いまさらマクロスF 第18話 フォールド・フェーム

第18話 フォール・フェームです。

入院していた軍病院でグレイスと対峙したシェリルは、不要で余命わずかという自身の置かれた状況を告げられます。ルカは三島に協力し、ランカちゃんを使った「シンデレラの角笛」作戦を立案します。一方、ランカちゃんの身を案じるオズマは、アルトにランカちゃんを守ってほしいと懇願するのでした。ミシェルとクランは、シェリルの薬の調査から、シェリルが不治の病=V型感染症であること、グレイスの過去を知るのでした。アルトを探して雨の街を歩き回るシェリルは、発熱とランカの姿、グレイスの言葉に打ちのめされ路上に倒れてしまったところをアルトの兄弟子・矢三郎に保護されます。フロンティア船団は、長距離フォールドの準備中をバジュラに襲われますが、ランカちゃんの働きでこれを退けることに成功し、遠方の宙域に向けた超長距離フォールドに入っていくのでした。

グレイスの裏切り、スターの座からの転落とシェリルの苦闘が始まります。一方、「マクロス ゼロ」で活躍したマオ・ノームに絡むグレイスの過去が興味を引きます。一方、アイドルとしての立場を固めながらも謀略と隣り合わせのランカちゃんも大変そうです。そしてアルトの兄弟子・矢三郎が助っ人として再登場します。あとオープニングが「ライオン」になりました。

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「なぜあたしじゃなくあの子なのよ!」とシェリルはグレイスに自分を見限った理由そしてランカちゃんの歌がバジュラに影響を及ぼす理由を問い詰めます。しかしグレイスはシェリルをマクロス・ギャラクシーの貧民から拾い上げた昔話をして質問には答えようとせず、さらにシェリルの死が近いことを宣告するのでした。「シェリル・ノームはもう死ぬのよ」と。この一言は、病気が完治していたと思っていたシェリルに衝撃を与えます。

マクロス・フロンティア政府では「第7次超長距離フォールド計画」を予定より半年早めてバジュラのいる宙域から抜け出そうと計画します。三島のほうもバジュラ掃討作戦「シンデレラの角笛」を携えてきたルカを協力者として迎え、長距離フォールドの機会に何かを行おうとしていました。

大量のエネルギーを消費する超長距離フォールドは船団での生活や経済活動に大きな影響を与え、市民は貧窮生活を強いられます。そして船団内の商店は、フォールド前に恒例のバーゲンセールが行われます。マクロス・クォーターのブリッジメンバーやキャシーらは、バーゲンに繰り出しお買い得商品を買い漁るのでした。そんな街の空気は新しくデビューしたランカちゃんが至る所で目に付きます。さらに、フロンティア船団上層部は、ランカちゃんを「人類の希望」「現代のリン・ミンメイ」と紹介し、長距離フォールドへの機運を盛り上げます。

美星学園では、ミシェルとクランが重い雰囲気の中にいました。ミシェルが調査を依頼したシェリルの薬の正体がわかったのです。薬は「受容体ブローカー」であり「V型感染症」の進行を遅らせるものでした。シェリルは完治不可能な病気を患っていたのでした。
2人は学園図書室所蔵のデータにアクセスして、科学専門誌「COSMO NATURE」のバックナンバーを検索します。そして見つけたV型感染症の論文の執筆者が、第117調査船団の代表マオ・ノーム、ランシェ・メイ、そしてグレイス・オコナーであることを知ります。さらに他の論文では、罹病者の臨床例として掲載されていた少女時代のシェリルの写真を目にします。驚くミシェルたちの背後に、熱で衰弱したシェリルが現れます。彼女は自分の病気をアルトに明かさないよう懇願して、気丈に立ち去っていのでした。シェリルの身を案じるクランはアルトに連絡しようとしますが、アルトに弱みを見せたくないシェリルの胸中を察したミシェルはそれを止めます。しかし、一計を案じ、アルトに連絡します「早く行け。さもないと一生後悔するぞ」と。アルトは、シェリルを探す為、人工雨が降り出した街に駆け出します。

夜まで続く雨の中、シェリルは街頭TVから流れる大統領ハワードの会見で、歌の力で市民を守ると決意を述べるランカちゃんの姿を見せられます。歌姫としてのトップに立ちつつあるランカちゃんの姿は全てを失いつつあるシェリルは打ちのすのでした。
路上に泣き伏すシェリルに手を差し伸べる男性がいました。その男性は矢三郎。意識を失うシェリルは、矢三郎に抱きかかえられタクシーに乗り込みます。その2人の姿を見つけて駆け寄るアルトでしたが、バジュラに対する非情呼集に阻まれるのでした。

既に反応弾への耐性を獲得したバジュラの攻撃に新統合軍もS.M.Sたちも為す術がありません。丸腰同様の状態ではバジュラの行く手を阻むことはできません。圧倒的な強さでバジュラたちは、新統合軍とS.M.Sを追い詰めます。そこに、ランカちゃんが乗ったケーニッヒモンスターと護衛のブレラ率いるVF-27編隊が登場します。そしてランカちゃんの唄う「アイモD.C.」は、バジュラの攻撃意志を弱らせ動きを鈍らせていきます。
この機を逃すまいと三島はハワードに進言し、ランカちゃんを利用した「シンデレラの角笛」作戦と続く長距離フォールド実施の命令を出させるのでした。
「シンデレラの角笛」作戦は計画通りに進行し、バジュラたちををバトル・フロンティアの大型主砲の射線上に誘導し、続く主砲の一撃でこれを一掃することに成功します。すかさずフォールドに突入する船団。フォールド最中、ランカは散っていったバジュラのために、哀悼の歌を口ずさむのでした。

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いまさらマクロスF 第17話 グッバイ・シスター

第17話 グッバイ・シスターです。

可愛い妹ランカちゃんの歌を利用する船団上層部の目論みを調べていくオズマとキャシーは、計画の首謀者がギャラクシー関係者と三島である、との結論に行き着きます。シェリルの体調不良を心配するミシェルは、彼女に投与されていた薬物を調べるため、クランに協力を仰ぐのでした。
ランカちゃんは天空門のステージでのリベンジライブの準備に励んでいましたが、フロンティア3の異星生物研究所への侵入を試むことでさらなる情報を得ようとするオズマは、、彼を阻止するため現れたブレラと格闘戦となります。両者の技量が伯仲する中、バジュラの襲撃のため勝負は水入りとなります。
バジュラ迎撃のために出撃していくオズマたちS.M.Sと新統合軍ですが、人類側の攻撃に対して耐性ができていたバジュラに劣勢に追い込まれていきます。武器としてのランカちゃんの歌の必要性を説くブレラの加勢と、オズマの気迫でバジュラの攻撃を退けることに成功しますが、オズマは負傷。怪我を押して出席したランカちゃんのライブステージ中に意識を失ってしまいます。しかし、重篤に至ることなく病院で快方へと向かうのでした。

ランカちゃんを引き取った頃からキャシーと恋仲であった若き日のオズマを描くとともに、「超時空要塞マクロス」でオズマと似た兄貴分的なポジションのロイ・フォッカーが戦死した第18話「パイン・サラダ」を思い出させるストーリー展開の話です。マクロスシリーズではお約束のパインをモチーフにした料理が登場します。またブレラによる「ランカちゃんの歌を使う目的」が語られるなど、以後の話に継がれる要素が盛り込まれています。バックに流れるMY SOUL FOR YOUがいい雰囲気を醸し出していました。

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妹のランカちゃんを利用した軍の計画を調べようと意を決したオズマの脳裏には、ランカちゃんを引き取った11年前のことが思い起こさせれのでした。バジュラに襲われたときのショックで心神喪失状態だったランカちゃんが、自分の作ったパインケーキで心を開いてくれた。その感動を胸に、オズマは部屋を後にします。
その頃、シェリルを連れ込んだことが発覚したアルトとミシェルは、無動力のEXギアで格納庫内をランニングする罰を受けていました。「・・・鬼」「だから男が寄り付かねーんだよ」と悪態をつく2人。そこに「プラス5周!」とキャシーの叱責が飛びます。そこに、オズマが現れてキャシーを連れ出します。
疑惑のある部屋を調査したオズマとキャシーは、内部の状況から推測したインプラントを持つ人物の関与から、ギャラクシー船団の生存者と三島の関与を結論付けるのでした。
一方、罰のランニングを終えシャワーを浴びたミシェルの目に、自分のロッカー内に保管していたシェリルの薬が目に留まるのでした。非番のクランを呼び出して、薬学に詳しい彼女の後輩に連絡を取るよう頼むのですが、そんな2人は政府のリムジンに乗り込むルカをを目撃するのでした。
大統領府に連れられたルカは、そこで三島と対談します。バジュラの体内で生成されるフォールド・クォーツによる銀河の支配を示唆するルカに対して、三島と男性に変装して現れたグレイスはそれを否定します。
調査を進めるオズマは、バジュラの死骸が運ばれたアイランド3の異星生物研究所への侵入を試みます。手元の携帯端末に表示されたデータを頼りに地下道を進むオズマをブレラが制止します。「オズマ・リー、そこから一歩でも動けば、自分は貴様を実力で排除する」という警告を聞き流し、オズマの拳銃が火を噴きます。ブレラのナイフが照明を破壊したことで暗闇に包まれた通路内で、オズマの銃のマズルフラッシュだけが2人を照らすのでした。(これは「愛おぼえていますか」におけるマックスとミリアの戦闘シーンを思い出させます。)
組合った両者が動きを止め、ランカを戦いに巻き込む理由をブレラに問うオズマは、ブレラの胸に輝く楽器のブルースハープに気づきます。それは、オズマの記憶の中から1人の少年の姿を浮かび上がらせるのでした。そこに入った出撃要請は、戦いを中断・幕引きとするのでした。
反応弾を装備したS.M.Sと新統合軍のバルキリーがバジュラの迎撃の向かいます。三島とグレイスは、大統領府から今回の作戦の動向を冷ややかに見守ります。接近するバジュラに対して反応弾が撃ち込まれます。幾つもの火球が生まれてバジュラを包み込みますが、爆発の中で焼け焦げた表皮を脱ぎ捨ることで無力化し、マクロス・クォーターへ突進します。バジュラの一撃がブリッジに迫りますが、オズマのVF-25Sが身を呈してこれを防いだのでした。
「もうお前たちの攻撃は通用しない」とVF-27の新型武器で対処するブレラは、戦闘情報を共有し進化するバジュラにはこの兵器も無効化されると語ります。だからこそランカちゃんの歌が必要と語るのでした。
それでもオズマはVF-25Sのナイフを振るって、負傷しながらもバジュラを倒します。その闘志はアルトたちを鼓舞し、バジュラの攻撃を退けることに成功するのでした。
帰還したS.M.Sの面々はランカちゃんのファーストライブに貴賓席から参加します。パインケーキでオズマを誘うキャシーの声を遠くに聴きながらが、負傷していたオズマは、体を座席に沈めたまま意識を失ってしまいます。
バルキリー、負傷、パインの流れから、事切れたかに思われたオズマでしたが、軍病院の病室で快方へ向かうのでした。キャシーとミシェル、そしてランカちゃんはほっと胸をなでおろすのでした。
同じ頃、同病院内ではグレイスの前に病室を抜け出してきたシェリルが立ちはだかるのでした。

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いまさらマクロスF 第16話 ランカ・アタック

第16話 ランカ・アタックです。

アルトを招いたS.M.Sのオーナーのビルラーは「断層で分断された銀河を一つに、バジュラを使って」という自身の夢を語ります。壮大な展望に衝撃を受けるアルト。さらにランカちゃんの警護役として美星学園に現れたブレラが、彼のストレスレベルを引き上げます。
グレイスと三島は、ランカの歌の力を利用してバジュラを制御する計画「ランカ・アタック」の実験に踏み切る。事の成り行きでこの計画を知ったシェリルは、自身のプライドをかけマクロス・クォーターのブリッジに乗り込み、ランカ・アタックの経過をS.M.S一同と共に見守ります。決行されたランカ・アタックは成功を納め、関係者一同が対バジュラ戦の突破口の出現に沸く中、ランカちゃんは複雑な想いに心が揺れるのでした。

「マクロスF」の重要なキャラであるバジュラの価値について、その一端をリチャード・ビルラーが自身の夢として披露します。この壮大な構想のインパクトはアルトの価値観の揺れでもって描かれています。そして、2人のヒロインのポジション関係のターニングポイントでもある話です。

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S.M.Sのオーナー、リチャード・ビルラーの自宅に呼び出され、「断層で分断された銀河をバジュラを利用して一つにする」という彼の壮大な構想を聞かされたアルト。今まで「バジュラは人類の敵」と認識していたアルトの心中には複雑な葛藤が生じます。その葛藤はアルトの行動を神経質なものにします。バジュラに激しい戦闘を挑んだり、ランカちゃんの護衛として学園に現れたブレラに絡んだりと、その苛立ちは彼の周囲の人に「ブルーデ―(?)」と評されてしまいます。
フロンティア政府の公認を得て、エルモからランカちゃんのプロヂュース役を奪い取ったグレイスは、ランカちゃんの記憶にあった「アイモ」をアレンジした歌を新曲として用意していました。バジュラの攻撃で大きな被害を被ったアイランド14での慰問公演を取り仕切って、ランカちゃんの人気を確実なものにしていきます。
その様子を病室のTV報道で知ったシェリルは病室を抜け出し、体調不良で夜の公園のベンチに倒れ込んでいるところを、苛立ちを抱えて公園をぶらついていたアルトに見つけられ、S.M.Sの彼の居室に連れて行かれます。

グレイスの用意した曲は、ランカちゃんの歌声に含まれているフォールド波を使いバジュラをコントロールしようとする計画のために用意されたものでした。グレイスと共謀している三島は、ランカちゃんの歌の効果を確認するための作戦「ランカ・アタック」を実行に移します。この「ランカ・アタック」のためS.M.Sの面々に招集がかかります。アルト、ミシェルととも彼らの居室にいたシェリルもこの計画を知ることになります。
ランカちゃんの歌がバジュラに影響を与える?この興味とトップアイドルである自分のポジションを脅かす存在となったランカちゃんへの関心から、シェリルは不調を押してマクロス・クォーターのブリッジへと向かいます。守衛を色仕掛けで篭絡しブリッジに乗り込むシェリル。彼女のトップアイドルとしての意地を込めた思いに、艦長のワイルダーは彼女の席を用意して応えるのでした。

一方、S.M.Sスカル小隊の面々も歌が与える効果について議論します。「ミンメイ効果」と呼ばれ、ゼントラーディやプロトデビルンには効果があったとされる歌攻撃でした、知性の有無やコミュニケーション方法が不明なバジュラに通用するのか?で意見が飛び交うのでした。
ランカちゃんは装甲の強固なVB-6に搭乗していました。それをブレラが指揮するVF-27小隊が護衛します。そして「ランカ・アタック」はスカル小隊によるバジュラの巣がある小惑星への攻撃で幕を開けます。スカル小隊の攻撃に刺激された多数のバジュラが小隊に向かって飛来します。たちまちバジュラとS.M.Sの間で戦闘が始まります。緊張が高まる中、グレイスは冷徹にランカちゃんに新曲「アイモO.C.」を唄うよう促すのでした。
唄い始めるランカちゃん。その声は、スピーカーなぞ無くても、バジュラたちの動きを鈍らせていきます。その様子をモニターし結果にほくそ笑むグレイス。動きが止まったところを次々と撃破されていくバジュラ達。
始めての戦場にランカちゃんの心が乱れ唄も乱れてしまいます。その様子を見ていたグレイスは冷たく「まだまだ調教が必要ね」と、まったくもってランカちゃんをペットのように見ているのでした。
作戦途中で一匹のバジュラがVB-6を襲います。救援に向かおうとするアルト。しかしブレラが、射線にあるアルトのVF-25Fの翼ごとバジュラを攻撃します。見事にバジュラを撃ち貫いたブレラはVB-6を庇う位置を占め、怒るアルトを「ランカちゃんに相応しくない」と制するのでした。
バジュラを殲滅し成功裡にランカ・アタックは終了しました。成功に興奮するハワードたちの脇で、三島とグレイスが怪しくほくそ笑みます。
マクロス・クォーターに帰艦したランカちゃんにS.M.Sの面々が惜しみない賞賛の声を投げかけます。ボビーの「ランカちゃん、胸を張って。今やあなたは私たちの希望の歌姫」に照れるランカちゃん。その陰でシェリルは拳を握りしめ複雑な表情を浮かべているのでした。そしてアルトもオズマもやり場のない思いを拭えないでいました。

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いまさら マクロスF 第15話 ロスト・ピース

第15話 ロスト・ピースです。

第13話で自ら起動したディメンジョン・イーターによって、惑星ガリア4とそこに駐屯していた第33海兵部隊そして惑星の30%あまりと共に消滅した筈のグレイスでしたが、新たな体を得てフロンティア船団の何処かで復活を遂げました。その作業の最中において、グレイス(の意識)はギャラクシー船団を統率する幹部たちとこれまでの活動結果の振り返りを行うのでした。その討議の中でギャラクシー船団幹部達の目的のひとつに、バジュラたちとマクロス・フロンティア船団を武力衝突へ導くことでした。また、ランカちゃんの才能の発揮は予定外でしたが、自らの計画に有効な駒として活用することとし、一方でシェリルを見限ることを決めるのでした。
一方、三島の方も独自の調査結果からランカちゃんの能力を利用して対バジュラ用のプロジェクトを進めることにし、計画の補佐役にグレイスとブレラを任命するのでした。
そんな謀略とは無関係に軍病院に検査・入院中のシェリルは病室でアルトとランカちゃんのお見舞いを受けます。ランカちゃんの特集番組から流れる自分の曲に合わせて熱唱するシェリル。ランカと共にアルトの前で力強く振る舞うのですが、その体調は思わしくありません。咳き込むシェリルと心配する2人。そこにランカちゃんの大統領府への呼び出しと、アルトにS.M.Sのオーナーであるリチャードからの出頭命令が届けられるのでした。

本話ではグレイスのポジションと彼女の背後にいるギャラクシー船団幹部の存在が明確な形で描かれます。そして彼女たちが過去のエピソードを引用しながら自分たちの役割を語ると共にこれまでの大筋をまとめてくれています。シェリルの歌をBGMに描かれる戦闘シーンは何度見ても迫力があります。
What’bout my star?を唄いながらアルトに迫るシェリルとランカちゃん。恋の三角関係もくっきりと描かれています。さらにS.M.Sのビルラーも本編に登場してきて、次への期待が膨らむ話です。

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S.M.Sとバジュラの戦いが続いています。その中でグレイスは新たな肉体に意識をダウンロードさせようとしていました。作業を進めながらグレイスは複数のギャラクシー船団の幹部たちと対話を進めます。内容は、これまでのグレイス指揮の作戦活動報告といえるもの。ギャラクシー側極秘計画、作戦名「オペレーション・カニバル」は、コード名「フェアリー9」と称されるシェリル・ノームの銀河横断ツアーが、フロンティア船団に対する計画の起点であることを告げていました。住民のインプラント(サイボーグ)化が行われておらず、予定進路が目標に合致するこの船団をギャラクシー側は計画の舞台としていたのでした。作戦の進捗が72%と予定と乖離。その原因をギャラクシー側は、S.M.Sの傑出した戦闘能力と考えていました。試作機YF-24をL.A.Iが独自に開発発展させたVF-25の機能の見積違いであったと。
また、ランカちゃんの歌の才能・効果も想定外のことでした。11年前の第117次大規模調査船団の生き残りだったランカちゃん。ギャラクシー側ではコードQ1と呼んでいたランカちゃんの能力を確認したグレイスたちは、彼女を注目して計画を進めることとし、今まで使っていたシェリルを切り捨てることを決定するのでした。
体の再生を終えたグレイスは、軍病院を訪れ、病床のシェリルに「そんな顔しないで。全滅したって決まったわけじゃないんだから。希望はまだあるのよ。いつか帰れるって」といって励ます一方で、密かに彼女の採血サンプルをすり替えて処分し、仕事を全てキャンセルしてしまうのでした。「フェアリー9は廃棄」の言葉のとおりシェリルを切り捨てたのでした。

バジュラを退けることができたフロンティア船団政府では、被害の集計と対応に追われていました。三島からの報告にあったとおり、アイランド14と15が廃棄や使用不可となり、空気が8億立方メートル、有機物15000トン、水も2万トン失ってしまいました。ちなみに空気8億立方メートルって、東京ドーム(124万立方メートル)のおよそ64000個分です。想像できませんね。山積する書類を前に三島と話すハワード大統領ですが、船団のダメージ以上に、バジュラの勢力圏がフロンティア船団を囲むように存在する事実に頭を悩ませるのでした。
そして三島も独自に調査を進めていたランカちゃんのバジュラへの影響を見てほくそ笑むのでした。「まさかど真ん中のストライクだとはね」と。でも当のランカちゃんは、軍病院の検査の最中に検査着だけで下着をつけていないことを忘れてアルトの前で跳ねまわり思わず赤面。それをモニターしていたブレラに「バカなやつ・・・」とあきれられているのですが?

仕事が全てキャンセルとなったシェリルは、アルトの来訪に喜びを隠せません。慌てて取り出した手鏡で身なりを整えて、余裕ありげにアルトの入室を迎えるところが可愛らしいですね。アルトの姿をみて喜ぶのも束の間、後に続いて入室してきたランカの姿を見て少しがっかりした表情。病室に流れるランカちゃんが扱われていたTVの芸能ニュースも場を盛り下げます。沈んだ気持ちを晴らすためでしょうか、シェリルは2人を廊下に連れ出します。芸能ニュースが伝えていたのは、ランカちゃんの路上ライブの様子であり、それはシェリルとアルトの初デートの日のものでもありました。
TVから流れるランカちゃんの「What’bout my star?@Formo」に合わせて「What’bout my star?」を唄い始めるシェリル。リズムに乗ってアルトを手玉に取っていきます。それを見て最初は臆し気味だったランカちゃんも負けじと声を重ねていく。図らずとも2人の歌姫の間で板挟みとなったアルト。2人に迫られてドギマギです。ですが、突然のシェリルの咳き込みで2人ライブは終了。ランカちゃんとアルトがシェリルを気遣かっているところに、黒服の大統領府関係者が現れランカちゃんに大統領府への同行を求められ、アルトはS.M.Sからの呼び出しを受けるのでした。
三島はランカちゃんを対バジュラ用の手段として招集したのでした。そこで計画の関係者としてグレイスとブレラを紹介されるのでした。
アルトは単身でS.M.Sオーナーの待つ豪奢な邸宅に向かいます。メイドの少女に案内されたアルトは、巨大な鉄道模型のジオラマで敷き詰められた部屋で、S.M.Sのオーナーのビルラーと相まみえるのでした。

ギャラクシー側の面々は「プロトカルチャーが50万年の歴史の中で成し得なかった目標に挑戦・・・」と言っていますが、前向な人たちですね。

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いまさらマクロスF 第14話 マザーズ・ララバイ

第14話 マザーズ・ララバイです。

グレイスの策により、ガリア4に生息していた?バジュラたちは、フォールド通信波に誘導されてフロンティアの宙域に向けて移動を開始。順次フォールドアウトしての行く手に布陣します。船団を護衛する新統合軍とS.M.Sは防衛ラインを構築。そして両者は戦闘状態に突入するのでした。その最中、バジュラと共にフォールドしたミシェルとシェリルはバジュラ艦と共にフロンティア周辺にデフォールドします。防衛戦闘中のルカや後を追ってきたアルトに助けられ2人は、マクロス・クォーターに無事回収されるのでした。一方、ランカちゃんはバジュラ艦に捕らわれたまま、卵を生んでいたバジュラと不可解な交感を行うのでした。数に押され不利になりつつある状況下で、船団トップは反応兵器の使用を決断。ランカちゃんはアルトに支援されたブレラによって救出されるのですが、・・・新統合軍とS.M.Sに殲滅されていくバジュラの意識に共振し、心を痛めていたのでした。

「マクロスF」のストーリーの前半の山場です。フロンティア船団とバジュラの一大決戦が描かれます。反応弾、アーマードパック装備のVF、いままであまり見せ場がなかったVF-171の活躍などメカ好きにはたまりません。そして黒幕的存在のグレイスもしっかり復活してストーリー後半に向けての準備がいろいろ出てきた話でもあります。

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ガリア4が大変なことになっていた頃、フロンティア船団ではいつもと変わらぬ生活が続いていました。初ライブを前に飛び出していったランカちゃんを心配するマネージャーのエルモさん。恋バナに花が咲くキャシーさんとブリッジ女子メンバーたち。
でもそんなひと時も、突然の警報で終わりを告げるのでした。
船団の航路上に多数のデフォールド反応が検出され、現れたのはガリア4から移動してきたバジュラ艦隊。攻撃態勢を整えながら船団に接近してきます。フロンティア船団も非戦闘艦はシェルダウンしたり外装シャッターを降ろしたりして守りを固め、新統合軍とS.M.Sの戦闘艦艇は防御ラインを構築してバジュラ艦隊に相対します。
バジュラ艦隊からは発進し船団に迫り来る中小型のバジュラを迎撃するため戦闘が始まります。保有する部隊を総動員して防衛に努めるのですが、数で押されてしまいます。
バジュラ艦隊のフォールドに巻き込まれたミシェルとシェリル。フォールドの衝撃でミシェルは負傷して気絶しています。シェリルは、デフォールドした先がフロンティア船団の宙域であることを知るとVFを操縦して帰還を試みますが、バジュラの攻撃を受け機は破壊され、2人は宇宙へ放りだされます。それに気づいたルカが救出に来るのですが、バジュラの攻撃で彼も窮地に陥ってしまうのですが、そこにフォールド・ブースターを使って向かってきたアルトが到着し、3人を助け出すのでした。そして、シェリルからランカちゃんの救出が失敗し、彼女はいまだにバジュラに捕らわれたままであることを知らされるのでした。
戦況がフロンティア船団にとって芳しくないところに、新たなバジュラ艦隊が防衛ラインの反対側に出現し、船団を挟み撃ちにします。そしてバジュラ艦からの砲撃は、アイランド1の防御フィールドを貫通し、外壁に穴が穿ちます。多くの市民や物資が真空中に吸い出されていきました。この状況に船団トップのハワード大統領は反応兵器の使用を決意します。
ルカとともにミシェルとシェリルをマクロス・クォーターまで送り届けたアルトは、新たに現れた大型のバジュラ艦がランカを捕らわれたものであることに気づき、上司のワルダーにランカちゃんの救出を具申して許可されます。VF-25Fに反応弾搭載のアーマードパックを装備してランカちゃんを救うべく、再び戦場へ向かうのでした。
反応弾の炸裂は中小型のバジュラはもとよりバジュラ空母をも破壊していきます。そして目指す大型のバジュラ艦の至近に到着したアルトは、反応弾で敵艦の外壁に穴を穿ちます。が、ここでブレラが現れ、敵艦内に突入していきます。アルトもこれを追うのですが、ランカちゃんはブレラに救出されることになりました。2人の離脱を支援する形で、アルトはVFの火力を艦内のバジュラに叩きつけます。
期せずして生じた大爆発で、アルトのVFは艦外へ押し出されてしまいます。一足先にランカちゃんを連れて艦外に出ていたブレラは、大型のバジュラ艦が破壊されたタイミングで、自らの素性とランカちゃんの救出成功をフロンティア側へ伝えると共に、残るバジュラの殲滅を促すのでした。
旗艦であった大型バジュラ艦を失ったバジュラ艦隊は、隊形を乱し後退を始めます。そこにフロンティア側の部隊が追撃をかけバジュラたちを殲滅していきます。その様子を見ていたランカちゃんはなぜか心に痛みを感じるのでした。
そして、そんなランカちゃんの様子を観察していたのが、前回のディメンジョン・イーターの起動時に消滅したはずのグレイスでした。某所でインプラント技術による新たな肉体を得たグレイスは、ブレラの視覚を通じてランカちゃんを観ていたのでした。そのグレイスの「まさか、この娘がリトルクイーンとは」の一言は、いったいなにを意味しているのでしょうか?
そしてランカちゃんの初ライブはどうなってしまうのでしょうか?

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いまさらマクロスF 第13話 メモリー・オブ・グローバル

第13話 メモリー・オブ・グローバルです。

ガリア4の騒乱も無事に治まり、ランカちゃんを乗せたVFで帰路に就いたのですが、衛星軌道に達しようかとした時、突然のDパルスバーストで二人が乗ったVFは操縦不能に。止む無く密林に不時着した2人はそこで、放棄・廃墟となった第117調査船団旗艦のマクロス級戦艦「グローバル」を見つけるのでした。マクロスに向かう2人でしたが、ちょっとした隙にランカは連れ去られ、艦内のバジュラの巣「ネスト」に囚われてしまいました。同じ頃、裏でいろいろと暗躍するグレイスとブレラは、ネストで眠っていた巨大バジュラの群れを覚醒させ、フロンティアへフォールドさせようとすべく、特殊装置ディメンション・イーターを起動させる。復調したVFに乗ってランカを救出すべくネストを目指すアルトだったが、ブレラのVF-27に行く手を阻まれ空戦に突入する。救援に駆けつけたミシェルとシェリルにランカちゃん救出を託して戦うアルトだったが、ディメンジョン・イーターが生んだフォールド断層が、全てを飲み込みながらアルトたちに迫るのでした。

ランカちゃんの記憶障害の原因となったグローバル。その内部のに巣食うバジュラの巣「ネスト」とそこへの侵入、謎のVF-27との空戦、巨大なバジュラの群の覚醒そしてガリア4の崩壊と、惑星ガリア4を舞台としたストーリーの山場と言えます。グレイスの謀略も見える形で進行します。また、ランカちゃんの過去の記憶やバジュラとの奇妙なシンクロ現象、シェリルが常用する怪しい錠剤など、今後のストーリーに係わるであろう伏線が幾本も張られた話ですね。前話ではランカちゃんの活躍が描かれましたが、今回はシェリルの渋味のあるカッコよさが表現されています。

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ランカちゃんを乗せてフロンティアへ向かうVF-25。突然のDパルスバーストはガリア4の広い範囲で観測・機器に障害を及ぼします。ランカちゃんを乗せたVFもアルトの奮闘空しく、下方の密林に墜落してしまいます。
なんとか不時着に成功した2人が見たものは、第117船団旗艦で第1世代型マクロス艦のグローバル。そして、それを見たランカちゃんは突如甦った記憶に際悩まされるのでした。
艦を調べるためガウォークで移動を始めた2人。機内でアルトは、ランカちゃんに労わりの言葉をかけるのです。順調かと思われた移動も、再度のDパルスバーストによるVFの停止で頓挫。仕方なく、徒歩で移動を続けます。
暑い密林の中、川を見つけてアルトは水浴びで気分転換。その様子を見ていたランカちゃんは、アルトとの初めての出会った時のことを想い出します。いい雰囲気に包まれた二人ですが、生理現象を催してアルトの側を離れたランカちゃんは何者かに攫われてしまうのでした。
一方、基地の医務室で静養中のシェリルは、グレイスから勧められた常用の薬を嫌々ながら服用します。そんなやりとりの最中にDパルスバーストによる停電が発生します。状況の変化を認めたミシェルは、アルトたちが使うはずのフォールドパーツに起動した形跡がないことから、2人がまだガリア4周辺にいると判断します。シェリルは連絡がつかない2人の身を案じます。そして、投薬の効果で回復したシェリルは、ミシェルのVFでアルトとランカの捜索を進めます。先の錠剤の”639 WITCH CRAFT”の文字が気になるミシェルでしたが、アルトたちの安全確保を優先してシェリルに付き合うことにするのでした。シェリルの「あたしは、できることがあるのにやらないのが、大っ嫌いなの」の一言に、ミシェルは、アルトと自分の周囲の女性たちの頑固さを思い出し、思わず苦笑。

木の陰に駆け込んだ後でのランカちゃんの悲鳴に驚いたアルトは、すぐさまランカちゃんの後を追うのですが、そこには何か大きなものが地上を移動したような痕跡がマクロス艦まで続いていました。EXーギアを装着してアルトはランカちゃん救出のためにグローバル艦内に入ります。そこで巨大なバジュラの標本や幼い頃のランカらしき写真をみつけます。そして、縦穴にきたところでランカちゃんからの通信をキャッチすることに成功。彼女の所在を突き止めることに成功しました。

本話でもいろいろ陰謀を巡らすグレイスは、部下のブレラからの連絡を受け、バジュラの巣「ネスト」の探索を命じます。そして、自身はいよいよ計画の起点であるディメンジョン・イーターの起動準備を始めます。

「ネスト」で意識が回復し、アルトと連絡をとることができたランカちゃん。でもそこにバジュラが迫ります。悲鳴をあげる彼女の前に現れたのはブレラのVF-27でした。適確な射撃で次々と小型バジュラを撃破する彼でしたが、流れ弾が大型バジュラに当たったとき、突如周囲の状況が変わります。ランカちゃんが乗せられている台座が突然半透明の膜を張り、彼女を周囲から隔絶してしまいます。アルトの努力も虚しく、ランカちゃんは膜に包まれたままです。そして、大型バジュラの体表に並んだフォールド鉱石が爆発し、その衝撃でアルトは巣の外部まで吹き飛ばされます。ブレラは衝撃を避けながらグローバルの外部へと飛び出しました。
「グローバル」は空中に浮上し始めるとともに崩壊を始め、その中から無数の巨大なバジュラ艦が出現しました。
アルトは、自分のVF-25でランカちゃんの追跡を再開しますが、ブレラのVFがそれを阻みます。激しい空戦の結果、背後のポジションを取られたアルトはピンチに立たされますが、そこにミシェル機が参戦しアルトの窮地を救います。
ミシェルたちにランカちゃんの救出を託して、アルトはブレラとの空戦を再開。ミシェルたちは、ランカちゃんを乗せたバジュラ艦を目指します。これらの様子を見ていたグレイスは、とうとうディメンジョン・イーターを起動させます。発生したフォールド断層は、第33海兵隊基地を呑み込みながら拡大していきます。
フォールド断層が迫る中、バジュラ艦たちはフォールドを開始。ミシェルたちもそれに紛れて危機を乗り切ろうとします。空戦のおかげで避退行動が遅れたアルトに、フォールド断層が迫るのでした。「こんな所で死ねるかーっ!」というアルトの声が響きます。

本話で、はいよいよグレイスの計画が発動します。彼女の「銀河の妖精の死と、先遣隊の壊滅。憎しみが燃え上がる」「健闘を祈るわね。フロンティアの皆さん」とう言葉と共に自身もフォールド断層に呑み込まれて行きますが、今後どのような形で係わってくるのでしょうか?フォールどしたバジュラ艦たちの向かう先が気になります。

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いまさら マクロスF 第11話 ミッシング・バースデー

第11話 ミッシング・バースデーです。

アルトの誕生日を巡って二人の乙女の想いが絡み合います。映画「BIRD HUMAN -鳥の人ー」の公開後、一気にブレイクしたランカちゃん。今までの生活とは打って変わって多忙な日々を送っています。間近に迫るアルトの誕生日が気になるのですが、なかなか連絡が取れません。それでも何とか時間をつくり、アルトの誕生日に会おうと誘いの電話を掛けるのでした。一方のシェリルは、フロンティアから一週間かかる惑星ガリア4での慰問公演を使って「自然の大空の中で飛ぶ機会」をアルトへ贈ります。さらに、早乙女一門の人気歌舞伎役者でアルトの兄弟子でもある早乙女矢三郎が「誕生日に実家に戻り、嵐蔵ときちんと今後のことを話し合う」ことを提案してきました。三人からの贈物にアルトの心は揺れます。結局、空への憧れに心がうずくアルトは、誕生日の当日、シェリルと共にガリア4へ向けて出発するのでした。

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映画「BIRD HUMAN -鳥の人ー」のヒットで、瞬く間に大人気スターとなったランカちゃん。待望のファースト・コンサートを間近に控えていました。忙しい日々を送る彼女ですが、アルトの誕生日はしっかり意識しています。
忙しいランカちゃんを気遣うナナセの励ましもあり、アルトの誕生日にプレゼントを用意していきます。事務所の社長エルモに頼んで、自分のコンサートのアリーナ席のチケットを用意してもらうのでした。
アルトの方は、兄弟子の矢三郎の訪問を受けます。矢三郎は「鳥の人」で演じるアルトを見て、アルトの中に無意識にある演技への想いを見出すと共に彼の演技の才能を再確認にするのでした。そして父・早乙女嵐蔵と絶縁状態にある彼に、父と仲直りする話を伝えるのでした。
さらに、ナナセとランカちゃんとの電話トークからアルトの誕生日を知ったシェリルは、自分の護衛として、本物の空のあるガリア4へアルトを誘うのでした。
ランカちゃんからの誘い、兄弟子矢三郎の提案そしてシェリルの依頼と三人の間で揺れるアルトでしたが、最後は、幼い日の母に見守られながら紙飛行機を飛ばした時の空への憧れから、シェリルの護衛としてガリア4へ向かうことを選ぶのでした。

アルトの誕生日当日、忙しいスケジュールの中から2時間だけ自由時間をもらったランカちゃんは、手作りのクッキーを抱えて、アルトと約束した場所に急ぎます。でもそこに待っていたのは、アルトからの謝罪の言葉を預かっていたミシェルでした。そしてランカちゃんは、アルトがシェリルとガリア4へ向かったことを知らされるのでした。
一人丘に残ったランカちゃんはアルトに想いを馳せながら、持ってきた手作りクッキーをほおばりながら彼の誕生日を祝います。クッキーの味を苦く感じた理由はいかに?「アルト君・・・ハッピー、バースデー」

そんなランカちゃんたちの知らないところで、三島とグレイスの企みも進んでいきます。新統合軍内のゼントラーディの中でも鼻摘み者の集まりだと揶揄される第33海兵隊が駐屯するガリア4への調査や慰問公演を進めたり、何らかの取引の結果でしょうか、ルカの実家でありフロンティアの大手機械メーカーであるL.A.Iに、密かに謎の機体VF-27γが搬入されたり、二人の陰謀はシェリルをも利用していくのでした。

ランカちゃんら三人の日常を中心に置きながらも、三島-グレイスの陰謀の進展を描く話でした。

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いまさら マクロスF 第10話 レジェンド・オブ・ゼロ

第10話 レジェンド・オブ・ゼロです。
今回はランカちゃんが映画「BIRD HUMAN -鳥の人ー」に出演することとなったところから始まります。この「鳥の人」は「マクロスゼロ」の「サラとシン」を描いた話の劇中劇。マクロスの「小白竜」やマクロス7の「リン・ミンメイ物語と、主役が劇中の映画で主役を演じるのもマクロスシリーズの伝統の一つと言えるでしょう。
予期せぬ事態からランカちゃんはマオ役を演じることになりましたが、それを見事に演じ切り、映画は完成します。そして試写会に観客席から参加しているランカちゃんが、自身の出演場面に赤面してしまうところからこの話の本編である「鳥の人」制作に場面が移ります。

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話は数日前にさかのぼります。ミス・マクロス・フロンティアのミランダ・メリンを主演女優として「BIRD HUMAN」の制作が始まりました。デビューしたてのランカちゃんも映画監督に気に入られた!とかで端役ですが出演することになりました。
初めての映画出演で不安いっぱいのランカちゃんは、電話にてアルトに芸能の心得のアドバイスをもらい嬉しいのですが、アルトがシェリルと撮影の仕事中だとわかってどこか疎外されているように感じてしまうのでした。
「BIRD HUMAN」の撮影が行われているアイランド3の人工島に、ランカちゃんとメーキャップ担当のボビーがフェリーで到着します。と同時にヘリコプターで映画キャンプに現れた「第12代ミス・マクロス・フロンティア」のミランダに対しランカちゃんの表情はこわばります。
ランカちゃんを見咎めたミランダは、端役で出演する彼女を歯牙にもかけず、「私の映画を台無しにしないよう、せいぜい頑張ってちょうだい」倣岸無礼な態度をとるのでした。
ですが撮影の進捗具合は、劇中歌の制作が行き詰っていて撮影は何度もリテイクを重ねていて、完成度に納得がいかない監督と音楽プロヂューサーが揉めています。シン役の男優は水中シーンの撮影を拒否するし、ヒロインの1人であるマオ役の女優は乗っていた車が大型生物ヒュドラに襲われてしまって出演不可の状態に。いろいろあって現場は混乱しているのでした。
そんな中、一息つこうとランカちゃんは島の岬で「アイモ」を唄っていました。その歌声は偶然にも近くで休憩していた監督が耳にするところとなりました。ランカちゃんの歌声に心惹かれる監督です。

そろそろみんなの所に戻ろうと小路をすすもうとしていたランカちゃんは、凶暴なヒュドラに遭遇してしまいます。ランカちゃんの悲鳴をきいて、シェリルに付き添って映画キャンプにいたアルトが駆けつけます。持っていた銃でヒュドラに迎いますが、軽くいなされてしまします。もうダメ・・と思った時、ブレラが現れヒュドラを撃退します。しかし、ランカちゃんは気を失っていて、自分はアルトに助けられたと思い込んでしまうのでした。
キャンプに戻ってきた二人は、ヒュドラに襲われた車に乗っていて怪我をした女優にかわって、ランカちゃんがマオ役に抜擢されたことを伝えられます。絶好の機会とランカを励ますアルトですが、自身が務めるシン役の出演シーンで彼女とのキスがあることに気づいて愕然とします。「待てよ、お前がマオ役ってことは・・・俺とお前が・・・!」
ランカちゃんも予想外の大役に加えてアルトとのキスシーンまであることに心をざわつかせます。そんなランカとアルトのうろたえぶりを見ていたシェリルは、アルトがぼんやりランカちゃんを眺めているところに現れ、不意に彼の唇を奪ってしまいます。戸惑うアルトをよそに笑って立ち去るシェリル。そんなシェリルにランカちゃんは、マオの姉サラの姿を重ね、同じ男性を愛したマオを演じる決意を固めるのでした。そして見事にマオになりきったランカちゃんは、キスシーンでも堂々の演技を披露するのでした。
後日、「BIRD HUMAN」は無事試写会の日を迎えます。銀幕に映し出されるマオとシン(ランカとアルト)のキスシーンに、赤面しながらも目を離せないランカとナナセ。そしてクライマックスの損傷しながらも不死鳥のごとく飛翔して行くシンのVF-0から.マオ役のランカが唄う「アイモ」のエンドロールにつながるのでした。
終幕後の舞台挨拶の場で、監督に導かれてステージに上がったランカちゃんは万雷の拍手で迎えられるのでした。
一方、オズマは、S.M.Sのブリーフィングルームで「BIRD HUMAN」のパンフレットを読んでいました。ランカが演じたマオという人物を知っていた彼は、2人の間の因縁深い何かを感じるのでした。「因縁か、お前がDr.マオの役をやることになるなんてな」
観客たちの盛大な拍手を受けてスターへの道を進みはじめたランカちゃん。その陰に隠れて謎の機体VF-27γに関する報告を受けたレオン三島は、映画キャンプのあった島のレストランで男装のグレイスと密談を行っていたのでした。グレイスの要求は紫色の鉱石。見返りにはバジュラやVF-27γの情報。二人の計画も密かに進んでいるのでした。

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いまさら マクロス デストロイド ディフェンダー 7

駐退機構について検討してみました。

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よく見かかる図ですが、砲身部をばね、ダンパーそしてブレーキを並列に配置して砲耳部分に連結します。ここで、ばねの特性、ダンパーの特性、ブレーキの特性と次のように設定しました。

砲身の動きを記録しました。大体100倍くらいに引き伸ばしています。

反動と砲身の動きはこんな感じです。

反動の最大値は前回より小さくなりました。次に連射した場合です。動画は10倍くらいに引き伸ばしています。

弾丸の発射間隔と駐退距離の様子です。

Pythonのプログラムは こちらです。

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いまさら マクロス デストロイド ディフェンダー 6

射撃時の反動について、ODEを使ってシミュレーションしてみました。

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結果は次のとおり。黄色い弾が的を弾きます。弾は砲身内で等加速度運動しています。砲身の反動はばねで支えています。

お見苦しいですがRECOIL_ode_20190124がPythonのファイルです(ZIPを解凍してください)。

解析結果を見てみます。

砲口初速は3300m/sに達しています。その後、的に衝突して減速しています。

砲身は、ばねで支えられているので、駐退距離に比例して反動力が増加しています。反動の最大値は、先に求めた平均値のざっと2倍です。仕事量が力×距離だから?

また、砲身の支持がばねだけですと、いつまでも反動による前後動が収まりません。ダンパをつけなければいけませんね。この辺の改良は続きで行います。
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