いまさら機動戦艦ナデシコ 第15話 遠い星からきた「彼氏」

開けちゃいけないパンドラの箱 それでも開けずにいられないのが人間ってわけで 開いてみれば出てきたのはまるでゲキ・ガンガー あれ これってリアルロボットアニメじゃなかったわけ わたしたちいったいどこへ行くんだろう・・・

第14話は前半のまとめでした。本話は第13話からの続きです。ナデシコはボソンジャンプをした天河を収容するため月に向かっていました。

地球のネルガル支部での戦闘で撃破・回収した敵ロボット。コクピットにはなぜかゲキガンガーのコミックが置いてあるのでした。明らかに誰かが操縦していた痕跡が見られる状況の中、ムネタケ(提督)は整備班を含めた警備班に艦内捜索を命じます。普通の艦なら妥当な命令なのですが、ここはナデシコ。後々の彼の立場に影響を及ぼしますが、それは後ほど。

エリナ嬢は、娯楽室でプロスペクターと雑談中。月に向かうことを意外に思うプロスペクターに、エリナは有人ボソンジャンプの研究のためと打ち明けます。が、そこに割って入ったユリカ館長。天河のことになると無鉄砲になるユリカに、エリナは自身のプランを説明しはじめます。そこに説明好きなイネスさんが加わります。

艦橋の方では、ゴートと遥さんがなにやら大人の男女のナイショ話をしていました。艦を降りるよう勧めるゴートに対し、遥さんは不満そう。話の雲行きが怪しくなってきたところで、ルリちゃんの存在に気づいた2人は、気まずい沈黙に陥ります。
そこにルリちゃん”大丈夫ですよ。あたし少女だから大人の話はよくわかりません”。きっぱりと言われたところで遥さんは艦橋から出て行ってしまいました。

エリナさんとユリカの議論は女湯に場所を移していました。イネスさんの他に艦橋から出てきた遥さんとパイロット3人娘も加わっての議論は、ユリカのビジョンについて話題が移っていました。ナデシコでなにをしたいのか問うエリナ嬢に対して、ユリカはナデシコと天河を守りたいと語ります。

女湯(サウナ)での議論で考え込むユリカ。基本はあくまで”明人ファースト”?

女性陣7人が集う女湯の更衣室を除いている人影がありました。それは瓜畑ら整備班の面々。あまりの光景に”死んでもいい”なんてつぶやいて覗き続けていた瓜畑。でも、ヒカルに見つかってしまいました。そして他の6人にも。そして、瓜畑の供述によって、ムネタケが覗きの主犯にされてしまうのでした。

警戒態勢となったナデシコの艦内で、遥さんはメグミさんの部屋に潜伏していた敵のパイロットに出くわします。メグミが以前出演していた番組のキャラクター”うさたん”に仮装していた敵パイロットは、ゲキガンガー第13話 聖夜の悲劇に感激して正体を晒してしまいました。
でも負傷していたパイロットを見た2人は、取り敢えず人目につかない場所に移動しようとします。
ランドリーワゴンの中に彼を潜ませて艦内を進む2人は、ゴートに見咎められてしまいます。先ほどの話の余韻でしょうか、遥さんにゴートが手を挙げたかのように見えた時、制止しようとカートの中で立ち上がった彼は、警備班に取り押さえられてしまうのでした。

艦内の一室に集められた関係者たち。DNA解析の結果、敵の正体は人間でした。有史以来、火星以遠に進出していないはずなのに・・・。そこに、月面上で天河のエステバリスが敵ロボットと交戦中の報せがはいりました。

月にジャンプした天河は、ネルガルの調査を受けるとともに、月の食堂に住み込みで働いていました。穏やかな時間を過ごしていた天河たちのところに、ネルガルの月施設で建造されているナデシコ型4番艦ヒナギクの完成を阻止するために敵の人型ロボットが送り込まれてきました。
施設と周辺の居住区で暴れるロボットを阻止するため、天河は月面フレームのエステバリスで出撃します。
グラビティブラストで建物を破壊していく敵ロボット。右腕を失いながらも、渾身の左ストレートをグラビティブラスト射出口に打ち込んだ天河。入って来た通信で敵パイロットが人間でることを知るのでした。

ナデシコでは、ナガレが敵パイロットを射殺しようしていたのを遥とメグミが阻止します。そして駆けつけたジュンを傷つけ3人で逃走しました。ナガレ、リョーコ、ユリカらヒナギクによる追跡隊に加わった天河。敵の正体を知った彼の表情は険しいものでした。

今まで謎だった敵の正体の判明。敵捕虜の逃走を手伝い存在感が増した遥ミナトさん。戦う決意を固めた天河でした。

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いまさら機動戦艦ナデシコ 第14話 「熱血アニメ」でいこう

青い地球を守るってんで みんな張り切っちゃってるんだけど さすがにお正月を控えて今日はお休み というわけで・・・

今回は本シリーズの中間点。これまでのお話を振り返る前半の総集編です。
しかし、単なる振り返りに終わらないのが起動戦艦ナデシコです。劇中劇”ゲキガンガー3”の舞台中に登場するアニメとして描かれています。

そして始まる”なぜなにナデシコ”。

ルリちゃんのナレーションでナデシコの仕様、艦内の様子、いままでの行動記録の説明と続きます。

地球発進から火星に至る戦闘の次は、人間関係にも触れられています。プロスペクターさんに視線で天河と周囲の女性の関わりについて語られていきます。

大人って色々複雑な関係があって大変ですよね。というルリちゃんの言葉に、「大人だっていいことあるわよ。」というミナトさんの返しです。

ゲキガンガー3の世界が今回のメインでした。

この後は、ゲキガンガ―3の世界に入ります。アニメ”機動戦艦ナデシコ”を見ながら、敵役アカラはゲキガンガー打倒の方策を思いつきます。
ディストーション・フィールドを展開して敵中に突入して破壊していく。男らしい戦法に燃える敵アカラ。圧倒されるゲキガンガーは試作兵器”ゲキガンフレア”をぶっつけ本番で使用します。
まぁ、昔のアニメのお約束で、主役側は必ず勝つのですが・・・。

  • ユリカ:いいんですかこんな終わり方で。
  • ミナト:いいんじゃないの。
  • ルリ:そういう訳で、次回もよろしく。

というルリちゃんの言葉で締めです。

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いまさら機動戦艦ナデシコ 第13話 「真実」は一つじゃない

・・・

今回はルリちゃんの一言はありませんでした。

開幕は、ネルガル重工の関係機関で行われた”生体ボソンジャンプ”の実験から始まりました。デバイスで強制的に開口したチューリップの中に耐圧型に改造したエステバリスをパイロットごと侵入させるという乱暴な実験です。映像記録の中で圧壊していくエステバリスのコクピットとパイロット。南無。
実験失敗を受けてボソンジャンプの開発を止めるべきと主張するスタッフを前に、エリナは実験の続行を主張します。

その頃、ナデシコではクリスマスを前にして浮ついた空気に包まれているナデシコ。パーティーの準備に勤しむ瓜畑やユリカ。じつはナガレも企画していました。どのパーティーに参加するかでホウメイガールズを始めとした女性陣は盛り上がっています。一方、ゴートとミナトは大人の秘め事を・・・。

しかし、そんな浮ついた空気は、ナデシコの軍への編入という通達で吹っ飛んでしまいました。艦は軍に編入。もちろん乗組員も軍人として登用されることに。拒否しようにも先日の思兼暴走時に軍に負わせた損害の賠償が重くのしかかるのでした。

半ば強制的な任官についてあきらめムードの中、一人不満を口にする天河に対して、ムネタケら司令部は不採用を言い渡します。ナナフシ戦などにおける独断専行・命令無視の行動はしっかりチェックされていたのでした。

そんな天河を励ますかのようにメグミは連れ添ってナデシコを降りることに。引き留めるユリカを冷たくふって、2人は艦を出て行くのでした。
市街に入り、これからのことを話し始めた矢先、声を掛けてきたのはエリナでした。彼女はボソンジャンプの被験者として天河をスカウトしにやってきたのでした。メグミの反対を押し切ってエリナは2人を研究施設に連れ込みます。そこに現れたのは、イネスさん。彼女もボソンジャンプ研究の被験者としてスカウトされていたのでした。

研究所でスタッフと協議する中、「木星側も有人ボソンジャンプに成功していない」という言葉を聞いて、微妙に口元を歪めるイネスさん。
エリナは、天河の過去の経験からCC(チューリップクリスタル)がジャンプの鍵と熱く語るのですが、先の実験で圧壊したエステがりゅーリップから吐き出されるのを見た天河は、自分(達)をモルモット扱いするのかと憤慨し、メグミを連れて街に出て行くのでした。、

そんな2人を見ながら語らうエリナとイネスさん。エリナは天河が必ず戻って来ると話します。キーマンのスカウトが不調に終わり、倦怠感がある研究所内の雰囲気でしたが、それを一変させたのは、実験に使っていたチューリップから出現したゲキガンガー似の敵ロボットです。

小形ながらグラビティ―キャノン、ディストーションフィールドを備え短距離ながら瞬間移動(ボソンジャンプ)をする敵ロボット。リョーコ、ヒカル、イズミ、ナガレに新たに加わった新入りの5機で対抗しますが大苦戦。新入りの捨て身の攻撃で1機を行動不能にし、ジャンプのパターンを読み切ったナガレの指揮で不利な状況になった敵ロボットは、自爆して街ごと吹き飛ばす行動にでます。

街を軽く消し飛ばせると解説するイネスさんの言葉を聞きながらほくそ笑むエリナ。彼女の視線の先にいたのは、メグミを振り切ってやってきた天河でした。
建物の屋上から敵ロボットにCCを振りかけた天河。まき散らされたCCが敵のディストーションフィールドと反応し、光球が敵と天河を包んで上昇。そして空間に開いた穴に吸い込まれていったのでした。

「ひとりの女の子を守るのも立派な戦いでしょう!」と涙ながらに天河を引き留めるメグミでしたが・・・。その思いは通じず。

天河は体を張って街とエステバリス隊とナデシコを助いました。そう思っていた一同のもとに天河から通信が入りました。ジャンプによって2週間前の月に飛ばされていたのでした。
無事を知って喜ぶユリカに、天河は「メリークリスマス」と声を掛けるのでした。
締めはルリちゃんのこの一言。「かんべんして」

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