いまさら機動戦艦ナデシコ 第13話 「真実」は一つじゃない

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今回はルリちゃんの一言はありませんでした。

開幕は、ネルガル重工の関係機関で行われた”生体ボソンジャンプ”の実験から始まりました。デバイスで強制的に開口したチューリップの中に耐圧型に改造したエステバリスをパイロットごと侵入させるという乱暴な実験です。映像記録の中で圧壊していくエステバリスのコクピットとパイロット。南無。
実験失敗を受けてボソンジャンプの開発を止めるべきと主張するスタッフを前に、エリナは実験の続行を主張します。

その頃、ナデシコではクリスマスを前にして浮ついた空気に包まれているナデシコ。パーティーの準備に勤しむ瓜畑やユリカ。じつはナガレも企画していました。どのパーティーに参加するかでホウメイガールズを始めとした女性陣は盛り上がっています。一方、ゴートとミナトは大人の秘め事を・・・。

しかし、そんな浮ついた空気は、ナデシコの軍への編入という通達で吹っ飛んでしまいました。艦は軍に編入。もちろん乗組員も軍人として登用されることに。拒否しようにも先日の思兼暴走時に軍に負わせた損害の賠償が重くのしかかるのでした。

半ば強制的な任官についてあきらめムードの中、一人不満を口にする天河に対して、ムネタケら司令部は不採用を言い渡します。ナナフシ戦などにおける独断専行・命令無視の行動はしっかりチェックされていたのでした。

そんな天河を励ますかのようにメグミは連れ添ってナデシコを降りることに。引き留めるユリカを冷たくふって、2人は艦を出て行くのでした。
市街に入り、これからのことを話し始めた矢先、声を掛けてきたのはエリナでした。彼女はボソンジャンプの被験者として天河をスカウトしにやってきたのでした。メグミの反対を押し切ってエリナは2人を研究施設に連れ込みます。そこに現れたのは、イネスさん。彼女もボソンジャンプ研究の被験者としてスカウトされていたのでした。

研究所でスタッフと協議する中、「木星側も有人ボソンジャンプに成功していない」という言葉を聞いて、微妙に口元を歪めるイネスさん。
エリナは、天河の過去の経験からCC(チューリップクリスタル)がジャンプの鍵と熱く語るのですが、先の実験で圧壊したエステがりゅーリップから吐き出されるのを見た天河は、自分(達)をモルモット扱いするのかと憤慨し、メグミを連れて街に出て行くのでした。、

そんな2人を見ながら語らうエリナとイネスさん。エリナは天河が必ず戻って来ると話します。キーマンのスカウトが不調に終わり、倦怠感がある研究所内の雰囲気でしたが、それを一変させたのは、実験に使っていたチューリップから出現したゲキガンガー似の敵ロボットです。

小形ながらグラビティ―キャノン、ディストーションフィールドを備え短距離ながら瞬間移動(ボソンジャンプ)をする敵ロボット。リョーコ、ヒカル、イズミ、ナガレに新たに加わった新入りの5機で対抗しますが大苦戦。新入りの捨て身の攻撃で1機を行動不能にし、ジャンプのパターンを読み切ったナガレの指揮で不利な状況になった敵ロボットは、自爆して街ごと吹き飛ばす行動にでます。

街を軽く消し飛ばせると解説するイネスさんの言葉を聞きながらほくそ笑むエリナ。彼女の視線の先にいたのは、メグミを振り切ってやってきた天河でした。
建物の屋上から敵ロボットにCCを振りかけた天河。まき散らされたCCが敵のディストーションフィールドと反応し、光球が敵と天河を包んで上昇。そして空間に開いた穴に吸い込まれていったのでした。

「ひとりの女の子を守るのも立派な戦いでしょう!」と涙ながらに天河を引き留めるメグミでしたが・・・。その思いは通じず。

天河は体を張って街とエステバリス隊とナデシコを助いました。そう思っていた一同のもとに天河から通信が入りました。ジャンプによって2週間前の月に飛ばされていたのでした。
無事を知って喜ぶユリカに、天河は「メリークリスマス」と声を掛けるのでした。
締めはルリちゃんのこの一言。「かんべんして」

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