いまさら太陽の牙 ダグラム 第47話 悲しみの爆走

もたらされた悲しい知らせに 若者の心が激しく歪み 絶望の狂気が走る もう決して還らぬものを追って 決死の爆走が地獄を目指す やがて すべてが終わり 戦場を静寂が支配し 戦士の心が冷えていく

第46話 予告より

ドナンは前回の事件を受けて、もはやアンディ問題の解決には三州のトップと直接交渉しか道はないと判断するのでした。そして留守をラコックとレークに任せて地球へ帰還しました。

「これでしばらくは煩わしい足枷が居なくなっているわけだ」とラコック。悪役には酒が似合います。

ラコックの動きは素早い。事を荒げてはいかんというドナンの言葉を無視して、政策方針の転換をレークに要請します。それもデロイア人の権利を無視した初期のもの。

その要請にレークは驚き反問しますが、ラコックはドナンの意志だと偽って方針変更を強います。手始めは野戦病院の解体でした。

病院解体の報せはゲリラたちにもすぐに伝わった。レークは三日間は追撃を行わない、その間に脱出せよとの声明を発表しましたが、誰もが軍が約束を破ると見ていました。

こうなると速やかに負傷している同志たちを救う手立てを考えなければなりません。そこでザルツェフは、負傷者たちを三方に分けて脱出させる計画を立てました。

鉱山入口附近に潜む「太陽の牙」には、鉱山内へ逃れる一隊を安全に引き入れるために軍を攪乱する任務が与えられました。

リタが裏切ったと信じて落ち込んでいたジョルジュは、サマリンを訪れたラルターフからリタの死を告げられると逆上し、暴れ始まますが・・

ラルターフにつっかかって、逆に凹まされたジョルジュ。

今度は連邦軍に怒りをぶつけるジョルジュ。ミサイルポッドを取り付けたバイクに乗って飛び出していきます 。

負傷者を乗せた車輌が鉱山に近づいたことを確認した「太陽の牙」は、打ち合わせ通りソルティックを擁する検問を襲撃します。ですが隠れていたブロックヘッドと歩兵によって挟撃されてしまいます。

さらに軍は負傷者たちに銃口と突きつけ、鉱山内へ入るルートを教えるように脅しをかけてくる。進退極まったそのとき、ジョルジュがバイクでブロックヘッドに特攻、チャンスとばかりに反撃したダグラムによって敵は駆逐され、同志を守る任務は成功に終わった。

やけくそになったジョルジュの行動。今回は、仲間の役に立ったのでした。

戦いの後、ロッキーら「太陽の牙」のメンバーたちは泣きじゃくるジョルジュから、リタの死を知らされるのでした。

荒れるジョルジュを見て、いまはつらいだろうが事実を早く知った方が立ち直るのも早い、というサマリン博士の言葉。この辺は年の功ともいうべきか年長者の配慮が沁みます。

前へ  戻る 次へ