いまさら マクロス7 第27話 七色の歌エナジー

第27話「七色の歌エナジー」です。
今回はバサラのピンチです。ゲペルニッチの策略により声を奪われたバサラが独り苦悩しているなか、マクロス7では歌をエネルギーに換えるサウンドエナジーシステムの実験がミレーヌを対象に行われますが、実験は難航します。そこへ新たに目覚めたプロトデビルン、グラビルが現れます。バルキリーで出撃したミレーヌは巨大なグラビルに捕らわれてしまいます。そんな彼女を救うため、バサラは未だ声を出すことも出来ない状態でグラビルに立ち向かいます。その姿に勇気づけられたミレーヌのバサラへの想いを込めた歌はエネルギーとなってバサラに声を取り戻させます。そして二人の歌は、グラビルを圧倒していきます。

惑星ラクスで弾き語りをするバサラでしたが、声を出すことが出来ず途方に暮れるのでした。Dr.千葉は歌のエネルギーを光や別の力に変換するという画期的なサウンドエナジーシステムを開発し、バサラたちFire Bomberの面々にお披露目します。皆、半信半疑でしたが、試しにこの装置を着用したミレーヌが唄ってみると、彼女の身体から目に見えて歌エネルギーが放出され始めました。まさかの実験成功に見学者のアキコたちはおろか、Dr.千葉自信すら驚きを隠せないでいました。が、しかし突如バサラは実験途中に演奏をやめ、その場から立ち去ってしまいました。装置の性能を完全に引き出すにはバサラの力が必要不可欠だと訴えるDr.千葉に対し、プライドを傷つけられたミレーヌは引き続き実験役を買って出るのでした。

その頃軍ではバロータ軍の洗脳を解かれたイリーナ早川の尋問が行われていました。彼の報告によるとバロータ第4惑星の洞窟で遺跡らしきものが発見されていたのだという。だが、そこで彼は何か恐ろしい記憶がフラッシュバックし、錯乱を起こして話の続きを聞きだすことはできないのでした。エキセドルは、イリーナ・早川の封印された記憶に宿る存在こそがプロトデビルンであると見解を示した。たった1体でゼントラーディの1個艦隊をも凌駕するというその力に、一同は驚愕するのでした。

他方、バロータ第4惑星では新たなプロトデビルンが目覚めの時を迎え、遠く離れたゲペルニッチやギギルもまた、同胞の覚醒を感じ取るのでした。このプロトデビルンの一撃によって、バロータ第4惑星の調査に向かっていた艦隊は壊滅してしまいます。この事態はすぐさまバトル7にも伝わり、一同の間にはこれまでにない戦慄と緊張が走ります。

サウンドエナジーシステムを使った実験として。Fire Bomberのライブが行われました。バサラを欠いたライブにはいつものような熱気はなく、サウンドエナジーシステムを使った実験も成果が出ません。だが、客席の中にガムリンの姿を見つけた瞬間、ミレーヌの歌エネルギーが飛躍的に上昇します。ミレーヌの歌エネルギーはピンク色のオーラとなってガムリンのもとへと向かいますが、そのオーラは恋に今一歩踏み込めない、ミレーヌの複雑な乙女心を表しているかのように、彼の手前で止まってしまいました。
そこに突如、バサラが演奏だけでライブに合流します。すると今度はミレーヌの照れる想いを表すかのように、彼女のオーラはバサラとガムリンの間で揺れ動き、やがて2つに別れたオーラは見事なトライアングルを形成するのでした。

ライブが盛り上がる中、惑星ラクスに新たなプロトデビルンであるグラビルが現れます。迎撃部隊は、マクロス・キャノンのパワーを遥かに超えるグラベルの一撃によって多くの犠牲者を出してしまいます。バサラに代わりサウンドフォースとしてグラビルに立ち向かうミレーヌでしたが力及ばず、彼女のバルキリーはグラビルの伸ばした巨大な手によって捕らわれてしまいます。
グラビルの鋭い牙に襲われるミレーヌを、身を呈してバサラが救います。危機的状況に陥りながらも、なお懸命に声を絞り出そうとするバサラ。そんな彼の姿に触発されたミレーヌは、恐怖を乗り越え再び唄い始めます。
グラビルの攻撃により機体から投げ出されたミレーヌをガムリンのVF-17Sが受け止めます。こんな状況にも彼女の闘志は微塵も衰えず、バサラに向けて届けようとしたミレーヌの歌は一筋のエネルギーとなってバサラの喉を癒し、彼に声を取り戻させます。
バサラとミレーヌの発する歌エネルギーは、グラビルの一撃すらも凌駕し圧倒し、グラビルを撤退させるのでした。

協力しあうことで危機を乗り越えたバサラとミレーヌは、溜まっていた鬱憤を晴らすかのように、敵が去った後もなお唄い続けるのでした。