いまさら機動戦艦ナデシコ 第17話 第17話 それは「遅すぎた再会」

敵の正体がかつて木星に追放された人類の末裔だとわかったもんだから けっこうみんなショックだったみたい そんな中くっついたり離れたり 相変わらず色々あるのよね この艦って・・・

今回は、問題がいっぱいの出だしです。
その1 ナデシコ
Yユニットと合体して無敵になったはずのナデシコでしたが、「無茶するな 無理な合体 怪我の元」とルリちゃんに評されるくらい、その実態は厳しい状態。そのためドック艦コスモスとの合流を目指します。

その2 乗組員のモチベーション
敵の正体が木星蜥蜴から人間であることがわかって、皆の心が揺らいでいます。おかげでカウンセラー?のイネスさんのところは大繁盛。相談したい人が列をなしていました。

その3 瓜畑の使い込み?
ネルガルの監査が入って、瓜畑がとんでもない額の使い込みが明らかになりました。そしてヒカルちゃんとなにやらしていることも。調査の結果、ヒカルちゃんとは模型作りを一緒にしていたのでした。そして彼は独自でエステバリスの改良版、X(エクス)エステバリスを作っていました。この存在が後の悲劇につながります。

Xエステバリスを見上げる一同。デザインはガンダムXの川崎ヒロユキ氏

このような背景の説明が終わったところでムネタケの登場です。ムネタケは、ナデシコ乗組員に木星蜥蜴の正体をばらした責を問われて降格になりそうなのです。「自分の地位を守るためには手段を択ばない」と言って憚らない彼は、瓜畑のXエステバリスに目を付けます。グラビティブラストを装備して従来にない強武装の機体開発の成果でもって、現地位を守ろうと考えます。

その様子を見た天河はある勝負に出ます。Xエステバリスのパイロットが自分しかいないことを使って、山田の死の真相をムネタケに問い質すのでした。しかし、ムネタケはあくまで調査記録の通りであると言い張ったのでした。

ムネタケが挽回の期待を寄せていたXエステバリスでしたが、実は失敗作。グラビティブラストのエネルギーをチャージしようとすると爆発してしまうのでした。

天河とムネタケの間でシリアスな話が進んでいる横で、瓜畑はヒカルちゃんに一方的な想いを寄せていました。二人での模型作りで話が盛り上がった頃、瓜畑は勝負に出ますが、ヒカルちゃんにあっさりふられて撃沈です。こういうこと(趣味)と恋愛は全く別物じゃないですか」と、同棲経験のあるヒカルちゃんの一言でした。「ここにくるのも今日で最後です」と言って立ち去ります。
このシーンには、多くのアニメ好き男性が共感できるところでしょう?

希望を失ったムネタケは、自らにIFS処理を施します。そして合流のため接近してきたコスモスも見た時、{敵よ!」「エステバエっクス発進よ!」「レッツゲキガイン!!」と叫んでXエステバリスで発進してしまいます。

その胸中にはなにがよぎったのでしょうか?

1人IFS処理をするムネタケ。


コスモスを前にグラビティブラストにエネルギーチャージを始めた彼の目には何が見えていたのでしょうか?
「ありがとう ガイ。」「ゲキガンフレアー」が彼の最期の言葉となりました。

自分の栄達だけを考えて生きてきた男の哀しい最期。本来なら重い話になるはずですが、そこはナデシコ。横で展開されたヒカルちゃんへの想いがやぶれた瓜畑の片思い話と、能天気なユリカによって吹き飛ばされてしまうのでした。

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