いまさら太陽の牙 ダグラム 第45話 夢散らす銃声

時にはウソとわかっていても信じたいのが女 とリタは言った だがそれが どんなに冷厳な事実としても 受け入れられぬことがある 動乱の時代の波に彷徨う 根無し草が 花もつけずに凶弾に沈んだ

第44話 予告より

始まりは夜のカーディナル。ラコックはロイルに武器調達を約束させたことでにんまり。表向きはゲリラを陥れる策に使うことになっていますが、その実は・・・。ラコックの策略家としての才が現れています。

ラコックが味方だと思っているロイルの坊ちゃんぶりには困ったものです。

「様々な可能性を検討しろ」とか、せめて「最悪の事態を想定しろ」とか、企業人の基本を叩きこむ必要がありますね。

続いて夜のアンディ。ウォールの偽名で行動していたデスタンは、リタがドアの外で聞き耳を立てていることに気づかず、ラコックからの指令を受けていました。

指令の内容はアンディ鉱山入口のふたつ前の駅であるアガナ駅で、ロイルから買った武器の入った荷を受け取り、それをアンディ鉱山行きの列車の載せるというものでした。

この荷物を鉱山入口駅で行われる連邦軍の臨検で発見させることで、非合法に武器が流れ込んでいるという、鉱山内へ立ち入る口実が成立するわけです。

このやりとりの一部始終を聞き、信じていたデスタンが裏切り者だと知ったリタは、泣きながら夜の街へ消えた。

リタがいなくなったことは「太陽の牙」の面々にも影響を及ぼしていました、特にジョルジュの動揺が大きなあものでした。偽情報で自分たちを騙していたこともありますが、好きだった女に自分の知らない世界があり恋人らしき男がいたことが一番のショックだったのでした。

一方リタは思い悩んだ末、デスタンと一緒にどこか遠くに行って、一からやり直そう、今度は自分がデスタンを助ける番だと考えるのでした。

片やデスタンは落ちぶれた自分に嫌気がさし、これを最後の仕事にするつもりでした。

そしてアガナ駅。デスタンが指示通りに荷を貨車に積んでいるとリタが現れ、ふたりで逃げようとデスタンの説得を試みます。

デスタンの心が傾きかけた所に、間が悪くラルターフが現れます。

リタが密告したと勘違いしたデスタンは彼女を射殺、そのまま行方を眩ませてしまう。

哀れにもリタは、信じていたデスタンの手によって命を散らしてしまうのでした。

デスタンの計略を知ったラルターフはジャーナリズムの原則を破り「太陽の牙」へ事情を通報しました。

ブロックヘッド3機を相手に苦戦するダグラム。
チコの援護がダグラムとクリンを救います。

出撃したダグラムの活躍によってラコックの陰謀は阻止されました。喜ぶ太陽の牙の面々はリタの死をいまだ知らない・・・。

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