いまさら機動戦艦ナデシコ 第9話 奇跡の作戦「キスか?」

いろいろごちゃごちゃあった末に、みんな何となく戦う目的とかってものを見つけたような見つけないような。ま、どーでもいいけどこれ以上暑苦しいメンバー増やして、どーするの?ネルガルさん!

ネルガルと地球連合軍の提携の結果、連合軍の管轄下になったナデシコ。軍から派遣されてきたのは、ガイ(山田さん)の事件に関わっていたムネタケでした。それも”提督”としてです。
ガイの件を納得できていない明人はエリナに諭されて渋々ブリーフィングに参加します。軍の命令でも承諾できない場合は拒否すると、強く出るユリカに、ムネタケが提示にた任務は、救助活動。北極海域の孤島に取り残された某国の親善大使を救出するというものでした。あまりに容易な内容に空気が緩んだ参加者は、皆ユリカと明人の微妙な関係に注目します。
目的地に着くまで暇な乗組員たち。アカツキは明人をエステバリスのシュミレーターに誘います。模擬戦の最中にアカツキは明人にユリカとの仲を問い、明人の煮えきらない態度にアカツキは、それならユリカを貰おう、と挑戦ともとれる発言をします。
その後、明人はメグミにバーチャルルームに誘われます。21世紀前半の学園生活体験のなかで、メグミは明人にアタックを掛けます。

アダルト設定故か?
胸元をちらつかせるのは定番です。


その頃、ユリカは2人きりで過ごしている明人とメグミのことを考えて落ち着きません。ヤキモキしていて誤って発砲したグラビティ・ブラストは、敵はの無人兵器の来襲を招くとともに、バーチャルルームにおけるメグミの猛チャージを終わらせることになりました。
しかし、この行動は本来容易だったはずの任務を困難なものに変えてしまいました。落ち込むユリカを見た明人は、彼女をバーチャルルームに連れていきます。システムを起動し、彼女を支えるため明人が告白&キスしようとしますが、ユリカはこれを拒みます。「明人は私の逃げ場じゃない・・・」と甘える道を断った潔さでもってユリカは立ち直ります。

キスを拒むユリカ。
男としては辛いですよね。


一度は後退し、別ルートを進むナデシコをゲンゴロウ部隊が襲います。出撃した明人は悪天候ゆえの視界に苦戦するも、ラビットライフルの予備弾倉を敢えて破壊し、その爆発光を利用してゲンゴロウを捕捉してゲキガンフレアをぶち込みます。
明人機のエネルギー残量と帰還を心待ちにする一同。そこにエステバリスからの無線が入ります。親善大使の白熊を連れて帰還した明人。駆け寄るメグミを制し、ユリカへ帰還の報告をするアキトでした。

ユリカとメグミの明人を巡っての今回の勝負は、取り敢えずユリカの優勢でしょう。

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いまさら機動戦艦ナデシコ 第8話 温めの「冷たい方程式」

火星は赤い星。死の星。戦の星。古代バビロニアではネルガルって呼んでたらしいけど、新しい謎と人の死と、もろもろを前に出来ることは逃げることだけだった。ありがちかな。

今話もルリちゃんの解説で始まりました。舞台は前話から8か月が経過した月の傍ら。

チューリップに突入して火星を脱出したナデシコが現れたのは、第2艦隊と木星蜥蜴の戦闘のまっ最中。地球艦隊から見ると側方に位置するチューリップからの登場です。しかし、ナデシコクルーのほうは、ルリちゃん以外は意識を失っているようです。艦長のユリカは、何故か展望ルームで明人、イネスと寝ている(気を失っている?)ところをルリのコミュニケで起こされる始末。

慌てて艦外の様子を確認して指示をだしたのですが、その結果はグラビティ・ブラスで第2艦隊を射撃。死者こそ出さなかったものの険悪な状況なってしまいます。

左図における右下のチューリップからナデシコは登場するのですが・・・ここからグラビティ・ブラストを、それも広域射撃で撃てば、敵味方巻き込みますよね。

険悪な雰囲気でも、ナデシコに対する木星蜥蜴の攻撃が続いていて、エステバリス隊も出撃しました。防御力が向上したバッタの迎撃に苦戦するエステバリス隊。いままでの体験から再び恐怖心に捕らわれた明人は戦闘不能になったところを、紫のエステバリスに救出されます。ナデシコも2番艦コスモスからの支援射撃によって窮地を脱し、コスモスに収容されるのでした。

ボソンジャンプの影響で、ナデシコの外の世界では8か月の時間が経過していて、ネルガルと地球連合軍は共同戦線を張っていたのでした。プロスペクターとユリカはネルガル本社からの連絡で地球艦隊と合流するように命じられていました。この決定につっかかる明人でしたが、プロスペクターの論理的な反論の前に沈黙せざるを得ません。

修理と補給を受けられることとなり、安堵感が流れるブリッジ。自室でゲキガンガーを見る明人にからむ紫のエステのパイロットのナガレ。そこでバスケで決着!というところで再び敵襲です。バッタに組み付かれ、重力ビームの圏外へ飛び出してしまった明人のエステバリスは遭難してしまいました。

明人の様子を見に来た2人。ここで、明人vs.ナガレのいざこざを目撃することになるのでした。

明人の救出にそれぞれのシャトルで向かうユリカとメグミでしたが、戦闘に巻き込まれて、逆に救助されるはめになります。そして2人が加わったことでエステバリスの酸素などが不足することに・・・。
3人での帰還が難しく思える状況のなかで明人は3人揃っての生還に努める。不要なパーツを切り離し、ソーラセールを展開し、ナデシコに向けての加速を試みますが、無情にもエネルギー切れ・・・。

ここまでかと覚悟したのか、ユリカとメグミは残る2人のため自身が機外に出ることを主張します。互いに譲らない2人を見ていた明人は、ふと思い浮かべたガイの面影から、目指すべきものが”守るべき者の為に何かを犠牲にするのではなく共に守る”ことと気づき、ナデシコに乗る意味を見い出したのでした。
そして、2人の言い争いが「明人の想う人」になった時、コミュニケがつながります。なんとリョウ君の判断でナデシコは3人を迎えにきていたのでした。目指す道を見つけた明人はナガレにナデシコに残ることを宣言するのでした。

と、ハッピーエンドと思いきや、ムネタケが新提督として乗艦してきました。また副操舵士としてエリナも一癖ありそう。ナガレと関係ありそうなところを匂わせながら、艦内の記録から見つけた、明人の消失・出現する映像をみながらほくそ笑むのでした。

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いまさら機動戦艦ナデシコ 第7話 いつかお前が「歌う詩」

結構楽勝だと思ったのが運のつき。出るわ出るわ木星蜥蜴の大艦隊。命に代えても生き残りの人達だけは助けられればよかったんだけど・・・

まったくもってその通り。油断大敵ですね。

敵艦隊からの大の量グラビティ・ブラストを受け、満身創痍のナデシコ。その艦内ではお馴染みの「なぜなにナデシコ」がオンエアーされていました。
イネスさんの「ここがちょっと・・・」の言葉になぜか赤面うるゴートさんを捨て置き、イネスさんの自分の幼いころの説明が続きます。なんと8歳以前の記憶がないそうです。

始まりました!うさぎユリカとルリちゃん(子役)です。

お馴染みのオープニング

これが艦長?

照れるルリちゃんもなかなか

説明好きなイネスさん

「真空をよりエネルギーの低い真空に相転移する」相転移エンジンの解説が続くなか、明人はフクベ提督と2人きりでティータイムです。緊張する明人にフクベ提督はなにも語りません。ただ「うまいかね」と一言。そのときイネスが明人のゲキガンガー人形を番組中で使っているのを見咎め、慌てて収録場所に急ぐのでした。

ところで、「真空」ってなにもない空間と思っていたのですが、量子論によるとそうではないそうです。電子や光子などは、位置と運動量を同時に決められない、複数の状態を取り得る「不確定性関係」があるそうです。そしてこの不確定性関係から、真空中でもエネルギーがゼロになることはないそうです。(参考 重量とは何か Newton別冊)もし、無限に広がる宇宙の真空空間からエネルギーを取り出せるなら、埋蔵量は無限でしょうね。

「なぜなにナデシコ」の放映終了後、食堂でくつろぐ明人とイネス。そこでイネスは明人に何かを話します。その後のクロッカスへの対応を検討するブリーフィングにおける明人の起こした事件から推察するに、第一次火星会戦を指揮し、チューリップがコロニーに落下する原因を作ったのがフクベであることを教えたのでしょう。

ブリーフィング後、エステバリス3人組は先行偵察隊として火星極冠にあるはずのネルガルの研究施設に向かいます。敵無人兵器との戦闘になりましたが、何とか撃退してきの配置を把握することができました。
この戦闘時の一言でリョーコも明人のことを・・・が発覚したのですね。

5基のチューリップに囲まれている研究所へ突入するため、フクベ提督は発見したクロッカスを使うことを決め、明人、イネスを連れて乗り込みます。提督は一人でクロッカスの再起動に成功した後、威嚇射撃と共にナデシコにチューリップへの進入を強要するのでした。

木星蜥蜴の艦隊も現れ、ユリカはナデシコをチューリップに入るよう指示を出します。明人やプロスペクターが反対する中、ユリカは提督への支持を示すのでした。

ナデシコがチューリップへ進入したのを確認したフクベ提督は、クロッカスを反転、自爆し、チューリップを破壊することで敵の追撃を中断させ、ナデシコを逃亡させることに成功しました。

しかし、自らを犠牲にして生き残ったことに明人は納得できません。

明人「あいつは生きるべきだった。火星の人たちのために無様に生き続けるべきだった」
ホウメイ「だから、あたしたちはそうするのさ!」
メグミ「最初から死ぬつもりだったなんて無責任すぎます」
リョーコ「年取ってるから正しいことするなんて、それ自体思い違いなんだよ。幾つになってもバカはバカなんだよ」

劇中で多様な考え方を示すのもナデシコならではと思います。個人的にはリョーコさんの言葉が刺さりますね。自分も周囲からどう見られているのか少しは気を付けることにします。

ネルガル本社は何か企んでるようですね。

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