いまさらマクロスΔ(デルタ) 第12話 キング・オブ・ザ・ウインド

第12話  キング・オブ・ザ・ウインド

アル・シャハルにフォールドアウトしてきたシグル・バレンス。防衛にあたっていた新統合軍の艦隊はすぐさま砲撃を開始しますしたが、”風の唄い手”であるハインツの歌に応えたシグル・バレンスは次元断層を展開して砲撃を無力化する一方、新統合軍艦艇乗組員にヴァール症候群を発症させるのでした。


結果は、僅か15分でアル・シャハルの新統合軍は無力化されてしまったのでした。




デルタ小隊を含むラグナのケイオス部隊は出撃を一旦中止し、球状星団各地に展開した部隊を集結させ今後の作戦を発動するのでした。

アル・シャハル攻略の成功をもって、ウィンダミア側は一端侵攻の手を緩めます。しかしキースとロイドは今後の方針について意見が分かれるのでした。

ジョンソン艦長以下ケイオス・ラグナ支部の面々は、新たな作戦にむけて、マクロス・エリシオンの発進準備を進めます。準備の最中、ジョンソン艦長とアラド隊長は、ウィンダミア国王グラミアとのしがらみについて話すのでした。

そこに新統合軍から参謀局2部のラウリ・マラン少佐が作戦を通達するためにやってきました。ラグナの遺跡を破壊するその作戦。遺跡からのエネルギー・シャフトの存在と破壊による地殻変動を危惧するカナメに対し、少佐は大気圏内への影響は小さく抑えた指向性戦術反応弾によるプランを説明します。


「援軍もださずに・・・」と不満を口にしたアラドは少々大人げないですね。風の唄が遺跡でもって中継・増幅されるという事実を鑑みれば、提示された作戦は至って妥当にも思えるのですが・・、ジョンソン艦長は、作戦への協力を一蹴し、独力でアル・シャハルに向う作戦を実行に移します。一方、レディMの助力もあって、遺跡爆破作戦は、エリシオンの奇襲作戦の結果がでるまで延期されることになりました。

新たな作戦に向けて、メッサ―が居なくなった席を埋めるためミラージュは中尉に昇進しました。しかし、責任の重大さに悩むミラージュは、ひとりアイテールの甲板上で思慮にふけっていました。


そこに、ランチボックスをもったハヤテと袋いっぱいのラグナの海リンゴをもったフレイアが現れます。なぜか身を隠すミラージュ。彼女の存在に気づかず、ハヤテは、「好きだぜ、お前の歌」とか「必ずお前を守る」なんて一見すると告白のようなことを言うのでした。

この雰囲気は、ブリーフィングの呼び出し音で終わってしまいます。バツが悪そうに2人の前に出てきたミラージュ。ハヤテに真っすぐぶりを指摘されたミラージュは、自分の悩みをハヤテにぶつけます。そして決意も。
ハヤテに対し生きて帰ろうと告げるのですが、なぜかフレイアとは視線を絡めただけで無言で立ち去るのでした。

周囲の住民の退避が完了し、マクロス・エリシオンは発進しました。要塞型に変形しラグナ大気圏外でフォールドに入り、アル・シャハルに向かいます。

しかし、この動きを察知したグラミア、シグル・バレンスを発進させ、エリシオンのデフォールドを見定めたかのようにラグナに向けたフォールドを開始したのでした。

 





悪意はないのでしょうが(そして恋愛感情もないのでしょうが)、フレイアとミラージュに立て続けに思わせぶりなことを
いうハヤテさん。羨ましいというか見ていて心配というか、三角関係はさすがにマクロスです。

いまさらマクロスΔ(デルタ) 第11話 追憶 ジェリーフィッシュ

第11話 追憶 ジェリーフィッシュです。

前話の白騎士との戦闘で死亡したメッサ―。彼の葬儀で始まりました。





彼の死は、デルタ小隊とワルキューレの面々の少なからず心理的な重荷になっていました。
回収されたメッサーのVF-31に刻まれていた弾痕は、一撃でパイロットの心臓を撃ち抜いた白騎士の技量の高さを示していました。
彼の死による37%もの戦力ダウンも深刻な問題でした。


「メッサ―抜きで白騎士と相対することができるか?」
「そもそもメッサ―でも抗し得なかった白騎士とどう戦えばよいのか?」
ハヤテは自分が怖気づいていることを感じて苛立ちます。
ワルキューレのメンバーもメッサ―を偲びながら筋トレに励むのでした。

夜になってケイオスとワルキューレのメンバーたちはメッサ―のためのクラゲ送りに集まりました。チャックの弟たちが歌う「Remember16」を聞きながら、皆は自省とメッサ―の思いてに浸っていました。


そこに整備班のスタッフがもってきたログは、メッサ―が如何に飛ぶことが好きだったのかを、そしてデルタ小隊の面々をいかに親身に見ていたことを示すものでした。
チャックの弟たちが用意したVF-31の模型を浮かべたました。

それを送るかのように三雲が水に入り歌い始めます。ワルキューレのメンバーも三雲に寄り添い歌でメッサ―のVF-31を送りだします。


そんな中、ハヤテは自分を奮い立たせメッサ―の分も飛ぶことを誓います。カナメも再びワルキューレのエースとしてステージに立つ決意をするのでした。

前回の戦闘におけるハインツ王子とワルキューレの交感はウィンダミア側でも察知されていました。イプシロン財団の協力でシグル=バレンスの飛行が可能となっていました。強い敵には敬意を表する白騎士。ハインツの体調を案じながらも何かを考えているロイド。ウィンダミア国王アーネストは、これを機に遺跡のネットワークを使った絶対性風圏を確立するため、全力での侵攻を決意し開始したのでした。




いまさらマクロスΔ(デルタ) 第10話 閃光のアクシア

第10話 閃光のAXIAです。

ヴァールの再発もあって限界を覚ったメッサ―はデルタ小隊を除隊してララミス星系の部隊へ訓練教官として転属することになりました。荷物の整理に訪れたエリシオンでのアラド隊長との会話に彼の部隊への思いが感じられます。






一方、ラグナの街はクラゲ祭りで盛り上がっていました。ラグナの海神を祀るお祭りであり、恋人たちの祭りでもあります。
フレイア、マキナ、レイナにハヤテ、ミラージュ、チャックらは屋台を出してクラゲ饅頭を売っています。

安くてファイヤー
美味くてボンバー
こんなクラゲ饅頭滅多にないんだからね!
とニヤリとする台詞です。
 

 

絶妙のクラゲ音頭で道行く人達の喝采を浴びるのでした。

「今夜はみんな勝負パンツ」というレイナの一言でミラージュは赤面。耳まで真っ赤!

マキナの解説で、ハヤテらはメッサ―、カナメそしてアラドの関係を知って驚きます。そしてマキナの発案でハヤテはメッサ―を呼びに行くことに。去り行くメッサーのためにカナメとの思い出つくりにとの配慮でした。

9月の新月の夜に見られる光景は神秘的。確かに恋人たちのための夜です。皆の心遣いで2人きりのカナメとメッサー。そこでメッサ―はカナメに感謝の気持ちを伝えるのでした。

寂しさを少し含んだほのぼのとした雰囲気のラグナと違って、ウィンダミア側は遺跡を使った侵攻の準備を進めていました。イプシロン財団のベルガーの登場は、この戦争が単なる独立のためではないことを予想させます。
ウィンダミア国王アーネストはハインツ王子の負担を顧みず、遺跡を用いた作戦を進めるのでした。

クラゲ祭りの翌日、メッサ―が新しい任地に向けて飛び立った日、ウィンダミアの侵攻が始まりました。惑星アル・シャハル、リスタニア、エーベル、イオニデスと多方面同時侵攻。ワルキューレとΔ小隊はアル・シャハルの遺跡へと向かいます。

風の歌が響く中、遺跡に向かって唄う三雲とフレイア。遺跡を介して発生したハインツの歌と干渉により幻覚を見せられた2人は意識を失ってしまいます。


空の方でも空中騎士団とΔ小隊の戦闘が始まりました。6対4と数の上でも、白騎士の存在により技量面の差でもΔ小隊が劣勢です。ハヤテ、ミラージュとも被弾し追い詰められていきます。

Δ小隊の警戒線を突破して、ボーグ、テオ、ザオの3機がワルキューレに迫ります。あわやというところで彼女たちを救ったのはメッサ―でした。
GAWALK形態で接地、彼女たちの無事を確認したメッサ―は、コクピットを開け、バイザーもあげてカナメに「歌ってくれ。俺がヴァールになる前に」と訴えるのでした。それに応えるカナメを見て、僅かに微笑んでメッサ―は機体を上昇させ、空中騎士団に挑みます。

ヴァールになりつつも、その変化で得られた能力も駆使して白騎士と対峙するメッサ―。互角に展開された空中戦も、リル・ドラケンの爆発で生じた一瞬の隙をついた白騎士の一撃で終わりを告げます。

デルタ小隊面々の悲痛な叫び。蒼穹の空に飛行機雲を曳きながら飛ぶ機体。それを見て崩れ落ちるカナメ。

エンディングで流れるAXIAが悲壮感を演出します。

Febri誌での解説によれば、マクロス作品のリアルを出すためのメッサ―の死なのだそうですが・・・。そしてサービスカット?






 

いまさらマクロスΔ(デルタ) 第9話 限界アンコントロール

第9話 「限界 アンコントロール」

ミーティングの場で潜入調査の結果を共有する一同。ヴァールを抑制するのがフォールドレセプター。ワルキューレのメンバーはこのレセプターを持っている人達で構成されています。ハヤテもレセプターを持っていたのでした。そして、ヴァール症候群は完治の方法がないことも。

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前話のラストでメッサ―がヴァール症候群を抱えていることを知ったハヤテとミラージュ。メッサ―の居室で進退について問う2人に対し、メッサ―は任務を続けると答えるとともにこの事を黙っているようなんと頭を下げたのでした。


2人が退室する際、ハヤテが見つけたブレスレット。そこにはAXIAという曲が録音されていました。

任務に復帰したメッサ―は、白騎士を模した厳しい訓練で他のメンバーを鍛えていきます。一方、メッサ―の病状という共通の秘密を知ったハヤテとミラージュは、それとなく接近していきます。

その様子は、「ミラージュが『通い妻』である」とマリアンヌ情報として周囲に囁かれていくのでした。夕焼けが映える海辺に2人でいるところを目撃したフレイアも、すっかり信じてしまうのでした。

そんな周囲の視線を気にする余裕もなく真剣に悩む2人。ある夜、除隊を勧めるハヤテとミラージュに対しメッサ―は頑なに現役に拘ります。意を決したミラージュはカナメとの関わりを問います。メッサ―は、ヴァール化した自分をカナメの歌で救われた過去を明かすのでした。

そこに空中騎士団がラグナの防空圏の内側にフォールドしてきました。スクランブル発進するデルタ小隊。たちまち激しい空中戦が展開されます。
互いを宿敵と目す白騎士と死神。他を寄せ付けない激しい戦闘が行われる最中、メッサ―はヴァール症候群を発症してしまいます。

彼の異変を察したアラドはワルキューレの出動を要請し、彼女らの唄はメッサ―のヴァール化を止めることに成功します。

メッサ―を気遣いながらアイドルらしく唄うカナメさん。

[

「カナメ・・・さん・・」と呟くメッサ―。その胸中をよぎるものは何だったのでしょうか?

激しい空中戦で、衆目を集めた一方で、テオはラグナの海中にある遺跡の調査を行っていました。潜入調査で得られた情報によりラグナにある遺跡の調査が行われたのですが、「風の唄い手の歌」でなければ遺跡は活動しないようです。


遺跡の機能に問題なしとのテオの報告を受け、空中騎士団は撤収し戦闘は終了しました。帰還しアラドの体に倒れ込むメッサ―は、自らの限界を認めるのでした。

その夜、裸喰娘娘で会した一同。フレイアは自らの誤解を知るのでした。恥ずかしさの余、表に出て叫ぶフレイアでしたが、そこにはメッサ―がいたのでした。

期せずして会話の機会を得た2人。「今がいっぱいいっぱい」とのフレイアの言に、なぜかふっ切れた様子のメッサ―でした。

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レセプターやボルドールでのシンクロなどでハヤテとフレイアの接近で始まった本話でしたが、メッサ―の秘密?の共有でミラージュが巻き返しました。また、恩人であるカナメのため、寡黙に戦うメッサ―の思いは何処にあるのでしょうか?