いまさら マクロス7 第44話 悪夢の突入作戦

第44話 「悪夢の突入作戦」です。いよいよラストに向けての大きな山場の戦いです。少数の精鋭部隊によるプロトデビルンの殲滅作戦「オペレーション・スターゲイザー」が始まりました。バロータ第4惑星の目標地点へ向けて突入していく精鋭たちは、バロータ側が繰り出す大軍に阻まれ著しい損害を出していきます。マックスが目標地点に撃ち込んだ反応弾は、ゲペルニッチによって母艦スターゲイザーの付近へと転移させられ、マクロス7側の母艦を沈めることに。
帰るべき母艦を失ったマックスたちは、ただ怒りと絶望に包まれるのでした。

多くの戦士が散っていく・・・

バロータ第4惑星への到着を30分後に控え、マックスは改めて作戦内容の確認を行います。その内容は12の別れた部隊が各々にプロトデビルンの封印されている洞窟を急襲し、反応弾で殲滅するというものでした。特に、ポーラスターと命名された攻撃目標の殲滅はいかなる犠牲を払っても達成すべき最優先事項と定められました。

敵の殲滅という目的が気に食わないバサラは、自らの歌でプロトデビルンたちの心を動かしてみせると反論します。いまだ不確定な要素である歌に銀河の命運を預けることはできないと渋るマックスでしたが、バサラの熱意とレイの説得を前に、”サウンドフォースが最も早く攻撃目標へ到達できた場合”にのみ敵に歌を聴かせることを許可するのでした。

出撃を前に各機体に反応弾が装填されていきます。ミレーヌは、贈られた指輪についての返事をガムリンに伝えようとしますが、「作戦終了後にゆっくり話を聞く」と、彼女の言葉をさえぎるのでした。

最期のフォールド前に、ミレーヌを励ますマックス艦長。

作戦決行に向けての最終準備は進められていき、ポーラスターへの一番乗りを巡り各人の士気が高める中、マックスはミレーヌにサウンドフォースとしての任務を全うするよう最後の激励を贈るのでした。一方でガムリンは、かつてミレーヌから贈られたお守りに思いを込めていたが、不吉にもそのお守りは彼の手の中で壊れてしまうのでした。そして、作戦開始の時刻が訪れ、成功率0.00001%という作戦「オペレーション・スターゲイザー」が開始されたのでした。

作戦の成功を祈るミリア艦長代理

バロータ第4惑星の周回軌道にデフォールドした母艦スターゲイザーは、大量のデコイとチャフを散布しながら、突入部隊を大気圏内へと送り込みます。その様子を旗艦の艦橋から俯瞰していたゲペルニッチは、餌が自ら飛び込んできたと余裕の笑みを零し、グラビルを伴うガビルも、突入してくる部隊の殲滅に向け士気を高めていました。

うれしそうに一言、殲滅美。

全部隊の射出を見届けたマックスは、現空域からの離脱準備と共に、突入部隊の各戦力が10分の1にまで低下した時に発動するという、もうひとつの作戦「ブルーゲイザー」の準備を急がせます。
激しい対空砲火や入り組んだ地形をかいくぐりながら、突入部隊の各機は攻撃目標地点を目指します。友軍機が次々と撃墜されていく中、ガムリンとドッカーは卓越した操縦技術によって先行していました。そんな彼らを待ち伏せていたガビルとグラビルが急襲します。

ガビル・グラビルの登場に俄然力が入るバサラ。

ガビルたちの出現に合わせるかのように、サウンドフォースが到着し、唄い始めました。遠く離れたバトル7においても、Dr.千葉の歌エネルギー探知機がバサラの歌を捉えていました。作戦開始から15分足らずでバサラが唄うという想定外の事態に、バトル7のブリッジは混乱に包まれる。

立ちはだかるガビルとグラビルがバサラたちを捕獲せんと昂揚するのに対し、バサラもまた歌を聴かせようと意欲を燃やします。サウンドフォースの歌によってグラビルは退却したもの、ガビルの執拗な攻撃がバサラたちを窮地に陥れます。そんな状況を見たガムリンは、部下をドッカーと共に先行させ、自らはサウンドフォースの援護に向かうのでした。

戦況を見守っていたマックスは各部隊の損耗状況について報告を受け、部下たちに消耗戦を強いる自らの不甲斐なさを自嘲します。そして自身もバルキリーへと乗り込み、もう一つの作戦であるブルーゲイザーを開始するのでした。

マックスが駆るVF-22S。 弾幕を紙一重で躱していきます。

往年のエースは健在です。

サウンドフォースの救援を向かったガムリンは、バサラたちを進ませるため自ら足止めを買って出ます。さらにはディックとモーリーも救援に駆けつけ、ダイヤモンドフォースは三位一体でガビルに対抗していくのでした。サウンドフォースも行く手を阻む敵を、あきらめることなく歌の力で少しずつ無力化していきます。ダイヤモンドフォースの攻撃に手を焼くガビルは、狙いをミレーヌに定めました。

サウンドフォースを援護するガムリンですが、「学習美」のガビルに苦戦します。

すぐさま後を追うガムリンでしたが、それはガビルの狡猾な罠だったのでした。そのままガビルと激突する形となったガムリンの機体は大破し、儚くもバロータ第4惑星の中空に散るのでした。

目の前でガムリンの機体がバラバラになる一部始終を目撃したミレーヌは、大きく取り乱します。バサラも、わかり合おうとしないガビルに対し怒りを露わにします。

激戦が続き混沌とした戦場に、突如マックスの駆るバルキリーが突入してきます。敵味方の意識の隙を突いたマックスは、そのまま一機に洞窟内の攻撃目標地点へと突き進み、封印されたプロトデビルンに反応弾を撃ち込むのことに成功しました。

目標を遂げたマックスは全部隊にこの空域からの離脱を命じますが、自身は敵の大部隊に阻ま離脱困難な状況でした。不安に煽られるミレーヌの様子を見かねたバサラは、マックスを連れ戻すために敵の大部隊へと向かっていきました。

洞窟内部へと向かったバサラは、窮地に陥るマックスとの合流を果たします。一方、ガビルは撃ち込まれた反応弾を排除しようとしますが、ゲペルニッチはそれを放置させます。そして爆発の瞬間、ゲペルニッチは反応弾そのものをスターゲイザーの艦橋付近へと転移させます。爆発に巻き込まれたスターゲイザーは、からくも生還した隊員たちの目の前で、跡形もなく消え去るのでした。

呆然とするマクロス7側パイロット達にゲペルニッチからの通信が入ります。
「夢を語ろう。サンプル共」と。

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