いまさら マクロス7 第18話 おちていく小悪魔

第18話「おちていく小悪魔」です。シビル相手に為す術もなく撃破されたことに加え、フィジカの死や金龍の戦線離脱、さらには前線任務から外された不甲斐ない自分に悩むガムリンでしたが、この苦境を乗り越えて一回り大きく成長していくのでした。

先日の戦闘で傷を負い、入院していたガムリンは、病室のベッドで目を覚ますと、強烈な自己嫌悪が襲ってきます。ミレーヌを守るどころか、何も出来ずに撃墜されてしまった自分に腹を立てていたのでした。そんなガムリンを見舞いに訪れたミレーヌは励ましの言葉をかけるが、その気遣いは彼をいっそう己の不甲斐なさを痛感させてしまいます。金龍の方は、ひどく怯えた様子で脳波に異常が現れていました。フィジカの戦死と金龍の戦線離脱が重なり、ガムリンはダイヤモンドフォースの行く末に不安を感じるのでした。

バトル7との通信が復旧すると、シティ7のミリアはマックスに対して苦言を呈します。それに対しマックスは、体制が整い次第向かう返答するのが精いっぱいでいた。敵の正体について調査していたミリアは、敵と直接対面したバサラを問い詰めるのですが、バサラの答えは「知らない」の一点張りでした。演奏の途中で逃げ出したシビルに対し、バサラはただ一言だけ「ノリが悪かった」と評するのでした。

一方、ゲペルニッチは、シティ7奪取の指揮をシビルに命令じます。ギギルの部隊を借りて出撃するシビルは、先の戦闘においてバサラとの邂逅で得た感覚をもう一度確かめたいと考えていたのでした。

Fire Bomberの事務所を訪ねたガムリンは、レイが人間に与える音楽の影響について調査していることを知り、同様の研究を行っている軍医のDr.千葉の姿を思い出すのでした。ミレーヌがバンド活動をしている理由をガムリン尋ねられたレイは、ミレーヌとバサラの息の合った歌唱を聴かせ、その答えを確かめに来いとばかりに、Fire Bomberのライブに誘うのでした。ライブを訪れたガムリンは慣れない雰囲気に最初はそ戸惑うのですが、ミレーヌの笑顔を見て少しずつその場に馴染んでいくのでした。そんなとき、シビルが配下の部隊を引き連れてシティ7を襲撃しにきました。観客の声援に見送られながら飛び出していくバサラに対し、VFの修理が終わっていないガムリンは出撃することができません。

ギギルは部隊全艦のエネルギーを使い、シティ7ごと市民たちをフォールドさせようとしていました。敵の意図に気づきながらミリアには打つ手がありません。バサラの出撃を確認したシビルは、自ら彼を迎え撃ちます。シティ7の市民たちは、そんなバサラの様子を街中のモニターを通じて声援を送っています。ガムリンは、ミリアのVF-1Jに乗り、汚名返上の好機とばかりに出撃ていきます。
バサラが唄う戦場へ、ガムリンの駆るVF-1Jも到着した。そんな中、エネルギーの充填が完了したギギル艦隊の各艦からは、既にフォールド・エネルギーが放出され始めていた。シティ7のフォールドを阻止するためバトル7は、敵艦隊に突撃します。フォールドさせられたシティ7ですが、バトル7の突撃の衝撃でフォールド座標軸がずれ、シティ7が敵の手に落ちることだけは免れました。

フォールドアウトした先でも、シビルとバサラ&ガムリンの戦闘は続いていました。ガムリンは果敢にシビルへと向かっていきますが、旧世代機であるVF-1Jでは本来の実力を発揮できず、あえなく撃墜されてしまいます。一方のシビルは、バサラの歌に怯えるような様子を見せながら、再びどこかへ飛び去ってしまいました。
モニターでその様子を見守っていた市民らは、敵を追い払ったバサラに喝采を送るのですが、シビルに歌を拒絶されたバサラは、苛立ちが抑えきれません。ガムリンも、ミレーヌに不甲斐ない姿を見せたことで落胆していました。そんななか、意識を失い、宇宙を漂っていたシビルの身体は偶然にも、シティ7内部へと運ばれていくのでした。