トラブルの備忘録です。
1.準備したもの
・Universal-USB-Installer
・ubuntu-24.04.3-desktop-amd64.iso
・USB 32GBのもの
2.起動USBの作成
適当なPC上でUniversal-USB-Installerを使ってubuntuの起動USBを作成します。
検索すると丁寧な手順の説明をみることができます。
3.Q509のBIOS変更
電源ボタン押す→すぐにF2キーを押す→BIOS画面となります。起動順番をUSBが先頭になるようにします。
4.Ubuntuのインストール
Q509にUbuntuのUSBを差し込んで、電源ONするだけです。指示に従って作業をすすめればOK。再起動の指示にしたがってQ509を再起動させます。
5.トラブル
ここでトラブルに遭遇しました。

Ubuntuの起動画面が表示された後、画面が真っ白になりました。頭の中も真っ白になりました。
原因はグラフィックドライバーの様なのですが、他の記事ではこんな事例は紹介されていませんでした。
本来はログイン画面が表示されるはずなのに・・・。なすすべがないので放置してお茶を飲んでいました。するとスクリーンセーバーが起動したようで、画面が黒くなりました。(およそ5分経過です。)

そこでENTERキーを押すと、解除のパスワードを要求する画面が現れました。
ふつうにパスワードを入力するとUbuntuのDesktop画面が現れました。
原因がわからないので放置しています。対処療法として起動時にGRUBの画面に入れるように待ち時間を設けました。GRUBでSafe modeを選べば普通にログインできました。
6. 対策
ネットの情報を参考にGRUBに設定を追加することで、起動後画面を見ることができました。
つぎのコマンドを実行して、GRUBの設定ファイルを編集します。
sudo vi /etc/default/grub
ファイルの中からGRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT=”quiet splash”という行を探し、quiet splash
の部分にnomodesetを追加して以下の形にします。
GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="quiet splash nomodeset"
:wqで保存終了します。
変更を適用するために、以下のコマンドでGRUBを更新します。
sudo update-grub
以上です。
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