いまさら機動戦艦ナデシコ 第19話 明日の「艦長」は君だ!

ま、先週のことはいいとして、お月様のあたりに何だか怪しい動きがあるとか言われて、わたしたちはパトロール。でもね、何ごともなくルーティンなお仕事って、いいような悪いような・・・

会社でよく言われるのが、ルーティンな仕事は「誰にでもできるように」「マニュアル化」です。そして、経費の安い外部に委託して・・・、社員は売上や利益のあがる仕事へ投入・・・。でもね、大抵の場合、目論見が外れて、下端の社員が多くの仕事を抱えることになるのです。

本話のナデシコは、月周辺で木星艦隊の動きを調査していました。そして、幼い頃、父親に「自分の一番星を見つける」と言われたことを思い出したリョーコちゃん。戦いしかない自分に少々おセンチになっています。

ルーティンなお仕事ですから緊張した空気は感じられません。だからでしょうか、艦内の各所に「ナデシコ一番星・明日の艦長は君だコンテスト」のポスターが貼られ、多くの乗組員の話題をとなっていました。
実はこれ、軍をネルガル上層部のタイアップによるイメージアップ作戦でした。ムネタケほ暴走させた機密漏洩事件以来、退職者が続出していることへの対策だそうです。
少ない予算で効果的なイメージアップを図る。現実世界でもよく聞く話。退職者を減らしたければ労働条件を改善しろよ!と思うけど、それには応じず予算をけちる経営陣も既視感がありますね。

本当にありそうなポスター。

昨今ならセクハラ!と言われそうな案件ですが、そこは敏腕管理職のプロスペクターさん。ごり押しする上層部をいなし、抗議に訪れたユリカを難なく説得し、さらにユリカにコンテスト出場を承諾させたのでした。(お見事)

ユリカ艦長公認のコンテストに、乗組員はざわついています。「戦争終結後に・・・」というユリカの説明を繰り返すかのように、「この戦いが終わったらどうするの」とリョーコちゃんに問うヒカルちゃんとメグミちゃん。実は、リョーコちゃんの視線の先に天河がいることを知っての上でからかっていたのでした。

そしてコンテストです。司会はプロスペクターさん。解説は瓜畑とアカツキと予想通り?の配役です。
トップバッターはヒカルちゃんです。ゲキガンガーのオープニングソングを熱唱して最後に水着姿に早変わり。そしてミナミさん、イズミちゃん、メグミちゃん、ホウメイガールズと続いていきます。

ひかるちゃん!

みなみさん!

めぐみちゃん!

それなりに盛り上がるコンテストを天河とリョーコちゃんはブリッジのモニターで見ていました。「(木星の)戦うだけの冷たい連中とは違う」という天河の言葉にう俯き加減でその場を立ち去るのでした。

司会がジュンに変わったコンテストでは、ユリカが登場しました。「私らしく」を熱唱します。

さすがヒロイン?
歌もきまっています。

決めポーズ

そこに突然警報が・・・。とこれは思兼の演出なのでしょうか?なんとルリちゃんの登場です。「あなたの一番になりたい」を唄うのでした。

まさかの登場のルリちゃん。

天河と別れたリョーコちゃんは格納庫のエステバリスの操縦席にいました。そしてモニタ越しに怪しい光を見つけ、エステバリスで出撃していきます。

コンテスト会場ではルリちゃんの唄が続きます。スモークに隠れたところで水着にチェンジ。「よくやるわね」と降参したエリナさん。「よかったよ」の天河の声に頬を赤らめて俯くルリちゃんは可愛らしいですね。

・・・・・。

その頃、エステバリスのリョーコちゃんが目にしたのは、木星の有人ミサイルの姿でした。ボソンジャンプで目標を有視界で捉えられるところまで接近し、パイロットの脱出とともに加速して目標を撃破するミサイル兵器。木連は新しい戦術の実験をしていたのでした。

木連の戦術を解説しながら登場したイネスさん。

ミサイルの爆発を検知したナデシコ内には警報が鳴り響きます。アキト、ヒカル、イズミが出撃します。単騎戦闘の最中、自分がみつけた1番星が戦いであることに悩んでいるリョーコちゃん。そんな彼女を天河が励まします。ヒカル、イズミ、アカツキも加わり、同じ気持ちであることを打ち明け、リョーコちゃんのわだかまりは消えていくのでした。

ところで、コンテストの結果はダントツ1位のルリちゃんの辞退によって、同票2位多数によるジャンケン決戦となりました。その結果、ユリカが繰り上げ当選によって再任が決定しました。若くて可愛いくてバカなアイドル艦長が出てくる事を祈っていた上の連中の思惑は、儚く潰えたのでした。

ところで、資料によると、「君が艦長だコンテスト」を企画した代理店サイドの「イケダ」さんは、ナデシコのプロヂューサーがモデルだそうです。ルリちゃんファンなところも同じだとか・・・。

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