超時空要塞マクロス #32ブロークン・ハート

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辺境に隠遁しているカムジンを探し出すため、早瀬少佐は一条大尉と共にめぼしい場所の捜索に当たっていました。

©ビッグウエスト
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制圧したアジトを調査するのですが、なぜかバトロイドの肩に乗っている早瀬さん。

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カムジンの方といえば地球人の生活様式になじめず集まってきたゼントラーディ人たちを元のサイズに戻してゲリラ化というか盗賊化していました。こちらの方もバトルポッドに馬乗りの騎乗歩兵様式です。
狙うは有名人のミンメイちゃん。

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ステージで歌っていた彼女の瞳に映ったものは、あるはずのないゼントラーディ軍のバトルポッドでした。
ミンメイちゃんの驚き・恐怖をよく表しているシーンです。

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久々に登場した巨人と人類の関係を描写したシーンですね。前回はブリタイ司令と早瀬大尉(当時)でした。
もう一人、カイフンも捕まってしまいました。この後、アジトに戻ったカムジンはグローバル司令に人質と戦艦の交換を要求します。相手を殺さずに利用する。この辺りも地球文化を学んだ成果でしょうか。

捕らわれたミンメイちゃんは歌でカムジンを動揺誘って脱出を試みるのですが、失敗に終わります。おまけにカムジンからはもはや歌に驚くほどウブじゃないと嘲笑されてしまいました。さらにゼントラーディ人は歌に感動したのではなく、物珍しさに驚いただけだと愚弄されて大きなショックをうけるのでした。

カイフンもカムジンたちの説得を試みるのですが、これはまったく効果がありません。反対にカムジンの「文化」の実演を見せつけられたのでした。

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最早、地球人と変わらない男女の仲の二人でした。

統合政府は人質の命を顧みず戦艦引き渡しを拒絶。現場の一条中尉はミンメイちゃんが人質にとられたと聞いて動揺し、早瀬少佐に感情的な態度をとります。それでも早瀬さんは指揮官として救出作戦を立案して実行に移すのでした。

救出作戦は、バルキリー隊に追われる脱落者を装ったゼントラーディ人をつかってカムジンを包囲網に誘いだして壊滅させるとともに、手薄になった人質の監禁されているコンサート・ホールにバルキリー隊で奇襲をかけ、人質を救出するというもの。事は狙いどおりに進み、一条中尉はミンメイちゃんとカイフンの救出に成功する。

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ここでも軍人嫌いの本分を発揮するカイフン。救出してもらったことに感謝の言葉もなく、早瀬少佐に食って掛かります。二人の間に割って入ったミンメイ。

一条中尉とミンメイちゃんは無事を喜んで抱き合います。しかしふたりの仲をひき裂くように、カムジン追撃の命令をつげる早瀬少佐。悪態をつきながらも出撃する一条中尉を見おくりながらミンメイちゃんは、いまなら自分を好きだといってくれた2年前の輝の気持ちにこたえられると確信するのでした。

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そして一条中尉のバルキリーとミンメイちゃんを見て笑顔を見せる早瀬少佐。この笑顔の訳は?一条君の成長を見て喜びの表情でしょうか?以前なら私情を優先して命令拒否した一条君ですものね。

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