いまさら マクロス7 第40話 星を越える想い

第40話 「星を越える想い」です。

プロトデビルンにも感情があり、歌を通じてわかり合えると主張するバサラをよそに、統合軍はプロトデビルンへの徹底抗戦を決定する。そんな中、バロータ軍の大部隊がマクロス7を襲撃し、バサラたちサウンドフォースも出撃しますが、なぜかサウンドビームで敵兵士を無力化できません。その理由でもある敵が無人機であることを突き止めたガムリンは、それを操る電波の発信源へと向かいます。そこでガムリンを狙ったグラビルの奇襲は、バサラのサウンドビームで退けられました。ガムリンは、戦いの中で軍に復帰してサウンドフォースをバックアップし、バサラの歌をより多くの人々に伝えようと決意したのでした。今回は、人間的に成長したガムリンが主役です。

マクロス7側の武器が通じないプロトデビルンの存在は、市民たちの間に不安を広げていました。統合軍ではプロトデビルンに対抗するための会議が開かれていましたが、情報は少なくまともな対策案を見出せません。直接プロトデビルンたちと接触したことから、意見を求められたバサラは、プロトデビルンにも人間と同じような感情があり、歌を通じて共感することが可能だと訴える。しかし、その意見は一笑に付され、統合軍上層部はプロトデビルンとの徹底抗戦という形で意見は一致するのでた。さらに反応兵器の使用も進められるのでした。一方、ゲペルニッチはバサラの歌を封じるという秘策をガビルに授け、マクロス7の人々やバサラの生け捕りを重ねて命じたのでした。
アクショに戻った後、ミレーヌは軍のサウンドフォースに対する横柄な態度に憤っていましたが、ギギルと心を通わせたことで確かな実感を得たバサラは、プロトデビルンたちに歌を届けんと自信をみなぎらせていました。そこにガムリンが訪れ、バサラに危険な行為を控えるよう自制を求めます。それは彼がバサラの歌を認めているからこその言葉でした。ガムリンの意図を汲み取ったバサラはその忠告を快く受け容れる一方で、彼に軍への復帰を暗に促すのでした。
本格攻勢に出たバロータ軍の襲撃を受け、マクロス7船団もすぐさま迎撃にあたります。サウンドフォースも出撃し、バサラはいつも以上の勢いで熱唱しながら戦闘宙域を駆け巡ります。その熱の籠った歌声は、ミレーヌやガムリンたちにも伝播していくのでした。
バサラの歌は強大なエネルギーを放ちますが、なぜか敵機に放たれたサウンドビームは、いつものように洗脳を解くことができません。バサラの志に共感するガムリンは、可能な限り敵の命を奪わないよう配慮しながら戦闘を続けていました。そこへ現れたかつての部下であるディックとモーリーから、戦闘指揮を執るよう要請された彼は、再び2人を率いて戦場に突入するのでした。
ガムリンが、無力化した敵機を調べてみると、コクピット内は無人でした。無人機部隊の統制のとれた行動を不信に思ったガムリンは、レーダーがキャッチした謎の電波の発信源へと向かいます。そこにはガビルとグラビルが待ち伏せており、ガムリンは奇襲を受けるが、間一髪のところをアステロイドを貫通したバサラのサウンドビームによって救われるのでした。この強大なサウンドビームは、そのままグラビルを撤退させます。
さらにガムリンの攻勢によりガビルも撤退を余儀なくされ、敵部隊は宇宙の彼方へと飛び去っていきました。唄い続けるバサラを眺めながら、ガムリンは彼の歌をより多くの人に伝えることが自分の使命だと自認するのでした。
戦闘を終え、アクショへと帰り着いたガムリンは、バサラやミレーヌから無茶な行動を咎められながらも、満足げな笑顔を浮かべるのでした。そして軍への復帰を希望するガムリンはミリアに力添えを願い出るも、もともと彼の退役は受理されておらず、あっさりと復帰することになりました。こうして自らの意思でダイヤモンドフォースに復帰したガムリンは、今まで以上にサウンドフォースを支援する意気込みを語るのでした。

いまさら マクロス7 第39話 帰ってきたバサラ

第39話 「帰ってきたバサラ」です。

今回は、今までのバサラの活動を振り返る回です。バサラが、物思いにふけりながらギギルの死を偲んでいる中、アキコはバサラの活躍を振り返るプロモムービーの制作を進めていました。多くの映像データが軍から提供されたということを訝しむレイをよそに、アキコは作業を進めるのでした。そんな中、ゲペルニッチの命令を受けたバロータ軍は、マクロス7船団を襲撃しますが、バサラたちの反撃を受けるとあっさりと撤退するのでした。こうして静けさを取り戻した夜の街で、久しぶりのFire Bomberのライブが催されました。そこではバサラ本人の希望により、彼がシビルを目覚めさせようと彼女に向かって唄い続ける映像が流されました。敵の目覚めを助けるという衝撃的な内容に大きな動揺がファンの間に走るのですが、バサラの歌と演奏を耳にしたファンたちは、いつしか大きな歓声と喝采をバサラに送るのでした。

バサラは独りギターを弾きながら、シビルへの愛に殉じたギギルを偲んでいました。その頃、アキコは、自分が取り仕切るスタジオにおいて、これまでのバサラの活躍を収めた映像の編集作業に立ち会っていました。この映像の提供元が統合軍であることから、軍のサウンドフォースに対する期待の大きさを感じるアキコでした。しかし、レイは、それが軍による宣伝広報の一環に過ぎないと見ていました。そして、軍のサウンドフォースに対する思惑を図りかねている複雑な心境を吐露するのでした。そんなレイの心配をよそに、アキコは純粋にFire Bomberの活躍を多くの人へ伝えるため、映像を有効活用すると約束したのでした。
一方、惑星ラクスにおけるギギルの暴走によるスピリチア・ファーム計画の頓挫に、ゲペルニッチは珍しく怒りを露わにし、マクロス7船団に対する新たな作戦命令をガビルに下しました。他方、街へデートに繰り出していたミレーヌとガムリンでしたが、ミレーヌはそこでガムリンが今後の身の振り方について無計画であることを知るのでした。親しみを込めながら彼をたしなめたミレーヌは、ガムリンにパイロットへの復帰を暗に促したのでした。
統合軍ではプロトカルチャーの遺跡で得られたデータから、プロトデビルンに関する情報の整理が進められていました。かつてプロトカルチャーが開発したゼントラーディを超えるエビルという生態兵器の肉体に、別の次元から訪れた未知の生命体が憑依してプロトデビルンが生まれたことが分かりました。かつてプロトデビルンに多くの同胞を奪われたゼントラーディは、現在もなお遺伝子レベルでプロトデビルンに対する恐怖心が刻み込まれているのだということでした。ただ、エビルはそれぞれが兵器として個別の役割を担っていたのですが、憑依したプロトデビルンとの関連性については解明できていませんでした。
工場艦スリースターではサウンドフォースの機体整備が行われていましたが、旅に出ていた影響からか、バサラのバルキリーは疲労損傷していました。バートンはプロトデビルンに備えるため送球に修理を終えるよう、Dr.千葉に要求するのでした。そして、ガビル率いるバロータ軍の襲来により、ジャミングバーズは2度目の実戦に臨みます。ガムリンもまた1人の民間人として戦場へと向かうのでした。
バサラも危険を承知で損耗の激しい機体で出撃し、サウンドフォースは戦場へと突入して行くのでした。バサラたちの歌によってバロータ軍の兵士たちは次々と洗脳が解かれていくのですが、その状況を前にしてもゲペルニッチに焦りは見られませんでした。挑発してくるガビルに対し、バサラは自分の歌を伝えようと闘志をみなぎらせるのでした。ですが、バサラの歌とガムリンの一撃によってガビルは撤退していきました。
バサラが戻ってきたことで久し振りにFire Bomberのライブが開催され、そこではバサラたちの歌に合わせて、アキコが編集したプロモーション映像が上映されました。
そのプロモーション映像には、彼がシビルに向かって唄う姿も収められていました。それはバサラに恩義を感じるジャネットから提供されたものであり、本人の希望で組み入れられたものでした。敵であるはずのプロトデビルンに向かって唄い続けるバサラの映像、観客たちに動揺を起こします。だが、真に迫るバサラの生の演奏を聴き終えた彼らは、大きな歓声と喝采で応えるのでした。

いまさら マクロス7 第38話 禁断惑星のシビル

第38話 「禁断惑星のシビル」です。

「スピリチア・ファーム」計画は、マクロス7船団の人々を惑星ラクスに閉じ込め、ゲペルニッチによって恒久的にスピリチアを搾取しようとするものです。計画を掴んだマックスはすぐさま惑星からの脱出を図りますが、バロータ軍は大軍勢を出撃させ、それを阻むのでした。一方、ギギルは衰弱したシビルを庇いながら身を潜めていたのですが、同胞であるはずのガビルたちに襲われ窮地に立たされます。救援に駆けつけたバサラと心を通わせ、シビルのために熱唱しますが、ガビルの強烈な一撃に倒れてしまいました。だが、シビルの危機を前にギギルは眠りに就いていた己の本体を覚醒させ、シビルに仇名す全ての者を重力場の彼方へと消し去ってしまうのでした。力を使い果たしたギギルの肉体は、シビルの目前で惑星と共に朽ち果てていくのでした。

もはや、統合軍からもバロータ軍からも追われる身となったギギルは、力を使い果たし身動きのとれないシビルを庇いながら逃亡を続けていました。バサラは、シビルに導かれた銀河を巡る旅の余韻に浸るかのように心ここにあらずの状態でした。ガムリンの方は対プロトデビルンの鍵となるプロトカルチャーの遺跡を守り切れなかったことで強く落ち込んでいました。
ミリアは、プロトカルチャーの遺跡を発見していたにもかかわらず、自分に連絡がなかったことについてマックスを問い詰めていました。曖昧な答えを返すマックスに食って掛かるミリアでしたが、敵襲によって訴えは中断させられてしまいました。そのままブリッジに向かおうとするマックスは身だしなみをミリアに正され、妻の気遣いに思わず笑みをこぼすのでした。その頃、アクショに戻ったバサラはレイやビヒーダに出迎えられる。迷いがふっきれたバサラが戻ったことで、ここに再びFire Bomberは復活の狼煙を上げるのでした。
ゲペルニッチは、惑星ラクスに閉じ込めたマクロス7船団の人々から恒久的にスピリチアを奪い続けるという「スピリチア・ファーム」という計画の概要をマクロス7船団に伝えるのでした。同時にその夢の障害となるシビルとギギルを強く警戒する彼は、全軍に向けて2人の抹殺を命じます。シビルを庇いながら逃亡を続けるギギルは、統合軍だけでなくバロータ軍からも命を狙われ、しだいに窮地に立たされていきます。
統合軍は惑星ラクスからの脱出ルートを捜索しますが、衛星軌道上は既にバロータ軍によって断たれてしまっていました。この危機的状況を打開するため、マックスは地表からのフォールドという、成功率の極めて低い危険な賭けに出ます。しかし、マクロス7船団はバルゴの妨害によってフォールドができない状態となっていました。すぐさまバルゴを排除すべくバルキリー部隊が出撃しますが、バロータ軍の大軍勢がそれを阻みます。ガムリンやサウンドフォースも出撃し前線で奮闘する中、ガビルらに追われていたギギルとシビルは窮地に陥っていました。バサラは、単独でシビルの危機を救いに向かいます。シビルの危機を前にしたギギルはシビルのために力強く熱唱します。そんなギギルに応えるかのように、バサラもまた高らかに唄い始めるのでした。
唄うギギルの姿にただならぬ危機感を覚えたガビルは、ギギルに致命的な一撃を与え、返す刀でシビルをも抹殺しようとします。その時バロータ星系第4惑星ではギギルの本体が覚醒し、持てる力を解放することで広大な力場を生み出しました。その力場は空間そのものを消滅させるという恐ろしいものでした。ギギルの生み出した力場は全てを呑み込んでいき、フォールドを妨害していたバルゴも呑み込んでいくのでした。ついには惑星ラクスそのものが崩壊するのでした。
バルゴの消滅によりマクロス7船団は惑星ラクスからのフォールドに成功します。その様子を見ていたゲペルニッチは、計画の失敗を認め、次の計画にむけて決意を新たにするとともに去っていきました。

いまさら マクロス7 第37話 宇宙遺跡のなぞ

第37話 「宇宙遺跡のナゾ?」です。

海中より遺跡と共に現れたバサラは、目覚めたシビルに導かれて銀河を巡る旅に出発します。一方、エキセドルたちは海中から現れた遺跡の調査に向かいます。遺跡では、内部で待ち受けていたプロトカルチャーのメッセンジャーから、プロトカルチャーやプロトデビルについて多くの情報を得るが、かつてプロトデビルンを封印したというアニマスピリチアの存在について言及するところで、バロータ軍との激しい戦闘が始まり、遺跡はガビルに破壊され、アニマスピリチアの正体に迫る情報は闇に葬られてしまうのでした。統合軍の一同が落胆していたその頃、銀河を巡る旅を終えたバサラは再び惑星ラクスへと帰り着いたのでした。
遺跡を巡る攻防戦では、マクロス・キャノンを遥かに凌ぐグラビルのペンタクル・ビームを遺跡のバリアが防いでいることから、プロトカルチャーによるオーバーテクノロジーの一端を垣間見ることができます。

バサラの力強い歌声と神々しい光と共に海中から現れた巨大な遺跡に向かったミレーヌとガムリンでしたが、バサラはシビルの発する球体に包み込まれそのまま宇宙へと飛び去ってしまうのでした。そして、その光景は衛星軌道上から惑星ラクスを俯瞰していたゲペルニッチの目にも留まります。
エキセドルは海中から現れた遺跡を調査するため、自ら遺跡に足を運びます。彼は、遺跡にはゼントラーディや地球人類のルーツに関わる貴重な情報が眠っていると予想していました。そして、遺跡の通路へ踏み込んだエキセドルは、この建物が人類の祖先と言われるプロトカルチャーのものであると確信するのでした。
一方、プロトカルチャーの遺跡を確認し焦りの色を見せたゲペルニッチは、すぐさまこれを破壊するよう命令を下しました。この遺跡はゲペルニッチが目論む計画の大きな障害となる存在でした。
エキセドルら調査隊が遺跡内部に入ると、仕掛けが起動して壁一面にプロトカルチャーの歴史を綴った壁画が現れるのでした。エキセドルはその壁画に綴られた文字を解読することで、プロトカルチャーという存在について紐解いていくのでした。壁画に綴られた文面によると、プロトカルチャーは初めて文化を形成した種族なのでした。進化を遂げていった彼らは、激化していく種族間の争いにおいて、戦闘種族であるゼントラーディやエビルを生み出したのでした。そして争い続けたプロトカルチャーは、やがてプロトデビルンによって滅亡させられたのだという。
遺跡の奥へと足を進めた一行は、閉ざされた巨大な扉のもとに辿り着きます。そこには”平和の証”という存在が、先へ進むための鍵となることが記されていました。調査隊の一人が扉の先へ力ずくで進もうとした結果、遺跡のトラップが発動してミレーヌが傷ついてしまいました。だが、彼女の血液に遺跡が反応し、閉ざされていた扉はゆっくりと開いていくのでした。
扉の奥にはプロトカルチャーがその言葉を伝えるために残したというメッセンジャーが待ち受けていました。人類とゼントラーディのハーフであるミレーヌは、種族の垣根を越えた平和の象徴であり、扉を開く鍵となる”平和の証”そのものなのでした。
メッセンジャーは、異なる次元から訪れたエネルギー体がプロトカルチャーの生み出した戦闘体であるエビルに憑依してプロトデビルンが生まれたのだと語ります。そしてプロトデビルンはスピリチアと呼ばれる生命エネルギーを糧としていたが、乱獲によって他の生物からスピリチアを奪い尽くしてしまったことで、彼らは自ら滅亡の道を歩んでいったのだという。そして、力を弱めたプロトデビルンはアニマスピリチアと呼ばれる神秘なる力によって封印されることとなったと告げるのでした。人々の脅威となるプロトデビルンは殲滅すべき存在であり、対照的にアニマスピリチアと呼ばれる存在は人々に繁栄をもたらす、と。

メッセンジャーがそう話していた頃、ゲペルニッチの命を受けてガビル率いるバロータ軍の部隊は、遺跡を破壊すべく襲来します。ガビル率いるバロータ軍が遺跡への攻撃を開始したのを受け、マックスはすぐさまバルキリー部隊を遺跡防衛へと向かわせます。
ガビルの命令でグラビルは、遺跡を覆うバリアを破壊しようとしますが、遺跡のバリアはグラビルの攻撃を弾き続けるのでした。
遺跡から出撃したミレーヌは、ガムリンの叱咤激励によっていつもの自分を取り戻し、合流したバルキリー部隊と共にガビルらの迎撃にあたります。ですが、彼女たちの奮戦も虚しく、ガビルは特攻によって遺跡を守るバリアを突破し、プロトデビルンを封印したというアニマスピリチアについて問いかけるエキセドル目の前でメッセンジャーは破壊するのでした。計画の妨げとなる遺跡の破壊を確認したゲペルニッチは安堵の表情を浮かべながら、もうひとつの懸案であるシビルの抹殺を改めて誓うのでした。
結局、遺跡が破壊されてしまったことで、アニマスピリチアについての詳細な情報は得らるませんでした。遺跡を守れなかったことで気落ちするガムリンでしたが、ミレーヌは歌と言葉で彼を元気づけるのでした。
一方、銀河を巡る旅を終えたバサラは、1人草原で眠りについていました。

いまさら マクロス7 第36話 男たちの熱歌

第36話「男たちの熱歌」です。

いままで敵対関係でしかなかった2人がシビルの救出のために協力して事に当たります。シビルを目覚めさせるため、ここ何話か唄わなかったバサラがとうとう歌を唄います。そしてギギルも歌を唄い、2人の歌でシビルを目覚めさせたのでした。
シビルが目覚めた後、彼女がいた火山は海底に沈みますが、代わりに古代の遺跡が姿を現すのでした。

バロータ軍は全艦隊をもって惑星ラクスを完全に包囲を続けていました。ゲペルニッチはギギルとシビルが独自の動きを見せていることを懸念しながらも、自身の目論む計画を次の段階へと移行させつつありました。
一方、惑星ラクスを彷徨うバサラは、バルキリーの中で眠りについていました。そして夢の中で彼は、かつての少年時代に大きな壁として立ちはだかった巨大な岩山を見ていました。その岩山にシビルの姿が重なったことで何かに気づいたバサラは、ガムリンやミレーヌを残して、再び1人でどこかへ飛び去ってしまうのでした。
その頃、ジャミングバーズは新たにメンバーを加えて、バートンの陣頭指揮の元で厳しい訓練を強いられていました。気勢を揚げるバートンでしたが、マックスは戦場には似つかわしくない若者たちの置かれた状況を憂慮するのでした。
行く当てもなく惑星ラクス上空を飛んでいたバサラは、巨大な雲の塊に突入します。バルキリーが不調になる中、雲を抜けた先で彼は再びギギルやシビルとの再会したのでした。シビルは巨大な火山の山頂になにかで拘束されていました。バサラとギギルはすぐさまシビルを助けようとするのですが、この空域にはエネルギーの断層があり、バルキリーは飛行不能で、厳しい道のりをバトロイド形態で行かざるを得ませんでした。バトロイド形態で岩山をよじ登っていたバサラは崩落に巻き込まれ、その衝撃で意識を失ってしまいました。それを助けたのはなんとギギルでした。ギギルは自分の行動に疑問を抱きながらも、バサラを救い出すため埋もれた岩を取り除いていくのでした。ギギルの意図を掴みかねていたバサラに、ギギルはシビルを覚醒させるにあたって利用価値があるのだと説明します。そして今度は唄おうとしないバサラに、ギギルが疑問をぶつけていくのでした。
ギギルの機体の状態から、バサラとギギルはそれ以上の山登りをあきらめ、洞窟の中を進んでいきます。その道すがら、ギギルは溶岩の海に機体を飲まれてしまったものの、バサラの協力を得てどうにかシビルの元へと辿り着くことができました。しかし、眠ったままのシビルは2人の目の前で、火山の崩壊と共に地面の奥深くへと落下していきます。ギギルの必死の呼びかけも届かず絶望感に包まれる中、シビルを覚醒させるためバサラはついに自ら歌を唄うのでした。
一方、バサラを捜索していたガムリンの歌エネルギー探知機はこれまでにない強い反応を捉えました。このことからバサラが歌を取り戻したことを知ったガムリンとミレーヌは、歓喜の表情を見せるのでした。
そして、なんとバサラの歌に応えるかのようにギギルも唄い始めます。そんな2人の歌はついにシビルを覚醒させるに至るのでした。
バサラの反応を追ってきたガムリンとミレーヌは、海中に沈んでいく巨大な火山を目撃します。バサラの生存は絶望的かと思われましたが、なんとバサラの歌声と共に海中から巨大な遺跡が浮上してくるのでした。

いまさら マクロス7 第35話 ふたりだけの夜

第35話 「ふたりだけの夜」です。

ミレーヌとガムリンは、唄うことの意味を求めて放浪の旅を続けるバサラを追いかけています。その最中にミレーヌとグババがはぐれてしまいました。ミレーヌたちは周囲を探しますがグババの姿は見えず、2人はテントで一夜を共に過ごします。2人の仲は進展しませんでしたが、翌朝グババと再会すると共に、惑星ラクスに生息する巨大な動物に襲われます。動物へ銃口を向けるガムリンに姿を見せたバサラがそれを制止します。ミレーヌはガムリンの提案で、動物に向かって歌を唄うことで、動物を傷つけることなく引き上げさせることに成功しました。しかし、バサラは再び2人の前から姿を消すのでした。
2人の仲は進展しませんでしたが、初めてガムリンがミレーヌを叱責したり、ミレーヌがガムリンの名前を呼び捨てるよう求めたりするなど、2人の距離が縮まったように見受けられました。

Fire Bomberのコンサートは中止され、バサラとミレーヌが姿を消しました。マクロス7ではバサラとミレーヌの仲を勘ぐる噂が飛び交っており、その話を耳にしたマックスは、ミレーヌの旅立ちを黙認したミリアに苦言を呈するのでした。
統合軍でも、軍の管理下にあるはずのバサラたちの失踪を問題視する声が上がっていた。しかしバートンの推すジャミングバードはマックスに承認されす、処置なしの状態でした。
ガムリンとミレーヌは歌エネルギー探知機を使ってバサラの居場所を探ろうとしていたが、バサラが歌を唄わないので探知機が反応することはありません。そんな中、ガムリンは軍を辞めたことをミレーヌに明かします。ガムリンにとっては軍に疑念を抱いて悩んだ末の決断でした。そんなガムリンは、バサラの追い求めている理想がミレーヌの感覚とは別の何かであると推察するのでした。
2人が話している間、水を飲みに出かけたグババは、ミレーヌたちの前から姿を消してしまいました。グババから目を離していたミレーヌの軽率さをガムリンは諫めます。ガムリンに叱られたミレーヌは冷静さを取り戻して、グババの捜索に向かいましたが、その先で2人は巨大な動物の足跡らしきものを発見する。弱い生き物であるグババが自然界で単独行動することは、生命に関わる危険な行為なのでした。
バサラどころかグババまで見失ったまま、ミレーヌたちは夜を迎えてしまいました。ミレーヌは軍用レーションを頬張りながら、グババと初めて出会った頃の話をガムリンにする。そして、彼女は自らの歌をグババに届けるため、夜空に向かって唄い始めるのでした。そしてミレーヌと同じテントで寝ることになったガムリンは、緊張して眠ることができません。そんな2人の前に巨大な動物が現れ、ひとしきり暴れて去っていくのでした。野営は危険だと判断した2人は、結局バルキリーの中で眠ることにするのでした。
明け方に水辺をさまよっていたグババは、川に落ちてそのまま流されてしまう。一方で一夜を明かしたミレーヌとガムリンは、グババの捜索を再開していた。その最中にミレーヌはガムリンに、親しみを込めて名前で呼び捨てするよう求めるのでした。
一方、サウンドフォース不在のマクロス7では、プロトデビルンの襲撃に備え、ジャミングバーズの戦闘訓練が行われていました。その様子を眺めながらエキセドルは、プロトデビルンの生態や思惑についての疑問を反芻するのでした。
砂漠をさまよっていたグババは、ギターを弾き鳴らすバサラを発見しました。それと同時にグババのテレパシーがミレーヌに伝わり、互いの現在位置が解りました。しかし、そんなグババの前に巨大な動物が現れます。グババの窮地に駆けつけたミレーヌとガムリンはグババを保護することはできましたが、さらに現れたもう一匹の巨大な動物に襲われ、今度はミレーヌがピンチに陥ってしまいました。
ミレーヌを救うためガムリンのバルキリーが動物に照準を合わせた時、ファイヤーバルキリーでバサラが現れ、ガムリンを制止しました。
巨大な動物は親子連れで、子供を心配する親が興奮のあまりミレーヌに襲いかかっている状態でした。そこでガムリンは、ミレーヌに歌を唄うことで争う意思がないことを伝えるようアドバイスします。そして、ミレーヌの歌は見事に動物の怒りを鎮めるたのでした。
ミレーヌとガムリンはバサラとの再会を果たしました。そしてバサラは、ミレーヌの「バサラが求める『唄う意味』について理解できた」ことを伝える言葉に満足げな表情を浮かべるのでしたが、再び1人どこかへ旅立っていくのでした。
またその頃、ギギルはバサラの歌を口ずさみながら、シビルを求めて荒野をさまよい歩いていました。

いまさら マクロス7 第34話 ギギルが歌った日

第34話「ギギルが歌った日」です。

この第34話では、何時も唄っていたバサラが唄いませんでした。上官をぶん殴ったガムリンは、軍から退きます。ミレーヌはバサラを探しに旅立ってしまいました。

ライブを控えたFire Bomberですが、バサラの姿がありませんでした。ミレーヌはバサラの到着を信じ込もうとしますが、当のバサラはファイヤーバルキリーで惑星ラクスの荒野を彷徨っていました。自分の力でシビルを目覚めさせられなかったことで力のなさを痛感したバサラは、唄うことの意味を求めて歩みを進めるのでした。
マクロス7船団を惑星ラクスに閉じ込めたことで、バロータ軍の計画は順調に進んでいましたが、ゲペルニッチは計画を妨げかねないシビルを排除すべく、ガビルとバルゴに出撃を命じたのでした。
ミレーヌの頑張りにより、ライブはいつもどおりの盛り上がりを見せていました。だが、彼女が無理をしていることを見抜いていたアキコやレイ、ビヒーダは、唄おうとするミレーヌを制止し、バサラを探しに行くよう後押しするのでした。ミレーヌは、愛機に乗り込み、バサラを探しに旅立っていくのでした。
出撃したガビル、グラビルとバルゴはラクス上空でシビルを補足しましたが、ガビルとバルゴにギギルも加わった諍いが原因で彼女を取り逃がす。シビルを巡るプロトデビルンたちの争いも混迷を極めていくのでした。
一方、上官であるバートンを殴ったことで反省室で軟禁状態にあったガムリンのもとを訪ねたミリアは、軍人としての軽率な行動を咎めつつもミレーヌのための行動に改めて礼を言うのでした。ガムリンに軍を離籍する意思を伝えられたミリアは、意外にもあっさりとガムリンの辞意を受け入れます。そしてミレーヌがバサラの後を追って飛び出したことを伝え、さらに退職金の代わりとして彼にVF-17Sを与えるのでした。
その頃、ギギルとバルゴによる激しい戦闘が繰り広げられていました。その隙にガビルとグラビルはシビルの追撃に向かおうとしますが、決死の覚悟をもったギギルに阻まれます。ガビルとバルゴの攻撃によって窮地に立たされたギギル。ガビルとバルゴの攻撃に晒された満身創痍のギギルは、何を思ったのか、突如バサラの歌を唄い始めました。この常軌を逸した行動に困惑を隠せないガビルとバルゴは、飛び去って行くギギルをただ見逃すしかできませんでした。
野営するバサラのもとに、シビルを追っていたグラビルが飛来します。歌で立ち向かおうとするバサラでしたが、ギターの弦が切れていることもあってか口をつぐんでしまいます。そこへさらにガビルも現れ、バサラは追い詰められていく。窮地に陥ったバサラの前にミレーヌが現れます。彼女は開口一番バサラに向かい、自分のせいで彼の試みを妨害してしまったことを謝罪します。そして襲いかかるグラビルにすぐさま歌で応戦します。共に歌うことをバサラに呼びかけますが、バサラはなぜか唄おうとはしませんでした。
ミレーヌは、救援に訪れたガムリンに助けられながら唄い続け、がブルたちを退けることに成功しました、バサラは最後まで歌声を発しませんでした。バサラはミレーヌの呼びかけに応えることなく、1人で荒野へと去っていくのでした。一方、プロトデビルン同士の戦闘で満身創痍のギギルは、歌を口ずさみながらコクピットの中で意識を失っていました。

いまさら マクロス7 第33話 裏切りと少女の涙

第33話 「裏切りと少女の涙」です。
以前からバサラの行動に疑問を抱いていたミレーヌは、とうとう彼の秘密を見つけます。なんと、マクロス7船団を襲った謎の生物(プロトデビルンのシビル)と植物プラントで密会していたのです、といっても眠るプロトデビルンに対してバサラが一方的に唄い続けていただけなのですが。
少女にとって、敵の為に唄うことは、船団の人たちへの裏切りに映りました。そのためか、目撃した内容を軍に伝えてしまい、情報を得た軍はプロトデビルンを捕獲してしまいます。
ギギルはミレーヌを人質としてバトル7に乗り込み、バサラも後を追って乗り込みます。そこで見つけたシビルにそれぞれの方法でスピリチアを与え、ついにシビルを目覚めさせます。シビルの覚醒には成功しましたが唄うことの意味に悩むバサラは鉢植えの世話をレイに託し、一人惑星ラクスへ旅立っていきます。

毎深夜、シビルのもとへ向かうバサラをレイは心配するが、バサラの「唄うことの意味について何かを掴みかけている」という言葉を聞き、快く見送るのでした。しかし、バサラを尾行していたミレーヌは、植物プラントで敵であるシビルに唄いかけるバサラを目撃してしまい、強い衝撃を受けるのでした。彼女は父であるマックス艦長の元を訪れ、自分が見たことを話してしまうのでした。自分が見たことから受けた動揺がいまだ収まらないミレーヌを、マックス艦長は自宅に戻るように優しく促すのでした。
しかし、偶然にもマックスとミレーヌの会話を耳にたバートンは、植物プラントに部隊を送り込みシビルを捕獲するのでした。そんな中、バサラは再び植物プラントを訪れますが、そこにはシビルの姿はありませんでした。市民から奪った大量のスピリチアを携えたギギルも到着しましたが、シビルの姿がないことに気づき、怒りの矛先をその場に立ち尽くしていたバサラに向けるのでした。互いにシビルを連れ去ったとして疑うバサラとギギルでした。そこへミレーヌが現れ、シビルが連れ去られたのは自分がシビルの居場所を軍に知らせたせいだと告白するのでした。ギギルは、そんなミレーヌを人質にし、彼女の身柄と引き換えにシビルのもとへ案内するようバサラに要求するのでした。
軍の研究施設では、バートンが捕獲したシビルの解析を試みていました。しかしバリアで守られたシビルには、あらゆる測定機器が通用しません。そこで、バートンはシビルが目覚めかねないというリスクを冒してでも、バリアを破壊するよう指示するのでした。
ギギルはミレーヌを人質として、バトル7に乗り込み、シビルの解放を要求します。犠牲を払ってでも引き渡すべきではないと主張するバートンに対し、人質の命を優先したマックスは、ギギルにシビルの居処を教えてしまいました。ギギルはシビルを目前にしても人質を解放しようとしません。そんなギギルに向かいバサラは突然唄い始めます。するとバサラから発せられた歌エネルギーがシビルとギギルとミレーヌの3人を覆っていきました。さらにギギルが集めたスピリチアの照射をうけ、ついにシビルは永い眠りから目覚めるのでした。
覚醒したシビルはそのまま建物外へ飛び去り、ギギルもそれを追って飛び出していきました。ミレーヌはガムリンによって救助され、ひとます事態は収拾したかに見えたのでした。が、バートンはシビルを取り逃がした責任はバサラにあるとバサラを罵ります。そんな人質の命を全く顧みないバートンの非情さに、怒りを抑えきれなくなったガムリンは彼を殴りつけてしまいました。
翌朝、目覚めたミレーヌはバサラのもとへと向かいますが、既にアクショのビルからはバサラとファイヤーバルキリーの姿が消え去っていました。自分の責任を感じ落ち込むミレーヌでしたが、レイはそれを否定すると共にバサラは唄うことの意味を見つけるために旅立ったのだと付け加えるのでした。

いまさら マクロス7 第32話 ジャミングバーズ

第32話「ジャミングバーズ」です。

バサラたちのサウンドフォースの活躍に目を付けた輩が2匹目のドジョウを狙ったようにも思えますが、統合軍のバートン大佐の指揮のもとで第二のサウンド部隊「ジャミングバース」が新設されました。まあ、サウンドフォースに万が一の事態があった時のバックアップを設けるのは当然です。
民間からのオーディションで選ばれたメンバー達ですが、初陣は散々でした。これを見ると、バサラたちの技量の優秀さが改めてわかります。

サウンドフォースがプロトデビルンに対して示した効果から、統合軍は第二のサウンド部隊「ジャミングバーズ」の設立を決め隊員募集を開始しました。バサラはバートン大佐からそのオーディションの審査員として参加するよう要請されましたが、不機嫌な様子でどこかへ出かけてしまいました。
ジャミングバーズの隊員オーディションは、テレビ中継も入り大々的に注目される中で始まりました。参加者としてミリアまでもが会場に現れ、会場は大いに盛り上がるのでした。マックスは新たなサウンド部隊に懐疑的でしたが、エキセドル参謀はあらゆる手を打つ必要からオーディションには好意的な態度を示します。また、若い女性の水着姿を盛るのも一興だとも。

軍からの招集を蹴って、バサラは植物プラントでシビルに向かって唄い続けていました。また、Dr.千葉はガムリンに向かい、合格者の中にサウンドブースターを使いこなせる歌い手が1人もおらず、ジャミングバーズの設立が時期尚早だというのでした。しかし、バートン大佐は、かつて未知なる可能性の中で成長を遂げたリン・ミンメイを例に挙げ、ジャミングバーズの可能性を引き出すことに尽力するようDr.千葉に命じるのでした。
バートンの命令で軍に連行されたバサラは、ジャミングバーズの候補メンバーの音楽指導を命じられるのですが、にべもなく断ろうとします。軍はお返しとばかりに、定期点検を行うという建前でバサラのファイヤーバルキリーを接収してしまいました。
バートンが主催するジャミングバーズの結成披露式典で歌を披露する、ジャミングバーズとして選ばれた6人のメンバーたちですが、その様子を目の当たりにしたレイは、Fire Bomberの成果が認められたことで若い歌い手たちが戦場へ駆り出されることになってしまったことに複雑な心境を吐露します。
そして、式典の最中、ガビル率いるバロータ軍がマクロス7を襲撃し、これを受けたジャミングバーズは、早くも初陣を飾ることとなりました。前線に駆り出されたジャミングバーズの6人は、戦場の恐怖に囚われ、まともに唄うことができません。
サウンドフォースも前線に到着しますが、そこにバルキリーを取り上げられたバサラの姿はありませんでした。それでもミレーヌは歌の力で敵兵士の洗脳を解いていくのですが、すぐさまガビルが再洗脳をかけてしまいます。
一方のバサラは、ガムリンの助けを借りファイヤーバルキリーを取り戻すことに成功しました。そして、恐怖に泣き叫ぶジャミングバーズにバートンが怒号を浴びせる中、戦場にバサラが到着しました。
ガビルはすぐさまバサラ機を狙った攻撃を始めますが、直撃されたサウンドビームからバサラのただならぬ怒りを感じ、そのまま撤退してしまいました。
初陣では全く役に立たなかったジャミングバーズでしたが、主催するバートンは気落ちすることなく、今回の失敗を次の機会に活かそうと決意を新たにしていました。一方のバサラは敵を追い払ってなお唄い続けるていました。いつもとは様子の異なるバサラを訝しむミレーヌでしたが、レイは悩めるバサラを今は見守るよう言い含めるのでした。

いまさら マクロス7 第31話 熱愛スキャンダル

第31話 「熱愛スキャンダル」です。

どこの場所でも人気者に係るゴシップは付き物のようです。今回は、バサラについてスキャンダルが報じられますが、それはまったくの捏造でした。先行する1社を他社が追従して報道は過熱していきますが、当のバサラは歯牙にもかけず、シビルに向かって唄い続けるのでした。そして、新しいプロトデビルンのバルゴが登場しました。
バサラをリン・ミンメイの再来だともてはやす記事が掲載されていた大衆向けゴシップ紙「銀河スポーツ新聞」をミレーヌは一笑に付すのですが、バサラとレックスの熱愛のでっち上げ記事は真に受け、バサラに対して憤慨するのでした。
これらの新聞の売り上げに大きく貢献した記事は、銀河スポーツ新聞所属の記者であるジャネットが造ったものでした。彼女は独自のルートでバサラとレックスの写真を手に入れて、これをもとに次の記事の制作に取り掛かるのでした。
一方、ゲペルニッチはガビルを伴ってバロータ第4惑星へと赴き、収集したスピリチアで新たなプロトデビルンであるバルゴを目覚めさせるました。バルゴは、ゲペルニッチが謳う夢の実現のために尽力を誓いますが、ガビルは不服そうな様子です。
渦中のバサラは、相変わらず植物プラントで休眠状態のシビルへ向かって唄いかけています。そしてそれを密かに見守るギギルの姿。その頃、銀河スポーツの記事のおかげで、アクショには大勢の報道陣がバサラの姿を求めて詰めかけていました。
Teamレックスのメンバーは、無断でいいかげんな記事への抗議のため、銀河スポーツのビルへ押しかけていましたが、当の記者たちは、抗議する少女たちを悠然と見降ろしながら、新聞の大幅な売り上げ増加を喜んでいました。担当デスクは今後も捏造を厭わず、スキャンダラスな内容で記事を進めるよう指示を出すのでした。
レックスは、抗議行動を続ける仲間の少女たちに、暴走をやめるよう諭します。そこへ現れたバサラもレックスの意見に賛同するのでした。バサラはレックスのバイクに乗ってその場を去るのですが、ジャネットはそんな2人のツーショットを再び写真に収めます。レックスは一連の騒動の原因を作ってしまったことをバサラ謝罪するのですが、バサラは気にしたそぶりを見せずに彼女の言葉を軽く受け流すのでした。
翌日の紙面には、バサラが元統合軍パイロット・一条輝の息子であるとの記事が掲載されます。さらに報道は過熱し、バサラがリン・ミンメイの隠し子であるというニュースまでもが報じられるのでした。銀河スポーツの過熱報道は他のゴシップ紙をも煽ります。次々とバサラに関するスキャンダラスな記事が生み出されるのでした。
大勢の報道陣に詰め寄られたバサラはその場から逃げ出そうとして、そこにいたジャネットの車に乗り込み、ひとまず窮地を脱します。ジャネットはバサラの過去について聞き出そうとするが、バサラは答えをはぐらかす。ジャネットはバサラが植物プラントでミレーヌをの密会を行っていると考えていたが、バサラはそれを歯牙にもかけない。さらに翌日の紙面には、植物プラントで密会するバサラとミレーヌの記事が写真付きで掲載されていました。事実無根の報道に怒り心頭のミレーヌのもとにも、多数の報道陣が押し寄せるのでした。
バサラを追って植物プラントを訪れていたジャネットは、シビルに向かって唄うバサラの姿をみつけます。さらに、いつまで経ってもシビルが目覚めないことに苛立つギギルに殴られながらも、唄うことを止めようとはしないバサラを見かねたジャネットはバサラの前に飛び出してしまいます。ギギルは目撃者のジャネットの抹殺を図ろうとしますが、バサラは間に入ってそれを阻止します。さらにギギルから殴られながらも、ばさらはただひたすらに唄い続けるのでした。殴られながらも唄い続けるバサラの姿は、ジャネットの心をも動かすのでした。

惑星ラクスに現れたバルゴは自らが生み出した大量の使い魔をマクロス7へ向かわせました。シティ内部に潜入した使い魔たちは、市民から次々とスピリチアを奪っていきます。出撃したガムリンたちダイヤモンドフォースはバルゴの使い魔に応戦しますが、バルキリーの通常兵器は通じず、苦戦を強いられるのでした。そこに到着したバサラは歌エネルギーで使い魔たちを一気に消滅させていきます。しかし、その様子を目にしたバサラは呆気にとられるのでした。たとえ相手が使い魔であろうとも、自分の歌がその命を奪ったことに、彼は強く憤りを感じていたのでした。
Dr.千葉の研究成果を高く評価するバートンは、サウンドフォースのさらなる増強を提案しますが、Dr.千葉はどこか浮かない表情を見せるのでした。
一方、バサラの歌に強い感銘を受けたジャネットは銀河スポーツから離れることを決め退職するのでした。会社を出た直後の彼女のもとに、写真を携えたマイケルが現れます。しかし、ジャネットは兄であり、情報提供者であったマイケルからその写真を受け取らずに歩き去っていくのでした。
しかし、捏造報道は続きます。その日の銀河スポーツの紙面では、バサラとガムリンの友情を超えた熱い関係について報じられていた。