いまさら マクロス ダイナマイト7 第2話 墓場

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第2話 「墓場」

銀河クジラとの接触に成功したかと思いきや、バルキリーが破壊されバサラは宇宙に投げ出されてしまいました。ライザによって救われたバサラですが、意識不明の重体でした。しかしバサラは、意識を朦朧とさせたままエルマの家へと帰り着きます。そして、なにかを探すように、朦朧としたまま森の奥へと歩いていきます。そんなバサラを心配しながら後を追うエルマは、どんな傷をも治すという温泉へと彼を導いていくのでした。
一方、惑星ゾラの衛星軌道上では、本隊が到着した密漁団とパトロール隊が銀河クジラをめぐって激しい戦いを繰り広げていました。実弾の使えないことを見通されたうえに、軍隊並みに統制のとれた密漁団の攻勢は、パトロール隊を次第に劣勢に追い詰めていきます。
またシティ7では、バサラの不在を突いて、サザビーがミレーヌを陥れ、ミレーヌの貞操に危機が迫ります。マクロス7では珍しく、女性の色気が漂う回でした

バサラを欠いた状態で開催されたFire Bomberのライブでメインを張るミレーヌでしたが、不意に演奏を止めてしまいました。気を取り直したミレーヌは、歌詞を間違えたと笑ってごなかすのでした。
その頃、銀河クジラとの遭遇時に宇宙へ投げ出されたバサラはエルザに救出されていましたが、集中治療室での治療が必要な程に容態が悪く、医者は意識が戻る保証はないと告げます。無意識のまま弱々しくグラハムの名を呼ぶバサラに対して、エルザは自分の身体の心配をするよう彼を戒めるのでした。
密漁団への対抗策に威嚇射撃は無意味であるとパトロール隊の隊長に進言するライザでしたが、色よい返事をもらえず苛立ちを募らせていました。そんな彼女に同僚であり銀河クジラの研究者でもあるローレンスが、自分の仕事場へ誘います。自分の仕事場でローレンスは、銀河クジラが発する振動波にこれまでにない異常が生じ、それがバサラの歌に応じたことによるものだとエルザに熱弁を奮います。しかし、エルザはローレンスの意見に対して、銀河クジラはエネルギーの集合体であり、学会でも検証済みだと一笑に付します。銀河クジラが意思を持つ生命体だと考えるローレンスは、昏睡状態のバサラに、録音したバサラ自身の歌を聴かせながら、バサラが再び銀河クジラの前で唄うことを期待していると、意識のないバサラに語りかけるのでした。
家で歌の練習をするエルマのもとに、病院から抜け出し傷だらけのバサラが戻ってきました。意識が朦朧としているバサラはエルマにグラハムの所在について尋ねます。それを聞いてバサラは意識も足取りもおぼつかないまま森の奥へと歩みを進めます。エルマもそんなバサラの後を追うのでした。
シティ7では、元気のないミレーヌを心配するガムリンが、バサラの歌エネルギーが感知されたポイントへ出発しました。レコーディングを終えたミレーヌは、テレビ局のプロヂューサーであるサザビーとの会食に誘われます。バサラがいなくなり元気のないミレーヌに対し、励ますような素振りを見せるサザビーでしたが、その裏にはミレーヌに対す暗い想いがあるのでした。サザビーは乾杯のグラスに薬を仕組んでいました。そのせいで、全身から力が抜けてしまったミレーヌは、サザビーに抱きとめられのでした。
体に力が入らないミレーヌは下着1枚を残して衣服を脱がされ、用意されていたベッドに押し倒されます。そのまま下着姿で迫ってくるサザビーを前に、ミレーヌはかつてないおぞましい感覚を覚えるのでした。

朦朧としたまま森の中を進むバサラは、とうとうその場に倒れ込んでしまいました。そんな彼をエルマは担ぎながら、怪我を治す温泉を目指して懸命に進んでいくのでした。
エルマに担がれたまま山肌を流れる温水に浸かったバサラは、無意識ながらもみずからの力で歩き出します。それを見たエルマは、バサラと一緒に自らも衣服を脱ぎ、バサラと共に傷を治すという温泉に浸かります。怪我が治ったら弟子にして欲しいと改めて願い出るエルマ。バサラの方は、まだ意識がはっきりしない脳裏に、事故直前のグラハムや銀河クジラの姿が浮かんでいました。

密漁団は銀河クジラの群れを目の前にしながら、本隊の到着を待ちわびていました。銀河クジラの回遊速度が衰えたその時、狙ったように密漁団の本隊が到着し、駆けつけたパトロール隊と交戦状態に入りました。軍隊並みに組織化された密漁団に、パトロール隊は苦戦を強いられます。殺傷能力のない武器では密漁団を抑えきれないのでした。
密漁団の攻勢により孤立したライザは窮地に立たされます。そこに突然、銀河クジラから放たれた衝撃波のようなものが、密漁団のバルキリーだけを次々と破壊していきます。

一方、温泉のバサラは、湯治の効能か事故直前の記憶が次第に鮮明となり、自らの意識を取り戻しました。同じ温泉で療養していたグラハムが見守る中、快気したバサラは大自然への感謝を込めるように、自分の歌を捧げるのでした。
傷が癒えた2人とエルザは、グラハムに連れられ森を抜け、荒れ地に辿り着きます。この場所について尋ねるバサラに対し、グラハムは”勇者の墓場”と一言答えるのでした。