いまさらマクロスF 第21話 蒼のエーテル

第21話 蒼のエーテルです。

バジュラとの戦闘が市街と周辺宙域で行われている中、ハワード大統領を殺害に成功した三島は、フロンティア船団の政治的権力を掌握しました。バトルフロンティアで指揮をとる三島にルカからの作戦、ランカの歌声を餌に艦内の敵を一箇所に集めて新型爆弾で吹き飛ばす、が上程され裁可されます。アルトはルカに反発するも、ランカちゃんの決断で作戦は実行に移されます。予定どおりにバジュラたちはランカちゃんの歌に釣られてアイランド3に集まったところで新型爆弾が炸裂し、アイランド3ごと異次元に吹き飛ばすことに成功します。ですが、フロンティア船団の被害は大きく、心身が疲弊したランカちゃんは唄えなくなってしまいます。そんな時、ランカちゃんは第二形態に成長したあい君に再会。彼を仲間の元に返そうと提案しますが、アルトに否定され、代わってブレラが協力します。アルトに初めての告白を果たしたランカちゃんは、あい君と共にブレラが操縦するVF-27γで宇宙へ去っていくのでした。

バジュラとの艦内外での戦闘で大被害を被るフロンティア。健在なコロニーを檻としてランカちゃんを囮に使う形振り構わぬ作戦の末、バジュラを退けることに成功しますが、日常は大きく崩れてゆく。そして、唄うことを拒絶するようになったランカちゃんがアルトの前から去る・・・。破滅への坂道を転がり始めた感のある一話です。
一方、ゼントラーディとなってクランは生身にVFのアーマードパックを装着して戦います。今見返すとスーパーふみなみたい、と思ってしまいました(ごめんなさい)。

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マクロス・フロンティアの各所でバジュラとの戦闘が続く中、ハワード殺害に成功した三島はバトル・フロンティアに乗艦し、ハワードの死と「現状で最高位の文官」の立場を主張し、フロンティア船団における政治的権限の掌握に成功します。
船団周辺の宙域にフォールドしてきたバジュラたちの迎撃準備を進める三島のもとに、秘匿回線を通じてルカからの作戦が上程されます。
そのルカは、S.M.Sのビルを出たアルトとランカちゃんにアイランド3へ向かうよう促す。ゼントラーディ化を終え、VF-25Gの武装を身にまとったクランの援護の元、3人はアイランド3へ急ぎます。
ルカが提示した作戦は、ランカちゃんの歌声でバジュラたちをアイランド3へ呼び寄せ、同船にある新型フォールド爆弾「リトルガール」でバジュラたちを一気に葬る、というものでした。ランカちゃんを囮とする計画激怒するアルトに対して、ルカは、同僚が倒れている現状を訴え、対立します。しかし、ランカちゃんの同意の言葉を受け渋々同意。三島も、冷徹な判断で作戦にGOを出します。
作戦のため展開していくアルトとルカ。囮として残されたランカちゃんにブレラが話しかけます。もっと率直になるように話すブレラに一度は反発するランカちゃんですが、言葉に含まれている優しさは、彼女に改めて唄う勇気を奮い起こさせます。
2人の励ましを受けたランカちゃんが唄う「アイモ」は、フロンティアの各所からバジュラが引き寄せ始めます。やがて、バジュラの移動は、奔流のごとくアイランド3に流れ込みます。
唄いながら徐々に幼い頃の記憶を取り戻すランカちゃん。記憶の量に比例するかのように歌のパワーは上がりますが、罠におびき寄せる役目はランカちゃんの心に苦痛を招きます。「痛いよ・・・」と苦痛に耐えながらも唄うランカちゃんをみたグレイスは、満足そう「見事よ、リトルクイーン。11年前とは違うのね」と呟くのでした。
やがてフロンティア中のバジュラの集結を見極めた後、アイランド3は船団から切り離されました。ランカちゃんたち一同の脱出後にリトルガールは起爆し、バジュラとアイランド3と周囲の空間を巻き込みながら消え去り、作戦は成功裡に終了します。アルトはランカちゃんに感謝の言葉をかけますが、彼女の心は晴れないのでした。
翌日。破壊された街並みで掃討戦が行われている中、犠牲者の追悼式が開かれました。正式に第5代フロンティア大統領となった三島は、犠牲者への弔意を述べランカちゃんに死者への追悼と未来への希望のための唄を求められますが、疲労に潰されかけているランカちゃんは、「ごめん・・・なさい。もう、唄えません」と、それを断ってしまいます。
この事態はテレビで中継され、アルトやシェリルたちを驚かせるのでした。
そして深夜3時、突然のランカちゃんからの電話で呼び出されたアルトは、彼女が待つグリフィスパークの丘へを登っていきます。何か話をはぐらかすランカちゃんは、紙飛行機の折り方を教えるようアルトにせがみます。そんなランカちゃんに付き合うアルト。髪飛行機をつくりながらアルトに空を飛ぶ理由を尋ねるランカちゃん、アルトは、亡き母・美代との日々で培った本物の空への憧れを語るのでした。それを素敵だと感じるランカちゃん。完成した飛行機を空に放ちます。
しかし、そのランカちゃんが放った紙飛行機を捕まえて来たのは、第二形態となったバジュラのあい君でした。すかさず銃口を向けるアルト。その銃口からあい君を庇い、「この子は悪いことはしていない」と弁護するランカちゃん。ですが、ミシェルや多くの仲間を失ったアルトに彼女の言葉は届きません。
アルトが引き金を引こうとした時、ブレラが背後から飛び出しアルトを蹴り飛ばします。ナイフでアルト牽制しつつ、ブレラはランカちゃんを支援するのでした。
ブレラに促されてランカちゃんはアルトと共に行きたい思いは秘めたまま、あい君を故郷に返したいと話します。
ブレラが呼び寄せたフォールド・ブースター装備のVF-27γに乗り込むランカちゃん。アルトの前から飛び去ろうというその時、彼女は初めて、アルトへの想いを口にします。
「アルト君・・・さよなら・・・大好きでした」
飛び立ったVF-27γは、すぐに赤い光点となり、アイランド1のゲートを遠隔操作で強制解除して宇宙へと飛び出ます。シェリル、オズマ、キャシーの上を飛び去り、ランカちゃんの遠い旅路が始まろうとしているのでした。

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