いまさら マクロス7 第28話 サウンド新兵器

第28話「サウンド新兵器」です。
今回は、新しいプロトデビルンのガビルと新兵器サウンドブースターが登場します。ガビルは、個性的な言動で今後の物語を彩ります。ガムリンとバサラの関係にも変化が見られました。自分の歌に自信をなくし、挙句に敵に向かってミサイルを撃ったバサラをカムジンが叱咤激励します。戦闘後は、2人の間に新たな関係が構築されたかのように見えます。

バロータ第4惑星を訪れていたゲペルニッチは、グラビルを制御するため同胞のガビルを目覚めさせます。その頃、マクロス7ではサウンドフォースの新兵器となるサウンドブースターの整備が進められていました。作動に膨大な歌エネルギーが必要な実験段階の兵器でしたが、他にプロトデビルンへの対抗手段を持たない統合軍は、実戦配備を急ぐのでした。
バサラは、自分の歌を聴いたプロトデビルンたちが苦悶の表情を浮かべていた理由がわからずに思い悩でいました。そのため、バサラは演奏に身が入らず練習を抜け出してしまいます。沈む天然の太陽に向かって独り弾き語りをするバサラでいたが、気持ちの整理のつかず、自分の歌に納得ができないままでいました。そんなバサラの前に突如、ギギルが現れ彼をシビルの元へ強引に植物プラントに連れて行かれます。そこには休眠状態のシビルがいまいた。バサラは、シビルに向かって唄い始ます。
一方、先の戦闘で消耗し、湖の中で休眠状態にあったグラビルは周囲のスピリチアを根こそぎ奪うことで活力を取り戻します。そこへガビルが現れたグラビルを鼓舞します。2体は眼下のマクロス7船団へと襲いかかります。
統合軍はプロトデビルンの襲撃にすぐさま反撃しますが、ガビルという知性を得たグラビルの力は絶大で、為す術もなく壊滅させられていきます。この緊急事態にサウンドフォースにも出撃命令が下りますが、バサラの到着を待つ仲間たちをよそに、彼は未だシビルの前で唄い続けていました。その様子を密かに見守っていたギギルは、歌の力でシビルのスピリチアが高まっていくのを喜びながらも、自分の為し得なかったことを行ったバサラに嫉妬心を燃やすのでした。
バサラ抜きで出撃したレイたちは、すぐさまサウンドブースターを起動させようとしますが、ミレーヌ一人の歌では起動に必要となる歌エネルギーに届きません。
バサラの方も懸命に唄い続けるのですが、シビルは一向に目覚める様子がなく、自分の歌に対して強い懸念を抱くのでした。
VFを駆り仲間のところに到着したバサラでしたが、彼の歌をもってしてもグラビルの攻撃は止められません。自分の歌に耳を貸そうとしないプロトデビルンたちに苛立ちを抑えきれなくなったバサラは、思わずミサイルを発射してしまいます。
しかし、グラビルに向けて放たれたバサラのミサイルはガムリンによって撃墜されます。己のポリシーを貫き通し、ただ純粋に唄い続けるようバサラを叱咤するガムリンの言葉により、バサラはいつもの自分を取り戻します。そして自分の歌でサウンドブースターの性能を最大限まで引き出して見せるのでした。
サウンドブースターによって増幅されたバサラの歌エネルギーは、グラビルたちを圧倒し退却させるのでした。
戦闘終了後、バサラはガムリンに「ちょっと手を挙げてみな」とハイタッチを求めることで、彼なりの感謝に気持ちを伝えるのでした。