いまさら太陽の牙 ダグラム 第48話 その名は解放軍遊撃隊

望むと望まぬとに拘らず 戦いは独立へと向け 組織化されていく 肥大する戦争のメカニズムの中に 組み込まれていく若者のうめきが 歯車の軋みのごとく 戦場に流される 情念を見失った戦いに 戦士の魂が戸惑う

第47話 予告より

舞台は夜の山中。リタの死は、「太陽の牙」の面々にやり場のない怒りと切なさをもたらしました。冷静さを欠いたジョルジュは通りがかりの連邦軍の車輌にライフルを構えて突っ込もうとします。

その場はロッキーとチコがジョルジュを組み伏せ、事なきを得ます。二度と勝手なことはするな!と叱るロッキーに、 連邦軍など皆殺しにすればいい 、と応じるジョルジュ。

「もういままでのような行き当たりばったりの戦いは許されない。司令部直属の遊撃部隊なんだ」と諭すキャナリーらには、「組織の歯車になれというのか!」と噛みつく始末。

ジョルジュを見ていると、組織において集団行動をとれない輩と重なります。本人は「自分が正しい」と思っているので手に負えません。

一方地球のカシム家では皆が久しぶりに家族で食卓を囲んでいました。ですがその空気はひどく刺々しいものだった。

デロイアの政局次第で予算編成が変わるのはよくあること。事件はその予算会議場で、ラビンが弟のクリンがゲリラであることを他局に他人に揶揄されたことでした。

彼はカシム家の名に泥を塗り自分の仕事の邪魔をしているクリンに怒り、その矛先をレークどころか継母のフィナにまで向けます。

自分の血のせいだと悲しむフィナに、ドナンはクリンこそ最も自分の気性を受け継いでいるのかもしれないと話すのでした。

さすが大物政治家の食卓です。
料理は豪華ですが、雰囲気は最悪です。

愚痴るラビン

それに同調するロイド。
いい大人が情けない。

そしてパルミナ。正式に解放軍遊撃隊の名を与えられた「太陽の牙」に、周辺に展開している連邦軍の通信システムの要であるデレエム電波中継塔破壊の命令が下されました。

「太陽の牙」はロッキーの指揮でさっそく行動を開始する。守備兵力が不明のためにロッキーは、ダグラムを押し立てての強攻作戦を決行、施設を攻略する。

グラブガンナーに手こずったものの、圧倒的な強さを見せたダグラム。

落としてみると守備兵力はわずか20名、クラブガンナーを装備しているとはいえ、ダグラム相手では持ちこたえられないことは明白でした。なぜ降伏しなかったと問うロッキーに、虫の息の連邦軍兵士は命令に従い戦うのが軍人だ、と答えて息絶えるのでした。太陽の牙の面々の心を重く暗い影が覆うのでした。

大きな闘いの勝ためには組織が必要。そのためには歯車になることもいたしかたない。ハックルの言葉ですが、まったくもってその通り。でも、理屈では納得できても感情は別ものです。当たり前のことなのですが、本話を見ていると改めて考えるところです。

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いまさら重戦機エルガイム 第31話 キャッチ・ウォー

ダバをリーダーに迎えて、反乱軍もいよいよ組織的になってきたね。ポセイダル打倒も夢じゃなくなったって訳だ。軍に侵入していたスパイがギワザの動きを連絡してきた。ダバの指令で、ギワザを迎え討つ反乱軍。なんだ?こいつら実戦できるのかよ!恐いネイが出て来たってのに。 SEE YOU AGAIN! “CATCH WAR”

第30話 予告より

ギャブレーはギワザに呼び出されていました。 身勝手にダバを追い掛け回す 一方で先の戦闘に参加しなかったことなどから嫌疑をかけられていたのでした。ギワザはギャブレーに反乱軍のトライデトアル基地攻撃の先鋒を命じるのでした。

一方、ダバ達もトライデトアル基地に入っていました。反乱軍のリーダーとして認められたダバをしたって反乱軍志願者も増えました。それぞれの部隊で硬い団結を結ぶようになっていました。

ダバは少年兵のあこがれ!質問攻めにあいます。

皆の期待に応えようとするダバ。そこにギワザの部隊に潜入したスパイからの通信が入ります。反乱軍兵士、イッカの兄、マザン・ハミルトンがスパイとしてギワザ艦に潜入、命懸けで送信したものでした。だがそんな自分の命をみすみす捨てるような作戦を、ダバは嫌悪した。自分をしたって集まってきた人たちを死なせたくない。ダバをリーダーとしての重圧が責めるのでした。

皆の生命を重んじ、以後のスパイ活動を禁じたダバ。
でも勝利のためには・・・

ネイにいたぶられるマザン。

ギワザは、ネイにもトライデトアル攻撃先鋒を命じ、自らも大気圏内に降下していきます。

ダバは、マザンに報いるためにもと奮起し、マークⅡを中心とした迎撃作戦を立て、出撃命令を出すのでした。

一方、両者の動きを見ていたギャブレーは、ギワザの行動に疑問を感じ、スレンダー・スカラを衛星軌道上で待機させるのでした。

新型HMグルーン。今回はネイが搭乗しています。

戦いは五分五分の展開となります。 初めての作戦指揮に 戸惑いながらも部下をかばいながら戦うダバ。そして、ついにバスター・ランチャーの射程に敵艦を捉えました。

「いっけー!」と言いたくなる一瞬。一発で態勢をひっくり返してしまうバスター・ランチャーの威力!

閃光はネイのグルーンを破壊しながらギワザの艦を貫きます。自軍の損害の大きさに驚いたギワザは隊を後退させるのでした・・・。

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いまさら太陽の牙 ダグラム 第47話 悲しみの爆走

もたらされた悲しい知らせに 若者の心が激しく歪み 絶望の狂気が走る もう決して還らぬものを追って 決死の爆走が地獄を目指す やがて すべてが終わり 戦場を静寂が支配し 戦士の心が冷えていく

第46話 予告より

ドナンは前回の事件を受けて、もはやアンディ問題の解決には三州のトップと直接交渉しか道はないと判断するのでした。そして留守をラコックとレークに任せて地球へ帰還しました。

「これでしばらくは煩わしい足枷が居なくなっているわけだ」とラコック。悪役には酒が似合います。

ラコックの動きは素早い。事を荒げてはいかんというドナンの言葉を無視して、政策方針の転換をレークに要請します。それもデロイア人の権利を無視した初期のもの。

その要請にレークは驚き反問しますが、ラコックはドナンの意志だと偽って方針変更を強います。手始めは野戦病院の解体でした。

病院解体の報せはゲリラたちにもすぐに伝わった。レークは三日間は追撃を行わない、その間に脱出せよとの声明を発表しましたが、誰もが軍が約束を破ると見ていました。

こうなると速やかに負傷している同志たちを救う手立てを考えなければなりません。そこでザルツェフは、負傷者たちを三方に分けて脱出させる計画を立てました。

鉱山入口附近に潜む「太陽の牙」には、鉱山内へ逃れる一隊を安全に引き入れるために軍を攪乱する任務が与えられました。

リタが裏切ったと信じて落ち込んでいたジョルジュは、サマリンを訪れたラルターフからリタの死を告げられると逆上し、暴れ始まますが・・

ラルターフにつっかかって、逆に凹まされたジョルジュ。

今度は連邦軍に怒りをぶつけるジョルジュ。ミサイルポッドを取り付けたバイクに乗って飛び出していきます 。

負傷者を乗せた車輌が鉱山に近づいたことを確認した「太陽の牙」は、打ち合わせ通りソルティックを擁する検問を襲撃します。ですが隠れていたブロックヘッドと歩兵によって挟撃されてしまいます。

さらに軍は負傷者たちに銃口と突きつけ、鉱山内へ入るルートを教えるように脅しをかけてくる。進退極まったそのとき、ジョルジュがバイクでブロックヘッドに特攻、チャンスとばかりに反撃したダグラムによって敵は駆逐され、同志を守る任務は成功に終わった。

やけくそになったジョルジュの行動。今回は、仲間の役に立ったのでした。

戦いの後、ロッキーら「太陽の牙」のメンバーたちは泣きじゃくるジョルジュから、リタの死を知らされるのでした。

荒れるジョルジュを見て、いまはつらいだろうが事実を早く知った方が立ち直るのも早い、というサマリン博士の言葉。この辺は年の功ともいうべきか年長者の配慮が沁みます。

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いまさら太陽の牙 ダグラム 第46話 術策と機略

一触即発の緊張をはらんで 不気味な膠着を続けるアンディに ひとりの男がやってきた フォン・シュタイン大佐をして 最も頼りになる軍人と言わしめた ジャッキー・ザルツェフ少佐である 時を同じくして パルミナ連邦軍基地に 最も危険な男が降り立った

第45話 予告より

ドナンの身体は確実に死に近づいていたが、彼はその事実を押し隠しながらラコックに新たな命を下します。パルミナへ戻るレークに同行し、ゲリラと手を切り連邦軍に協力するように、アンディ鉱山の三州代表を説得せよというのが内容でした。

してやったり!自らの思惑通りに事が運び、ほくそ笑むラコック。

これまでの追い落とし工作が実り、ドナンがレークの政治手腕に疑問を抱いた結果でした。

偽装ゲリラや武器密輸など、激しくなっていく連邦軍の謀略に対抗するため、サマリン博士はジョークたちに各地に散るゲリラに連帯を呼びかけるよう指示をだします。

その最中、アンディにやって来たザルツェフがサマリン博士との面会を求めてきました。

幾多の紆余曲折を経てザルツェフは解放軍参謀就任を受託することになりました。

三州代表との会見を持ったラコックは、独立を阻止した後も鉱山における三州の利益を保証することで、形だけでも軍の導入を認めさせるのでした。

ラコックの狙いは鉱山内でゲリラ容疑者を狩り立て、彼らに引き鉄を引かせることにありました。

ラコックのやり方に不満な行政府指導部。

ですがサマリン博士はその意図を察知し、ザルツェフは鉱山の外で騒動を起こす作戦を提案しました。これで連邦軍にゲリラが鉱山外にいることを印象づけようとしたのでした。

作戦目的は敵への攪乱のみ。作戦実行は「太陽の牙」だけ。そして、その夜のうちに作戦は開始されました。ロッキーとビリーは東部入り口を、チコ、キャナリー、ナナシは鉱山入り口を、主力たるダグラムはロリー鉱山を攻撃しました。

ダグラム出現の報を受けた軍は近傍の第8基地から増援を派遣しますが、到着した時にはダグラムはすでに姿を隠していました。

ゲリラがいなければ軍は鉱山から出て行くしかありません。ザルツェフの解放軍参謀としての最初の策は見事に成功を納めたのでした。

ザルツェフがその力量を発揮した一方で、リタのことを忘れられないジョルジュは、アンディの街で彼女の姿を捜したり、作戦に不平不満を鳴らしたりと駄々っ子状態でした。少々情けないですね。

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いまさら重戦機エルガイム 第30話 アワ・マスター

反乱軍の奴等、ダバをリーダーに祭っておきながら、誰もダバの言う事を聞きゃしない。その上、あいつら勝手に攻撃を仕掛けに行って、しっかりネイの罠にはまっちまうんだな。ダバ、助けに行くのか?放っときゃいいのに。アララ、今日のネイは殺気立ってるぜ! SEE YOU AGAIN! “OUR MASTER”

第29話 予告より

スヴェートを攻撃した実績をもつダバ。そんなダバの名を聞いて続々と集結する反乱軍兵士たち。セムージュはこの機会にギワザ艦隊を撃つことを勧めます。

怪しげな雲行き―彼等が自分を利用することしか考えていないことに気付いたダバは、そこで初めてレッシィが去って行った理由を理解したのでした。

ダバの良心の問題は体勢には関係ない、と諭すセムージュ。

結局、ダバはセムージュ達に反乱軍リーダーとして祭り上げられていきます。だが、セムージュ達はダバの前では愛想がいいものの、ダバの言うことを本当に聞き入れてはいませんでした。

キャオと反乱軍兵士のいざこざの最中、ダバのセイバーを見たセムージュはダバの秘密に気付くのでした。

なかなか腰を上げない慎重派のダバに業を煮やしたセムージュは、仲間を率いてギワザ艦隊に討って出ました。

ポセイダル軍側もネイの指揮の元、反乱軍と戦闘に入ります。でもこれはネイの罠でした。罠に気付き指示を出すダバでしたが、同志達はやはり彼の指示には従いません。

一向にセムージュは聞き入れようとしない。ダバはMkⅡで発進、自分しかダバのことを思ってやれないと考えるアムが後を追います。

ダバに続いて、エルガイムMkⅠで出撃するアム。

ネイのオージェ対ダバのMkⅡ。完成度が上がったMkⅡはオージェを圧します。

そんなダバの姿に心打たれたセムージュ達は一致団結してダバを援護し、難を逃れた。こうしてダバとセムージュは認め合い、打倒ポセイダルを共に誓うのでした。

セムージュ達は、ダバを本当のリーダーと認めました。
皆に背中を押され、覚悟を決めたダバも打倒ポセイダルを宣言するのでした。

本話のギャブレー君はギワザやネイの命令に従わず、レッシィを捜し始めたり、と無茶な行動が目立ちました。

パメラをネイのスパイと見破ったところで「女にもてるようになった」と喜んでいるおばかさん?


さらに遅参したことでネイを本気で怒らせてしまいまうのでした。いくら野心があるからといっても組織の一員であること(上司の意向)を忘れてはいけませんね。

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いまさら太陽の牙 ダグラム 第45話 夢散らす銃声

時にはウソとわかっていても信じたいのが女 とリタは言った だがそれが どんなに冷厳な事実としても 受け入れられぬことがある 動乱の時代の波に彷徨う 根無し草が 花もつけずに凶弾に沈んだ

第44話 予告より

始まりは夜のカーディナル。ラコックはロイルに武器調達を約束させたことでにんまり。表向きはゲリラを陥れる策に使うことになっていますが、その実は・・・。ラコックの策略家としての才が現れています。

ラコックが味方だと思っているロイルの坊ちゃんぶりには困ったものです。

「様々な可能性を検討しろ」とか、せめて「最悪の事態を想定しろ」とか、企業人の基本を叩きこむ必要がありますね。

続いて夜のアンディ。ウォールの偽名で行動していたデスタンは、リタがドアの外で聞き耳を立てていることに気づかず、ラコックからの指令を受けていました。

指令の内容はアンディ鉱山入口のふたつ前の駅であるアガナ駅で、ロイルから買った武器の入った荷を受け取り、それをアンディ鉱山行きの列車の載せるというものでした。

この荷物を鉱山入口駅で行われる連邦軍の臨検で発見させることで、非合法に武器が流れ込んでいるという、鉱山内へ立ち入る口実が成立するわけです。

このやりとりの一部始終を聞き、信じていたデスタンが裏切り者だと知ったリタは、泣きながら夜の街へ消えた。

リタがいなくなったことは「太陽の牙」の面々にも影響を及ぼしていました、特にジョルジュの動揺が大きなあものでした。偽情報で自分たちを騙していたこともありますが、好きだった女に自分の知らない世界があり恋人らしき男がいたことが一番のショックだったのでした。

一方リタは思い悩んだ末、デスタンと一緒にどこか遠くに行って、一からやり直そう、今度は自分がデスタンを助ける番だと考えるのでした。

片やデスタンは落ちぶれた自分に嫌気がさし、これを最後の仕事にするつもりでした。

そしてアガナ駅。デスタンが指示通りに荷を貨車に積んでいるとリタが現れ、ふたりで逃げようとデスタンの説得を試みます。

デスタンの心が傾きかけた所に、間が悪くラルターフが現れます。

リタが密告したと勘違いしたデスタンは彼女を射殺、そのまま行方を眩ませてしまう。

哀れにもリタは、信じていたデスタンの手によって命を散らしてしまうのでした。

デスタンの計略を知ったラルターフはジャーナリズムの原則を破り「太陽の牙」へ事情を通報しました。

ブロックヘッド3機を相手に苦戦するダグラム。
チコの援護がダグラムとクリンを救います。

出撃したダグラムの活躍によってラコックの陰謀は阻止されました。喜ぶ太陽の牙の面々はリタの死をいまだ知らない・・・。

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いまさら重戦機エルガイム 第29話 クロス・ポイント

反乱軍のアジトでひと息付いたのも束の間、急にヒスを起こしたレッシィが、散々喚いた挙げ句、船を飛び出して行っちまった。ネイの襲撃に苦戦のダバを救ったレッシィだが、とうとうそのまま戻って来ないんだよな。彷徨うレッシィの前に現れたのは・・・ありゃあホエールじゃあないの? SEE YOU AGAIN! “CLOSE POINT”

第28話 予告より

合流した反乱軍のまとめ役セムージュはダバを反乱軍のリーダーとして扱います。ダバはそんなセムージュに当惑する。親の仇討ちを考えている自分が、反乱軍の中心人物とされていることに違和感を感じていたのでした。

ひさしぶりに支援を受けられ、休憩モードのキャオとアム。

水浴びと言えばお約束のサービスシーン。でも貧弱。

その頃、ギャブレーの方はダバ達の行方が分からずにごきげん斜め。

迷うダバの姿に不満を抱いたガウ・ハ・レッシィは酒を呑み、その勢いでダバばかりか仲間一同に不満を爆発させます。

意外に絡み酒?

結局いつもの喧嘩に突入したレッシィとアム。この後、ダバが仲裁にはいりますが・・・。

ギャブレーをパメラで足止めしている隙に、ネイはギワザと密会です。

こちらも反ポセイダルで共謀しています。トライデトアルの占拠なんて考えているようです。

さんざん悪態をついて、結局レッシィはダバ達と別れることを選択します。

レッシィの真意が解らず困惑するダバ。

ディザードで飛び出してしまいます。

その中、ネイ・モー・ハン達がターナに襲い掛かります。ダバはMkⅡで出撃しますが、開発中の機体でA級に挑むのはいささか荷が重いようです。セムージュがMkⅠで援護に回るのですが・・・。

ここでオージェの必殺技‼スローランサー一斉射。
ツクダのSLGでもこれを喰らうと悲しい。

MkⅡは串刺しに。新品が痛々しい。

MkⅠも動けません。


そんな彼等を救ったのは、飛び出して行ったずのレッシィでした。引き際を心得たネイは退却し、ダバ達は危地を脱したのでした。ですが、そこにはレッシィの姿はありませんでした。

ダバ達と別れたレッシィはギャブレーの部隊と交戦に入りますが、危ういところをアマンダラ・カマンダラに救われます。

収容したレッシィの荷物を確認していて、思わずにんまりするアマンダラ。

結局、ダバにはレッシィの考えは分からないのでした。

本話のギャブレー君は、パメラにハニートラップを仕掛けられます。

ちゃんとツボを押さえているパメラ。サートスターでの活躍といい、スレンダー・スカラの乗員を務めているだけのことはあります。

古典的ですが効果は抜群のハニートラップ。ネイの謀略にはまらなくて幸運でした。

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いまさら太陽の牙 ダグラム 第44話 疑惑の二重スパイ

若き戦士たちは叫んできた 信じあえる強さ これが俺たちの誇りだ だが人の心は弱い 表があれば裏もある ひとたび点ぜられた疑惑のドス黒い染みは 若者たちの心を蝕んで広がった 結束が揺らぐ

第43話 予告より

かつてのゲリラのリーダーもいまではラコックの手先。連邦軍とゲリラが睨み合いを続けているアンディ鉱山に姿を現したのはデスタンでした。彼はラコックの指示に従い、集めた荒くれ者たちに銀行を襲撃させたうえにゲリラの仕業に見せかけていきます。ラコックの狙いはレーク行政官を失脚させるための布石なのでした。

電話代が嵩む、と愚痴りながらも、しっかりラコックにたかるデスタン。

悪だくみをする輩には、寝酒が似合います。
悪者役が板に付いてきたラコック。

新聞報道で事件を知ったロッキーたちは不心得な仲間に怒るが、リタがなにかおかしいと異を唱えます。クリンも、もしかしたら市民の支持を失わせるために連邦軍がゲリラを偽装しているのではないか、と推測するのでした。

二人の考えを聴いていたロッキーの「もしそれが正しいなら事件はこれからも続く」の言葉の通り、デスタンたちはゲリラを騙った襲撃事件を繰り返すのでした。

汚いやり口に憤りは高まるが、今は為す術がありません。そんなロッキーたちを見ながら、リタは街へ買い出しに出かけます。

そこでリタはデスタンと出会います。ロッキーたちから見れば裏切り者のデスタンでしたが、そんな事情を知らないリタには、デスタンはかつてのヒーローなのでした。

なぜか「いい人」感を漂わせていたデスタン。

酔客の要求に応えてストリップをしようとしたリタ。
デスタンに頬を張られてしまって呆然としています。

でも、今のデスタンは違います。リタがゲリラでしかも「太陽の牙」と行動を共にしていることを知ったデスタンは、リタに偽情報を与えて、「太陽の牙」を嵌めようと企むのでした。

リタが持ち帰った情報に従って偽ゲリラを補足のために「太陽の牙」はダグラムを伴って出撃します。ですがそこにいたのは連邦軍。CBアーマーを持つ部隊に包囲されたロッキーたちはたちまち窮地に陥ってしまいました。

結局、ダグラムの活躍によって窮地を脱したものの、問題は残りました。それはリタに偽情報を与えた男の正体です。

皆に情報元を教えるように迫られたリタは、自分にとって天使にも等しいデスタンが裏切り者であるはずがないと、泣きながら走り去っていく。

時には嘘だとわかっていても信じたい。本当のことにしちゃいたい時が「今」なのでしょう。

そのころデスタンは酒場で「俺も堕ちたもんだ」と、自嘲しながら一人酒を飲んでいるのでした。

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