いまさら機動戦艦ナデシコ 第8話 温めの「冷たい方程式」

火星は赤い星。死の星。戦の星。古代バビロニアではネルガルって呼んでたらしいけど、新しい謎と人の死と、もろもろを前に出来ることは逃げることだけだった。ありがちかな。

今話もルリちゃんの解説で始まりました。舞台は前話から8か月が経過した月の傍ら。

チューリップに突入して火星を脱出したナデシコが現れたのは、第2艦隊と木星蜥蜴の戦闘のまっ最中。地球艦隊から見ると側方に位置するチューリップからの登場です。しかし、ナデシコクルーのほうは、ルリちゃん以外は意識を失っているようです。艦長のユリカは、何故か展望ルームで明人、イネスと寝ている(気を失っている?)ところをルリのコミュニケで起こされる始末。

慌てて艦外の様子を確認して指示をだしたのですが、その結果はグラビティ・ブラスで第2艦隊を射撃。死者こそ出さなかったものの険悪な状況なってしまいます。

左図における右下のチューリップからナデシコは登場するのですが・・・ここからグラビティ・ブラストを、それも広域射撃で撃てば、敵味方巻き込みますよね。

険悪な雰囲気でも、ナデシコに対する木星蜥蜴の攻撃が続いていて、エステバリス隊も出撃しました。防御力が向上したバッタの迎撃に苦戦するエステバリス隊。いままでの体験から再び恐怖心に捕らわれた明人は戦闘不能になったところを、紫のエステバリスに救出されます。ナデシコも2番艦コスモスからの支援射撃によって窮地を脱し、コスモスに収容されるのでした。

ボソンジャンプの影響で、ナデシコの外の世界では8か月の時間が経過していて、ネルガルと地球連合軍は共同戦線を張っていたのでした。プロスペクターとユリカはネルガル本社からの連絡で地球艦隊と合流するように命じられていました。この決定につっかかる明人でしたが、プロスペクターの論理的な反論の前に沈黙せざるを得ません。

修理と補給を受けられることとなり、安堵感が流れるブリッジ。自室でゲキガンガーを見る明人にからむ紫のエステのパイロットのナガレ。そこでバスケで決着!というところで再び敵襲です。バッタに組み付かれ、重力ビームの圏外へ飛び出してしまった明人のエステバリスは遭難してしまいました。

明人の様子を見に来た2人。ここで、明人vs.ナガレのいざこざを目撃することになるのでした。

明人の救出にそれぞれのシャトルで向かうユリカとメグミでしたが、戦闘に巻き込まれて、逆に救助されるはめになります。そして2人が加わったことでエステバリスの酸素などが不足することに・・・。
3人での帰還が難しく思える状況のなかで明人は3人揃っての生還に努める。不要なパーツを切り離し、ソーラセールを展開し、ナデシコに向けての加速を試みますが、無情にもエネルギー切れ・・・。

ここまでかと覚悟したのか、ユリカとメグミは残る2人のため自身が機外に出ることを主張します。互いに譲らない2人を見ていた明人は、ふと思い浮かべたガイの面影から、目指すべきものが”守るべき者の為に何かを犠牲にするのではなく共に守る”ことと気づき、ナデシコに乗る意味を見い出したのでした。
そして、2人の言い争いが「明人の想う人」になった時、コミュニケがつながります。なんとリョウ君の判断でナデシコは3人を迎えにきていたのでした。目指す道を見つけた明人はナガレにナデシコに残ることを宣言するのでした。

と、ハッピーエンドと思いきや、ムネタケが新提督として乗艦してきました。また副操舵士としてエリナも一癖ありそう。ナガレと関係ありそうなところを匂わせながら、艦内の記録から見つけた、明人の消失・出現する映像をみながらほくそ笑むのでした。

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