いまさら太陽の牙 ダグラム 第43話 仕組まれた背信

戦いの質が変わる 戦いのスケールが変わる ゲリラたちの戦いはレジスタンスの域を超え 全デロイアの 解放へと向かう 参謀が欲しい 戦略的に 戦術的に大軍を 動かす司令官が欲しい サマリン、J・ロックがこの男と見込んだその男の名は

第42話 予告より

鉱山のゲリラたちの間に、封鎖されて身動きができないための精神的ストレスが蔓延しつつありました。

アンディ盆地の本拠で組織作りを進めるサマリン博士は、強力なスタッフ、特に作戦のプロによる参謀の必要性を痛感していました。
開口一番「スタッフだ。強力なスタッフがほしい」とはサマリン博士の言葉でしたが、仕事をしていてもいつも思います。

そして、優秀な人物は広く知られているようで、よく人材エージェントに引っこ抜かれてしまいます。待遇には気をつけなければなりません。

一方、カーディナルではザルツェフ少佐がランベル港作戦での命令不服従を軍法会議で処断され、一カ月の禁足に処せられていました。

参謀をスカウトする任に当たっていたJ・ロックは、ザルツェフに目を付け密かに工作を進めていたのだが、そこにかねてからの上層部批判と再三の強引な作戦指揮の責任が問われ、事務職へ左遷されるという噂をキャッチしました。もし噂が本当なら、引き込み工作に絶好なチャンスが生まれる。J・ロックは部下にさらなる情報の収集を命じるのでした。

或る日のザルツェフとJ・ロック。この頃のJ・ロックは隻眼ではなかったのですね。

サマリンはロッキーとキャナリンを使者に立て、カーディナルのJ・ロックの下へ督促を行う。なにしろザルツェフは生え抜きの将校であり、新たに結成される人民解放軍へ迎えることができれば大きな力になることは間違いなく、連邦軍に対して少なくない動揺を与えるに違いない。サマリンとしては絶対に欲しい人材なのだ。

頭の回転が速いJ・ロック。キャナリーに対しても巧みな話術でほめたたえるのでした。

アンディ鉱山の状況を知ったJ・ロックは寝返り工作をさらに推し進めるため、ザルツェフが裏でゲリラと通じているという噂を流して、軍の彼への信用を失墜させていきます。

軍に仕打ちを受けても忠誠心を失わなかったザルツェフ少佐でしたが、そんな噂を知ったフォン・シュタインは彼の更迭を決意し、少尉に降格のうえ軍刑務所送りにしてしまいます。

そこをJ・ロック部隊が襲撃、ザルツェフを護送部隊から奪取します。J・ロックからサマリンが自分を求めていると知らされたザルツェフはアンディ盆地へ同行することに同意、飛行機に乗ってパルミナに降り立つのでした。

久し振りに相対したJ・ロックとザルツェフ。
J・ロックの勧誘は効果的で、ザルツェフはサマリン博士の下に行くことに同意したのでした。

元々は、功を焦った新任指揮官のミスが発端のザルツェフ少佐の左遷事件。それを組織内の力関係が推し進めました。
会社に入りたての頃は気がつかなかったのですが、弱いを重ねた今日この頃では、少しは察することができるようになりました。

組織におもねってしがみつくか、少佐のように他の組織でも必要とされる人になるか。世渡りのスキルも大切ですが、若い人には後者を目指してほしいものです。

前へ 戻る 次へ

いまさら重戦機エルガイム 第28話 ネイ・クライシス

ギャブレーの捨て身の攻撃に、エルガイムはオシャカになっちまった。そして、ターナはギャブレーという珍客を迎えることになる。アムを人質に降伏を迫るギャブレーだが、ネイの急襲に敢えなく退散。だけどこっちだってエルガイムは使えない。えーい、マークⅡで行って来ぉい! SEE YOU AGAIN! “NEI CRISIS”

第27話 予告より

ギャブレーはセムージュ以下の反乱軍を追いまわしていました。ダバたちをおびき出す作戦なのでした。

ダバはエルガイムでギャブレーのアシュラ・テンプルに挑みます。

ギャブレーの策とは、なんとアシュラ・テンプルによる自爆でエルガイムを破壊するというものでした。

腹部を貫かれても、しっかりエルガイムを掴んで離さないアシュラ・テンプル。

その爆発は、ギャブレーの目論見どおり、エルガイムを大破せしめました。

無茶苦茶な作戦に見えましたが、見事エルガイムをスクラップ状態にすることに成功したギャブレー。さらにターナに侵入します。

エルガイムの修理とMkⅡの開発でてんやわんやのターナの中。忙しさのあまり癇癪を起すアム。

ですが、ギャブレーはリリスに見つかり、追いまわされていたところでダバたちに捕まってしまいます。
そして、ダバたちの尋問に対し、「レッシィのやさしさが忘れられない」なんてことを言うのでした。

そして、ダバたちの隙をついてアムを人質にとり、ターナの空け渡しを要求するのでした。

と、そこにネイ・モー・ハンが急襲してきました。ギャブレーの作戦中にも拘わらずに強襲してきたその理由は・・・

ギャブレーがレッシィへの思いを語っていた頃、ギワザ(とネイ)のところにクワサンからの通信が入ります。
クワサンはポセイダルのメッセージを携えていました。

ギャブレーの方はアムの金的を受け形勢逆転となっていました。逆に人質となったギャブレーは、ネイの攻撃でターナ内が混乱している隙をついて脱出していきました。

ダバはディザードで出撃し、ネイのオージェに対しますが、HMの性能さは歴然。ピンチに陥入ります。

そこに調整を終えたマークⅡがキャオのリモコンで送り届けられました。セムージュたち現地ゲリラ部隊の支援を受けマークⅡに乗り移ったダバは反撃を開始。バスター砲の一撃でネイのオージェを退けるのでした。

戦闘終了後、ダバたちの前に姿を現したセムージュ・シャト 。ダバ達と共に戦うことになりました。


A級HMであるアシュラ・テンプルをオシャカにしてまで実施したギャブレー君の作戦は、なんとエルガイム破壊とターナ占拠の2段構えの作戦でした。コアムの荒地で山賊たちを指揮していた時のように、周到に考えられた作戦を披露していました。さすが作戦参謀です。

また、退却をしぶるネイの説得もお見事でした。

前へ  戻る 次へ

いまさら太陽の牙 ダグラム 第42話 動乱の航跡(総集編)

人は何故戦う 人はなぜ別れねばならる 鉄と炎が主義と理想が激突する植民星デロイア 歴史の激流に呑まれつつ 人は叫び 人は泣く 今ここにたどる戦乱の足跡

第41話 予告より

総集編です。第1話のテロからこれまでの話が語られています。
ドナン・カシムに先手をとられ、ゲリラ戦しか選択肢がなかったサマリン博士と「太陽の牙」たちは、パルミナに渡りました。
圧倒的な戦力差に対抗するため、地球側の不和を利用し アンディ鉱山に拠点を構えることになりました。

地球のため、大局的な立場からデロイアの独立の阻止に尽力するドナン。
ですが、地球側の足並みは揃わず、息子たちも親の気持ちなんて理解しません。

よい台詞も沢山ありました。
次に頭痛の種だが、一番期待しているクリンです。

ドナンの息子ながら、反政府軍のシンボルとなったダグラムを駆るクリン。

初期においてはダグラムの性能(特に装甲の厚さ)に助けられていたクリン。
場数を踏むごとに、技量が向上していきました。

ですがその戦いは波乱に満ちていました。父・ドナン救出作戦においてよくしてもらったダーク曹長を手にかけることに。

「Xネブラ対応型」という機能をもった連邦のCBアーマー・ブロックヘッド。

クリンを追ってデロイアにやってきた恋人?のデイジー。
彼女も自分の道を模索していましたが、その端緒を掴んでいました。

各話で表情が違う、と思うこともありますが、それは彼女の心労を現したものなのでしょう。

クリンは戦いを選びましたが、デイジーは救いを選びました。慣れない仕事にも、真摯に取り組んでいます。

そんな若者たちに上手に絡んでくるラルターフ。いちごの例えは、なかなかです。

そして、この人も自分の道(野望)に向けて進み始めました。

自由奔放な振舞いで太陽の牙の一部(ジョルジュとハックル)をかき回すリタ。
フェスタの代わって仲間入りしたジョルジュも口が先行するタイプです。

場当たり的な戦いをしていた「太陽の牙」達でしたが、サマリン博士を解放を機に、組織的な戦いを模索していきます。そして、組織造りに不可欠な支援者(デロイア財界と地球側三州)とアンディ鉱山という拠点を得ました。
一方の連邦側も新型CBアーマーの投入で、戦力の拡充を進めていきます。
これから、独立戦争が本格化していくのです。

前へ 戻る 次へ

いまさら重戦機エルガイム 第27話 ミステイク・ラブ

レッシィのヤツ、ギャブレーとの一騎打ちから戻ったと思ったら、急に料理なんか始めちゃって、「私も女よ」だと。慣れないマークⅡで苦戦するダバを助けにも行かないし、女心は複雑だね。アムに泣き落され、やっと出撃したレッシィに生身の対決を迫るギャブレー! どぉするぅ? SEE YOU AGAIN! “MISTAKE LOVE”

第26話 予告より

磁気嵐の中、スレンダー・スカラに追われるターナ。ブリッジではキャオとレッシィが口ゲンカ。それを見かねたターナのクルー、アロンは、女らしくしたほうがいいと忠告します。ショックを受けたレッシィはディザードで飛び出してしまいます。

アロンに「女の子は・・・」と説教されてたじろぐレッシィ。

そこで偶然ギャブレーと鉢合わせ。二人は一騎討ちとなる。だが、磁気嵐でマシンに不調をきたした二人は墜落。

生身の勝負で脚を蹴れ、気を失ったギャブレー。
なぜかギャブレーに傷の手当をしたレッシィ。

レッシィは戦士の仁義を重んじてギャブレーに看護を施した。

ギャブレーに「優しいのだな」と言われても、「馬鹿を言うな」と返してしまったレッシィ。

しかし、ギャブレーから「ネイに似ている」「マシーンになじみすぎている」と気にしていたところを突かれ、ナーバスになってしまうレッシィでした。

焦燥感をつのらせレッシィは見よう見まねで料理をするが、アムやキャオに笑われてしまうのでした。

そんな時、アロンがハッシャの部下に捕らえられ、ダバがマークⅡで発進する。

出撃しようとした二人が見た物は、部品どりされて使用できないエルガイムでした。

マークⅡのための協力は惜しまないと約束したはず、と開き直るメッシュ。

パワーはあるけど戦闘処女の機体では、満足な格闘はできません。
ギャブレーのバルブドに圧されるマークⅡとダバ。

ダバ・マイロード達が戦闘中にも拘らずレッシィはひとり思い悩んでいました。ですが、アムの平手打ちと土下座と助言を受けて自分を取り戻し出撃するのでした。

そこに参上したレッシィ。再度の一騎討ちです。そして二人は、ダバが見守る中、生身での対決に。

今度の勝負はギャブレーに軍配が上がりました。借りを返したと、ギャブレーは去って行きます。

「ダバ!逃げて!」の叫びも虚しく。 何か吹っ切れたレッシィは、ダバに抱きつくのでした。

「借りを返す」と語るギャブレー君でしたが、レッシィには「お山の坊や」「帰ることができない男はなにもできない」なんて言われていました。でも、かっこよかったと思います。

 前へ  戻る 次へ

いまさら太陽の牙 ダグラム 第41話 戦士の休息 後編

鉄の塊に憎しみが乗り移り 阿修羅のごとこう襲いかかる この敵はなにか この気迫はなにか 心軋ませる 初めての恐怖 戦い終わって雨が降る 心を冷やし 骨まで濡らす雨が降る クリン戦場に発熱す

第40話 予告より

ドナンは、レーク、ラコック、フォン・シュタインらと、アンディ鉱山に対する対応策についての意見を交わしていました。

メドール州と対立関係にある三州が経営する鉱山で、迂闊に軍事行動を起こせば連邦内に不協和音を生じさせることになるので、事は慎重に進めなければならないのです。

レーク行政官の意見は、サマリン博士たちの鉱山入りは組織をゲリラ戦型から正規戦型へ改組するまでの時間稼ぎだろうと述べます。

ラコックはレークの意見に同調しつつ、鉱山攻撃の強行は三州にドナン追い落としの口実を与えることを付け加えます。

フォン・シュタインはサマリンの読みの深さに嘆息するのみでした。

結局、デロイア州政府の対応如何にかかっているという共通認識を得たところで終了しました。ドナンは発作が頻発していて静養が必要なはずなのに・・・、体を張っての仕事ぶりです。また、レークとラコックも積極的な発言で政治家としての見識を披露していました。
一方のフォン・シュタインは何も発言せず・・デロイア州代表なのに・・・会社の会議でも多数存在しますが、発言しないのなら会議に参加せずともよいのでは?という風潮がありますが、「沈黙は金」との格言もあるし、難しいですね。

その頃、アンディ鉱山は雨。「太陽の牙」の一同は街外れの工場に集まり、ダグラムの修理を進めていました。
そこをアーロンたちのブロックヘッドが来襲しました。

敵襲に気づいたクリンは咄嗟にダグラムを起動し、ハックルを移動させます。
そこにブロックヘッドが突入してきました。

左腕がないうえにリニアガンも取り外されているダグラム。

ダグラムは丸腰。絶好の機会です。

パイロットのアーロンは、戦友の仇を取る絶好の機会に狂わんばかりに歓喜に震えていました。ダグラムをいたぶるように追い詰めていきます。

しかし、この冷静さを欠いた行動が仇となります。ダグラムの強固な装甲も助けとなり、クリンは周囲を見る時間を得ました。そして、近くにあったクレーンを振り回してブロックヘッドにぶつけ、マグランチャーを叩き落とすことに成功します。

慌てて、武器を拾おうとするブロックヘッドでしたが、そこは機動力に勝るダグラム。一瞬はやくマグランチャーを手にしたダグラムの一撃は、ブロックヘッドを破壊したのでした。

なんとか勝利したものの、クリンはブロックヘッドにそれまでの敵にはない強い執念を感じ、大きく惑います。

結局、アーロンとハンクのダグラム襲撃は鉱山側の態度を硬化させることになり、ひいてはレーク行政官の立場を不利なものにしていきます。
組織の末端である現場の判断と組織としての統制、このバランスの難しさはリアルです。

会議での発言、相手の失策と今回はポイントを稼いだラコック。

また、敵の敵は味方と言います。レーク行政官の失点はラコックにとっては忌避するものではありません。アーロンとハンクの行動は、ラコックの野望を後押しするものとなったのも、リアルで目にする光景です。

前へ 戻る 次へ

いまさら重戦機エルガイム 第26話 サーチ・Ⅱ

ダバの突然の発熱に、病院へスッ飛んで行った俺達は、医者の通報でギャブレーの襲撃に遭う。何とかダバは逃がしたものの、俺とアムは捕らわれの身だ。新型のヘビーメタルをかっぱらった俺だが、アムを人質に取られちゃお手上げって訳。ん?エルガイムが来た。大丈夫なのかダバ! SEE YOU AGAIN! “SEARCH Ⅱ”

第25話 予告より

滅多に病気をしたことがないというダバ・・マイロードが高熱に見舞われて倒れてしまった。仲間達は医者を捜し求め、やっとのことでダバを担ぎ込んだ。

見るからに怪しい人物でした。キャオ曰く、「いいとこの学校は卒業しているようだ」けど。

案の定、その医者はダバが賞金首と気付くや、ダバをポセイダル軍に売り渡そうと通報してしまいました。たまたま新型HM・スタックの様子を見に来ていたギャブレーは、ダバ発見の報を聞きつけ飛び出しました。

ミラウー・キャオが医者の思惑に気付いたものの、時既に遅くギャブレーの襲撃を受けてしまいます。キャオはギャブレー隊のグライアを奪って闘い、かろうじてダバを逃がすことに成功すましたが、自身は囚われの身に・・・

アムの乱入に乗じてスタックをかっぱらおうとするキャオ。
ついでに、開発担当のメッシュもスカウトします。

「こいつをもっと良くしたいんだろ?」「こいつをエルガイムMkⅡにするんだよ」という誘いに乗るメッシュ。
決断はやいなぁ。

キャオが乗るスタックは、倉庫の出口でギャブレーのバッシュに頭部を吹き飛ばされてしまいましたが、まだ動けます。

高熱を圧して出撃したダバも合流しましたが、ギャブレーのバッシュにアムを囚われてしまい、状況は膠着状態に。

しかし、ダバがエルガイムの様子の確認ち近づいたイレーネを人質にとり、状況は急展開します。

せめてダバ・エルガイムだけでも討ち取ろうとするギャブレーでした。

ですが、リリスの機転でバッシュの腕を破壊し、ダバ達一行は窮地を脱することができました。それも新型HMと開発担当者のおまけつきで。

2話ぶりに登場したギャブレー君でしたが、今回は器量の小ささを感じさせる言動がめにつきました。

新型HMの開発者に向かって、
「あらゆるもののバランスが悪い。どういうつもりだ?」
とか、自分の誤解を指摘されると
「冗談ではない。兵器は単一機能を確実にこなすものでなければならん。」
なんて、恥の上塗りです。

さらに、ダバに銃を向けられたイレーネ艦長に
「私はまだ作戦参謀のために命を落とすなんて御免だね!」
なんて言われてしまいました。
周囲との関係を良好にしておかないと、出世なんかおぼつかないよ、ギャブレー君。

前へ  戻る 次へ

いまさら太陽の牙 ダグラム 第40話 戦士の休息 前編

アンディ鉱山潜入を果たしたゲリラたちにとって しばしの安息の日が訪れるはずであったが 戦いが 憎しみを生むのか 憎しみが戦いを呼ぶのか 組織を離れ 主義からも遠く ただ復讐の業火を燃やす たったふたりの軍隊であった

第39話 予告より

鉱山鉄道警備に派遣されたCBアーマー隊で唯一生き残ったブロックヘッドの搭乗員ハンクとアーロン。彼らは撤退命令にも拘わらず、原隊に復帰しませんでした。アンディ鉱山を臨む山に潜む彼らは、戦友を皆殺しにしたダグラムに復讐する機会を伺うのでした。

仲間の仇討ちを誓い、野営するハンク(左)とアーロン(右)。

レークは戦闘が許されない鉱山鉄道上で戦ったことについて、鉱山経営陣から抗議の電話を受けていました。

レーク行政官は面従腹背の鉱山経営陣をタヌキどもと罵りながらも、ゲリラが鉱山街へ入った以上もはや手出しはできません。そこで次善の策としてアンディ鉱山の封鎖作戦を発動して、ゲリラたちを鉱山内へ封じ込める手段に出ました。

初手が失敗に終わった時、すぐさま次善の策を打つ。仕事における基本ですが、これがなかなか難しい。 レークも優れた人材です。

鉱山へ入ったサマリン博士はさっそく経営陣の三州の代表と会見し、協力の約束をとりつけました。三州経営者らは独立を必然と語り、サマリン博士は独立の暁には三州の協力が世に称えられるだろうと答えます。そのやりとりを見たロッキーは、互いの腹黒さを笑いながら揶揄しますが、サマリン博士は若者の率直な言葉に苦笑するのでした。

サマリン博士のアンディ鉱山への入山を許した件でレーク行政官がカーディナルへ召喚されたころ、ロッキーたちはアンディの街で久方ぶりの休息を満喫していました。

一方クリンとハックはダグラムの整備を続けていました。破壊された腕の交換は大型のクレーンが必要なことから、クリンらは鉱山側との橋渡し役であるカルメルにクレーンを備えた工場を紹介を依頼しました。

工場はすぐに見つかり、クリンたちはダグラムをトレーラーで街外れにある工場へと向かいます。

市街を望む山から双眼鏡で通りを監視していたハンクは通りを走るトレーラーを発見、荷のサイズからダグラムだと見抜くのでした。

雨雲が広がる中、ハンクとアーロンが操るブロックヘッドが鉱山の内部へと侵入していくのでした。 

 前へ 戻る 次へ

いまさら重戦機エルガイム 第25話 ラブ・アゲイン

昔の恋人、チェックとの再会に揺れ動く女心のアムなんだなぁ。だけどそいつ、正規軍だっていうし、今頃現れるなんて話が出来すぎじゃないの?突然、荒野に潜む俺達を襲うネイ・モーハン。やっぱり奴はスパイじゃないか!あれ?この色男、俺達を助けようっての? SEE YOU AGAIN! “LOVE AGAIN”

第24話 予告より

町へと買い物に出たアムとリリスは、運悪く警備隊に見つかってしまいました。

咄嗟にゴミ箱に身を隠した二人に救いの手を差し伸べたのは、アムがまだ劇団にいた頃の恋人チェックでした。

これが、アムの昔の恋人チェックさんです。

ひとまずチェックの家にかくまわれたアムは、彼から今でも愛していると告白され、動揺してしまう。

実はチェックはネイの部下。アムの身の保証をだしに、彼女への接触を命じられていたのでした。

おまけにネイは、チェックの説得が失敗すると予想していて、アムのフロッサーに発信器をしかけていました。チェックはまんまと嵌められたのでした。

ダバ達の元に戻った後も、アムは愛することと愛されることの狭間で揺れ動いていました。そこにキャオの無神経な言葉やレッシィの厳しい言葉が投げつけられます。ダバも引き留めてくれません。遂にはアムはターナを降りる決心をし、ターナを飛び出して行くのでした。

「おもちゃを与えられた子供のよう」と評したアントンとヘッケラーのバッシュを従えてダバ討伐に向かうネイのオージェ。

フロッサーでひた走るアム。頭上を通過するネイ・モーハンの部隊を見つけます。

自分が尾行されていたことを悟り、慌ててターナに引き返すアム。そこをバルブドで飛んで来たチェックが見つけます。反乱軍から離れる様に説得するチェックでしたが、アムには彼の言葉は届きません。アムは、チェックに銃を向けターナに向けて去っていきました。

ネイ達はバッシュのバスターランチャーの砲撃でターナをいぶり出そうとします。エルガイムで出撃するダバ。自分の行動と感情に決着とつけようとアムもディザートで出撃します。

アム 「執念、情念の燃えた女は、怖いんだから!」
ヘッケラー 「コピーでバッシュが落とせると思っているのか!」
レッシィ 「アム、女の意地を見せてご覧よ!」

第25話より

ネイ対ダバ、ヘッケラー対アム・レッシィが激戦を繰り広げる中、追って来たチェックはネイのオージェを羽交い絞めにし、身を呈してアム達を逃がそうとします。

ですが、ネイはチェックの説得に応じた振りをし、チェックが力を緩めた隙に、バルブドを攻撃。チェックのバルブドは煙を吐きながら墜落していきます。

怒りに燃えるアムはディザートのセイバーでネイのオージェに斬りかかりますが、その攻撃はオージェに腕を斬り落とされてあっさり返り討ちに・・と思いきや、斬られたディザートの腕はセイバーをきらめかせたままオージェの顔面を撃ちます。

オージェはマスクを割られ、ネイは部隊を後退させました。チェックへの想いを振り切るため、涙を流すアム。バスターランチャーを拾ってうかれているキャオが対照的でした。

今回もギャブレー君の出番はありませんでしたが、彼とヘッドライナーを争っているネイの策士ぶりはいかんなく発揮されていました。
親の仇から昔の恋人まで、ありとあらゆるものを利用していく二人の姿って、けっこうよく見かけます。社会に出ると・・・。

前へ 戻る 次へ

いまさら太陽の牙 ダグラム 第39話 封鎖山脈を越えろ

希望の中に策略が潜み 約束の中に打算が躍る
目指す彼の地はパワープレイが生み出した
危険で脆い真空の三角地帯 
だがいまは この鉄路をただ走れ 車輪を軋ませ
ただ目指せ もう爆走列車に乗り合わせてしまったのだから

第38話 予告より

レーク行政官はゲリラの侵入を阻むため、アンディ鉱山へ繋がる陸路と鉄路を完全に封鎖しました。クリンが敵にいることに一抹の迷いを抱くが、任務に私情を挟むわけにはいかないのだと自分に言い聞かせます。一方のクリンの方もレークと同じように、実の兄以上に慕っていた彼と対立関係になってしまったことにナーバスになっていました。

サマリン博士率いるゲリラたちは鉱山鉄道を利用してアンディ鉱山へ入りこもうとしますが、操車場はブロックヘッドやソルティックを含む警備部隊によって押さえられていました。

彼らはロリー鉱山戦でダグラムと戦ったCBアーマー隊の生き残りで、仲間を戦死させたダグラムに対し軍務を越えた恨みを抱いていました。

状況視察に向かう「太陽の牙」たち。目にしたものは、鉱山を封鎖する連邦軍でした。

ロッキーたちはダグラムを囮にして鉱山入りの行動を開始しました。ダグラムがブロックヘッドを引き付けます。いまだ操車場を固めているソルティックに対し、ロッキーたちは歩兵による近接戦闘をしかけて撃退します。CBアーマーを失った連邦軍部隊は退却し、ロッキーたちは操車場の制圧に成功します。

ゲリラたちは急いでトレーラーや車輛を列車に搭載し、アンディ鉱山を目指して出発しました。

囮となったダグラムはブロックヘッドの攻撃を受け、さらに増援に駆けつけたブロックヘッドで挟撃されてしまいます。

山頂と麓からの挟み撃ちに対し、クリンはミサイルの着弾で生じた爆煙を煙幕に使い山頂側の1機を撃破します。返す刀で麓側のブロックヘッドを眼下の森へ蹴り落として難を逃れるのでした。

一方、鉱山に向かう列車は戦闘ヘリ部隊の襲撃を受けていました。ロッキーたちが対空射撃を行うものの、有効打を与えることができません。絶体絶命の危機のそのとき、追いついてきたクリンがリニアガンでヘリを撃破しました。残ったヘリは形勢不利と見て撤退、サマリン博士たちはついにアンディ鉱山へ辿り着くのでした。

 前へ 戻る 次へ

いまさら重戦機エルガイム 第24話 アスフィー・ハート

昔懐かしリーリン姉さん。その娘がダバを敵とつけ狙ってたなんで、驚きだね!一度は何とか追っ払ったが、今度は丸腰でターナに乗り込んで来た。ダバのお人好しがすんなり迎え入れちまって、どうなっても知らんからなぁっ!ああっ、レッシィがやっれている、ヤバイよ、ダバぁ! SEE YOU AGAIN! “ASPHY HEART”

第23話 予告より

ダバ達は、突如現れたマシンナィに取り囲まれてしまいました。近距離での通信がままならないくらい厚いジャマーの中、無人で攻撃をしかけてくるマシンナリィにダバは対応に苦慮していました。

そして「母の仇!」と襲いかかってきたのはリーリンの娘アスフィーでした。

無人機を有線でコントロールしているのがバレたら、今度は自身の機体で果敢に攻撃するアスフィー。

親(リーリン)の仇うちで気合が入っているアスフィーに対し、身に憶えのないダバは困惑ぎみ。(血の)因縁が続くことを嫌ったダバは、防戦しつつ説得を試みますが、アムとレッシィのスピリッツの乱入もあり、物別れに終わりました。

なんとアスフィーの後ろには、スレンダースカラのギャブレーと本当の仇であるハッシャがいたのでした。

「危なくなると人は嘘をいう」とアスフィーは頑なでした。そして再度の攻撃に向かいます。

その頃、ダバ達は工場跡で探しもの。そして仲良しの二人は揃って怪しいものに触れて大爆発。

「若い女は油断がならない」とアムが指摘しますが、アスフィーの要求を容れてダバは話し合いに応じます。

説得に応じたふりをして、アスフィーはターナの中を進みます。

レッシィを倒して、シャワー中のダバを襲うアスフィー。

ダバの説得に納得し切れないアスフィーはダバにHMでの決着を要求します。二人はHMで発進するが、そこにギャブレーとハッシャが乱入しきました。

親子そろって同じ手で葬ろうとするハッシャは、グライアのランチャーでアスフィーを狙います。

ハッシャの言動から、真実をしったアスフィー。
爆発したマシンナィから脱出したものの、パラシュートが外れてしまって万事休す。

そこに、ダバがバインダーを投げ込みます。グライダーのように滑空するバインダーに乗ってアスフィーは生還することができました。

ギャブレーらを退け、アスフィーとの誤解も解け、彼女の見送りを受けてダバ達は再び旅立って行くのでした。

リーリン姉さんの死因は、第3話を見れば分かります。
立身出世を目指すギャブレー君には、未成年を騙すようなことはせず、人の道に恥じないような行動をとってもらいたいものです。

「少女をアテにした自分が恥ずかしい」とはギャブレーの弁ですが、ハッシャのような輩とつるんでいてはいけませんな。

前へ 戻る 次へ