに、ユキナを亡きものとして和平交渉には応じないことも明らかになりました。

事実が明らかになったことを確かめたかのような「というわけです。みなさん」のプロスペクターさんの言葉を合図に、ゴートさんが銃を撃ち、提督がアカツキくんを倒して内紛が始まります。

艦内放送によって三者会談はユキナを保護して艦内に隠れた天河の知ることとなります。2人を見つけたエリナさんは、天河を引き留めようと涙ながらに説得します。そこには、自分の目的のためではなく、好きな男性を想う女性の・・・を感じました。

ナデシコからの脱出を!

そんなエリナさんの説得に応じず、天河はユキナを連れて脱出を試みます。

その目に映るものは・・・、好意を抱く男性ですか?

リョーコ・ヒカリ・イズミの援護もあり、2人はエステバリスに乗り込み、ナデシコを飛び出すのでした。

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いまさら機動戦艦ナデシコ 第21話 いつか走った「草原」

まるで毎日がパーティだった 私たちは忘れていたわけじゃない 忘れようとしていたわけじゃない ただ もう少し時間がほしかった 夕暮れにいつまでも遊び続ける子供たちに しかし 宵やみは確実にやってくるのだ・・・

本話の特徴といえば、「ストーリーの流れが時間軸に沿っていない」ことでしょう。一見すると多数のショートストーリー(短編)が発生時刻と無関係に並べられているのですが、各短編の中に、次の短編につながるキーワードやクエストが入れられていて、抵抗なく話に入っていけるのです。

本話の始まりは、ナデシコが月を地球連合の手に取り戻すための作戦に参加するところからです。月に配備されている木星軍の部隊をおびき出し、そこをナデシコのYユニットに備え付けられている必殺武器・相転移砲で一気に殲滅するというものでした。作戦の成否は、ナデシコが予定時間内に目標地点に到達することの可否にかかっていました。

でも、Yユニット側の攻撃用コンピューター・サルタヒコは、ナデシコ側のコンピューター・思兼の制御を受け付けません。さらに、Yユニット内の重力制御を切ったり、通路に電流を流したりして、乗員のアクセスも拒絶します。もちろん相転移砲を撃つことなんてできません。

乗組員の間では幽霊を「見た」「見ない」という幽霊騒ぎが起きていました。いつもと違う性格の天河・アカツキ・イズミのエステバリスパイロットとジュン・ヒカル・リョーコの2組はが、瓜畑作の絶縁自転車でYブロック内をサルタヒコに向けて出発しました。これが砲撃開始予定時間の20分前のことでした。

サルタヒコに向けて自転車を駆る3人。強気な天河、弱気なアカツキ。・・・なイズミ。

ワイルドになって銃を撃ちまくるジュン

ここで舞台は砲撃?分前の「記憶麻雀」の世界になります。エステバリスのパイロットたち、ユリカ、イネスそしてルリちゃんの記憶が繋がっていて、各々が他人の過去を見える状態です。そこで、天河は初めて乗れるようになった自転車で、ユリカを乗せて草原を走ったことを思い出していました。

互いの記憶を覗くことができる不思議な空間。
イネスさんの牌は「天河」一色。ではルリちゃんのは?

ここで8分前に飛びます。Yユニット・サルタヒコに到着したアキト、アキツキ、イズミがそれぞれの思い人の姿を見て立ち尽くしています。アキトの前には山田が、アキツキの前には火星航路で亡くなった兄が、イズミには交通事故で亡くなった婚約者が立っていたのでした。

亡き兄の姿を見て茫然とするアカツキ

2人も婚約者がいた?
けっこうモテるのですな。

そして舞台は54分前に。木連の優人部隊の月臣が指揮する艦隊がナデシコと戦闘状態になります。ゲキガン・タイプが短距離ボソンジャンプを使ってナデシコに迫りますが、天河らはこれをなんとか撃退します。

45分前。エリナの提案に乗った天河は、CCが創り出すフィールドによりボソンジャンプ実験に臨みます。一同が注目する中、天河の乗ったエステバリスはボソンジャンプし月臣の乗る戦艦の直近に出現しました。そしてボソン砲の破壊に成功します。続いてアカツキがジャンプに挑戦したのですが、彼はジャンプできませんでした。

天河のジャンプ成功を見たときの表情。驚く3人だが、自説の正しさを知ったエリナは喜びの表情。

その後、舞台が転々としますが、砲撃3分前に天河らは、サルタヒコのある部屋に突入しました。サルタヒコをコントロールしていた無人兵器ヤドカリを破壊したことで、サルタヒコの制御は思兼のもとに置かれ、砲撃可能となったのでした。

相転移砲の威力は絶大でした。予定どおりにおびきだされた木連の艦隊は跡形もなく消え去りました。「こんなの反則だよ」とユリカ。それくらい強力なものでした。

戦闘終了後、イネスさんの解説がありました。木連のヤドカリがIFSを持っていた天河たちの意識をコンピューターネットワークの一部と勘違いしてハッキングしていた事が幽霊騒ぎや記憶麻雀の原因でした。ですが、IFS処理をしていないユリカとイネスが繋がったの理由は謎のままです。
また、天河は以降ボソンジャンプの実験に協力しないとエリナに次げるのでした。
一方、木星艦隊旗艦では白鳥九十九が上官の草壁に地球との和平を進言していまた。自室に戻ってゲキガンガーを視聴していた九十九のところに怒鳴り込む月臣と九十九の妹のユキナ。ゲキガンガーが嫌いなユキナは、壁に会ったポスターの下に貼ってあった遥さんの写真を指さし、兄が地球女に騙されていると非難します。そして単身和平の使者として、ユキナの姿がナデシコを目指すシャトルの中にあるのでした。

とっとも兄想い?
遥から兄を取り戻すことを誓うユキナちゃん。

記憶麻雀という設定と錯綜する時間軸に驚かされた本話です。物語も終盤に近付き、いろいろ鍵になる人物・アイテムが登場してきました。

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いまさら機動戦艦ナデシコ 第20話 深く静かに「戦闘」せよ

ふあぁ まだちょっと自己嫌悪が続いているけど 気にしないで ま 恥かいたのはどいつもこいつも一緒よね ちょっとの間だけ戦争忘れようと思ったけど 敵さんマジなんだもん あたしたち戦う大人になっちゃったのかな・・・

新艦長に扱いやすい人物を!という軍とネルガル上層部のもくろみが儚くも潰えたあと、艦長ユリカの指揮のもとでナデシコは第103後方支援隊(1艦だけだけど)としてインド洋にいました。

たるんだ空気の中。チューリップから木連の有人戦艦はなみづきが急接近。そしてナデシコの側でボソン反応が検知された、かと思いきや爆発が発生。
不意を突かれたナデシコでしたが、瓜畑が勝手に開発していた「ディストーション・ブロック」によって被害は最小限に抑えられました。

なぞの爆発と急接近する敵艦の動きに対するユリカの反応は速かった。すぐさまはるかさんに急速上昇を指示。間一髪、ブリッジへの直撃を躱します。

ナデシコはそのまま宇宙空間へ進みますが、敵艦も後を追ってきます。そして説明好きなイネスさんが、なぜか紙芝居スタイルで解説するのを、お祭り縁日の駄菓子を口にしながら視聴するブリッジのメンバー達。

紙芝居の大道芸人風のイネスさん。内容はしっかり戦況分析していました。

それを視聴するブリッジのメンバー達。手にはそれぞれ縁日屋台の一品が・・・

ユリちゃんはパラソルチョコです。今見ると懐かしい。

ディストーション・フィールドでは防げない攻撃への対応をエリナに迫られるユリカ。一度は沈黙でやり過ごそうとしますが失敗。でも天河の「・・・釣りを教わるはずだったのに・・・」の言葉に閃きます。

ユリカの作戦は「魚釣り」作戦。ナデシコは全動力を停止して「節電モード」で航行。敵艦の進路上に時限発火のミサイルをばらまきます。その間にエステバリスはソーラーセイルで航行して敵艦の背後を突ける位置につきます。
その作戦は、ミサイル=機雷源に敵艦を侵入させて撃沈する、のではなくミサイル群=撒き餌で、敵艦を所定の位置に誘導する作戦なのでした。

艦内の全エネルギーをカットしたので、艦内は無重力状態に。

無重力に慌てるユリカ。
ルリちゃんの「艦長、シート ベルトしないと危険 です」が後のポスターにつながったのか?(妄想です)

ナデシコは、アカツキからの「今日は大漁だ」のコールを合図に、相転移エンジンを起動し、エステバリス隊にエネルギー供給を開始します。エステバリス隊は、これまた瓜畑が開発したフィールドを一時的ながら中和・無力化する槍でもって突入。ボソン砲を破壊し、迎撃に出撃してきたデンジンも撃退に成功しました。

ダメージを受け撤収するかんなづきを見送るナデシコ。そこへかんなづきの艦長ゲンパチロウからの電文が届きます。ナデシコ艦長を男と決め付け「快男児」と称えているその文章に。「あたしこんなに可愛い女の子なのにーー!!」と怒るユリカでした。

ボソン砲=瞬間物質移送期、ディストーション・ブロック=空間磁力メッキ・波動障壁。そして瓜畑の「こんなこともあろうかと、艦内の被害部署をディストーションフィールドで隔離するシステムを開発してあったのさ。フッフッフッフッフッ…。」と、まさにヤマトの真田さんですね。エステの槍は、ATフィールドを突き破るロンギヌスの・・・でしょうか?改めてみると感心します。

話は敵味方の駆け引きを描く戦争物らしい内容で、戦略シュミレーションの天才といわれるユリカの活躍を描いていました。

木連のサブロウタ(右後)とゲンパチロウ(左前)のコンビも、いい感じです。木連の頃のサブロウタは、”堅物”ですね。

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ハイスクール・フリート 劇場版を見てきました

TV版の製作会社が無くなってしまいましたが、劇場版が公開されています。遅まきながら見てきました。

引用 劇場版ハイスクール・フリート特報より
© AAS/海上安全整備局
© AAS/新海上安全整備局

感想を書いて見ます。ネタバレになるかもしれません。

ハイスクール・フリートといえば少女たちと軍艦の組み合わせ。少女たちの学園生活を描いた部分と飛行機が出てこない世界における水上艦の活躍が描かれています。大艦巨砲も。

映画でもこの2つは健在でした。

引用 劇場版ハイスクール・フリート特報より
© AAS/海上安全整備局
© AAS/新海上安全整備局
引用 劇場版ハイスクール・フリート特報より
© AAS/海上安全整備局
© AAS/新海上安全整備局

「みけちゃん」「もかちゃん」の幼馴染 ペ アは健在です。もちろん「しろちゃん」も。でも映画ではしろちゃんの出処進退がポイントになります。
また、パンフレットによれば「お色気」を含んだシーンが3つあるそうですが、私には2つしか見つけられませんでした。そのひとつがこれ。水着武闘(剣道)です。

引用 劇場版ハイスクール・フリート特報より
© AAS/海上安全整備局
© AAS/新海上安全整備局

さて、今回も軍事面での危機が発生し、その対応に晴風が活躍します。

引用 劇場版ハイスクール・フリート特報より
© AAS/海上安全整備局
© AAS/新海上安全整備局
引用 劇場版ハイスクール・フリート特報より
© AAS/海上安全整備局
© AAS/新海上安全整備局

ミリタリーファンのためには大和型戦艦4隻が揃って参戦します。学生の航洋艦の出撃の前に、敵側による廃船を使った横須賀港の閉塞が行われ、ブルーマーメイドの艦艇が閉じ込められてしまいました。旅順港閉塞作戦をモチーフにしたのでしょうか?幸いにも犠牲者は出なかったようです。

引用 劇場版ハイスクール・フリート特報より
© AAS/海上安全整備局
© AAS/新海上安全整備局

TV版ではあまり活躍できなかったもかちゃんでしたが、劇場版では射撃指揮で素晴らしい技量を発揮します。それを引き立てるのが描写の進化でした。

TV版での武蔵の発砲シーンです。

戦時中の武蔵の発砲時の写真
永橋爲茂氏の写真らしい

NHK特集(と思われ)の1シーン。 
映画での描写はこれに似ていました。特に砲口爆風によって海面の波立様子が緻密でした。

出演キャラの間の信頼・友情関係のストーリー、そして悩みと武骨で緻密な軍艦の描画に満足できた映画でした。

いまさら機動戦艦ナデシコ 第19話 明日の「艦長」は君だ!

ま、先週のことはいいとして、お月様のあたりに何だか怪しい動きがあるとか言われて、わたしたちはパトロール。でもね、何ごともなくルーティンなお仕事って、いいような悪いような・・・

会社でよく言われるのが、ルーティンな仕事は「誰にでもできるように」「マニュアル化」です。そして、経費の安い外部に委託して・・・、社員は売上や利益のあがる仕事へ投入・・・。でもね、大抵の場合、目論見が外れて、下端の社員が多くの仕事を抱えることになるのです。

本話のナデシコは、月周辺で木星艦隊の動きを調査していました。そして、幼い頃、父親に「自分の一番星を見つける」と言われたことを思い出したリョーコちゃん。戦いしかない自分に少々おセンチになっています。

ルーティンなお仕事ですから緊張した空気は感じられません。だからでしょうか、艦内の各所に「ナデシコ一番星・明日の艦長は君だコンテスト」のポスターが貼られ、多くの乗組員の話題をとなっていました。
実はこれ、軍をネルガル上層部のタイアップによるイメージアップ作戦でした。ムネタケほ暴走させた機密漏洩事件以来、退職者が続出していることへの対策だそうです。
少ない予算で効果的なイメージアップを図る。現実世界でもよく聞く話。退職者を減らしたければ労働条件を改善しろよ!と思うけど、それには応じず予算をけちる経営陣も既視感がありますね。

本当にありそうなポスター。

昨今ならセクハラ!と言われそうな案件ですが、そこは敏腕管理職のプロスペクターさん。ごり押しする上層部をいなし、抗議に訪れたユリカを難なく説得し、さらにユリカにコンテスト出場を承諾させたのでした。(お見事)

ユリカ艦長公認のコンテストに、乗組員はざわついています。「戦争終結後に・・・」というユリカの説明を繰り返すかのように、「この戦いが終わったらどうするの」とリョーコちゃんに問うヒカルちゃんとメグミちゃん。実は、リョーコちゃんの視線の先に天河がいることを知っての上でからかっていたのでした。

そしてコンテストです。司会はプロスペクターさん。解説は瓜畑とアカツキと予想通り?の配役です。
トップバッターはヒカルちゃんです。ゲキガンガーのオープニングソングを熱唱して最後に水着姿に早変わり。そしてミナミさん、イズミちゃん、メグミちゃん、ホウメイガールズと続いていきます。

ひかるちゃん!

みなみさん!

めぐみちゃん!

それなりに盛り上がるコンテストを天河とリョーコちゃんはブリッジのモニターで見ていました。「(木星の)戦うだけの冷たい連中とは違う」という天河の言葉にう俯き加減でその場を立ち去るのでした。

司会がジュンに変わったコンテストでは、ユリカが登場しました。「私らしく」を熱唱します。

さすがヒロイン?
歌もきまっています。

決めポーズ

そこに突然警報が・・・。とこれは思兼の演出なのでしょうか?なんとルリちゃんの登場です。「あなたの一番になりたい」を唄うのでした。

まさかの登場のルリちゃん。

天河と別れたリョーコちゃんは格納庫のエステバリスの操縦席にいました。そしてモニタ越しに怪しい光を見つけ、エステバリスで出撃していきます。

コンテスト会場ではルリちゃんの唄が続きます。スモークに隠れたところで水着にチェンジ。「よくやるわね」と降参したエリナさん。「よかったよ」の天河の声に頬を赤らめて俯くルリちゃんは可愛らしいですね。

・・・・・。

その頃、エステバリスのリョーコちゃんが目にしたのは、木星の有人ミサイルの姿でした。ボソンジャンプで目標を有視界で捉えられるところまで接近し、パイロットの脱出とともに加速して目標を撃破するミサイル兵器。木連は新しい戦術の実験をしていたのでした。

木連の戦術を解説しながら登場したイネスさん。

ミサイルの爆発を検知したナデシコ内には警報が鳴り響きます。アキト、ヒカル、イズミが出撃します。単騎戦闘の最中、自分がみつけた1番星が戦いであることに悩んでいるリョーコちゃん。そんな彼女を天河が励まします。ヒカル、イズミ、アカツキも加わり、同じ気持ちであることを打ち明け、リョーコちゃんのわだかまりは消えていくのでした。

ところで、コンテストの結果はダントツ1位のルリちゃんの辞退によって、同票2位多数によるジャンケン決戦となりました。その結果、ユリカが繰り上げ当選によって再任が決定しました。若くて可愛いくてバカなアイドル艦長が出てくる事を祈っていた上の連中の思惑は、儚く潰えたのでした。

ところで、資料によると、「君が艦長だコンテスト」を企画した代理店サイドの「イケダ」さんは、ナデシコのプロヂューサーがモデルだそうです。ルリちゃんファンなところも同じだとか・・・。

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