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いまさら マクロス7 第13話 フォールドアウト

第13話 「フォールドアウト」です。強制的にフォールドさせられて、単艦で宇宙を流離うシティ7ですが、まだ完全に敵の手に落ちたわけではありません。敵の拠点に向けた再フォールドを阻止するため、シティ7・統合軍側とバロータ側の鍔迫り合いが続きます。

バトル7のクルーは強制フォールドさせられたシティ7のフォールドインの痕跡を捜索すています。一方、シティ7の地下ではバロータ兵が動力システムを調整していました。当初予定されていた地点へのフォールドに失敗した彼らは、再フォールドするためのエネルギー充填を開始します。市民の不安を取り除こうと行われたミリア市長の緊急放送は、バロータ兵によって電波ジャックされてしまい、占拠中の地下動力システムに近づく者を抹殺すると宣言するのでした。打つ手のないミリアは「いっそ暴動でも起きれば活路が開ける」と自暴自棄気味な冗談を口にします。この放送を見たレイは、ミレーヌにミリアの所へ案内してくれと頼みます。約4時間で再フォールドが行われるとの報告を受け、対策に苦慮するミリアのもとへバサラたちFire Bomberの4人が訪ねてきます。そこでレイはミリアに「ちょっと、暴れさせてもらう」と語ります。彼には、この現状を打破する策があったのでした。

その頃、バトル7の周辺宙域を捜索していたガムリンは、ついにシティ7の現在位置を特定するための手がかりを発見しました。ガムリンが持ち帰った手がかりの分析結果から、ついにシティ7のフォールドアウト先が判明しました。バトル7がその空域へフォールドするには、エネルギーチャージに約8時間が必要でした。エネルギーチャージを待っていてはシティ7の救出は間に合わない。そこで金龍はフォールドブースターの使用許可をマックス艦長に提案し、承認を得るのでした。

ミリアから許可をもらったレイは、車のスピーカーからバサラの歌を流しながら、街中を巡回し始めました。するとそれに反応したバロータ兵たちは、スピリチア計測のためその音源に接触する必要があるのでないかと議論を始めます。遅れてフォールドしてきたギギルがシティ7を捕捉します。ギギルはすぐさまスピリチアの異常を発しているという音の出所を確認するよう、現場のバロータ兵たちに命令するのでした。バサラの歌を流しながら車を走らせるレイの前に、バロータ軍のバルキリーが立ちはだかります。敵をおびき寄せてフォールド作業を遅らせるという目論見は見事に成功し、レイは作戦を次の段階へと進めるのでした。ビヒータやミレーヌ、レックスたちが、スピーカーを手に街中でバサラの歌を流し回り、バロータ兵は攪乱されていきます。シティオフィスでレイの作戦を見守っていたミリアは、やがて何かを思いついたかのように「保険をかけにいく」とだけ言い残してオフィスを後にします。

レイたちがバロータ兵を引き付けたのを見て、バサラはVF-19改に乗って出撃します。彼の目的はバロータ兵たちがフォールド作業を行う地下の動力室でした。レイたちが敵機を攪乱している間に、バサラはシティ7地下への潜入を成功させます。だが同じ頃、敵を引き付けていたミレーヌがバロータ兵の囚われてしまいました。
バトル7の方ではガムリンらダイヤモンドフォースの3人がフォールド・ブースターを使用した遠距離フォールドに突入します。フォール・ブースターによる長距離フォールドを成功させたガムリンたち。そのフォールド先で彼らはようやくシティ7を発見しますが、そこにギギル率いるバロータ軍が立ちはだかります。シティ7を目前に、激しい戦闘が展開されます。

囚われたミレーヌは地下動力室に連行されたところにバサラのVF-19改が突入しますが、敵に阻まれ、フォールドを止めることができません。立往生しているバサラたちのところに、バルキリーに乗ったミリアが突入してきて、華麗な技術で次々と敵機を撃破していきます。その隙にミレーヌはフォールド・システムを止めようとしますが、システムはロックされており命令を受け付けません。結局シティ7はフォールドしてしまいますが、バサラが直前にフォールド・システムを壊したことで、敵の手に落ちることだけは免れました。ですが、シティ7は単独で銀河をさまよい続けることとなり、危機的な状況には変わりはないのでした。

いまさら マクロス7 第12話 スピリチアファーム

第12話 「スピリチアファーム」です。普段はミレーヌのことを子供扱いしているバサラですが、彼女が誘拐されたときくと、すぐさま捜索に乗り出します。彼女のことを仲間として大切にしていることが分かります。またガムリンも捜索に自発的に参加し、彼の真面目なところがわかります。

ガムリンからもらった着物姿でアクショを訪れたミレーヌでしたが、そこでバサラから見透かされるように「無理するなよ」と指摘され、怒りで顔を真っ赤にしながらデートへと向かうのでした。待ち合わせのレストランでとりとめのない話をする2人でしたが、先日の戦闘中に聞こえたミレーヌらしき女性の歌声が気になるガムリンは、ミレーヌに人前で唄ったりするのが好きかと探りを入れたりしています。
ガムリンとのデートを楽しんでいたミレーヌですが、うっかり振り袖を汚してしまいます。一旦、席を外し洗面所で汚れを落とそうとしますが、そこへバンパイアが現れ、そのまま彼女は誘拐されてしまいました。ミレーヌの誘拐の知らせは、監視役のジョニーを通じてミリアとマックスの耳にも届くのでした。そしてマックスは、ここ1週間の失踪者を洗い出し、敵の誘拐による失踪者の急増とその狙いが今までとは大きく異なることを感じていました。これこそがスピリチアを奪うのではなく、シティ7の人々そのものを奪う、ゲペルニッチが提唱する「スピリチアファーム・プロジェクト」の計画第二段階なのでした。バトル7のブリッジには次々に失踪者が増えているとの連絡が入っていました。その失踪者の人員構成から、エキセドルは敵の狙いがマクロス7そのものではないかと推察します。

アクショに乗り込んできたマイケルから、ミレーヌ誘拐のことを聞かされたバサラたちはすぐさま現場へと向かい、現場に残されていたグババを見つけます。何かを感じ取るグババを見て、それがミレーヌの居場所だと確信したバサラたちは、グババに導かれるまま車を走らせるます。一方、自分とのデート中にミレーヌが攫われてしまったガムリンは強く責任を感じていたので警察の捜査へ積極的に加わり、聞き込みの末に不審なトラックの目撃証言を取り付けました。バサラとガムリンたちは、それぞれミレーヌが囚われているであろう倉庫街に辿り着きた。そこでガムリンは、ミレーヌがFire Bomberのメンバーであることを知ってしまうのでした。

自分たちの歌が届けばミレーヌはきっと応えてくれると考えたバサラたちは、信じられない様子のガムリンをよそに、倉庫街で野外ライブを敢行します。グババを通じてなのか、いつしかバサラの歌はコンテナに閉じ込められていたミレーヌのもとにも届きます。そしてミレーヌもまた、その歌声に応えるように唄い始めるのでした。その歌は、コンテナ内でミレーヌと同じように誘拐され、不安に怯えていた人々に勇気を与え、いつしかみんなの顔には笑顔が浮かんでいきます。バサラの歌か何かを感じ取ったグババはミレーヌの居場所をつきとめますが、そこへ誘拐した人々を収容するべくバロータ軍が来襲します。ミレーヌのもとへ向かうバサラとレイでしたが、一足遅く人々を乗せたコンテナは運び出されてしまいました。そこでバサラは急ぎバルキリーを取りに戻り、コンテナがバロータ軍の手に渡る寸前に、VF-19改でそれを阻止することが出来ました。
バサラの活躍で解放された人々は歓喜に包まれれ、バサラとミレーヌもお互いの歌を通じた健闘を称え合うのでした。しかし、救い出された喜びも束の間、内部に潜入したバロータ兵によって、シティ7とバトル7が緊急分離させられてしまいます。さらに、バローダ軍は切り離されたシティ7だけを、強制的にどこかへフォールドさせてしまうのでした。

いまさら マクロス7 第11話 ミンメイビデオ

第11話 「ミンメイビデオ」です。なんと懐かしの「愛・おぼえていますか」のエピソードが入っています。

ミレーヌは、ドラマ「リン・ミンメイストーリー」の主役に抜擢されて大喜び。だが、そんな彼女にバサラは呆れ気味。だが、バサラも一条輝役に選ばれていたのでした。ドラマの製作発表会に訪れた4人は、そこで共演者となるゼントラーディの巨人と出会います。驚くミレーヌですが、自分にも巨人の血が流れていることを意識させられるのでした。
ドラマの製作発表会にはミリア市長とマックス艦長もスペシャルゲストとして招かれていました。なんと2人ともドラマに出演するのだそうです。プロデューサーから伝えられたドラマの内容は伝説のアイドル歌手であるミンメイの功績を称えると同時に、当時のマックスとミリアの活躍もスポットがあてらるというものでした。が、ドラマの台本は第一次星間大戦における、ミリアとマックスの活躍ばかりが目立つ内容でした。これは統合軍とシティオフィスによる宣伝ビデオなのでした。「自分たちのサウンドを多くの人に伝えるためだ」というレイの説得も虚しく、バサラはドラマを降板してしまいます。ミリアも、いまだ敵の正体は掴めず、犠牲者の治療法も見つからず、不安に怯える市民からの非難を逸らすために、自分たちの物語を作ることを姑息だとミリアは憤慨する。今回の出演は2人にとっても不本意なものでした。
一方、これまでの実験結果をモニタリングしていたゲペルニッチは、マクロス7に息づく多くのサンプルたちが、スピリチアを再生できる種族であることを確信します。「スピリチアファームプロジェクトを実行に移すときが近づいたようだ」
いよいよドラマの撮影が始まり、ミレーヌは親子でアフレコ現場に来ていました。そこで映像に声をあてるマックスを眺めながら、ミレーヌはミリアにマイクローン化した理由を尋ねますが、明確な答えを得ることはできませんでした。マックスとミリアが別れていることをミレーヌはうっかり口にしてしまううのですが、立場上いろいろと問題のあるミリアは、それを口外しないようにミレーヌに念を押します。
バサラの代役として一条輝を演じることになったボビー・ラコステは、一緒に演技の稽古をしようと、なかば強引にミレーヌを誘い出します。心配するレイは2人の様子を探るようバサラに言い含めます。余計な仕事を増やされてぼやくバサラでしたが、2人が稽古に向かったというボビーの事務所を目指して車を走らせます。しかし、2りが向かっていたのはホテル街でした。ボビーはホテルの駐車場へ連れ込み嫌がるミレーヌを強引に抱き寄せるのですが、そこへ突然バロータ潜入員(バンパイア)が現れ2人を襲います。バンパイアに襲われ危機一髪の所でミレーヌはバサラに救われます。
ボビーが襲われて無気力になったことで、再びバサラに一条輝役のお鉢が回ってきます。軍の宣伝の片棒を担ぐことに不満を漏らし、渋々ながら役を引き受けたバサラは、ミレーヌと共にドラマの撮影に臨みます。だが、そこへバロータ軍が襲撃してきました。一転、戦場と化した撮影現場。実際にバルキリーに乗って戦場で唄い続けるバサラを間近で見たミレーヌは、そこにリン・ミンメイの姿を重ね、自らもバサラに合わせて歌声を重ねるました。それをバロータ軍を迎え撃ったガムリンは、いつものように流れてくるバサラの歌声とは別に、聞き覚えのある女性の歌声があることに気づきます。
統合軍の活躍によってバロータ軍を追い払うことに成功したが、実際に戦場で激しい戦闘の跡を目の当たりにしたミレーヌは、歌が敵の心を動かしたというリン・ミンメイの伝説が誇張された御伽噺にすぎないことを悟るのでした。

いまさら マクロス7 第10話 「ディープバラード」

第10話 「ディープバラード」です。今回の主役はレイです。アキコとの関係も含めた彼の過去が語られます。

大きな振動で目を覚ましたバサラが窓から外を見ると、そこには巨大なクレーンによって搬出されようとするVF-19改の姿がありました。定期メンテナンスが必要だというレイの言葉を信用し、バサラは渋々ながらも愛機を彼に預けることに。そしてVF-19改を搬出するレイと入れ違いに、今度はアキコがアクショを訪れます。
レイが語った「昔の友人」という言葉から、ミレーヌは彼の過去について興味を抱く。そして彼女はレイと付き合いの長いアキコから、彼がかつて統合軍のエリートパイロットだったことを聞き出し驚くのでした。

レイによって持ち出されたVF-19改は、軍の施設でもある20番整備工場でメンテナンスを受けていました。整備を待つ傍ら、レイは軍の上官から「オペレーションM」の計画遅延について詰問されていました。計画には時間が必要だと訴えるレイに、マックスはバサラの実力を評価することでその意見を肯定するのでした。

アキコのはからいでFire Bomberのために、業界の関係者を集めたライブが催されることになりましたが、”チャンス”と張り切るミレーヌとは対照的にバサラはいつものようにやるだけさ、と会場を盛り上げていきます。盛り上がるライブの最中にバンパイアの集団が現れバサラたちを襲います。必死で逃げるバサラたちだったが、ついにはレイとアキコが追い詰められてしまいます。MPの救援によりバンパイアを撃退することはできましたが、銃を手にしながらも撃てなかったレイはバンパイアの攻撃によって負傷してしまいました。命に別状はなかったが入院することになったレイを見舞ったミレーヌは、バンパイアに向かって銃を撃たなかった理由を尋ねます。しかし、レイは「武器の使い方を知らなかった」のだとはぐらかすのでした。

マクロス7に敵の襲撃を告げる警報音が鳴り響きます。整備中のVF-19改を取りに行きたいとはやるバサラに、レイはアクショで待つように言い含め、傷ついた身体を引きずりながら病院を後にします。ミレーヌたちが病室に戻ると、レイの姿はありませんでした。レイは、病院の外の電話から軍にVF-19改の整備状況を問い合わせ、いろいろ指示を出していました。大慌てでレイの捜索に出ようとするミレーヌは、アキコに制止されるのでした。そして彼が銃を撃たない理由をアキコは静かに語り始めます。レイはかつてパイロットとして軍に所属し、金龍やステファンと共に「ピンクベッカー」というチームを組んでいましたが、レイは戦いの最中に自分の判断ミスで戦友であり親友でもあったステファンを失い、心に深い傷を負いました。ステファンの死に責任を感じ軍を辞めたレイは、敵を撃つことを拒むようになり、彼は心に傷を抱えたまま姿を消してしまいました。それから何年か経ち、再びアキコの前に現れたレイは、アキコに新しい夢を見つけたことを離します。そう、彼の夢こそが熱気バサラだったのでした。

敵を迎え撃つガムリンは、バサラの姿がないことが気になります。そこに整備が完了したバルキリーを受け取ったバサラが現れます。レイは傷つき雨に打たれながらも、そんなバサラの歌に合わせながら「突撃ラブハート」を口ずさむのだった。ダイヤモンドフォースの活躍もあり、バロータ軍は撤退しました。いつものように唄い、そして目に見える成果らしきものもなかったが、今日のバサラは言い知れない充足感を覚えるのでした。

無理が祟ったことで傷口が開き、レイは再び病院へ緊急搬送され、大急ぎで手術室へと運ばれていくのでした。2度目の手術は無事に成功し、レイには絶対安静が言い渡されるのだった。
レイが退院することになり、久々にバサラたち4人がアクショのスタジオに集まりました。そこへアキコからの退院祝いとして、Fire Bomberのプロモビデオ製作が告げられます。少しづつですが、レイの夢は着実に前進するのでした。

いまさら マクロス7 第9話 「エンジェルナイト」

第9話 「エンジェルナイト」です。とうとうFire BomberがCDデビューを果たしましたが、順風満帆とはいきません。発売1週目はチャート196位という前途多難の幕開けとなりました。本話はではミレーヌがロックを目指すきっかけを作った女性歌手アリスが登場します。そしてバンパイアにスピリチアを吸収されたアリスがミレーヌの歌で再び活気を取り戻したことから、バンパイアの犠牲になった人々を歌で救える可能性が出てきました。

Fire Bomberのファーストシングルがリリースされましたが、一行に売れる気配が見えません。そこで次のミレーヌをメインとする新曲の練習に励むみますが、失敗が続きます。ついにはミレーヌとバサラが唄い方をめぐって口論となってしまいます。バサラなりに励ましたつもりの一言で感情的になったミレーヌは「短い間だったけど楽しかった」と言い残してスタジオを去ってしまいます。
傷心のミレーヌは夜の公園で偶然にも、憧れの歌手であるアリス・ホリディと出会います。昔のように唄うことはできない、と悩むアリスじは仕事を放棄し、夜の街をさまよっていたのでした。
2人はミレーヌが運転する車で街を走るのですが、それを追うようにバローダ軍の潜入員(通称「バンパイア」)が運転するトラックが追いかけてきます。彼らはアリスを対象にスピリチアの調査を行っていたのでした。2人の後を追っていたバンパイアが密かにアリスのスピリチアを吸入すると、スピリチアを奪われたアリスは、無気力な状態に陥ってしまいました。
歌にハートを込められないという自分の悩みを、「素敵な悩みだ」とアリスに流されたミレーヌは、自分の悩みが甘いものだったことに気付きます。そして、無気力なアリスを奮い立たせるため、ミレーヌは心を込めて唄い始め、そこへバサラたちも合流し、即興でアリスのためのミニライブが催されました。
ミレーヌの歌に呼応するかのように、アリスのスピリチアレベルが回復していきます。その様子をモニタリングしていたバンパイアは、「間違いなくサンプルGLQは、一度失われたスピリチアを回復する種族と断定」と報告を送りました。そしてスピリチアを回復させたアリスをサンプルとして捕獲するため、バンパイアは隠していたエルガーゾルンを発進させます。
エルガーゾルンに追い詰められ、窮地に瀕したアリスたちを救ったのは、バルキリーを駆って現れたバサラでした。バサラは敵パイロットに向けて唄いかけますが、バンパイアはそのまま撤退してしまうのでした。
ミレーヌの歌によってスピリチアを回復し、さらにバサラの歌で以前よりも多くのスピリチアを得たアリスは、すっかり気力を取り戻していました。アリスのライブは無事に開催され、バサラたち4人も観覧に訪れていました。多くのファンから喝采を浴びるアリスを前に、4人も改めて歌への決意をみなぎらせます。「さぁ、おれたちは、おれたちの練習をやろうぜ」と。

いまさら マクロス7 第8話 「バージンボンバー」

第8話 「バージンボンバー」です。今回は、Fire Bomber初のレコーディングを通じて、バサラが求めている音楽について考える話です。

バサラは、自分のバルキリーに装備されているミサイルを外そうとしますが、レイに人を救えなかったこと(第5、6話)を指摘され、外すのを止められます。レイの例えによれば、「ピクニックの際の雨具」だそうです。うまいですね。それに対するバサラの返答が「俺は雨に濡れるほうが好きなんだ」と強がっていつるように聞こえます。
その頃、ミレーヌはガムリンとレストランでデートの最中です。ガムリンは、リゾート艦リビエラで、ミレーヌがバサラの側にいたのを見たことを話してミレーヌの様子を窺います。しかし、自分がFire Bomberのメンバーであることを隠したいミレーヌは、バサラを知らない振りをします。ミレーヌの態度を探っていたガムリンですが、飲み馴れないクリームソーダをこぼしたのを捉えられ、話をうやむやにされてしまいます。別れ際に、ガムリンはミレーヌに「周りの人間の心を和ませる」と言われる紬をプレゼントします。明るくお礼を言い去っていくミレーヌを見送ったガムリンですが、内心では彼女がバサラを知らないと嘘をついたことをいぶかしむのでした。

他方、バサラはレイからレコーディングの仕事を聞かされます。ライブ以外は乗り気でないバサラですが、レイは彼の性分を巧みについてレコーディングを了承させます。レコーディングスタジオに集合したFire Bomberは、いつもの調子で演奏するのですが、ディレクターのハニー鈴木は熱いバサラの唄い方を全否定し、「誰にでも解る大衆的なメロディ」を求めます。ハニーの意見を承服できないバサラは、仏頂面でスタジオを出て行ってしまいます。そのバサラを追って、ミレーヌはスタジオを飛び出していくのでした。
公園で寝転がるバサラを見つけ、真面目にレコーディングに取り組むよう怒るミレーヌに対し、バサラは「ミサイルより爆発力のあるサウンドが問題」と言って去ってしまいました。普段無口なビヒータが、バサラに理屈は通用しないと嘆息するミレーヌに助言するのでした。

一旦自宅に戻ったミレーヌは、どうすればバサラの心をレコーディングに向けさせられるか思案に耽ります。その夜、野外ホールで1人物思いにふけるバサラの元へ、ミレーヌは再び説得に向かうのでした。理屈の通じないバサラに対しミレーヌは、「人の心を和ませる」紬を着て説得を試みます。依然、やる気のないバサラでしたが、消沈するミレーヌに居心地が悪くなり、しぶしぶ再度レコーディングすることに同意するのでした。
その頃、敵部隊の指揮官ギギルは、獲物を一気に殲滅させようとしない艦隊司令ゲベルニッチに真意を問いただします。ですがゲペルニッチは、不明瞭な「夢」の話しかせず、ギギルをいら立たせます。

再度のレコーディングに臨んだFire Bomberでしたが、やはりはニーはバサラの演奏が気に入らず、発売日や宣伝費のことを口にして、それとなく圧力をかけてきます。そこへ空襲警報が鳴り響き、バサラは、求める歌についての答えを求めて戦場へ向かいます。数で勝る敵部隊に、ダイヤモンドフォースの金龍は、密なフォーメーションで対抗しようしますが、因縁深いギギル機をみつけたガムリンは、命令を無視して突っ込んでいきます。更にバサラも到着し、戦場にはFire Bomberの「PLANET DANCE}が響き渡るのでした。ミサイルより爆発力のあるサウンドを求め、唄い続けるバサラにガムリンは「貴様の歌など何の意味もないことを証明してやる」と挑発的な通信を送ります。

一方、スタジオではバサラの歌に合わせてFire Bomberが演奏を開始していました。ハニーは一応録音させるが、エンジニアたちはめちゃくちゃな音質に悲鳴をあげます。

戦場ではガムリンがミサイル一斉発射をおとりにギギル機の背後を取り、仇敵にダメージを与えました。いら立ちつつ、ギギルは撤退命令を出します。

臨場感あるサウンドが収録できたものの、ハニーはやはり気に入らない。だがそこへ、以前からFire Bomberに目を付けていたディレクター、北条アキコが現れ、音源を買い取ることを申し出ます。「まぁ、お馬鹿ねぇ~。制作費、ううん、宣伝費を無駄にするだけよ」と蔑むハニーに「どうかしら、これはきっとヒットする。私はそう確信するわ」とアキコは返すのでした。

自分の歌が敵の心に届かなかったことに不満げなバサラに、「熱気バサラ、わかっているだろうな。敵を追い払ったのは、お前の歌ではない。我々統合軍だ。」と、ガムリンからの通信が追い討ちをかけるのでした。ですが、バサラはいつかガムリンにも自分のサウンドを理解する日が来ると、静かに闘志を燃やすのだった。「・・・いつか必ず、俺のサウンドがお前にもわかるときが来るぜ。・・・必ず」と。

いまさら マクロス7 第7話 「サマーアクシデント」

第7話 「サマーアクシデント」です。今回の話では、ミレーヌとガムリン、それにバサラを加えた3人の関係を掘り下げていきます。

その日、Fire Bomberは、ミレーヌが母親のミリアの紹介で取ってきた仕事で、リゾート艦リビエラを訪れていました。ミレーヌは、常夏のリゾート地での仕事ということで、いつになくはしゃいでいました。しかし、現地に着いてもやる気のないバサラに、ミレーヌは説教を始めます。この間(第5話)でバサラが壊したトレーラの賠償金のため、バンドの懐はかなり苦しくなっていたのでした。
ところで、ミレーヌは母親ミリアから紹介されたのは、ディナーショーで「美しいバラードを」との依頼だったが、それに反して激しい曲を歌うバサラは客席を当惑させ、ミレーヌを怒らせ、途方に暮れさせるのでした。
そんなバサラへの感情はひとまず置いて、海水浴、水上スキーと、リゾートを満喫するミレーヌ。他のメンバーも釣りや昼寝など、思い思いに余暇を過ごしています。またミレーヌは、休暇でリビエラに来ていたガムリンとデートをするのでした。ガムリンが最近、戦闘中に”邪魔”が入ることについて愚痴をこぼすと、ミレーヌも”自分勝手な人”への怒りを噴出させてガムリンを戸惑わせます。
そんな楽しい時に、ギギル率いる敵戦闘機部隊がリビエラを目標に定めて攻撃を仕掛けてきました。リビエラを護衛する戦闘空母「浦賀」は、バルキリー隊で応戦するも、敵のミサイルの直撃を受け、一部の施設が壊されてしまいました。リビエラ司令部は被害の拡大を防ぐために一部エリアの封鎖を決定し、リゾート区画にも避難命令を出します。人々はわれ先に避難していくのでした。
避難民の中でミレーヌを探していたガムリンは、バサラとミレーヌが会話する現場を目撃しますが、直後に金龍隊長から出撃を命じる通信が入り、ガムリンはしぶしぶ浦賀の格納庫に向かい、浦賀艦載機であるVF-11を借りて迎撃にあがるのでした。
バサラとグババ&ミレーヌたちも避難しようとしますが、ミレーヌから振り落とされ、あらぬ方向へ走り去るグババを追った2人は、空調設備が変調をきたした区画に閉じ込められてしまいました。
閉鎖された区画内はたちまち氷点下にまで気温が下がります。「こんなとこに来なきゃ平気だったんだ」と言うバサラとミレーヌは口論になるが、そうしている間にも温度はどんどん下がっていきます。「唄うぞ!」突然立ち上がったバサラは、唄えば身体が温まるのだと言い、唄い始める。当初は当惑していたミレーヌも、真剣に唄い続けるバサラの姿に心を動かされ、彼と共に「PLANET DANCE」をハモるのでした。しかし、疲れて座り込んでしまうミレーヌ。そんな時、天井の通風孔を見つけたバサラは、ダクトを通り自分のバルキリーの格納庫に向かいます。氷の破片で身体が傷つくのもかまわず、バサラは全速で格納庫に向かいます。一人取り残されたミレーヌは、最後の力を振り絞って唄い続けていました。バルキリーにたどり着いたバサラは、ピンポイント・バリア・パンチで隔壁を破壊し、間一髪、ミレーヌを救いだすのことができました。
船外では金龍たちと合流したガムリンが、VF-11Cで他機とは一線を画す機動を見せ、性能で勝るギギル機と互角に戦っていました。
やがて敵部隊は撤退し、Fire Bomberの一同はホテルに戻り一息つくことができました。そこへホテルのマネージャーが現れ、先のステージがお客に好評だったことを告げ、再度のステージを依頼するのでした。一方、帰還したガムリンは、ミレーヌとバサラが一緒にいたことへの疑問が頭から離れなかったのでした。

いまさら マクロス7 第6話 「ファーストコンタクト」

第6話 「ファーストコンタクト」です。今回は、ガムリンとバサラ&ミレーヌとの初対面の様子の話です。

早朝、自宅でいい気持ちでシャワーを浴びていたミレーヌの元に、母親のミリア市長から彼女の音楽活動を認める条件として、統合軍のエース、ガムリン・木崎とお見合いをするよう電話で告げられ、驚かされる。一方的にお見合いの日取りまで決められてミレーヌは暴れるが、ライブの時間が迫っていて家を飛び出ます。
その頃ガムリンは、バサラの正体を探るため、彼のバルキリーの登録データを調べていた。だが、バサラの機体のデータは、厳重に防御されており、逆にガムリンの端末のデータが消去してしまうのでした。

その頃バサラは、バルキリーでライブ会場であるリゾート艦マーク・トウェインに向かっていた。ミサイルで敵を攻撃したこと(第5話)を、引きずり表情が冴えません。
一方のガムリンは、ダイヤモンドフォースの仲間と共に、改良を加えられたVF-17のテスト飛行に出ていました。ミルキーロード上空を飛行中のガムリンは、ロードを走る民間機に艤装された機体を追跡していく。艤装機を探して格納庫を捜索中に、ガムリンは、バサラのバルキリーを見つけるのでした。
コンサート会場でバサラを見つけようとしてやってきたガムリンは、偶然にもバサラの後ろに座りますが、暗闇で相手が解りません。ガムリンは、バサラたちにあれこれと話しかけていると、サックス奏者が演奏を始めるのですが、突然、舞台袖からの工作員(バンパイア)の光線照射を受けて倒れてしまいました。舞台に駆けつけたガムリンは、演奏者の様子から、敵の工作員が潜入していることを悟り、警備員に船を封鎖するよう命じます。ミレーヌは、思いも寄らぬ場所で見合いの相手を見つけて驚くのでした。
そこへ敵軍の襲来を告げる警報が鳴ります。奇襲を受けたマーク・トウェイン号は、人々を脱出ポッドに乗せて艦外へ逃がし始めます。しかしこれこそが敵部隊の狙いでした。無防備な脱出ポッドを捕らえ、恐怖におびえる人間の「スピリチア」を奪うことが、彼らの目的だったのでした。
バサラとガムリンは、それぞれのバルキリーに急ぎます。途中、ガムリンはしつこくバサラと軍の関係を尋ねるが、バサラは「わからない」と取り合いません。
「言え!貴様の所属はどこだ!?」「ロックバンドのFire Bomberだよ!」
戦場で唄う理由を訊ねるガムリンに、バサラは「俺の歌に挑戦している」と返します。ガムリンには意味がわかりません。そんなガムリンをほっといて、バサラはバルキリーで出撃します。

マーク・トウェイン号から2機のバルキリーが出撃していきます。1機は単身、敵部隊に立ち向かうため。もう1機は敵部隊に歌を聴かせるために。バサラは唄いながら脱出ポッドを守りはするものの、敵機に攻撃しようとはしません。単身で身を挺して脱出ポッドを守るガムリン機は、敵の集中攻撃に浴びてしまう。バサラはとっさにガムリン機のフォローに回る。敵部隊長ギギルの猛攻撃を受けながらバサラは、「歌で敵に挑む」という信念を曲げてミサイルで反撃すべきか、悩んでいました。そして、流れ弾が脱出ポッドをかすめるのを見たバサラは、ギギル機の脚部を狙ってミサイルを発射します。バサラ機が攻撃したことに、ギギル、そしてガムリンも驚愕するのでした。
やがて金龍隊長率いる応援部隊が到着し、敵ギギルらは撤退していきます。脱出ポッドのレイたちは、動かないバサラ機を複雑な表情で見つめるのでした。
この戦闘でガムリンが負傷したため、彼とミレーヌとのお見合いは延期となりますが、その直後、ミレーヌがお見舞いに現れたのでした。ミレーヌは先の戦闘の際、マーク・トウェイン号にいたことを明かし、ガムリンの奮闘に感謝の言葉と花束を贈るのでした。

いまさら マクロス7 第5話 「スピリットギャル」

第5話 「スピリットギャル」です。今回は女性バイカー集団「Teamレックス」とそのリーダー、レックスが初登場します。

ミレーヌのFire Bomber入りを歓迎するパーティーが開かれることになり、バサラとミレーヌは車で食材の買い出しに出ています。その帰り路、ミレーヌはバサラに戦場で唄う理由を尋ねますが、答えは要領を得ません。そこへ数名の女性バイカーが、ミレーヌたちの車に絡んできました。ミレーヌは脇道に入ってバイカーたちをまこうとしてスクラップ置き場に隠れますが、バイカーたちに見つかってしまいます。

ミレーヌを小馬鹿にするバイカーたちに、バサラは「一度聴きに来いよ」と言うが、バイカー少女は喧嘩腰で、バサラに蹴りかかります。その蹴りを難なくかわしたバサラは、彼女を乗せたバイクで崩れた堀の上を走ってみせますが、さらにバイカーたちとの緊張を高めてしまいます。そこへバイカーらのリーダー格のレックスが現れ、バサラの挑発的な態度をいさめつつ、仲間を鎮め、その場を去るのでした。

翌日、FIre Bomberは、空間ハイウェイのミルキーロードでスリースターへと向かっていました。前日のミレーヌの加入を歓迎するバーベキューパーティーの途中で、レイから話があった工場艦スリースターで開かれるコンサートにゲスト参加するためです。出演料が出ることもあって、メンバーはバルキリーも運べる大型トレーラーを借りています。朗らかな雰囲気の車内でしたが、「バンパイア」による被害者が35人になったとのニュースが流れ、やや重い雰囲気になってしまいました。

その頃マックス艦長は、船団の他の艦長らと今後の敵軍への対応を協議していました。しかし、まともな対応策は出てこず、同席したエキセドルは内心で嘆息します。他方、ミリア市長はガムリン・木崎と会食をしていた。会食後、金龍隊長に見つかったガムリンは照れつつも、市長の娘ミレーヌとの見合いを勧められたことを打ち明けます。

目的地に向かうバサラたちのトレーラーのそばで、不意に昨日のバイカー集団が道を逆走してきました。彼女らの危険な走りをしばらく見ていたバサラは、スクーターで外に出てバイカーらを挑発するようにハイウェイを逆走します。その様子を見たレックスは、バサラらのライブに行くことを決めるのでした。

数時間後、野外ホールにて、Fire Bomberのコンサートが始まっりました。観客はやや少ないものの、彼らの歌を聴きに来た人たちのため、バサラらは熱唱しますが、その会場にレックスたちの一団が乱入し花火を打ち込み観客らを脅すのでした。ステージ上のバサラと対峙したレックスは、「歌では命は懸けられない」とバサラを挑発するのでした。
折しも、敵の戦闘機部隊が襲来し、しかも敵の一部は防衛ラインを突破して、スリースター内部にまで侵入していました。響き渡る警報を受け、バサラは愛機の深紅のバルキリーへ飛び乗り敵機の中に突っ込んで行きます。突入してきた3機の敵機の攻撃にひるまず、命がけで歌を唄うバサラにレックスらは驚愕するのでした。
バサラに気を取られていたレックスたちに敵機が襲いかかります。バサラは敵機とレックスの間に割り込み、彼女らを逃がそうとしますが、更にもう一機が現れ、レックスとバサラ機を挟み撃ちにしまる。歯噛みするバサラだが、そこへレイが通信を入れ、機体の操作を指示します。「バサラ、スライダー、No.52だ」。言われるがままに、バサラがギター型操縦桿を操作すると、バルキリーの脚部から小型ミサイルが発射され、敵機の腕を撃ち落しました。もう一機の敵にもミサイルを発射し、敵機の腕を打ち落とします。2機が武装を失ったことで敵部隊は撤退して行きました。

戦闘後、レックスは命を懸けてまで唄おうとするバサラの気合を認めるのでした。そして、「助けてくれたお礼」にと、バサラにキスをします。偶然、その現場を見てしまったミレーヌは、呆然としますが怪我をしたバサラを見て、一緒にバルキリーの操縦席に乗り込み、バサラに代わって操縦するのでした。
「MY FRIENDS」を唄いながら器用にバルキリーを操縦するミレーヌに、バサラは「お客のいない所で唄ってもしょうがない」と突っ込みますが、ミレーヌは「”唄いたいときに唄う”んじゃないの?」と、逆にバサラにセリフで返すのでした。

レックスとキスをするバサラに衝撃を受けつつも、彼の代わりにバルキリーの操縦を買って出て、レックスとは異なる形でバサラにアプローチをするミレーヌ。かわいいですね。

いまさら マクロス7 第4話 「バンパイアソルジャー」

第4話 「バンパイアソルジャー」です。今回は、ゲペルニッチがシティ7に潜入させた、スピリチア回収を行う工作員(バンパイア)たちによる恐怖を描いたお話です。

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その日の夜は、Fire Bomberによる野外ステージのライブが行われていましたが、会場のすぐそばの路地で、帰宅中のの女性が何者かに襲われたのでした。更に自宅にてFire Bomberの曲を聴きながらくつろぐ女性たちも、何者かに襲われます。翌朝、バサラらのアパートに集ったFire Bomberの一同は、新聞やテレビをにぎわす連続女性襲撃事件を話題にしていました。ミレーヌは、襲撃者が「バンパイア(吸血鬼)」かもしれないと面白がります。「バンパイアなんていない」と、事件に興味を見せなかったバサラでしたが、被害者の一人がライブ会場そばで襲われたことを知り、憤るのでした。

軍医のDr.千葉は、診察からバンパイアに襲われた被害者たちと敵軍の攻撃で虚脱状態にさえれたパイロットが同じ状態だと結論付けます。この報告を受けたマックス艦長は、敵兵士がシティ7内に潜入したことを悟り、この失態をなじるミリア市長にパトロールの強化など、可能な限りの対策を約束するのでした。ミレーヌを心配するマックスは、立ち去ろうとするミリアを呼びとめます。「まだ・・・なにか?」と冷たく答えるミリアに、「ミレーヌのことだが・・・変なバンドに入って、コンサートかなんかで帰りは遅いんだろ?くれぐれも注意する様に」と注意を促しますが、軽く流されてしまうのでした。一方、敵軍の旗艦において工作員(バンパイア)による作戦が順調に進んでいることを確認した司令官ゲペルニッチは、次の段階へ作戦を進める指示を出すのでした。
その夜もライブのあったFire Bomber一同は、ライブ終了後、裏口から帰路につきます。しかし、ミレーヌとバサラは、とある曲のテンポを巡って軽く言い合いとなってしまいます。レイは二人を取り成し、ミレーヌに危ないからバサラに家まで送ってもらうよう勧めますが、ミレーヌはそれを断り一人で帰ってしまいました。

帰路、ミレーヌは、市長の命令で彼女の護衛に来たマイケルと部下たちに捕まってしまいます。母親の過保護を嫌うミレーヌは、民家の生垣の陰に隠れ、追ってくるマイケルたちをやり過ごそうとしました。マイケルたちをやり過ごし、一息つくミレーヌがふと振り返ると、そこには顔をゴーグルで覆った怪しい男が、まさに襲い掛かろうとしていました。
体がすくむミレーヌ。そこへミレーヌの後を付ける怪しい人影追っていたバサラが現れ、ミレーヌの手を引き走り出します。

二人は表通りに出ましたが、周囲の路地からゴーグルを付けた男たちが湧き出て、二人を追いかけ続けます。そして、ビル街でとうとう二人は男たちに囲まれてしまいました。ちょうどそこに、マイケルたちが現れ、ミレーヌを守るため駆け寄ってきます。しかし、バンパイアの一人がゴーグルから光線を放ちボディガードの一人の顔に命中させると、その精気を奪っていくのでした。
マイケルらが男たちの相手をしている隙に、バサラとミレーヌは下水道に逃げ込みます。ミレーヌは、自分を心配して来てくれたのかと尋ねたが、バサラは「ガキの一人歩きは危ないから」「グババも心配だった」とはぐらかす。下水道内で二人はマイケルらと再会しますが、バンパイアたちも姿を現します。ミレーヌのことをバサラに託したマイケルは、バンパイアに立ち向かいます。逃げるミレーヌは転倒して足をくじいてしまいます。バサラはポケットに入れていたバンダナでミレーヌの足を固定して応急処置をするのでした。素直に助けを求めればと口にするバサラに、ミレーヌは「家を出た以上は助けを求められない」と言う。彼女の自立への決意を聞いたバサラは、感心したように微笑むのでした。
やがて敵部隊がマクロス7近辺に姿を現し、シティ7内に警報が鳴り響きます。サイレンに気を取られたバサラらの眼前にバンパイアが現れ、光線を放ちます。とっさにミレーヌをかばったバサラは、腕に光線を受けてしまいましたが、当たり所が良かったのか、精気は吸われず、バンパイアを突き飛ばして先へ進むのでした。

マクロス7に迫る敵部隊と熾烈な戦いを繰り広げるガムリン・木崎らダイアモンドフォース。そこへバサラのバルキリーが姿を現します。照準に割り込むバサラ機によって、ガムリンは射撃の機会を度々逃してしまいます。激昂したガムリンは隊長へバサラ機への攻撃許可を求めますが却下されてしまいます。他方、突撃を慣行しようとしたギギルは、工作員が収集したサンプルの回収をゲペルニッチに命じられ、憤慨しつつも部下と共にシティ7に接近して工作員が射出したサンプルを回収して去っていきます。またも自分の歌が敵に届かなかったバサラは、不満げにその後ろ姿を見送るのでした。

バサラがアパートに戻ると、レイがミレーヌを家まで送っていくところだった。「グババが心配だから」とはぐらかしつつ、バサラもミレーヌらに同行を申し出るのでした。