いまさら マクロス7 第29話 パパ、ママ愛再び

第29話 「パパ、ママ愛再び」です。
マクロス7船団司令のマックスとシティ7市長ミリア。最近すれ違いの多い両親の関係を修復させようと奮闘するなかで成長するミレーヌが描かれています。両親を密かに別々にライブに招待して、会場で引き合わせようとする単純な計画ですが、14歳の少女らしくて微笑ましいです。結果として両親の励ましを受けたミレーヌは、初めてサウンドブースターの力を発揮することに成功します。

夜な夜な独りどこかへ向かうバサラを訝しんでいたミレーヌは、レイの制止を聞かずにバサラの後を追うかけますが、途中で見失ってしまいます。密かに護衛についていたマイケルに夜の外出を咎められ、やむなく自宅に戻ります。そこで留守番電話に残されていた伝言から、中違いしてしまったマックスとミリアを復縁させるためのある計画を思いつくのでした。
ミレーヌは、アポイントもなくいきなりバトル7のブリッジを訪れます。娘の突然の訪問とその派手な装いに、マックスは度肝を抜かれてしまうのでした。2人は、レイに教わったという静かな雰囲気のバーで久々に親子水入らずの時間を過ごします。そこで彼女はマックスにFire Bomberのライブチケットをプレゼントします。さらにミレーヌは、その隣の席のチケットをミリアに送りつけていました。
バロータ軍の旗艦では、先の戦闘でバサラの歌が持つ予想外の力に翻弄されたガビルが、歌への対抗手段として聴覚防御システムを開発していました。装置を装着したガビルとグラビルは、再びマクロス7船団が駐留する惑星ラクスへと向かうのでした。
ライブ開始時間が目前に迫りますが、バサラは独り植物プラントを訪れ、いつものようにシビルに向かって唄いかけます。その様子を密かに見守るギギルは、シビルの為に何もしてやれない、己の力不足に歯噛みするのでした。
今夜のライブステージは、護衛空母の甲板に設けられた特設会場でした。ミリアの車は道に迷い、マックスは出発が遅れて、開演に間に合いませんでした。用意した客席に両親の姿はなく、気落ちした様子のミレーヌでしたが、遅れて会場に到着したマックスとミリアの姿に気づいた瞬間、彼女はいつもの自分を取り戻すのでした。
互いが来ることを知らなかったマックスとミリアは、仲を取り持とうとする娘の気遣いに苦笑しつつも、素直な気持ちで客席に着きました。2人は大きく成長した娘の歌に耳を傾けながら、ミレーヌが生まれた当時の若かりし昔に思いを馳せます。
ミレーヌの思惑通り良い雰囲気になるマックスとミリアでしたが、それを遮るように敵襲を告げる警報が鳴り響きます。2人は関係各所との連絡を取るため、会場である空母のブリッジに移動しますが、どちらが先に通信するかを巡ってまたも口論を始めてしまうのでした。
出撃したミレーヌたちに遅れていたバサラ機も合流し、前線に到着したサウンドフォースは、サウンドブースターで増幅された歌エネルギーをグラビルに向け放出します。しかし、ガビルの用意した聴覚防御システムによって、バサラたちの歌は遮断されてしまいます。ミレーヌは言い争う両親が気になり、歌に集中することができません。そんな様子に気づいたマックスとミリアは、2人の仲睦まじい姿を見せることでミレーヌを激励します。
両親の激励で元気を取り戻したミレーヌは、サウンドブースターの力を引き出します。そしてミレーヌとバサラによって同時に放たれた歌エネルギーは、グラビルたちの聴覚防御システムを破壊し、彼らを撤退に追い込むのでした。
マックスとミリアは娘の無事と危機を乗りきれたことに安堵するのでした。また、聴覚防御システムを打ち破った歌エネルギーを理解できないブリッジメンバーたちに、エキセドルは語るのでした。「音が聞こえたのではない、心がプロトデビルンを揺るがした」のだと。