いまさら マクロス ダイナマイト7 第4話 銀河クジラの歌う星

スポンサードリンク




第4話 銀河クジラの歌う星 ZOLA

いよいよクライマックスです。惑星ゾラ宙域では、パトロール隊、密漁団、グラハムそしてバサラと銀河クジラを巡り4つの勢力がぶつかります。
寿命を迎えつつある数頭の銀河クジラたちが、群れから外れ、惑星ゾラにあるクジラの墓所へ降り立とうとしていました。一方、銀河クジラの群れが到来したゾラの衛星軌道上では、密漁団が白い銀河クジラに反応弾を撃ち込みますが効果はなく、母艦による特攻を仕掛けます。しかし、その攻撃はグラハムによって阻止されまました。
銀河クジラを巡る様々な思惑が交錯する中、バサラは1人戦場で唄い続けていました。そんなバサラの歌は、ついに銀河クジラとのコミュニケーションを成立させるのでした。バサラとの束の間のセッションを愉しんだ彼らは、やがて次の回遊地を目指して旅立っていきます。一連の騒動を通じ、グラハムの真意に触れたライザは、父との間に絆を取り戻しました。バサラは新たな銀河に向けてゾラを発ち、ようやくゾラに到着したミレーヌは、またもや行き違いになるのでした。

群れから外れた数頭の銀河クジラたちは、惑星ゾラの大気圏に突入しようとしていました。この行動に疑問を抱くローレンスに、エルマは寿命を迎えた銀河クジラが墓所に向かっているのだと説明します。
そのころ、シティ7ではFire Bomberのライブが始まっていました。レイはライブ会場に集まってくれたファンに向かい、バサラに続いてミレーヌまでもが姿を消したことを報告します。動揺するファンをよそに、彼は録音されたバサラの歌を流しながら、ビヒーダと2人だけでライブを始めるのでした。
銀河クジラの群れを巡り、パトロール隊と密漁団が戦闘を繰り広げます。スピーカーシステムによって歌声を響かせながら前線へと辿り着いたバサラは、そのまま白い銀河クジラに肉薄するグラハムを追います。方や密漁団は群のクジラたちに次々とモリを放っていました。
エルマからバサラが伝説的ロックバンドであるFire Bomberのボーカリスト、熱気バサラその人だと聞かされたローレンス。それを知った彼は何かを思いつき、自分の研究室へと走り出す。
グラハムは、白い銀河クジラは死に場所を求めているから引導を渡すのだと主張します。しかしバサラは、歌を耳にした銀河クジラの瞳が生気に溢れていたと言い、グラハムに”死にたいのはお前だ”と指摘します。
研究室のローレンスは、群から外れた銀河クジラたちの動きと、ゾラの磁場エネルギーが急上昇しているポイントに関連性を見出し、銀河クジラたちが向かおうとしている場所へと急ぐのでした。一方、ゾラの街の住民らには、落下する銀河クジラに備え屋内に避難するよう勧告が出されました。街でバサラを探していたガムリンは、急ぎバルキリーへと戻り、無線から流れてきたバサラの歌を聴くのでした。
白い銀河クジラへモリを撃つグラハムや唄い続けるバサラをよそに、密漁団はカリバの指示のもと反応弾の発射準備を整えました。ゾラの地表ではクジラの墓と呼ばれる場所が、強力な光を放ち始めており、群れから外れて降下した銀河クジラたちがその周囲をゆっくりと旋回するのでした。
密漁団の母艦からは反応弾が放たれました。反応弾は、白い銀河クジラの中へと吸い込まれていきます。反応弾の爆発による凄まじい爆風は周囲を包み込んでいきます。銀河クジラが吹き上げた花粉はバサラのバルキリーを真っ赤に染め上げていきます。爆風が収まった時、爆心地にはいまだに健在な白い銀河クジラの姿がありました。
白い銀河クジラの壮健な姿を前にしたバサラは、俄然やる気を見せます。反応弾が効かない相手に密漁団の面々は狼狽しますが、リーダーのカリバは怯むことなくバルキリー隊に突撃を命じ、母艦にも白い銀河クジラへの突撃を命じます。しかしこの攻撃はグラハムによって阻止されました。
唄い続けるバサラの歌はついに銀河クジラへと通じたようで、クジラたちもリズムをとりながら大きく声を上げ始めました。同じ頃、ゾラに降下した銀河クジラたちは、収束していくエネルギーに包まれながら、墓所の中心へと吸い込まれていきました。そして、広がるエネルギーはゾラの地表全体を覆っていくのでした。
衛星軌道上では、バサラと銀河クジラがコーラスを奏でていました。やがて一筋の光となった銀河クジラの群は、新たな回遊先を求めて遥か彼方へと泳ぎ去っていきました。
銀河クジラを見送ったバサラたちは、クジラの墓所に集まっていました。ライザは、バサラに歌の影響で大量のエネルギーを放出した銀河クジラたちはもう当分戻ってこないことや、密漁団を逮捕したことなどをグラハムに伝えます。グラハムは、それなら銀河クジラを追いかけていくと言いますが、娘と父の間にはかつてわだかまりはありませんでした。
そんな和やかな雰囲気の中、何かを思い立ったバサラは突如として旅立ちの準備を始めるのでした。グラハムとの再会を約束してバサラは、宇宙へと飛び立っていきます。ゾラを離脱したバサラは衛星軌道上で、フォールド・アウトしてきたミレーヌとすれ違います。驚くミレーヌをよそに軽い挨拶を交わしてバサラはどこかへ飛び去ってしまうのでした。
バサラを見送ったグラハムは、一言「ダイナマイト」と漏らすのでした。傍らでは、バサラの教えを受けたエルマが唄い続けていました。