いまさら マクロス7 第8話 「バージンボンバー」

第8話 「バージンボンバー」です。今回は、Fire Bomber初のレコーディングを通じて、バサラが求めている音楽について考える話です。

Sponsored



バサラは、自分のバルキリーに装備されているミサイルを外そうとしますが、レイに人を救えなかったこと(第5、6話)を指摘され、外すのを止められます。レイの例えによれば、「ピクニックの際の雨具」だそうです。うまいですね。それに対するバサラの返答が「俺は雨に濡れるほうが好きなんだ」と強がっていつるように聞こえます。
その頃、ミレーヌはガムリンとレストランでデートの最中です。ガムリンは、リゾート艦リビエラで、ミレーヌがバサラの側にいたのを見たことを話してミレーヌの様子を窺います。しかし、自分がFire Bomberのメンバーであることを隠したいミレーヌは、バサラを知らない振りをします。ミレーヌの態度を探っていたガムリンですが、飲み馴れないクリームソーダをこぼしたのを捉えられ、話をうやむやにされてしまいます。別れ際に、ガムリンはミレーヌに「周りの人間の心を和ませる」と言われる紬をプレゼントします。明るくお礼を言い去っていくミレーヌを見送ったガムリンですが、内心では彼女がバサラを知らないと嘘をついたことをいぶかしむのでした。

他方、バサラはレイからレコーディングの仕事を聞かされます。ライブ以外は乗り気でないバサラですが、レイは彼の性分を巧みについてレコーディングを了承させます。レコーディングスタジオに集合したFire Bomberは、いつもの調子で演奏するのですが、ディレクターのハニー鈴木は熱いバサラの唄い方を全否定し、「誰にでも解る大衆的なメロディ」を求めます。ハニーの意見を承服できないバサラは、仏頂面でスタジオを出て行ってしまいます。そのバサラを追って、ミレーヌはスタジオを飛び出していくのでした。
公園で寝転がるバサラを見つけ、真面目にレコーディングに取り組むよう怒るミレーヌに対し、バサラは「ミサイルより爆発力のあるサウンドが問題」と言って去ってしまいました。普段無口なビヒータが、バサラに理屈は通用しないと嘆息するミレーヌに助言するのでした。

一旦自宅に戻ったミレーヌは、どうすればバサラの心をレコーディングに向けさせられるか思案に耽ります。その夜、野外ホールで1人物思いにふけるバサラの元へ、ミレーヌは再び説得に向かうのでした。理屈の通じないバサラに対しミレーヌは、「人の心を和ませる」紬を着て説得を試みます。依然、やる気のないバサラでしたが、消沈するミレーヌに居心地が悪くなり、しぶしぶ再度レコーディングすることに同意するのでした。
その頃、敵部隊の指揮官ギギルは、獲物を一気に殲滅させようとしない艦隊司令ゲベルニッチに真意を問いただします。ですがゲペルニッチは、不明瞭な「夢」の話しかせず、ギギルをいら立たせます。

再度のレコーディングに臨んだFire Bomberでしたが、やはりはニーはバサラの演奏が気に入らず、発売日や宣伝費のことを口にして、それとなく圧力をかけてきます。そこへ空襲警報が鳴り響き、バサラは、求める歌についての答えを求めて戦場へ向かいます。数で勝る敵部隊に、ダイヤモンドフォースの金龍は、密なフォーメーションで対抗しようしますが、因縁深いギギル機をみつけたガムリンは、命令を無視して突っ込んでいきます。更にバサラも到着し、戦場にはFire Bomberの「PLANET DANCE}が響き渡るのでした。ミサイルより爆発力のあるサウンドを求め、唄い続けるバサラにガムリンは「貴様の歌など何の意味もないことを証明してやる」と挑発的な通信を送ります。

一方、スタジオではバサラの歌に合わせてFire Bomberが演奏を開始していました。ハニーは一応録音させるが、エンジニアたちはめちゃくちゃな音質に悲鳴をあげます。

戦場ではガムリンがミサイル一斉発射をおとりにギギル機の背後を取り、仇敵にダメージを与えました。いら立ちつつ、ギギルは撤退命令を出します。

臨場感あるサウンドが収録できたものの、ハニーはやはり気に入らない。だがそこへ、以前からFire Bomberに目を付けていたディレクター、北条アキコが現れ、音源を買い取ることを申し出ます。「まぁ、お馬鹿ねぇ~。制作費、ううん、宣伝費を無駄にするだけよ」と蔑むハニーに「どうかしら、これはきっとヒットする。私はそう確信するわ」とアキコは返すのでした。

自分の歌が敵の心に届かなかったことに不満げなバサラに、「熱気バサラ、わかっているだろうな。敵を追い払ったのは、お前の歌ではない。我々統合軍だ。」と、ガムリンからの通信が追い討ちをかけるのでした。ですが、バサラはいつかガムリンにも自分のサウンドを理解する日が来ると、静かに闘志を燃やすのだった。「・・・いつか必ず、俺のサウンドがお前にもわかるときが来るぜ。・・・必ず」と。

Sponsored



第7話へ 戻る 第9話へ