いまさあらマクロスΔ(デルタ) 第18話 感覚 エマ―ジェンス

第18話 「感覚 エマ―ジェンス」です。

プロトカルチャーの遺跡の調査、可能ならば破壊のためにワルキューレとΔ小隊のメンバーはヴォルドールに潜入しました。
ハヤテとフレイア、ミラージュと三雲、カナメとアラド、マキナ・レイナ・チャックと4ループに分かれて遺跡に向けて進み始めます。

時を同じくしてウィンダミア側も風の唄い手であるハインツ国王と空中騎士団を中心とした部隊をボルドールに派遣してきました。しかし、作戦の詳細を知るのはロイドのみ。空中騎士団らに遺跡の起動実験のための警戒を命じただけでした。






空中騎士団の側は2グループに分かれて地上と衛星軌道から遺跡の警戒に当たります。地上におりたヘルマン、カシム、ボーグの3人。ハインツ国王の即位式に為された宣戦布告に疑問を抱くカシムは、ボーグと口論となり、1人で何処かに立ち去るのでした。

カシムがいたのは林のそばの倉庫のような建物。そこで焼リンゴをつくっていたのでした。そこに現れたのはフレイアとハヤテ。ハヤテが少し側を離れた隙に、流れてきた焼リンゴの香に釣られたところでカシムに捕まってしまいました。

フレイアの不在に気付いたハヤテは、フレイアの声を追ってきたのですが、同じくカシムに捕まってしまいます。
フレイアが隣村の出身とわかったカシムは、戦いより話し合いを選びます。みなで焚火を囲んで座り、フレイアに帰郷することを勧めます。

一方、三雲はミラージュとともに一足先に遺跡に到着しました。遺跡に立つ三雲は、なにか恐怖を感じ、1人唄い始めるのでした。その歌声に遺跡は反応し起動するのでした。

その状況は、Δ小隊とウィンダミアの双方で察知され、それぞれは遺跡に集結を始めるのでした。ハヤテらもカシムと別れて遺跡に向かうのでした。

ワルキューレとΔ小隊が集結したのと時を同じくして空中騎士団のドラケンが遺跡上空に出現しました。戦闘に突入しるハヤテ。フレイアとの「共鳴」現象が発現し、空中騎士団の攻撃を退けていきます。

その様子を衛星軌道上から監察していたロイドは、ハインツを投入することを指示。ハインツの歌声はワルキューレたちを圧倒していきます。また、空中騎士団のメンバーたちにも奇妙な「共鳴」を引き起こします。

一度はハインツの歌声に屈しかけたワルキューレ。しかし立ち上がった三雲の唄に奮起し、ワルキューレの歌声は状況を押し返します。フレイアの唄と「共鳴」しているハヤテはヴァール化しながら、交戦しているキースを追い詰めていきます。

ワルキューレの唄による生体フォールド波は、ヴォルドールの地表を覆っていくとともに、ボルドール人たちの脳波を「共調」させていきます。この現象の確認こそがロイドの狙いでした。

次第にヴォルドールを覆っていくワルキューレの歌声。ですが、フレイアの異変に気付いたカナメが彼女を押し倒して唄を止めさせます。唄・生体フォールド波の嵐が収まりますが、「共鳴」していたハヤテは意識を失いヴォルドールの地表に軟着陸してしまいます。

結果として、プロトカルチャーの遺跡は三雲の唄に反応、暴走して崩壊しました。

遺跡の破壊に成功したワルキューレとΔ小隊、遺跡による「脳波の共調」現象の確認とデータ収集に成功したロイド。



どちらも目的を達成した、微妙な幕引きの本話でした。

いまさらマクロスΔ(デルタ) 第17話 拡散 オンステージ

第17話 「拡散 オンステージ」です。

今回はウィンダミア側の状況から始まります。イプシロン財団の支援を受け多数のドラケンの配備が完了しました。ワルキューレの動画を見ながら1人思案にふけるロイドの言葉にこの戦いの目的が語られていました。






ラグナを追われた後、移民船のトラブル対応に追われていたケイオス側は、いよいよ反攻をしかけようと動き始めます。
目標はヴォルドールにあるプロトカルチャーの遺跡。「風の唄」を響かせる遺跡の仕組みを解き明かすことを試みます。既に一度潜入したことが発覚した地ですから、侵入は簡単ではありません。


そこで銀河ネットワークを使ってワルキューレのライブを無料配信。その配信データの中にウィルスを仕込み、敵のネットワークを攻略しようというものです。おまけに、課金アイテムのスペシャル画像を混ぜて、軍資金を得ようというものでした。


ワルキューレのライブは順調に配信され、ネットワークへの浸透と課金が進んでいきます。ライブではソロナンバーも演じられます。前話でハヤテとの距離が縮んだフレイアは、三雲や他のメンバーから注目されるくらいルンをピカらせながら熱唱です。


そして幕間の休憩時、舞台裏でハヤテと二人きりになるフレイア。互いに意識し合う故か、微妙な雰囲気で会話が進みます。そして、意を決したフレイアが何かを言おうとしましたが、惜しくもラグナ人老夫婦の呼びかけで機を逸してしまいました。

ライブの配信は、ウィンダミア側艦艇の中でも視聴されていました。ワルキューレを見ていた整備兵たちを窘めたボーグですが、マキナの立体映像(のムネ)とレイナの容姿に赤面。あわてて画面を消そうとするも、押したのは課金ボタン。彼のワルキューレに対する反感(と関心)が増したのでした。

ライブが終わり、敵ネットワークの侵入も完了したところで、いよいよ潜入作戦です。ブリーフィングに向かうハヤテが出会ったのは、以前に助けたロバート少佐。彼はハヤテにウィンダミアと関わらないよう忠告します。
その言葉はハヤテの内にあった蟠(わだかまり)を噴出させます。それを見たアラド隊長は、ハヤテの父ライト・インメルマンが次元兵器をウィンダミアで使用した事を告げるのでした。この事にフレイアやワルキューレとΔ小隊のメンバーはショックを受けるのでした。

個々人がそれそれの思いを抱きながら、ヴォルドールへの潜入作戦が開始されました。




ワルキューレの楽曲が楽しめた前半と、ハヤテの父親の所業が明らかとなった後半。見所一杯の本話でした。

いまさらマクロスΔ(デルタ) 第16話ためらい バースデイ 

16話 「ためらいバースデイ」です。

折角救助した新統合軍パイロットの言葉から、自分の父親が統合軍のパイロットだったことを知ったハヤテ。その場を取り繕うかのようなアラドの言葉に疑念の表情を浮かべるのでした。

ところ変わって移民船に移設した裸喰娘々では、フレイアが張り切ってウエイトレス役を務めていました。自国と戦争をすることとなって複雑な気持ちのフレイア。




そんな彼女の様子を見ていたハヤテ、ミラージュ、マキナ、レイナ。それにチャックも加わってフレイアのサプライズ誕生日パーティーを行うことになりました。

海上の準備などの役割分担を決めるとともに、各自でプレゼントを用意することになったことから、ハヤテとミラージュは街に買い物に繰り出します。
傍から見るとデートのようにも見えるお買い物。周囲をみてみれば、マキナ、レイナ、チャックがしっかり見ていたのでした。


勝手に会話を被せてデートシーンを想像する観察者たち。その期待に応えるかのように「もしかしてフレイアさんのこと好きだったりするんですか?」と直球を放り込むミラージュ。さらに自分のことも話すミラージュなのに、ハヤテは完全に聞き流してしてしまいます。周囲で見ていた3人も呆れる鈍感さを発揮するのでした。

それでも、連れ回したお礼にアイスを奢るくらいのことはするのです。2人でベンチに座ってハヤテの父親のことについて変わり合います。そして見上げた空に散っていく流れ星を見てなにかを思いつくのでした。

そして誕生日当日。ケイオスのメンバーも加わって準備を終え、灯りを消してフレイアの到着を待ち構えます。ハヤテの姿が見えずに苛立ちを見せるミラージュでしたが、フレイアが到着しました。真っ暗な部屋にクラッカーが鳴り響くとともに灯りもついていよいよパーティー開幕です。

フレイアがハヤテの不在にちょっち気を取られかけたところに三雲が登場。歌でフレイアの15歳を祝います。誕生日ケーキのろうそくの火を消し、皆が準備したプレゼントを渡し、フレイアのスピーチが行われている中、ようやくハヤテが到着です。


ミラージュが見咎めるのですが、チャックの兄弟の歓声がそれを打ち消します。なんと裸喰娘々の外には雪が積もっていたのでした。これはフレイアの故郷ウィンダミアの風景を再現したハヤテのプレゼント。


心のこもったプレゼントはフレイアの心境に変化を起こします。いままでルンを見られるのも嫌がっていたのに、ハヤテがルンに触るのを受入れるのでした。

そんなフレイアを女性として意識したハヤテ。そして2人を見てなぜか涙を流すミラージュ。マクロスではお馴染みに三角関係が明確に浮かび上がった本話でした。

ウィンダミアの動きがなく、平穏な情景でしたが、一方で三雲が自身の思いや体験を語ったりと今後に関係しような話もちらほらあったように思います。
それにしてもミラージュには気の毒な話でした。がんばれミラージュ。



いまさらマクロスΔ(デルタ) 第15話 決別 レぞリューション

第15話 「決別 レぞリューション」です。

オープニングは、ラグナでプロトカルチャーの遺跡とドッキング、そして再飛翔したラグナ=バレンスの部分(と思うのですが)がウィンダミアに到着したところから始まりました。

そして、7年前の戦争で次元兵器が使われた跡に集う空中騎士団のメンバーたちが語ったのはそれぞれが持つ事情とともに、ヴァールをも利用しなければならなくなった経緯でした。

彼らとは別に移動する車中で語り合いキースとロイド。なにか含みがありそうなロイドに対し、先の戦闘で右目を失ったキースでしたが、ウィンダミアの為ならという変わらぬ決意を示すのでした。

そして、空中騎士団他ウィンダミア側の面々が集うのはハインツ新国王の戴冠式。その様子はハッキングされた銀河ネットワークを使って全銀河に放送されていました。




その中継放送の最中、ロイドは球状星団を中心とした制風圏の確立を宣言しました。そして7年前の戦争で新統合軍が次元兵器を使用した証拠画像を公開することで”正義”の在り処を示し、改めて新統合軍に宣戦を布告するのでした。

その発言は戦争終結を期待していた一部の人達に動揺を引き起こすのですが、一方で、ハインツの歌う「風の唄」と相まってウィンダミア側の戦意を高揚させるのでした。
そして、その歌声に反応するようにプロトカルチャーの遺跡に新たな遺跡が出現し、生体フォールド波が銀河中に広がっていくのでした。

ウィンダミア側の動きを予測していたのでしょう、新統合軍は新型のフォールドジャミング装置を備えた強攻偵察艦隊を球状星団に向けて派遣していました。
しかし、その艦隊は、負傷によって開眼したキースの活躍によって壊滅させられてしまうのでした。

救援に駆けつけたデルタ小隊でしたが、到着した時には艦隊は壊滅。辛うじて1人の生存者の救助に成功したのでした。

アラド隊長の知己だったその生存者は、ハヤテの名前を聞いて気になる一言を発するのでした。「・・・どうしてあんな男の息子と」と。

本話はウィンダミア側中心でしたが、中継映像を見て、懐かしさを感じる自分を訝しむ三雲とか、伏線も幾つかあったように思います。





生存者ロバート・キノの言動も意味深ですね。