いまさら マクロス7 第26話 惑星ラクスの死闘

第26話「惑星ラクスの死闘」です。
マクロス7船団は、惑星ラクス上空に到着しました。しかしそこで目にしたのは無惨に破壊されたマクロス5船団の残骸です。船団はすぐさま離脱を試みすが、周囲は既にバロータ軍主力艦隊によって包囲されており、惑星ラクスへ降下するしかありません。マクロス・キャノンで起死回生を図るマクロス7側に対し、キャノンの発射を予見したゲペルニッチはバトル7に攻撃を集中させます。この危機を打破したのは、フルアーマード・サンダーボルトに乗る金龍の敵陣に突入でした。これが生み出したわずかな隙を突いてバトル7は敵艦隊を退けることに成功しますが、金龍は戦死してしまいます。金龍の好物はパインサラダでしたが、これは「超時空要塞マクロス」第18話のサブタイトルにもなった料理です。この回においてロイ・フォッカーは恋人の作るパインサラダを待つ間に、戦場で受けた傷が原因となり息絶えますが、パインサラダ好きの金龍も物語の途中で戦死してしまうのでした。

マクロス7船団は惑星ラクスの軌道上にデフォールドしました。無断の船外活動を禁止する軍の命令を無視し、制止しようとするレイを振り切り、バサラはさっそく惑星ラクスへと向かい、ミレーヌも彼の後を追って飛び出していきます。
先行して惑星ラクスに上陸したはずのマクロス5船団との連絡がとれないため、マックスは調査隊を派遣しますが、調査隊より先にバサラとミレーヌが無断で惑星ラクスへと向かう姿が目撃され、マックスはブリッジメンバーの冷たい視線を浴びるのでした。
その頃ガムリンは順調に回復しつつある金龍のもとを見舞っていました。任務のために病室を後にするガムリンと入れ違いに美穂、サリーも金龍の病室を訪れます。3人が楽しげに話す様子を眺めながら、ガムリンは主治医であるDr.千葉に感謝の言葉を告げ、ガムリンもまた部隊を率いて惑星ラクスへと飛び立っていきます。

惑星ラクスへと降り立ったバサラとミレーヌは、そこに広がる天然の空や大自然を満喫していましたがそれも束の間、森を抜けた2人は無惨に破壊されたマクロス5船団の残骸を目の当たりにします。調査隊として派遣されたエメラルドフォースもまた、マクロス5船団の惨状を目撃します。
廃墟と化したマクロス5の艦内を捜索していたバサラは、事切れている乗組員の数が少なすぎることに気づくのでした。同じ頃、ガムリンたちダイヤモンドフォースも到着し、ミレーヌと合流していました。マクロス5の街の区画そのものが消失していることことからマックスは、マクロス5の市民たちが捕虜として連れ去られた可能性に思い至ります。命令違反を犯したバサラたちの処遇についてガムリンとドッカーは対立しますが、そんな2人をほっておいて、バサラはミレーヌを連れてその場を去るのでした。

マクロス7船団の上空にゲペルニッチ率いるバロータ軍の艦隊が出現し、自身の搭乗する旗艦を前線に配し、部下のマクロス7船団を惑星ラクスへと追い込んでいきます。そしてマクロス7への通信でゲペルニッチは自らの夢を実現するための生贄としてマクロス7船団を選んだことを宣言するのでした。
バトル7はシティ7から緊急分離しトランスフォーメーションを開始します。さらに敵の攻撃から逃れるため、艦隊を惑星ラクスへと降下させます。
バロータ艦隊の攻撃に晒されたマクロス7に潜入中のギギルは、自分やシビルのいるマクロス7への攻撃を中止するよう要請しますがゲペルニッチは躊躇せず、その攻撃は、仲間であるはずのギギルやシビルもろとも船団を呑み込んでいくのでした。
マックスの指揮するバトル7は惑星ラクスへの降下を急いでいました。マクロス7の危機を感じ取り、まだ傷の癒えない身体を押して病室を飛び出した金龍は、整備クルーの制止を振り切り、フルアーマードサンダーボルトで最前線へと出撃します。そこでガムリンたちと合流した彼は、マクロス・キャノン発射までの時間稼ぎを買って出ます。バサラはゲペルニッチの母艦に迫るのですが、撃ち込むスピーカーポッドは弾き返されてしまいます。そこにレイは巨大なスピーカーポッド発射装置「ガンポッドγ」を運んできますが、敵の猛攻に阻まれそれを撃ち込むことができません。
マクロス・キャノンの発射を予測したゲペルニッチの指示でバトル7に攻撃が集中します。この状況を打破するために敵艦の内部に突入した金龍は、自らの命と引き換えに艦の動力部を破壊します。金龍の活躍で敵の攻撃が緩み、機会を見出したバサラは、ゲペルニッチの母艦へガンポッドγを撃ち込み、力の限り熱唱します。そのスピーカーポッドを通し、大音量で流れ込んでくる歌から、ゲペルニッチはバサラの存在を感じ取るのでした。
その間に惑星ラクスに降り立ったバトル7は、マクロス・キャノンを発射し、敵艦隊の多くとゲペルニッチの母艦に損害を与えることに成功します。しかし、ゲペルニッチは置き土産としてバサラの身体にある細工を施し、撤退していきました。
まだ激戦の疵痕を残す戦場跡で、金龍の死を偲ぶガムリンは、コックピットの中で1人涙します。そして、同じように金龍を知る人々もまた、それぞれの形で彼の死を悼むのでした。