いまさら マクロス ダイナマイト7 第3話 「孤独」

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第3話 「孤独」です。

この第3話では、銀河クジラにまつわる謎が明らかになっていきます。銀河クジラに意思があるのか?の問いに対して、バサラ、グラハムそして密漁団のカリバの全員が”ある”で一致しているのですが、その対応は3者3様です。クジラを手にかけることで哀しみから解き放とうとするグラハム、漁の障害として排除しようとするカリバ。そして歌による交流を図ろうとするバサラでした。
皆の思惑が交錯する中、切り札の反応弾を積んできた密漁団の母艦がゾラに到着し、パトロール隊も含め、(白い)銀河クジラをめぐる最後の戦いが幕を開けるのでした。

マクロス7で、サザビーの計略に嵌り襲われかけていたミレーヌは、間一髪の所でレイとビヒーダに救い出されました。レイには”一つ大人になったな”と言われてしまいます。
バサラはグラハムと共に銀河クジラの墓を訪れていました。そこでバサラは、壁に刻まれた不思議な壁画を発見しました。それはグラハムの祖先が残したという記録でしたが、綴られた文字を読むことができません。しかし、エルマが連れているキャピーはその文字が解読できるのでした。
その頃宇宙では、銀河クジラが発生させた嵐によって密漁団のバルキリーが次々と破壊され、パトロール隊に摘発されていくのでした。密漁団頭目のカリバは、パトロール隊が味方であることを銀河クジラが理解していると部下に説明し、速やかに撤退しました。
エルマはキャピーを通して、銀河クジラのバーラエナについて記された壁画の翻訳を進めていました。そこには数百万年も生きる白い銀河クジラが、その永い時のなかで同胞の死を見守り続けていたことが綴られていました。グラハムは、白い銀河クジラが自らの死を望みながら、彷徨い続けているのだと語りますが、バサラは白い銀河クジラは、死を求めてなどいないと反論します。バサラは、白い銀河クジラに自分のサウンドを聴かせてやると決意を示すとともに、グラハムに対して死を望んでいるのはグラハム自身なのではないかと指摘するのでした。
密漁団のカリバは、漁の邪魔をする白い銀河クジラを排除するため、密売人のもとへ赴き、反応弾を購入しようとしていました。カリバは白い銀河クジラが高い知能を持つと考え、それさえ排除すれば密漁は成功するのだと主張します。密漁団に潜入し、その言葉を耳にしたライザは密漁団に見つかってしまいました。バルキリーとフォールドブースターを奪って逃走するライザはどうにかフォールドすることに成功し、ゾラへ帰り着くことができました。
帰省後、バルキリーでエルマの家を訪れたライザは、バサラの元気な姿を目の当たりにし、医者ですら匙を投げたはずの傷が完治していることに驚きを隠せないでいました。
エルマから彼がFire Bomberのバサラであることを聞かされたライザは、なぜ銀河クジラの前で唄ったのか尋ねるのでした。その問いにバサラは、唄いたい時に唄うだけだと答えます。
ライザからの情報で密漁団が反応弾で白い銀河クジラを狙っていると聞いたグラハムは、自らの手で決着をつけるべく出撃の準備を始めます。ライザはそんなグラハムに食ってかかりますが、グラハムは白い銀河クジラの瞳には深い悲しみに溢れていると応えるのでした。
密漁団の出現を受け、グラハムは今度こそ決着をつけようと、強い決意のもとに宇宙へと飛び出していきます。グラハムの船に便乗し宇宙へ向かおうとするバサラでしたが、邪魔を嫌ったグラハムに船から放り出されてしまいました。一方、出撃を控えたパトロール隊のドックでは、ローレンスが用意したサウンドシステムが、バルキリー全機に取り付けられていました。バサラとライザを乗せたエルマの車は、パトロール隊の基地へと向かいました。バサラはパトロール隊の基地に配備されていたVF-19へ勝手に乗り込み、ローレンスに銀河クジラの前で唄うことを当然のように快諾し、出撃するのでした。
白い銀河クジラを前にしたカリバは反応弾準備を命じますが、思わぬトラブルが発生し反応弾を発射することができないでいました。遅れて現場に到着したグラハムは引導を渡すため、そしてバサラは歌を聴かせるために、白い銀河クジラへと迫ります。
その頃マクロス7では、レイがミレーヌにガムリンがバサラのもとへと向かったことを明かしていました。ガムリンは、惑星ゾラで1枚の写真を頼りにバサラの行方を追っていました。レイは、ミレーヌにゾラに行って気持ちの整理をつけてくればいいと送り出すのでした。、

いまさら マクロス ダイナマイト7 第2話 墓場

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第2話 「墓場」

銀河クジラとの接触に成功したかと思いきや、バルキリーが破壊されバサラは宇宙に投げ出されてしまいました。ライザによって救われたバサラですが、意識不明の重体でした。しかしバサラは、意識を朦朧とさせたままエルマの家へと帰り着きます。そして、なにかを探すように、朦朧としたまま森の奥へと歩いていきます。そんなバサラを心配しながら後を追うエルマは、どんな傷をも治すという温泉へと彼を導いていくのでした。
一方、惑星ゾラの衛星軌道上では、本隊が到着した密漁団とパトロール隊が銀河クジラをめぐって激しい戦いを繰り広げていました。実弾の使えないことを見通されたうえに、軍隊並みに統制のとれた密漁団の攻勢は、パトロール隊を次第に劣勢に追い詰めていきます。
またシティ7では、バサラの不在を突いて、サザビーがミレーヌを陥れ、ミレーヌの貞操に危機が迫ります。マクロス7では珍しく、女性の色気が漂う回でした

バサラを欠いた状態で開催されたFire Bomberのライブでメインを張るミレーヌでしたが、不意に演奏を止めてしまいました。気を取り直したミレーヌは、歌詞を間違えたと笑ってごなかすのでした。
その頃、銀河クジラとの遭遇時に宇宙へ投げ出されたバサラはエルザに救出されていましたが、集中治療室での治療が必要な程に容態が悪く、医者は意識が戻る保証はないと告げます。無意識のまま弱々しくグラハムの名を呼ぶバサラに対して、エルザは自分の身体の心配をするよう彼を戒めるのでした。
密漁団への対抗策に威嚇射撃は無意味であるとパトロール隊の隊長に進言するライザでしたが、色よい返事をもらえず苛立ちを募らせていました。そんな彼女に同僚であり銀河クジラの研究者でもあるローレンスが、自分の仕事場へ誘います。自分の仕事場でローレンスは、銀河クジラが発する振動波にこれまでにない異常が生じ、それがバサラの歌に応じたことによるものだとエルザに熱弁を奮います。しかし、エルザはローレンスの意見に対して、銀河クジラはエネルギーの集合体であり、学会でも検証済みだと一笑に付します。銀河クジラが意思を持つ生命体だと考えるローレンスは、昏睡状態のバサラに、録音したバサラ自身の歌を聴かせながら、バサラが再び銀河クジラの前で唄うことを期待していると、意識のないバサラに語りかけるのでした。
家で歌の練習をするエルマのもとに、病院から抜け出し傷だらけのバサラが戻ってきました。意識が朦朧としているバサラはエルマにグラハムの所在について尋ねます。それを聞いてバサラは意識も足取りもおぼつかないまま森の奥へと歩みを進めます。エルマもそんなバサラの後を追うのでした。
シティ7では、元気のないミレーヌを心配するガムリンが、バサラの歌エネルギーが感知されたポイントへ出発しました。レコーディングを終えたミレーヌは、テレビ局のプロヂューサーであるサザビーとの会食に誘われます。バサラがいなくなり元気のないミレーヌに対し、励ますような素振りを見せるサザビーでしたが、その裏にはミレーヌに対す暗い想いがあるのでした。サザビーは乾杯のグラスに薬を仕組んでいました。そのせいで、全身から力が抜けてしまったミレーヌは、サザビーに抱きとめられのでした。
体に力が入らないミレーヌは下着1枚を残して衣服を脱がされ、用意されていたベッドに押し倒されます。そのまま下着姿で迫ってくるサザビーを前に、ミレーヌはかつてないおぞましい感覚を覚えるのでした。

朦朧としたまま森の中を進むバサラは、とうとうその場に倒れ込んでしまいました。そんな彼をエルマは担ぎながら、怪我を治す温泉を目指して懸命に進んでいくのでした。
エルマに担がれたまま山肌を流れる温水に浸かったバサラは、無意識ながらもみずからの力で歩き出します。それを見たエルマは、バサラと一緒に自らも衣服を脱ぎ、バサラと共に傷を治すという温泉に浸かります。怪我が治ったら弟子にして欲しいと改めて願い出るエルマ。バサラの方は、まだ意識がはっきりしない脳裏に、事故直前のグラハムや銀河クジラの姿が浮かんでいました。

密漁団は銀河クジラの群れを目の前にしながら、本隊の到着を待ちわびていました。銀河クジラの回遊速度が衰えたその時、狙ったように密漁団の本隊が到着し、駆けつけたパトロール隊と交戦状態に入りました。軍隊並みに組織化された密漁団に、パトロール隊は苦戦を強いられます。殺傷能力のない武器では密漁団を抑えきれないのでした。
密漁団の攻勢により孤立したライザは窮地に立たされます。そこに突然、銀河クジラから放たれた衝撃波のようなものが、密漁団のバルキリーだけを次々と破壊していきます。

一方、温泉のバサラは、湯治の効能か事故直前の記憶が次第に鮮明となり、自らの意識を取り戻しました。同じ温泉で療養していたグラハムが見守る中、快気したバサラは大自然への感謝を込めるように、自分の歌を捧げるのでした。
傷が癒えた2人とエルザは、グラハムに連れられ森を抜け、荒れ地に辿り着きます。この場所について尋ねるバサラに対し、グラハムは”勇者の墓場”と一言答えるのでした。

マクロス ダイナマイト7 第1話 漂流

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第1話「漂流 -wonder-」

TVシリーズ放映終了後から2年余。本作は、TV未放送回(マクロス7アンコール)のリリースからちょうど2年後に発売がスタートした、全4話の新作OVAシリーズでした。今回の舞台はバロータ戦役の終結から約1年後の銀河宇宙です。マクロス7でデビューしたFire Bomberは銀河規模の大スターになっていました。ですが何か冴えない表情のバサラは仲間に置手紙を残して、1人放浪の旅に出てしまいます。第67惑星空域の辺境の星ゾラに降りたバサラは、港町で密漁団とパトロール隊の銃撃戦に巻き込まれ負傷してしまいました。バサラは地元の少女エルマに救われます。エルマの父グラハムは、ゼントラーディの技術で巨人化した寡黙なゾラ人でした。彼は、妻マリアの死の原因となった宇宙生物・銀河クジラへの復讐を目指していました。やがて、惑星ゾラの衛星軌道上には銀河クジラの群れが現れ、グラハムと彼を追うバサラは宇宙へと飛び出していくのでした。VFに乗ったバサラは、銀河クジラに向かって熱唱するのだが・・・。その歌声に応えるかのように銀河クジラが強く発光した瞬間、バサラのバルキリーは破壊され、彼は宇宙に投げ出されてしまいました。

バサラは、鉢植えの花に水をやりながら、1枚の紙片を用意していました。その様子を見つめるグババに向かって、彼は「みんなによろしくな」とだけ言い残して旅立っていきました。着いた先は豊かな海を臨む辺境の惑星ゾラでした。船に揺られて港町に到着したバサラは、波止場で一時の休息を取るのでしたが、偶然にも港の倉庫からバルキリーを盗み出そうとする武装集団と鉢合わせしてしまい、パトロール隊と武装集団の銃撃戦に巻き込まれ、ショックガンで撃たれてしまいました。
シティ7にいるFire Bomberの3人は、たった1枚の紙切れを残して出奔する相変わらずなバサラの行動に、三者三様の表情を見せるのでした。
撃たれたショックから回復したバサラは、撃ち合いの最中にいつものようにギターを片手に熱唱を始めまず。だが、その歌声も当事者たちには届きません。銃撃戦の最中に熱唱するバサラに対して、駆けつけたパトロール隊のライザは歌を止めるよう警告します。だが、誰もバサラの歌に耳を貸そうとしません。武装集団はバルキリーを強奪して逃走し、バサラは、ギターを壊すと同時に怪我まで負ってしまいました。そこに1人の少女が現れました。

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バサラはエルマという少女に連れられ、彼女の家でケガの治療を受けます。そこで介抱されながら、惑星ゾラにまつわる銀河クジラという生物について聞かされます。その銀河クジラとは宇宙を回遊する生物で、宇宙船の動力源となることから高く売れるのだという。そして、クジラを狙った密漁団が回遊時期がになると現れるのだという。エルマの父親であるグラハムが帰ってきたため、バサラは彼女に感謝を告げて家を出ようとしました、治療に使った薬草の効能によって体が動かなくなっていました。そんな中、意識を朦朧とさせながらもバサラは、グラハムの問いにこの惑星が気に入ったと答えるのでした。
エルマは、ギターに綴られていた名前から、自分が助けた青年がFire Bomberの熱気バサラであることを知るのでした。ファンであり大スターのバサラと出会えたことに大喜びのエルマは、惑星ゾラの言葉で、Fire Bomberのヒット曲「PLANET DANCE」を口ずさみながら夕食の用意をするのでした。
壊れたギターを修理するために2人で訪れた村の楽器屋で、バサラはグラハムと銀河クジラの因縁について耳にします。エルマの母親がかつて歌手として活躍していたことも。
目的のギターの弦が手に入らず仕方なく帰路につきます。弦が手に入らなかったバサラに、グラハムは銀河クジラの巨大なヒゲを渡します。訝しんだバサラでしたが、ヒゲが弦として使えることに気づいた彼は、ギターの修理に成功し、その喜びを表現するかのように、即興で「クジラの唄」を熱唱するのでした。
エルマはバサラに向かって、自分を弟子にして欲しいと頼み込みます。母親のようにエルマ自身も歌手を目指しているのでした。そこに突然、密漁団が襲撃を加えます。彼らの狙いは、エルマの母親の形見であるグラハムのバルキリーでした。それは、銀河クジラを追うためにグラハムが用意したものでした。グラハムは、銃撃をものともせずに密漁団を圧倒します。その最中、彼は自らの右肩がうずき出していることに気づきます。それは銀河クジラの到来を告げてるものでした。
銀河クジラの到来を予感したグラハムは、宇宙へと飛び出していきます。バサラもまたバルキリーへ乗り込み、グラハムのあとを追います。そんな2人をエルマは、ただ茫然と見送るのでした。
ゾラの惑星軌道上にはグラハムだけでなく、密漁団やパトロール隊までもが集結していました。そんな彼らの前に、銀河クジラがその姿を現します。巨大な銀河クジラたちを目の当たりにしながらも、グラハムは怯むことなくその群れにモリを打ち込みます。そんなグラハムを娘のライザは必死で止めようとしますが、彼女の声は届きません。バサラは銀河クジラに向かって唄いかけます。その歌声に反応するかのように銀河クジラが強く発光した瞬間、彼のバルキリーが大破してバサラは宇宙に投げ出されてしまうのでした。

いまさら マクロス7 銀河がオレを呼んでいる!

映画 「銀河がオレを呼んでいる!」です。

TVシリーズの放送終了直後に公開された劇場版アニメ作品で、マクロスシリーズとして同時期に展開されていた「マクロスプラス MOVIE EDITION」との同時上映されました。上映時間は約30分で、TVシリーズ本編ストーリー(第38話以降)に連なるサイドエピソードとなっています。

一面の雪原にバサラとファイヤーバルキリーがフォールドアウトしてきたところから物語がはじました。制御不能となったバルキリーは雪原を滑り落ち、ようやく止まったところで機外に投げ出されたバサラは、現地の人に囲まれてしまいました。

話は少し戻って、歌エネルギーという未知なる力の存在を解明するため、Fire BomberはDr.千葉が主導する実験に参加していました。それは、歌が花にもたらす影響を調べるというものでしたが、反応はなくミレーヌの歌声はただ虚しく響くのでした。
ミレーヌに代わってバサラが花へ唄いかけようとした時、彼らの周囲に時空移動が巻き起こり、歌エネルギー探知機から奇妙な声が発せられました。その声に反応してヒマワリが動いたと感じたバサラは、歌エネルギー探知機を手にどこかへ走りっていきました。
辺境の惑星へフォールドしたバサラは、銃を構える村人たちに取り囲まれながらですが食事を振る舞われ空腹を満たすことができました。殺気立つ村人をよそに、室内に飾られていたギターを手にバサラが唄い始めると、屋外に遠吠えのような不気味な声が響き渡り、村人たちはひどく怯えた様子を見せるのでした。
そこにFire Bomberのファンだという少年ペドロが現れ、バサラに歌をせがみます。ひとまず彼に対する嫌疑は収まったものの、村人たちの沈痛な面持ちは変わりません。彼らは20年をかけてバルナジウムという鉱石の採掘に挑み続けていたが、いまだ成果を上げられてはいませんでした。
村人たちは山から聞こえてくる声のような音を「呪いの遠吠え」と言い「化け物」の存在を愚痴りながら、酒を片手にくだを巻くのでした。そんな中、長老格のミゲルの号令により、村人たちの夜の集まりはひとまず解散となりました。
ペドロの家を訪れたバサラに、ペドロの母親のマルガリータは、同世代の友人がいないことや、死んだ父親に似て音楽が好きなことなど、息子の置かれた境遇を説明するのでした。
その頃、謎の声を追ってマクロス7を飛び出していったバサラを追って、ミレーヌ、レイやビヒーダと共に同行したガムリンらはバサラが向かった辺境の惑星へとフォールドするのでした。
猛吹雪の屋外では「呪いの遠吠え」が響き渡り、ペドロもまた恐怖に震えていました。しかし、バサラはそれが呪いなどではなく、心に響く声であると優しくペドロに言い聞かせるのでした。
バサラはペドロを連れ出し、ファイヤーバルキリーで吹雪く夜の雪山へと向かっていきます。その道すがら、ペドロは亡くなった父親が発見したという、不思議な種をバサラに見せる。その時、歌エネルギー探知機が再び謎の声を捉えます。
バサラたちは謎の声を手掛かりに、吹雪の中を進み続けていた。だが、その声が途絶えた次の瞬間、何者かの攻撃がバサラのファイヤーバルキリーを襲う。
唄うことで攻撃に応じるバサラだったが、そんな彼の前にゼントラーディのものらしきバトルスーツが姿を現す。そのバトルスーツは、奇妙な音を発しながら再びバサラに襲いかかります。バトルスーツはカラフルな煙幕を上げながらただバサラを追い回すだけで、なぜか攻撃をしてきません。
バサラがバトルスーツと接触していた同じ頃、ミレーヌたちはバサラが向かった辺境惑星の周辺宙域にデフォールドしました。そこで歌エネルギー探知機があの奇妙な声を捉えるも、バサラがいる正確な位置の特定には至りませんでした。そして、いきなり大きな歌エネルギーを感知してしまったことで、レイたちの持つ探知機がオーバーヒートしてしまいました。それほどの巨大な歌エネルギーを感知しながらも、レイたちはいまだバサラの所在地を特定することはできないでいた。
雪原にバルキリーを降ろしたバサラは、そこでペドロをコクピットから降ろし、自らも生身の姿でバトルスーツと対面します。そして、心のままに熱唱し始めるのでした。
一方のバトルスーツもまた動きを止め、バサラの歌に聴き入る。やがてバトルスーツ「クアドラン・キルカ」の中から巨人サイズのゼントラーディ女性が姿を現しました。
彼女はまるでバサラに対抗するかのごとく、ベースギターを片手に唄い始めます。バサラもこれに応じ、両者は対抗意識を燃やしながら互いに唄い続けます。

バサラたちの歌は異常スピリチアとしてバロータ軍はに感知されていました。ゲペルニッチはその詳細を確かめるため、新戦力のナッターバルゴと共にガビルとグラビルを現地に向かわせました。

バサラと歌合戦を果たしたのはゼントラーディのエミリアでした。歌を交わし合った2人の間には、確かな友情が芽生えていました。歌合戦の後、バサラとペドロはエミリアの屋敷を訪れていました。幼い頃、リン・ミンメイに影響され歌手の道を志したエミリアは、歌の修行のため山に籠っていたのでした。
そこで2人は、村人が忌み嫌う「呪いの遠吠え」の正体がエミリアの雪山で行う発声練習であることを知ります。エミリアは、バサラとの歌合戦に敗れたことで少し自信を失いったと話します。そんな彼女にバサラは歌に勝ち負けなどなく、エミリアの歌が心に響いたと励ますのでした。
3人は穏やかな時を過ごしていましたが、そこにプロトデビルンが現れ優しい時間は終わりを告げました。バトルスーツを身にまとい出撃するエミリアを追い、バサラもまたファイヤーバルキリーのもとへ向かいます。
戦闘が始まり、エミリアはガビルらに向けてミサイルを放ちますが、そのミサイルを、バサラが両者の間に割り入り全て受け止めてしまいます。そしてバサラは戦おうとするエミリアを制しながら、いつものように唄い始めるのだった。あくまで歌の力だけで強大な敵に立ち向かう、そんなバサラの姿にエミリアは驚嘆するのでした。
バサラの歌はガビルたちを圧倒していきますが、伏兵として潜んでいたナッターバルゴにペドロが捕らわれてしまいます。機械化されたナッターバルゴにはバサラの歌が通じず、彼も機体をグラビルに捕らわれ窮地に陥ってしまいました。
そんなバサラの危機をエミリアの歌が救います。彼女の歌に敵が動揺した隙に、グラビルの手から逃れたバサラはペドロを救出しました。
2人に押され気味のガビルとグラビルは、ナッターバルゴを合体することで、さらに凶悪な「ガビグラゴ」となるのでした。その凄まじい力は一瞬で周囲の雪を溶かし、雪解け水は大洪水となって麓の村に襲いかかります。
大洪水が迫り村が混乱に包まれる中、ペドロの帰りを待つマルガリータとミゲルはその場に留まろうとする。一方、歌で対抗するもガビルに圧倒されていたバサラとエミリアのもとには、ようやくミレーヌたちが到着しました。
ミレーヌたちの協力と、ガビルらが三位合体のタイムリミットを迎えたことで、形勢は一気に逆転しました。さらにガムリンの提案で、エミリアは突撃してきたガビルを山にぶつけることで大洪水の流れを村から逸らすことに成功しました。
村を救ったものの大洪水に呑み込まれてしまったエミリアでしたが、心配するバサラをよそに、彼女は元気な姿を見せるのでした。

無事にペドロと再会したミゲルは、ペドロの手にの中で種が芽吹いていることに驚嘆の声を上げるのでした。亡くなったペドロの父親が持ち帰ったその種は、2000年間も氷に埋もれていたという銀河コスモスの種だったのでした。レイたちは種が芽吹いたのは、歌の持つ不思議な力が関係しているのだと推測します。
また、バサラはエミリアとミレーヌが姉妹だったと知らされ驚きの表情を見せるのでした。
エミリアやペドロそして村人たちに見送られながら、バサラたちはマクロス7船団へと帰っていくのでした。

いまさら マクロス7 アンコール2 どっちが好き?

アンコール 2 「どっちが好きなの?」

マイクローン化による影響で病を患い死期が迫っていると思い込んだミリアは、ミレーヌを呼び出しバサラと結婚するよう勧めます。困惑するミレーヌをよそに、自らバサラの気持ちを確かめに向かうのでした。ミレーヌはマックスに相談し、できれば彼からミリアに釘を刺してもらおうとしますが、反対に父からもバサラとガムリンのどちらが好きなのかを訊かれて返答に窮してしまうのでした。
自分の気持ちと向き合うため、ミレーヌは2人と初めて出会った日のことを振り返ります。このシーンでは、ミレーヌがFire Bomberに加わる経緯が描かれています。
一方のミリアは、ガムリンの新たな縁談を取り付けバサラとの面会も終えていました。これで思い残すことはない、とばかりにスピーカポッドを装備したVFで宇宙空間に飛び出し、マクロス7船団へ向けて熱唱し始めるのでした。そこにバサラたちサウンドフォースやガムリンも加わり感極まるミリアでしたが、彼女が患っていたのはただの風邪で、唄い終えた彼女はすっかり元気を取り戻していたのでした。
最後はビヒーダの「どっちが好き?」で物語は締められるのでした。彼女も実はミレーヌの恋愛模様に興味津々だったということでした。

体調を崩してベッドに伏せているミリアは、コンピューターの診断結果からマイクローン化の影響で自らの死期が近いと勘違いしていました。そして、思い残すことが無いようにとばかりに、ミレーヌを呼び出しいきなりバサラと結婚するよう勧めるのでした。思いがけない発言に面食らうミレーヌは、かつてミリア自身が縁談を勧めたガムリンの名前を出すのですが、ミリアは自身の結婚生活を省みながら結婚相手はエリート軍人でない方が良いと説くのでした。そしてバサラが持つ奔放さや野生味を高く評価し、ミレーヌに結婚相手としてバサラを推すのでした。
母親の突拍子もない申し出に対応を弱っているミレーヌを置いて、ミリアはバサラの気持ちを確認しようと、立ち去っていくのでした。
ミレーヌはミリアの行動を監視しバサラと接触しないよう、マイケルに命じます。そしてミリアの行動を抑えてもらうため、マックスに相談を持ちかけました。結婚はまだ時期尚早と考えるマックスは、ミリアへの口添えを約束すしますが、意中の相手がガムリンなのかバサラなのか問うのでした。父からの意外な質問にミレーヌは、答えに詰まってしまうのでした。
バサラとガムリンのどちらが好きなのか。マックスからの質問に答えを出せなかったミレーヌは、ガムリンとの奇妙な巡り合せについて振り返ります。母ミリアに無理やり進められたお見合いですが、突然の戦闘でガムリンが負傷してしまい、見舞いに行った病室での初顔合わせでした。バサラとの出会いは、アリス・ホリディの歌を目当てに街頭のモニターの前へ向かった時のことでした。ミレーヌは、側にいたバサラの服を誤って汚してしまうのでした。バサラに謝罪しながらもトラブルも原因がグババにあると弁明するミレーヌに対して、バサラは服を汚されたことについては気にする様子を見せませんでしたが、グババへ責任転嫁する物言いに対しては揶揄する口ぶりを見せるのでした。
あくる日、ベースを担当する4人目のメンバーを募集しているFire Bomberのもとに、参加を希望するミレーヌがやって来ました。先日出会ったバサラがバンドのメンバーだったことに驚きながらも、ミレーヌはレイたちの前でテストを兼ねた演奏に挑みます。そのサウンドを認められ、彼女は新たなメンバーとしてFire Bomberに加入したのでした。
そんなことを想い起していたミレーヌのもとに、マイケルから凶報がもたらされます。ミリアはバサラを呼び出し、ミレーヌとの結婚を迫ったのでした。この提案には、さすがのバサラも困惑するのでした。
ミリアがバサラと会っている現場へと向かうミレーヌは、その道すがらガムリンと出くわします。そこでガムリンは、申し訳なさそうに、ミリアに見合いをさせられたことを告げるのでした。ガムリンの見合い相手はブリッジオペレータの美穂でした。この話をまとめようと張り切るミリアは、2人に結婚の素晴らしさを力説したとのことでした。
ガムリンは、この縁談の背景にはミレーヌの気持ちが離れてしまったせいなのかと思い悩んでいました。しかし、ミレーヌはそれをすぐに否定し、彼は安堵するのでした。
愛娘とバサラの結婚を推し進め、一方のガムリンに縁談をセッティングし、一息ついたミリアは、やり残したことを完遂するため、バルキリーに乗り統合軍の格納庫へと向かいサウンドブースターを持ち出すのでした。
彼女は最期の思い出づくりにと、船団の人々への感謝を込めた「LIGHT THE LIGHT」を熱唱すます。その姿はマクロス7船団全てのモニターに強制的に中継されるのでした。
体調不良のミリアは、原因がマイクローン化の影響によるもので自らの死期が迫っていると思い込んでいました。そのせいで破天荒な行動をとっていたのですが、彼女を診断したDr.千葉によると彼女はただ風邪をひいているだけなのでした。
駆けつけたガムリンやサウンドフォースもまた、ミリアと共に唄います。そのおかげか、唄い終えたミリアの体調はすっかり回復していたのでした。
ミリアは協力してくれたバサラやガムリンに感謝の気持ちを伝えます。その様子をモニタで見ていたミレーヌでしたが、そこに「バサラとガムリンのどちらが好きなのか」という、ビヒーダからのまさかの質問を受け、またもや動揺するのでした。

いまさら マクロス7 アンコール オンステージ

アンコール 「オン ステージ」

TV放送終了からおよそ3ヶ月後にリリースされた「マクロス7アンコール」中に収録された、TV未放映話2篇のうちのひとつです。TV放映分との時系列は特定されていません。
人気絶頂のFire Bomberを特集するTV番組が放送されました。その内容はバサラ、レイ、ビヒーダの過去に言及したもので、Fire Bomber結成に至る物語が再現ドラマで描かれていました。始まりはレイと幼いバサラの運命の出会いであり、そこからの辛く険しい日々を経て彼らのサウンドが人々に認められるまでがドラマチックに展開されていました。ですが、その劇的過ぎる内容にはゲストとして招かれたアキコも言葉を濁しかありませんでした。
一方のバサラたちは、自然とビルの屋上に集まりセッションを開始するのでした。いつしかその演奏は道行く人々の耳にも留まり、ビルの周辺は騒然として行きます。そんな中で1人遅れて合流したミレーヌは、バサラたち3人の妙な連帯感に疎外感を覚えるのですが、正真正銘のFire Bomberの一員として、演奏に加わっていくのでした。

留まるところを知らないFire Bomberの人気にあやかり、彼らの魅力に迫るTV番組が放送され、アキコはそのゲストに招かれていました。番組の話題はレイの過去から始まります。レイは、かつて統合軍のエリート部隊であるピンクペッカー隊に所属していましたが、ゼントラーディとの戦闘において同僚で親友でもあったステファンを失ってしまうのでした。戦いの虚しさを痛感させられたレイは軍を去り、自暴自棄となり放浪の旅を続けていたのでした。そんな中、彼は熱い瞳を持つ少年時代のバサラと運命的な出会いを果たすのでした。
このレイとバサラの出会いを描いたドラマについてアキコはコメントを求められるのだったが、確証を持てない内容のため曖昧な返事を返すだけでした。もう1人のゲストである音楽評論家のブリシコピッチは、この出会いからレイとバサラは家族のような関係にあり、2人は共に暮らしてきたのだと語るのでした。
ライブの打ち合わせをするためバサラを探していたミレーヌは、料理に精を出すレイにバサラの居場所を尋ねるます。ですが、彼の行方はレイも把握していないのでした。
番組の再現ドラマはレイと幼いバサラの過酷な旅へとシーンを移します。演奏しながら街を渡り歩いたレイとバサラでしたが、彼らは人々には受け入れられず、行く先々で迫害を受けていたのでした。旅の最中に大道芸師のビヒーダと出会ったレイは、彼女の動きに演奏家としての才能を感じ取り、その半年後ビヒーダはレイたちの仲間に加わったのでした。再現ドラマでビヒーダの過去が描かれていた頃、現実の彼女はビルの屋上で黙々とドラムを叩き始めるのでした。
再現ドラマは続きます。レイが交通事故に遭ったため3人は音楽活動の休止を余儀なくされました。重くのしかかる治療費などを考えたレイは、幼いバサラの将来を危惧し、彼を施設に預けようとしました。ですが、バサラの共に唄い続けようとする頑なな姿勢に感銘を受けたレイは、再び2人で音楽の道を歩んでいくことを誓うのでした。
幼いバサラは懸命に唄いつ続けるますが、人々は彼の歌に耳を傾けようとはしませんでした。生活の糧を得る手段がなく空腹で苦しむバサラに、心優しいパン屋の店主がパンを施そうとします。だが、バサラは同じように飢えていたビヒーダを救うため、自らのギターと交換により多くのパンを譲ってくれるよう頼むのでした。パン屋の店主は、仲間を想うバサラの気持ちに胸を打たれ、ギターのストラップだけを預かると共に、これからもパンの無償提供を約束するのでした。パンを提供する店主は、初めてバサラたちの歌を認めてくれた、ファン第1号でもあったのでした。
この街を出る際、バサラはパン屋の主人へのお礼にとしてギターとストラップを置いていったといいます。番組を見ながらこのエピソードに触れた美穂とサリーは、バサラたちの苦労を偲び感動するのでした。
番組はスタジオへ戻され、今度はビヒーダの話題になりました。その頃ビルの屋上では、ドラムを叩き続ける現実のビヒーダの元にバサラが合流し、2人はごく自然にセッションを始めました。
一方のスタジオではバサラの出自が話題となっていましたが、誰一人としてその詳細を知る者はいませんでした。番組は、バサラが幼い頃に過ごしたと言われる街へ中継を飛ばします。バサラが育った山裾の街を訪れたレポーターのジェシカは、万年雪が残る厳しい自然に晒されたこの街で、少年時代のバサラはギターを片手に山へ向かって唄い続けてた語ります。取材班は現地の公共施設を中心に、バサラの生い立ちに関する情報を探し、かつてのバサラを知るという1人の老人と接触することに成功し、貴重な情報を得ることができました。
バサラを探すミレーヌは、レイも見失ってしまいましtが、当のレイはビルの屋上で演奏するバサラやビヒーダと合流していました。いつしか3人が奏でるサウンドは、道行く人々の耳にも届き、ビルの前には、いつしか大勢の人だかりができていました。
バサラたちのセッションの様子は番組中のスタジオにも届けられました。アキコは中継される彼らの様子を眺めながら、今そこにい彼らが、そのままのFire Bomberであると語るのでした。
ようやく3人と合流したミレーヌは、今回のゲリラライブのことを聞かされていないと文句を言います。レイは、予定していたわけでもなく偶然に集まったのだと弁明しますが、ミレーヌは、共通の思いに浸っている3人の雰囲気を感じ取り、疎外感を覚えるのでした。しかし、大勢の観客を前に気を取り直し、Fire Bomberの一員としてゲリラライブに加わっていくのでした。

いまさら 超時空要塞マクロス メカ編 リガード 5

第一次星間大戦の後も、リガードはゼントラーディ軍の主要な兵器の位置を保ち続けていました。

既におなじみ?の、マクロス Δにおける 一〇四式リガードです。下部の対人機銃が、長砲身のものに変わっています。個人的には、顎付きになった感じで、B-17Gを連想してしまいます。

右側のものは一〇四式リガードの小型ミサイル装備の機体ですね。こちらのミサイルは、ファランクスとかと同じものでしょうか?以前よりも凶悪な雰囲気になりました。

こちらは、クアドランの腕とバックパックを取り付けた機体ですね。かっこいいですね。この腕の操作も手動なのでしょうか?

ロボテック(海外のマクロスシリーズ)でも、リガードに腕が付いたような機体が登場していますが、これはグラージの方が近いようにも思えます。

逆関節の脚に腕が付いても、不自然に感じさせないところがすごいですね。

 

いまさら マクロス7 第50話? 最強女の艦隊

未放映話 「最強女の艦隊」です。

TVシリーズの最終13巻に映像特典として収録された、TV未放送エピソードです。第一次星間大戦後も統合軍との和平に応じなかったメルトランディたちが、大艦隊を率いてマクロス7船団を襲撃してきました。メルトランディの司令はミリアと旧知の仲であるクロレであったことから、ミリアは和平交渉のためマックスと共にメルトランディ艦隊旗艦へ乗り込むのでした。そこで2人はキスを見せつけることで、メルトランディたちにカルチャーショックを引き起こすのですが、危険分子と判断され囚われの身となってしまいました。地球統合軍本部が和平に応じないメルトランディの殲滅を唱える中、ミレーヌはかつての大戦において歌でゼントラーディの混乱を引き起こしたと言われる「ミンメイ・アタック」に挑戦するのですが、通用しません。そんな彼女に代わって唄い始めたバサラの歌は、なぜかクロレやメルトランディたちの心を魅了し、大規模な衝突を回避することに成功したのでした。

西暦2009年、地球人とゼントラーディの間に第一次星間大戦が勃発しました。圧倒的な戦力を誇ったゼントラーディ艦隊に対して、統合軍はマックスとミリアの種族を超えた星間結婚やリン・ミンメイの歌によって、文化を持たないゼントラーディ陣営にカルチャーショックを引き起こすことで、和平の締結にまでこぎ着けることができたのでした。さらに統合軍はゼントラーディのブリタイ艦隊と連携し、地球と文化の殲滅を唱えるボドルザー基幹艦隊を撃破しました。大戦終戦後は、多くのゼントラーディたちはマイクローン化して地球人類との共存の道を歩んできたのでした。
そして2045年のある日、マクロス7船団は突如、デフォールドしてきたメルトランディの艦隊からの襲撃を受けるのでした。統合軍側もすぐさまこれに応戦し、前線では激しい戦いが繰り広げられるのでした。敵対するメルトランディ艦隊は第一次星間大戦後も独自に活動を続けるはぐれメルトランディの大艦隊でした。
サウンドフォースも最前線へと突撃していきますが、敵のエースに翻弄され、バサラですらまともに唄わせてはもらえませんでした。サウンドブースターは破壊され、スピーカーポッドも敵を捉えられず、相手に歌を聴かせることなく撤退を余儀なくされた屈辱にバサラは苛立つのでした。珍しく苛立った様子のバサラですが、実はマクロス7船団の500倍はあるという敵の大艦隊を目前にして、一刻も早く唄いたいと闘志をみなぎらせていたのでした。
和平を呼びかけるマックスとのコンタクトにようやく応じた敵艦隊司令のクロレは、ミリアにとって旧知の人物でありました。ですが、交渉を呼びかけるミリアに対してクロレは、同胞であるゼントラーディのみに投降を許すと一方的に伝えて通信を切断してしまいました。
かつてミリアとクロレは艦隊のエースパイロットとして、互いに最強の座を争っていたのでした。懐かしむようにクロレとの関係を語るミリアに対し、マックスはメルトランディ残存部隊の殲滅という、地球統合軍本部からの非情な命令を伝えるのでした。
一方、通信時にミリアが男性と同席していたことは、男性と行動を共にしないメルトランディのクロレにとって理解しがたい行為でした。
そんなクロレのもとにミリアとマックスがVFで投降して来ました。クロレは2人が何らかの策を講じていると予測しつつも、あえてミリアたちを懐に呼び込みました。投降することでクロレとの再会を果たしたミリアは、自分が地球人の妻となり、クローンではなく自然な生殖によって子供を作ったことを説明します。しかし、メルトランディにとってそれは理解不能かつ信じがたい話であり、クロレは取り合おうをしませんでした。
埒が明かないと判断したミリアは、マックスとのキスを見せつけることで、クロレにカルチャーショックを引き起こすのですが、効果が大きすぎ、参謀のトランキルによって2人は拘束されてしまうのでした。

交渉など無駄と考える地球統合軍本部は、メルトランディ残存部隊の殲滅を要求してきました。エキセドルは、戸惑うブリッジオペレーターたちをよそにバトル7のトランスフォーメーションを開始させる。その頃、統合軍のドックではバサラのファイヤーバルキリーを除き、サウンドブースターの修理が完了していました。焦りを募らせるバサラをよそに、Dr.千葉はミレーヌとレイたちのみで出撃し、かつてゼントラーディにカルチャーショックを与え、第一次星間大戦を終結へと導いた「ミンメイ・アタック」を再現しようと提案するのでした。
マックスとミリアからの通信が途絶え、彼らの生死が不明な状況にもかかわらず、エキセドルは地球統合軍本部からの命令に従い、マクロス・キャノンのチャージを急がせます。
戦闘準備が進められる中、指揮を預かるエキセドルに、Dr.千葉は自身ありげに「ミンメイ・アタック」の決行を提唱しました。これを受けて出撃したミレーヌとレイたちは唄い始めましたが、ミレーヌの歌を聴いたメルトランディの兵士たちは、なぜか命令もないまま次々と自分の意思で出撃していき、ミレーヌたちの周囲を旋回しながら、挑発するかのような行動を取り始めるのでした。
そこへフォールド・ブースターを使ってメルトランディ旗艦の眼前に転移したバサラは、旗艦へガンポッドγを撃ち込み、いつものように唄い始めました。その歌を耳にしたクロレは高揚した様子を見せ、クアドラン・ローを身にまとい出撃していきました。他のメルトランディたちは興奮した様子で激しい銃撃を繰り返します。クロレを筆頭とする数多くのメルトランディ機が執拗にバサラを追いかけますが、そんなことはお構いなしにバサラは思うままに唄い続けるのでした。そんな彼に向かって、いつしかクロレは名前を尋ねていました。
バトル7からはマクロス・キャノンが放たれるましたが、エキセドルが意図的に照準を外していたため、メルトランディ側への損害は皆無でした。エキセドルの見事な判断によって敵味方に大きな損害を出すことなく、戦いは幕を閉じます。すっかり歌に魅了されたメルトランディたちは、バサラの歌に熱狂し続けるのでした。

いまさら マクロス7 48話 ミレーヌ涙の熱唱

第48話 「ミレーヌ涙の熱唱」です。

放映されたのは49話まででした。放映最終話直前での主人公の死亡(正確には心停止)なんて、予想外の展開でした。バサラが倒れたことでマクロス7船団は、悲壮な空気が漂います。
一方のバロータ星系第4惑星では、ゲペルニッチの本体が覚醒していましたが、完全な復活にはスピリチアが足りません。プロトデビルンたちは、マクロス7船団からリゾート艦リビエラを奪い取り、大量のスピリチアを得ようとしました。
ゲペルニッチの復活は、そのまま全銀河の生命の終焉となってしまいます。マックス率いる精鋭たちは、ゲペルニッチの復活を止めるため、バロータ第4惑星へと向かい、サウンドバスター作戦を決行するのでした。これは、増幅した歌エネルギーを撃ち込むことでゲペルニッチを行動不能にするというものです。
この戦いに、マクロス7船団側からは強行型にトランスフォーメーションしたバトル7をはじめ、スーパーバーツや大気圏内外両用ブースターを装備したVF-17D、VF-19Sが投入され、一方のバロータ軍側は現存するプロトデビルンが一堂に会し、総力戦の様相を呈していました。
作戦は、ミレーヌが見事にバサラの代わりを務め、成功したかに見えました。しかし、ゲペルニッチの身体が暴走を始め、事態は思わぬ方向へと進んで行くのでした。

病院に搬送されたバサラは、心停止状態でした。関係者が集まる中、病室で生命維持装置に繋がれたバサラにミレーヌは必至に唄いかけ、レックスは心痛の面持ちでそれを見つめるのでした。レイは、眠るバサラを前に、出会った日のことを思い起こしていました。ガムリンは、バサラを前に泣き叫ぶミレーヌを目の当たりにし、生死の境をさまようバサラに嫉妬する自分に気づき、自己嫌悪に苛まれてるのでした。
その頃、バロータ第4惑星ではゲペルニッチは目覚めた本体と融合しました。それを見た同胞たるプロトデビルンたちは歓喜の声を上げます。そして、真の復活に必要なスピリチアを手に入れるため、プロトデビルンたちはさらなる侵攻に意欲を燃やすのでした。
バトル7ではエキセドルがプロとカルチャーの資料の解析を進めていたました。彼によると、ゲペルニッチが真に覚醒した場合、全銀河のあらゆる生命体がスピリチアを奪われ死滅する可能性が非常に高いというのでした。
Dr.千葉はアニマスピリチアであるバサラの歌を最大限に増幅させ、プロトデビルンの体内に直接送り込み行動不能にするという、サウンドバスターの作戦を提案します、しかし、肝心のバサラがいまだ意識不明のままであり、現状では彼の回復を祈る。以外為す術がないのでした

そんなマクロス7船団にガビル率いるバロータ軍が襲いかかります。バトル7はすぐさま戦闘態勢に移ります。バートンは、敵から奪ったスピリチア吸収装置を研究・改良し、ガムリンをはじめとする数名の機体に換装していました。バートンは、ガムリンへ期待と激励の気持ちを伝えます。
サウンドフォースはバサラを欠いた状態のまま出撃しました。いつも以上に気迫のこもった歌をミレーヌは唄います。スピリチア吸収装置を使ったガムリンは、バサラへの嫉妬による自己嫌悪を引きずっていましたが、それがさらなる奮起に繋がりました。二人の攻撃は、ガビルとグラビルを圧倒していきます。奮戦するミレーヌたちでしたが、その隙を突いてゾムドとゴラムはマクロス7船団を構成する艦の一つであるリビエラを奪取します。ゲペルニッチの復活に必要な生贄を手に入れたガビルたちは、意気揚々と戦線を離脱していくのでした。
バサラはいまだに生死の境をさまよっており、マックスたちには打つ手がありませんでした。そこへミレーヌは、バサラに代わって自らが唄うことでサウンドバスター作戦を決行すべきだと進言するのでした。サウンドバスターの発動には莫大な歌エネルギーが必要であり、ミレーヌ1人の力だけでは難しく思えました。ミレーヌの提案を却下したマックスでしたが、Fire Bomberとしての誇りと大切なものを守るために唄うというミレーヌの意気込みを買い、愛娘にこの大任を任せる決断をしたのでした。

ガンシップの改造はまだ途中でありサウンドバスターが効果を発揮するには至近距離まで接敵する必要がありました。そこでマックスはバトル7単独で、敵の本拠地であるバロータ第4惑星へと進路を向けます。
ゲペルニッチが捕らえられたリビエラの人々のスピリチアを使い、完全な復活を遂げようとしていたところバトル7はデフォールドしました。
すかさずバトル7に対してバロータ軍は迎撃を始めます。目標を確認したマックスは自ら操縦桿を握り、バトル7のトランスフィーメーションを行いながらバロータ第4惑星へと降下していきます。そして、地表付近まで降下し、トランスフォーメーションを完了したバトル7は、サウンドバスターの発射体勢に移行するのでした。
一方、エメラルドフォースのドッカーらがプロトデビルン率いる敵の主力を引き付けるなか、サウンドフォースは地上へ降下していきます。そんな中、サウンドフォースの護衛を務めていたガムリンは、ミレーヌにバサラに嫉妬していたことを告白するのでした。ガムリンの告白を聞いたミレーヌは、バサラとガムリンどちらも好きだと話すのでした。自分の曖昧な気持ちに戸惑うミレーヌに対し、ガムリンは今はただ唄うことに集中するよう呼びかけるのでした。
キャノンの先端に降り立ったミレーヌは、バサラへの想いを込めながら静かに唄い始めました。その歌はDr.千葉が想定していた以上の力を発揮し、マックスはミレーヌの歌を乗せたサウンドバスターをゲペルニッチに向けて発射するのでした。
サウンドバスターによる攻撃が危険だと判断したガビルは、その根源のミレーヌにグラビルの攻撃を集中させます。グラビルの猛攻に怯むミレーヌでしたが、「歌はハートだ」というバサラの言葉を思い起こしながら唄い続けるのでした。
ゲペルニッチの身体は、サウンドバスターの第2射を受けて収縮していきます。それを見たマックスは第3射を急ぎますが、システムがオーバーロードしてキャノンは自壊してしまいました。
サウンドバスターを受けたゲペルニッチの身体は暴走を始めました。その現象は敵味方を問わず、ゲペルニッチ自身すら困惑させるのでした。そして、戦場はさらなる混乱へと包まれていくのでした。

いまさら マクロス7 第47話 バサラ死す

第47話 「バサラ死す」です。

物語が終盤に入ったところで、主人公が倒れる(※正確には心停止)事態となります。ゲペルニッチは、マクロス5船団の人々を使ったスピリチアファームより潤沢なスピリチアを得ることに成功しました。このスピリチアを使って、プロトデビルンのゴラムとゾムドが目覚めます。
ゲペルニッチはこの2体にバサラの捕獲を命じ、彼らはアクロス7船団を襲撃するのでした。迎え撃つ統合軍の通常兵器は効果がなく、スピリチアファームの人々を人質に取られ、サウンドフォースの歌も通用しません。ガムリンら統合軍は人質を奪還した後すかさず反応弾による殲滅を行う作戦を敢行し、状況を打開しようとします。しかし、それもゴラムとゾムドには通用せず、バサラたちのサウンドビームも2体に押されつつありました。そんな彼らの窮地をシビルが救うのでした。彼女の助力でマクロス7側はなんとかゴラムとゾムドを退けることに成功します。ですが、シビルは戦いの反動で瀕死となり、彼女の肉体はスピリチアを欲し、彼女の意思に反してバサラの生命エネルギーを奪い取り、彼を絶命させてしまうのでした。

マクロス5船団の人々を捕らえるスピリチアファームから奪い取ったエネルギーを使い、ゲペルニッチはバロータ第4惑星で眠っていたゴラムとゾムドを覚醒させました。そして、アニマスピリチアであるバサラの捕獲を、目覚めた同胞たちに命じました。
マクロス7船団ではFire Bomberのライブが開かれ多くのファンが詰めかけ、いつも通りの盛り上がりを見せます。ガムリンやマックスは、スピリチアを奪われ入院中のディックとモーリーそしてミリアを見舞います。そこに、敵襲の連絡が入ります。
マクロス7船団のバルキリー部隊はゴラムとゾムドを迎え撃ちますが、通常兵器は全く通用しません。マックスは後退して敵を誘い込み、反応弾による殲滅を狙います。ゴラムとゾムドはサウンドフォースの出撃を確認すると、その場にスピリチアファームを転移させました。マクロス5の市民たちを人質に使われる形となったマックスは、反応弾による殲滅作戦を諦めざるを得ませんでした。
バサラはサウンドビームを放ちますが、スピリチアファームに捕らわれた人々に活力を与えるます。ところが、甦ったスピリチアはファームの装置に奪われてしまい、そのスピリチアはゴラムとゾムドの力を、さらに強大にしていくのでした。
バサラだちはゲペルニッチの策略にはまり、手詰まりとなってしまいました。この状況を打破すべく、ガムリンは単機で人質たちの救出に向かおうとします。彼はフォールドブースターを使って、人質たちを迅速に交戦空域から離脱させようとしていました。汚名返上に燃えるガムリンの提案を聞き入れたマックスは、エメラルドフォースにも奪還作戦に参加するよう命令します。さらに、人質救出後にすぐさま反応弾による殲滅作戦を敢行するよう準備を急がせるのでした。
バサラたちが敵を前に立往生しり中、フォールド・ブースターを携えたガムリン機とエメラルドフォースの3機は、人質奪還作戦を開始しました。破壊したアステロイドの破片を盾に、ガムリンたちはスピリチアファームへと近づきます、ゴラムとゾムドの攻撃を受けエメラルドフォースの新人二人が撃破されてしまいました、ドッカーとガムリンは4基のフォールド・ブースターを設置してスピリチアファームをフォールドさせることに成功しました。
サウンドフォースの危険宙域からの離脱を確認したマックスは、各艦隊に反応弾の一斉射撃を命じました。
放たれた反応弾による眩いばかりの閃光がほとばしりますが、ゴラムとゾムドの肉体の一部を破壊してたまでで、2体はすぐさま再生してしまうのでした。
マクロス7船団へと向かう2体の前に立ちはだかったバサラらサウンドフォースが放出するサウンドビームはゴラムとゾムドのビーム攻撃に押し負けつつあり、窮地に陥るのでした。そこに現れたシビルは、バサラを守るようにゴラムとゾムドと対峙しました。
シビルとバサラたちの共闘により、ゴラムとゾムドは撤退させられるのでした。しかし、スピリチアを放出してしまったシビルは、瀕死の状態になってしまいました。そんなシビルをバサラは抱きかかえながら、彼女に向かって唄い始めるのでした。
バサラの歌でシビルは意識を取り戻しますが、エネルギーを欲する彼女の肉体は、彼女の意思とは裏腹にバサラからスピリチアを奪い取ります。スピリチアの吸収を止めることができないシビルによって、ついにはバサラも力尽きてしまいました。シビルはすぐさまバサラに向けてスピリチアを放出しましたが、バサラが再び立ち上がることはありませんでしたた。
バサラの死に涙するシビルは、怒りの形相でバロータ軍の旗艦へ突入し、ゲペルニッチと対峙します。しかし、奮戦も虚しくシビルはゲペルニッチに敗れ、そのまま封印されてしまうのでした。
残されたレイたちの前で、バサラの心臓は間違いなく停止しているのでした。