いまさら マクロス7 48話 ミレーヌ涙の熱唱

第48話 「ミレーヌ涙の熱唱」です。

放映されたのは49話まででした。放映最終話直前での主人公の死亡(正確には心停止)なんて、予想外の展開でした。バサラが倒れたことでマクロス7船団は、悲壮な空気が漂います。
一方のバロータ星系第4惑星では、ゲペルニッチの本体が覚醒していましたが、完全な復活にはスピリチアが足りません。プロトデビルンたちは、マクロス7船団からリゾート艦リビエラを奪い取り、大量のスピリチアを得ようとしました。
ゲペルニッチの復活は、そのまま全銀河の生命の終焉となってしまいます。マックス率いる精鋭たちは、ゲペルニッチの復活を止めるため、バロータ第4惑星へと向かい、サウンドバスター作戦を決行するのでした。これは、増幅した歌エネルギーを撃ち込むことでゲペルニッチを行動不能にするというものです。
この戦いに、マクロス7船団側からは強行型にトランスフォーメーションしたバトル7をはじめ、スーパーバーツや大気圏内外両用ブースターを装備したVF-17D、VF-19Sが投入され、一方のバロータ軍側は現存するプロトデビルンが一堂に会し、総力戦の様相を呈していました。
作戦は、ミレーヌが見事にバサラの代わりを務め、成功したかに見えました。しかし、ゲペルニッチの身体が暴走を始め、事態は思わぬ方向へと進んで行くのでした。

病院に搬送されたバサラは、心停止状態でした。関係者が集まる中、病室で生命維持装置に繋がれたバサラにミレーヌは必至に唄いかけ、レックスは心痛の面持ちでそれを見つめるのでした。レイは、眠るバサラを前に、出会った日のことを思い起こしていました。ガムリンは、バサラを前に泣き叫ぶミレーヌを目の当たりにし、生死の境をさまようバサラに嫉妬する自分に気づき、自己嫌悪に苛まれてるのでした。
その頃、バロータ第4惑星ではゲペルニッチは目覚めた本体と融合しました。それを見た同胞たるプロトデビルンたちは歓喜の声を上げます。そして、真の復活に必要なスピリチアを手に入れるため、プロトデビルンたちはさらなる侵攻に意欲を燃やすのでした。
バトル7ではエキセドルがプロとカルチャーの資料の解析を進めていたました。彼によると、ゲペルニッチが真に覚醒した場合、全銀河のあらゆる生命体がスピリチアを奪われ死滅する可能性が非常に高いというのでした。
Dr.千葉はアニマスピリチアであるバサラの歌を最大限に増幅させ、プロトデビルンの体内に直接送り込み行動不能にするという、サウンドバスターの作戦を提案します、しかし、肝心のバサラがいまだ意識不明のままであり、現状では彼の回復を祈る。以外為す術がないのでした

そんなマクロス7船団にガビル率いるバロータ軍が襲いかかります。バトル7はすぐさま戦闘態勢に移ります。バートンは、敵から奪ったスピリチア吸収装置を研究・改良し、ガムリンをはじめとする数名の機体に換装していました。バートンは、ガムリンへ期待と激励の気持ちを伝えます。
サウンドフォースはバサラを欠いた状態のまま出撃しました。いつも以上に気迫のこもった歌をミレーヌは唄います。スピリチア吸収装置を使ったガムリンは、バサラへの嫉妬による自己嫌悪を引きずっていましたが、それがさらなる奮起に繋がりました。二人の攻撃は、ガビルとグラビルを圧倒していきます。奮戦するミレーヌたちでしたが、その隙を突いてゾムドとゴラムはマクロス7船団を構成する艦の一つであるリビエラを奪取します。ゲペルニッチの復活に必要な生贄を手に入れたガビルたちは、意気揚々と戦線を離脱していくのでした。
バサラはいまだに生死の境をさまよっており、マックスたちには打つ手がありませんでした。そこへミレーヌは、バサラに代わって自らが唄うことでサウンドバスター作戦を決行すべきだと進言するのでした。サウンドバスターの発動には莫大な歌エネルギーが必要であり、ミレーヌ1人の力だけでは難しく思えました。ミレーヌの提案を却下したマックスでしたが、Fire Bomberとしての誇りと大切なものを守るために唄うというミレーヌの意気込みを買い、愛娘にこの大任を任せる決断をしたのでした。

ガンシップの改造はまだ途中でありサウンドバスターが効果を発揮するには至近距離まで接敵する必要がありました。そこでマックスはバトル7単独で、敵の本拠地であるバロータ第4惑星へと進路を向けます。
ゲペルニッチが捕らえられたリビエラの人々のスピリチアを使い、完全な復活を遂げようとしていたところバトル7はデフォールドしました。
すかさずバトル7に対してバロータ軍は迎撃を始めます。目標を確認したマックスは自ら操縦桿を握り、バトル7のトランスフィーメーションを行いながらバロータ第4惑星へと降下していきます。そして、地表付近まで降下し、トランスフォーメーションを完了したバトル7は、サウンドバスターの発射体勢に移行するのでした。
一方、エメラルドフォースのドッカーらがプロトデビルン率いる敵の主力を引き付けるなか、サウンドフォースは地上へ降下していきます。そんな中、サウンドフォースの護衛を務めていたガムリンは、ミレーヌにバサラに嫉妬していたことを告白するのでした。ガムリンの告白を聞いたミレーヌは、バサラとガムリンどちらも好きだと話すのでした。自分の曖昧な気持ちに戸惑うミレーヌに対し、ガムリンは今はただ唄うことに集中するよう呼びかけるのでした。
キャノンの先端に降り立ったミレーヌは、バサラへの想いを込めながら静かに唄い始めました。その歌はDr.千葉が想定していた以上の力を発揮し、マックスはミレーヌの歌を乗せたサウンドバスターをゲペルニッチに向けて発射するのでした。
サウンドバスターによる攻撃が危険だと判断したガビルは、その根源のミレーヌにグラビルの攻撃を集中させます。グラビルの猛攻に怯むミレーヌでしたが、「歌はハートだ」というバサラの言葉を思い起こしながら唄い続けるのでした。
ゲペルニッチの身体は、サウンドバスターの第2射を受けて収縮していきます。それを見たマックスは第3射を急ぎますが、システムがオーバーロードしてキャノンは自壊してしまいました。
サウンドバスターを受けたゲペルニッチの身体は暴走を始めました。その現象は敵味方を問わず、ゲペルニッチ自身すら困惑させるのでした。そして、戦場はさらなる混乱へと包まれていくのでした。