いまさら マクロスF 第一話 クロース・エンカウンター

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第1話 クロース・エンカウンター

マクロスフロンティアは、マクロス25周年記念として製作されました。3DCGを多用した作品で、バルキリーの変形を見事に描いています。ヒロインのひとり、ランカ役を務めるのは中島愛さん、シェリルの歌のMay’nさんと魅力的な組み合わせでしたね。

舞台は西暦2059年の銀河の中心宙域を目指して航行する移民船団のフロンティア船団です。かつてのゼントラーディとの戦争で滅亡の危機を経験した人類は、宇宙へ進出することで生存の可能性を高める方針をとっていました。フロンティア船団はその中の25番目となる移民船団でした。
そこに、21番目の移民船団マクロス・ギャラクシーから、銀河の妖精と呼ばれる人気トップシンガー、シェリル・ノームがコンサートツアーのため来訪します。「時差ぼけとフォールド酔いで最悪」とのたまうシェリルですが、仕事のキャンセルを問うマネージャーのグレイスの問いには決め台詞の「私はシェリル、シェリル・ノームよ」と返すのでした。このキツイ感じがたまりませんね。

美星学園高等部航宙科パイロット養成コースに通う早乙女アルト。主人公の彼は、自由な大空に強い憧れと抱いていましたが、高さ制限の存在するフロンティアの擬似的な空に、鬱屈とした思いを募らせていました。もう一人のヒロイン、ランカ・リーは、中華料理店でバイトに励む普通の女の子でした。

シェリルの来訪に沸き立つフロンティアではコンサートの準備も着々と進み、人々の期待も徐々の高まりをみせつつありました。
美星学園航宙科のアルト、ミシェル、ルカらは、優秀な成績を買われてコンサートにおけるシェリルのバックアップフライトを任されたのですが、彼らを学生のファンだと勘違いしたシェリルは、プロの仕事場に素人を入れるなと、エスコート役のキャシーに怒りをぶつけるのでした。そんなキャシーは「小悪魔の間違いじゃない!」とこちらもお怒りぎみです。

意気揚々と準備を進めていたアルト達でしたが、シェリルの指示により危険度の高いプログラムは外されてしまいました。フライトには自身があったアルトは、ひとり納得がいかず、憮然としたままフライトの準備を進めていた。そんな彼の元に、会場への抜け道を探して、ランカ・リーが迷い込んできました。コンサート会場への道を急いでいたランカは、森林管理用のスプリンクラーの水を浴びてびしょ濡れになってしまいます。濡れた服を脱ぐアルトの姿を見たランカは、その美しさに思わず感嘆の溜息をもらすのでした。服を乾かしてくれたお礼をするから自分のバイト先に来て欲しいと、ランカはアルトに懇願するのでした。

バイト先である中華料理店チェーンのCMソングを披露するランカの様子に思わず笑みをこぼすアルトでした。中華料理店と普通の女の子の組み合わせは、初代のミンメイちゃんと「娘々」の組み合わせの再来ですね。

 

 

 

その頃、船団の航行する宙域に謎の生体反応が多数出現し、フロンティアの動向を見張るかのごとく暗躍を始めていました。その生体反応は、偵察のために新統合軍が派遣したRVF-171を破壊し、ジャミング現象を発生させながら、徐々にフロンティア船団へと近づいきます。統合軍はゴースト部隊を投入し、謎の生命体との戦闘状態に突入しますが、頼みのゴースト機は次々と破壊され、司令部は不安な空気が流れます。そしてコンサートの始まりとほぼ同時刻、艦外では新統合軍が未確認生命体との本格的な戦闘に突入しました。

このバルキリーの発進シーンはCGによるものですね。無重力故、機体がふわりと浮き上がり、マーカーの示すカタパルト(?)に沿って打ち出されていきます。

 

 

銀河の妖精と言われるシェリルの圧倒的な歌声にライバル心を刺激されたアルトは、予定にない大技に挑戦しますが、その無謀な操縦に巻き込まれた仲間と接触してしまい、EXギアの制御が効かなくなってしまうのでした。暴走するアルトは、危うくシェリルと激突してしまうところでしたが、シェリルの機転により何とかその難を逃れることができました。

とっさのトラブルを、演出であるかのように切り抜けるシェリルには、アルトならずとも感心してしまいます。このプロ意識の高さもシェリルの魅力ですね。

艦外での戦闘では統合軍の不利が明確になりつつありました。大統領府では、事の重大性を鑑み、船団内の各方面へ緊急事態への通達を決断しました。民間軍事プロバイダー「S.M.S]にも大統領府から出動要請が下り、そのメンバーの中にはランカの兄、オズマ・リーの姿もありました。

未確認体の攻撃力に圧倒され、新統合軍機は為すすべなく撃墜されていきます。そこへS.M.S新鋭機VF-25が駆けつけます。オズマ隊長の指揮の元、戦場ではある程度の拮抗が保たれるかと思われましたが、新統合軍のパープル小隊、バーミリオン小隊が相次いで壊滅したことにより、ついには防衛網を突破され、居住区への侵入を許してしまうのでした。

不意の艦内警報に、居住区の市民やコンサート会場の観客達は動揺し浮足立ちます。コンサート会場から避難をしていたランカは、流れ弾に巻き込まれ孤立してしまいます。

未確認体を追いかけ、ギリアムとオズマは街へと向かいます。新統合軍の陸戦部隊も、市街地に侵入した未確認生命体との激しい戦闘を繰り広げていました。逃げ遅れたランカを助けようとしたアルトですが、戦闘の流れ弾に巻き込まれて窮地に陥ります。そこにS.M.SのVF-25に乗るギリアムが駆けつけてきました。未確認生命体に押さえられたVF-25を抜け出したギリアムでしたが、敵に捕まり為す術もなく戦死してしまいました。
絶体絶命の状況で、アルトは自身がEX-ギアを装備している状態だと思い出し、残っていたVF-25に飛び乗ります。そして、ランカに迫る未確認生命体に向け、ガンポッドを斉射するのでした・・・(つづく)。