いまさら マクロス7 第34話 ギギルが歌った日

第34話「ギギルが歌った日」です。

この第34話では、何時も唄っていたバサラが唄いませんでした。上官をぶん殴ったガムリンは、軍から退きます。ミレーヌはバサラを探しに旅立ってしまいました。

ライブを控えたFire Bomberですが、バサラの姿がありませんでした。ミレーヌはバサラの到着を信じ込もうとしますが、当のバサラはファイヤーバルキリーで惑星ラクスの荒野を彷徨っていました。自分の力でシビルを目覚めさせられなかったことで力のなさを痛感したバサラは、唄うことの意味を求めて歩みを進めるのでした。
マクロス7船団を惑星ラクスに閉じ込めたことで、バロータ軍の計画は順調に進んでいましたが、ゲペルニッチは計画を妨げかねないシビルを排除すべく、ガビルとバルゴに出撃を命じたのでした。
ミレーヌの頑張りにより、ライブはいつもどおりの盛り上がりを見せていました。だが、彼女が無理をしていることを見抜いていたアキコやレイ、ビヒーダは、唄おうとするミレーヌを制止し、バサラを探しに行くよう後押しするのでした。ミレーヌは、愛機に乗り込み、バサラを探しに旅立っていくのでした。
出撃したガビル、グラビルとバルゴはラクス上空でシビルを補足しましたが、ガビルとバルゴにギギルも加わった諍いが原因で彼女を取り逃がす。シビルを巡るプロトデビルンたちの争いも混迷を極めていくのでした。
一方、上官であるバートンを殴ったことで反省室で軟禁状態にあったガムリンのもとを訪ねたミリアは、軍人としての軽率な行動を咎めつつもミレーヌのための行動に改めて礼を言うのでした。ガムリンに軍を離籍する意思を伝えられたミリアは、意外にもあっさりとガムリンの辞意を受け入れます。そしてミレーヌがバサラの後を追って飛び出したことを伝え、さらに退職金の代わりとして彼にVF-17Sを与えるのでした。
その頃、ギギルとバルゴによる激しい戦闘が繰り広げられていました。その隙にガビルとグラビルはシビルの追撃に向かおうとしますが、決死の覚悟をもったギギルに阻まれます。ガビルとバルゴの攻撃によって窮地に立たされたギギル。ガビルとバルゴの攻撃に晒された満身創痍のギギルは、何を思ったのか、突如バサラの歌を唄い始めました。この常軌を逸した行動に困惑を隠せないガビルとバルゴは、飛び去って行くギギルをただ見逃すしかできませんでした。
野営するバサラのもとに、シビルを追っていたグラビルが飛来します。歌で立ち向かおうとするバサラでしたが、ギターの弦が切れていることもあってか口をつぐんでしまいます。そこへさらにガビルも現れ、バサラは追い詰められていく。窮地に陥ったバサラの前にミレーヌが現れます。彼女は開口一番バサラに向かい、自分のせいで彼の試みを妨害してしまったことを謝罪します。そして襲いかかるグラビルにすぐさま歌で応戦します。共に歌うことをバサラに呼びかけますが、バサラはなぜか唄おうとはしませんでした。
ミレーヌは、救援に訪れたガムリンに助けられながら唄い続け、がブルたちを退けることに成功しました、バサラは最後まで歌声を発しませんでした。バサラはミレーヌの呼びかけに応えることなく、1人で荒野へと去っていくのでした。一方、プロトデビルン同士の戦闘で満身創痍のギギルは、歌を口ずさみながらコクピットの中で意識を失っていました。

いまさら マクロス7 第33話 裏切りと少女の涙

第33話 「裏切りと少女の涙」です。
以前からバサラの行動に疑問を抱いていたミレーヌは、とうとう彼の秘密を見つけます。なんと、マクロス7船団を襲った謎の生物(プロトデビルンのシビル)と植物プラントで密会していたのです、といっても眠るプロトデビルンに対してバサラが一方的に唄い続けていただけなのですが。
少女にとって、敵の為に唄うことは、船団の人たちへの裏切りに映りました。そのためか、目撃した内容を軍に伝えてしまい、情報を得た軍はプロトデビルンを捕獲してしまいます。
ギギルはミレーヌを人質としてバトル7に乗り込み、バサラも後を追って乗り込みます。そこで見つけたシビルにそれぞれの方法でスピリチアを与え、ついにシビルを目覚めさせます。シビルの覚醒には成功しましたが唄うことの意味に悩むバサラは鉢植えの世話をレイに託し、一人惑星ラクスへ旅立っていきます。

毎深夜、シビルのもとへ向かうバサラをレイは心配するが、バサラの「唄うことの意味について何かを掴みかけている」という言葉を聞き、快く見送るのでした。しかし、バサラを尾行していたミレーヌは、植物プラントで敵であるシビルに唄いかけるバサラを目撃してしまい、強い衝撃を受けるのでした。彼女は父であるマックス艦長の元を訪れ、自分が見たことを話してしまうのでした。自分が見たことから受けた動揺がいまだ収まらないミレーヌを、マックス艦長は自宅に戻るように優しく促すのでした。
しかし、偶然にもマックスとミレーヌの会話を耳にたバートンは、植物プラントに部隊を送り込みシビルを捕獲するのでした。そんな中、バサラは再び植物プラントを訪れますが、そこにはシビルの姿はありませんでした。市民から奪った大量のスピリチアを携えたギギルも到着しましたが、シビルの姿がないことに気づき、怒りの矛先をその場に立ち尽くしていたバサラに向けるのでした。互いにシビルを連れ去ったとして疑うバサラとギギルでした。そこへミレーヌが現れ、シビルが連れ去られたのは自分がシビルの居場所を軍に知らせたせいだと告白するのでした。ギギルは、そんなミレーヌを人質にし、彼女の身柄と引き換えにシビルのもとへ案内するようバサラに要求するのでした。
軍の研究施設では、バートンが捕獲したシビルの解析を試みていました。しかしバリアで守られたシビルには、あらゆる測定機器が通用しません。そこで、バートンはシビルが目覚めかねないというリスクを冒してでも、バリアを破壊するよう指示するのでした。
ギギルはミレーヌを人質として、バトル7に乗り込み、シビルの解放を要求します。犠牲を払ってでも引き渡すべきではないと主張するバートンに対し、人質の命を優先したマックスは、ギギルにシビルの居処を教えてしまいました。ギギルはシビルを目前にしても人質を解放しようとしません。そんなギギルに向かいバサラは突然唄い始めます。するとバサラから発せられた歌エネルギーがシビルとギギルとミレーヌの3人を覆っていきました。さらにギギルが集めたスピリチアの照射をうけ、ついにシビルは永い眠りから目覚めるのでした。
覚醒したシビルはそのまま建物外へ飛び去り、ギギルもそれを追って飛び出していきました。ミレーヌはガムリンによって救助され、ひとます事態は収拾したかに見えたのでした。が、バートンはシビルを取り逃がした責任はバサラにあるとバサラを罵ります。そんな人質の命を全く顧みないバートンの非情さに、怒りを抑えきれなくなったガムリンは彼を殴りつけてしまいました。
翌朝、目覚めたミレーヌはバサラのもとへと向かいますが、既にアクショのビルからはバサラとファイヤーバルキリーの姿が消え去っていました。自分の責任を感じ落ち込むミレーヌでしたが、レイはそれを否定すると共にバサラは唄うことの意味を見つけるために旅立ったのだと付け加えるのでした。

いまさら マクロス7 第32話 ジャミングバーズ

第32話「ジャミングバーズ」です。

バサラたちのサウンドフォースの活躍に目を付けた輩が2匹目のドジョウを狙ったようにも思えますが、統合軍のバートン大佐の指揮のもとで第二のサウンド部隊「ジャミングバース」が新設されました。まあ、サウンドフォースに万が一の事態があった時のバックアップを設けるのは当然です。
民間からのオーディションで選ばれたメンバー達ですが、初陣は散々でした。これを見ると、バサラたちの技量の優秀さが改めてわかります。

サウンドフォースがプロトデビルンに対して示した効果から、統合軍は第二のサウンド部隊「ジャミングバーズ」の設立を決め隊員募集を開始しました。バサラはバートン大佐からそのオーディションの審査員として参加するよう要請されましたが、不機嫌な様子でどこかへ出かけてしまいました。
ジャミングバーズの隊員オーディションは、テレビ中継も入り大々的に注目される中で始まりました。参加者としてミリアまでもが会場に現れ、会場は大いに盛り上がるのでした。マックスは新たなサウンド部隊に懐疑的でしたが、エキセドル参謀はあらゆる手を打つ必要からオーディションには好意的な態度を示します。また、若い女性の水着姿を盛るのも一興だとも。

軍からの招集を蹴って、バサラは植物プラントでシビルに向かって唄い続けていました。また、Dr.千葉はガムリンに向かい、合格者の中にサウンドブースターを使いこなせる歌い手が1人もおらず、ジャミングバーズの設立が時期尚早だというのでした。しかし、バートン大佐は、かつて未知なる可能性の中で成長を遂げたリン・ミンメイを例に挙げ、ジャミングバーズの可能性を引き出すことに尽力するようDr.千葉に命じるのでした。
バートンの命令で軍に連行されたバサラは、ジャミングバーズの候補メンバーの音楽指導を命じられるのですが、にべもなく断ろうとします。軍はお返しとばかりに、定期点検を行うという建前でバサラのファイヤーバルキリーを接収してしまいました。
バートンが主催するジャミングバーズの結成披露式典で歌を披露する、ジャミングバーズとして選ばれた6人のメンバーたちですが、その様子を目の当たりにしたレイは、Fire Bomberの成果が認められたことで若い歌い手たちが戦場へ駆り出されることになってしまったことに複雑な心境を吐露します。
そして、式典の最中、ガビル率いるバロータ軍がマクロス7を襲撃し、これを受けたジャミングバーズは、早くも初陣を飾ることとなりました。前線に駆り出されたジャミングバーズの6人は、戦場の恐怖に囚われ、まともに唄うことができません。
サウンドフォースも前線に到着しますが、そこにバルキリーを取り上げられたバサラの姿はありませんでした。それでもミレーヌは歌の力で敵兵士の洗脳を解いていくのですが、すぐさまガビルが再洗脳をかけてしまいます。
一方のバサラは、ガムリンの助けを借りファイヤーバルキリーを取り戻すことに成功しました。そして、恐怖に泣き叫ぶジャミングバーズにバートンが怒号を浴びせる中、戦場にバサラが到着しました。
ガビルはすぐさまバサラ機を狙った攻撃を始めますが、直撃されたサウンドビームからバサラのただならぬ怒りを感じ、そのまま撤退してしまいました。
初陣では全く役に立たなかったジャミングバーズでしたが、主催するバートンは気落ちすることなく、今回の失敗を次の機会に活かそうと決意を新たにしていました。一方のバサラは敵を追い払ってなお唄い続けるていました。いつもとは様子の異なるバサラを訝しむミレーヌでしたが、レイは悩めるバサラを今は見守るよう言い含めるのでした。

いまさら マクロス7 第31話 熱愛スキャンダル

第31話 「熱愛スキャンダル」です。

どこの場所でも人気者に係るゴシップは付き物のようです。今回は、バサラについてスキャンダルが報じられますが、それはまったくの捏造でした。先行する1社を他社が追従して報道は過熱していきますが、当のバサラは歯牙にもかけず、シビルに向かって唄い続けるのでした。そして、新しいプロトデビルンのバルゴが登場しました。
バサラをリン・ミンメイの再来だともてはやす記事が掲載されていた大衆向けゴシップ紙「銀河スポーツ新聞」をミレーヌは一笑に付すのですが、バサラとレックスの熱愛のでっち上げ記事は真に受け、バサラに対して憤慨するのでした。
これらの新聞の売り上げに大きく貢献した記事は、銀河スポーツ新聞所属の記者であるジャネットが造ったものでした。彼女は独自のルートでバサラとレックスの写真を手に入れて、これをもとに次の記事の制作に取り掛かるのでした。
一方、ゲペルニッチはガビルを伴ってバロータ第4惑星へと赴き、収集したスピリチアで新たなプロトデビルンであるバルゴを目覚めさせるました。バルゴは、ゲペルニッチが謳う夢の実現のために尽力を誓いますが、ガビルは不服そうな様子です。
渦中のバサラは、相変わらず植物プラントで休眠状態のシビルへ向かって唄いかけています。そしてそれを密かに見守るギギルの姿。その頃、銀河スポーツの記事のおかげで、アクショには大勢の報道陣がバサラの姿を求めて詰めかけていました。
Teamレックスのメンバーは、無断でいいかげんな記事への抗議のため、銀河スポーツのビルへ押しかけていましたが、当の記者たちは、抗議する少女たちを悠然と見降ろしながら、新聞の大幅な売り上げ増加を喜んでいました。担当デスクは今後も捏造を厭わず、スキャンダラスな内容で記事を進めるよう指示を出すのでした。
レックスは、抗議行動を続ける仲間の少女たちに、暴走をやめるよう諭します。そこへ現れたバサラもレックスの意見に賛同するのでした。バサラはレックスのバイクに乗ってその場を去るのですが、ジャネットはそんな2人のツーショットを再び写真に収めます。レックスは一連の騒動の原因を作ってしまったことをバサラ謝罪するのですが、バサラは気にしたそぶりを見せずに彼女の言葉を軽く受け流すのでした。
翌日の紙面には、バサラが元統合軍パイロット・一条輝の息子であるとの記事が掲載されます。さらに報道は過熱し、バサラがリン・ミンメイの隠し子であるというニュースまでもが報じられるのでした。銀河スポーツの過熱報道は他のゴシップ紙をも煽ります。次々とバサラに関するスキャンダラスな記事が生み出されるのでした。
大勢の報道陣に詰め寄られたバサラはその場から逃げ出そうとして、そこにいたジャネットの車に乗り込み、ひとまず窮地を脱します。ジャネットはバサラの過去について聞き出そうとするが、バサラは答えをはぐらかす。ジャネットはバサラが植物プラントでミレーヌをの密会を行っていると考えていたが、バサラはそれを歯牙にもかけない。さらに翌日の紙面には、植物プラントで密会するバサラとミレーヌの記事が写真付きで掲載されていました。事実無根の報道に怒り心頭のミレーヌのもとにも、多数の報道陣が押し寄せるのでした。
バサラを追って植物プラントを訪れていたジャネットは、シビルに向かって唄うバサラの姿をみつけます。さらに、いつまで経ってもシビルが目覚めないことに苛立つギギルに殴られながらも、唄うことを止めようとはしないバサラを見かねたジャネットはバサラの前に飛び出してしまいます。ギギルは目撃者のジャネットの抹殺を図ろうとしますが、バサラは間に入ってそれを阻止します。さらにギギルから殴られながらも、ばさらはただひたすらに唄い続けるのでした。殴られながらも唄い続けるバサラの姿は、ジャネットの心をも動かすのでした。

惑星ラクスに現れたバルゴは自らが生み出した大量の使い魔をマクロス7へ向かわせました。シティ内部に潜入した使い魔たちは、市民から次々とスピリチアを奪っていきます。出撃したガムリンたちダイヤモンドフォースはバルゴの使い魔に応戦しますが、バルキリーの通常兵器は通じず、苦戦を強いられるのでした。そこに到着したバサラは歌エネルギーで使い魔たちを一気に消滅させていきます。しかし、その様子を目にしたバサラは呆気にとられるのでした。たとえ相手が使い魔であろうとも、自分の歌がその命を奪ったことに、彼は強く憤りを感じていたのでした。
Dr.千葉の研究成果を高く評価するバートンは、サウンドフォースのさらなる増強を提案しますが、Dr.千葉はどこか浮かない表情を見せるのでした。
一方、バサラの歌に強い感銘を受けたジャネットは銀河スポーツから離れることを決め退職するのでした。会社を出た直後の彼女のもとに、写真を携えたマイケルが現れます。しかし、ジャネットは兄であり、情報提供者であったマイケルからその写真を受け取らずに歩き去っていくのでした。
しかし、捏造報道は続きます。その日の銀河スポーツの紙面では、バサラとガムリンの友情を超えた熱い関係について報じられていた。

いまさら マクロス7 第30話 三角関係の公式

第30話「三角関係の公式」です。

バサラは相も変わらず怪しげな行動を続けています。バロータ軍もガビルに率いられてマクロス7を襲撃にきます。今度は、ガビルが用意した音波を反転消去する装置に加えてサウンドビームでは防げない実弾兵器による攻撃を行い、サウンドフォースを窮地に立たせるのでした。さらに敵のパイロット達が洗脳されたマクロス5船団の生き残りであることが判明し、マクロス7側に大きな動揺が走るのでした。されど、敵の洗脳を解いてしまうバサラの強烈な歌エネルギーとガムリンの渾身の一撃によって、ガビルを退けること成功しました。

先の戦闘で疲弊しきったグラビルを目にしたガビルは、バサラの持つ歌の力に戦慄を覚えていました。そんなガビルにゲペルニッチは洗脳を終えた兵士たちを預け、出撃を命じます。
最近、不可解な行動が目立つバサラについて、マイケルは女性絡みに違いないと指摘します。それを聞いたミレーヌは、バサラを尾行するようマイケルに命令します。マイケルに吹き込まれた女性の影が気になり、ミレーヌはイライラが収まりません。そんな彼女の命令を受けたマイケルたちはバサラを尾行するが、途中で見失ってしまいました。一方、当のバサラは植物プラントで、いつものように休眠状態のシビルへ向かって唄い始めるのでした。
不満が収まらないミレーヌは、訓練中のガムリンのもとを訪れ、不審な行動を繰り返すバサラへの不満を漏らします。だが、ガムリンは、バサラのパイロットとしての実力を評価し、同じパイロットの視点からバサラの行動には何か意味があるはずだと擁護するのでした。パイロットとしての力量を自負するガムリンですが、QM69と呼ばれる高度な旋回技術だけはマスターすることが出来ずにいました。そして、その技をいとも簡単にやってのけるバサラの操縦技術を、ガムリンは高く評価していたのだった。そのことが妙に嬉しいミレーヌは、思わず笑いが止まらなくなってしまうのでした。
その時、惑星ラクスに駐留するマクロス7に向けて、ガビル率いるバロータ軍の大部隊が襲撃をかけてきます。ガビルが用意したサウンドフォースに対する2つの対抗策は、音波を反転消去するという特殊な装置と、サウンドビームでは防げない通常兵器の実装でした。この戦法は、的確にサウンドフォースの弱点を突き、バサラたちを圧倒していきます。ついにはレイの機体のエンジンに損害を与え戦線を離脱させるのでした。それでも、バサラは唄うことを続けます。
撃墜されたバロータ軍の機体から脱出したパイロットは救助信号を発信しますが、その識別コードからバロータ軍に連れ去られたマクロス5のゼントラーディであることが判明します。そのことを知らされたマックスは、敵に戦線を離脱するよう呼びかけますが、洗脳されている彼らの耳には届きません。洗脳された同胞と戦っているという事実は、マクロス7陣営に大きな動揺を与えます。特にゼントラーディであるミリアは非情な選択を迫られます。彼女の市民の安全を守る市長としての決断は、攻撃続行でした。
元友軍である相手に致命傷を与えぬよう最善を尽くそうとするガムリンでしたが、そんな甘い考えが災いしたのか、被弾して窮地に陥ってしまいます。しかし、ガムリンに銃口を向けた敵機をバサラの放ったサウンドビームが覆い、敵機のパイロットの洗脳を解いていくのでした。
バサラの放つサウンドビームが、敵兵士のマインドコントロールを次々に解いていきます。だが、その様子を目にしたガビルはバサラに攻撃を集中させるのでした。集中攻撃に晒されたバサラを援護するため、ガムリンは単機で敵陣へと突入していきます。ガムリンは敵機から放たれる銃弾の雨を華麗な旋回技術で回避していきます。それこそが彼がこれまで実践できなかった、QM69と呼ばれる高度な操縦テクニックでした。そして、弾幕を突破したガムリンの放った一撃がガビル機を撃破したことでバロータ軍は撤退していくのでした。

いまさら マクロス7 第29話 パパ、ママ愛再び

第29話 「パパ、ママ愛再び」です。
マクロス7船団司令のマックスとシティ7市長ミリア。最近すれ違いの多い両親の関係を修復させようと奮闘するなかで成長するミレーヌが描かれています。両親を密かに別々にライブに招待して、会場で引き合わせようとする単純な計画ですが、14歳の少女らしくて微笑ましいです。結果として両親の励ましを受けたミレーヌは、初めてサウンドブースターの力を発揮することに成功します。

夜な夜な独りどこかへ向かうバサラを訝しんでいたミレーヌは、レイの制止を聞かずにバサラの後を追うかけますが、途中で見失ってしまいます。密かに護衛についていたマイケルに夜の外出を咎められ、やむなく自宅に戻ります。そこで留守番電話に残されていた伝言から、中違いしてしまったマックスとミリアを復縁させるためのある計画を思いつくのでした。
ミレーヌは、アポイントもなくいきなりバトル7のブリッジを訪れます。娘の突然の訪問とその派手な装いに、マックスは度肝を抜かれてしまうのでした。2人は、レイに教わったという静かな雰囲気のバーで久々に親子水入らずの時間を過ごします。そこで彼女はマックスにFire Bomberのライブチケットをプレゼントします。さらにミレーヌは、その隣の席のチケットをミリアに送りつけていました。
バロータ軍の旗艦では、先の戦闘でバサラの歌が持つ予想外の力に翻弄されたガビルが、歌への対抗手段として聴覚防御システムを開発していました。装置を装着したガビルとグラビルは、再びマクロス7船団が駐留する惑星ラクスへと向かうのでした。
ライブ開始時間が目前に迫りますが、バサラは独り植物プラントを訪れ、いつものようにシビルに向かって唄いかけます。その様子を密かに見守るギギルは、シビルの為に何もしてやれない、己の力不足に歯噛みするのでした。
今夜のライブステージは、護衛空母の甲板に設けられた特設会場でした。ミリアの車は道に迷い、マックスは出発が遅れて、開演に間に合いませんでした。用意した客席に両親の姿はなく、気落ちした様子のミレーヌでしたが、遅れて会場に到着したマックスとミリアの姿に気づいた瞬間、彼女はいつもの自分を取り戻すのでした。
互いが来ることを知らなかったマックスとミリアは、仲を取り持とうとする娘の気遣いに苦笑しつつも、素直な気持ちで客席に着きました。2人は大きく成長した娘の歌に耳を傾けながら、ミレーヌが生まれた当時の若かりし昔に思いを馳せます。
ミレーヌの思惑通り良い雰囲気になるマックスとミリアでしたが、それを遮るように敵襲を告げる警報が鳴り響きます。2人は関係各所との連絡を取るため、会場である空母のブリッジに移動しますが、どちらが先に通信するかを巡ってまたも口論を始めてしまうのでした。
出撃したミレーヌたちに遅れていたバサラ機も合流し、前線に到着したサウンドフォースは、サウンドブースターで増幅された歌エネルギーをグラビルに向け放出します。しかし、ガビルの用意した聴覚防御システムによって、バサラたちの歌は遮断されてしまいます。ミレーヌは言い争う両親が気になり、歌に集中することができません。そんな様子に気づいたマックスとミリアは、2人の仲睦まじい姿を見せることでミレーヌを激励します。
両親の激励で元気を取り戻したミレーヌは、サウンドブースターの力を引き出します。そしてミレーヌとバサラによって同時に放たれた歌エネルギーは、グラビルたちの聴覚防御システムを破壊し、彼らを撤退に追い込むのでした。
マックスとミリアは娘の無事と危機を乗りきれたことに安堵するのでした。また、聴覚防御システムを打ち破った歌エネルギーを理解できないブリッジメンバーたちに、エキセドルは語るのでした。「音が聞こえたのではない、心がプロトデビルンを揺るがした」のだと。

いまさら マクロス7 第28話 サウンド新兵器

第28話「サウンド新兵器」です。
今回は、新しいプロトデビルンのガビルと新兵器サウンドブースターが登場します。ガビルは、個性的な言動で今後の物語を彩ります。ガムリンとバサラの関係にも変化が見られました。自分の歌に自信をなくし、挙句に敵に向かってミサイルを撃ったバサラをカムジンが叱咤激励します。戦闘後は、2人の間に新たな関係が構築されたかのように見えます。

バロータ第4惑星を訪れていたゲペルニッチは、グラビルを制御するため同胞のガビルを目覚めさせます。その頃、マクロス7ではサウンドフォースの新兵器となるサウンドブースターの整備が進められていました。作動に膨大な歌エネルギーが必要な実験段階の兵器でしたが、他にプロトデビルンへの対抗手段を持たない統合軍は、実戦配備を急ぐのでした。
バサラは、自分の歌を聴いたプロトデビルンたちが苦悶の表情を浮かべていた理由がわからずに思い悩でいました。そのため、バサラは演奏に身が入らず練習を抜け出してしまいます。沈む天然の太陽に向かって独り弾き語りをするバサラでいたが、気持ちの整理のつかず、自分の歌に納得ができないままでいました。そんなバサラの前に突如、ギギルが現れ彼をシビルの元へ強引に植物プラントに連れて行かれます。そこには休眠状態のシビルがいまいた。バサラは、シビルに向かって唄い始ます。
一方、先の戦闘で消耗し、湖の中で休眠状態にあったグラビルは周囲のスピリチアを根こそぎ奪うことで活力を取り戻します。そこへガビルが現れたグラビルを鼓舞します。2体は眼下のマクロス7船団へと襲いかかります。
統合軍はプロトデビルンの襲撃にすぐさま反撃しますが、ガビルという知性を得たグラビルの力は絶大で、為す術もなく壊滅させられていきます。この緊急事態にサウンドフォースにも出撃命令が下りますが、バサラの到着を待つ仲間たちをよそに、彼は未だシビルの前で唄い続けていました。その様子を密かに見守っていたギギルは、歌の力でシビルのスピリチアが高まっていくのを喜びながらも、自分の為し得なかったことを行ったバサラに嫉妬心を燃やすのでした。
バサラ抜きで出撃したレイたちは、すぐさまサウンドブースターを起動させようとしますが、ミレーヌ一人の歌では起動に必要となる歌エネルギーに届きません。
バサラの方も懸命に唄い続けるのですが、シビルは一向に目覚める様子がなく、自分の歌に対して強い懸念を抱くのでした。
VFを駆り仲間のところに到着したバサラでしたが、彼の歌をもってしてもグラビルの攻撃は止められません。自分の歌に耳を貸そうとしないプロトデビルンたちに苛立ちを抑えきれなくなったバサラは、思わずミサイルを発射してしまいます。
しかし、グラビルに向けて放たれたバサラのミサイルはガムリンによって撃墜されます。己のポリシーを貫き通し、ただ純粋に唄い続けるようバサラを叱咤するガムリンの言葉により、バサラはいつもの自分を取り戻します。そして自分の歌でサウンドブースターの性能を最大限まで引き出して見せるのでした。
サウンドブースターによって増幅されたバサラの歌エネルギーは、グラビルたちを圧倒し退却させるのでした。
戦闘終了後、バサラはガムリンに「ちょっと手を挙げてみな」とハイタッチを求めることで、彼なりの感謝に気持ちを伝えるのでした。

いまさら マクロス7 第27話 七色の歌エナジー

第27話「七色の歌エナジー」です。
今回はバサラのピンチです。ゲペルニッチの策略により声を奪われたバサラが独り苦悩しているなか、マクロス7では歌をエネルギーに換えるサウンドエナジーシステムの実験がミレーヌを対象に行われますが、実験は難航します。そこへ新たに目覚めたプロトデビルン、グラビルが現れます。バルキリーで出撃したミレーヌは巨大なグラビルに捕らわれてしまいます。そんな彼女を救うため、バサラは未だ声を出すことも出来ない状態でグラビルに立ち向かいます。その姿に勇気づけられたミレーヌのバサラへの想いを込めた歌はエネルギーとなってバサラに声を取り戻させます。そして二人の歌は、グラビルを圧倒していきます。

惑星ラクスで弾き語りをするバサラでしたが、声を出すことが出来ず途方に暮れるのでした。Dr.千葉は歌のエネルギーを光や別の力に変換するという画期的なサウンドエナジーシステムを開発し、バサラたちFire Bomberの面々にお披露目します。皆、半信半疑でしたが、試しにこの装置を着用したミレーヌが唄ってみると、彼女の身体から目に見えて歌エネルギーが放出され始めました。まさかの実験成功に見学者のアキコたちはおろか、Dr.千葉自信すら驚きを隠せないでいました。が、しかし突如バサラは実験途中に演奏をやめ、その場から立ち去ってしまいました。装置の性能を完全に引き出すにはバサラの力が必要不可欠だと訴えるDr.千葉に対し、プライドを傷つけられたミレーヌは引き続き実験役を買って出るのでした。

その頃軍ではバロータ軍の洗脳を解かれたイリーナ早川の尋問が行われていました。彼の報告によるとバロータ第4惑星の洞窟で遺跡らしきものが発見されていたのだという。だが、そこで彼は何か恐ろしい記憶がフラッシュバックし、錯乱を起こして話の続きを聞きだすことはできないのでした。エキセドルは、イリーナ・早川の封印された記憶に宿る存在こそがプロトデビルンであると見解を示した。たった1体でゼントラーディの1個艦隊をも凌駕するというその力に、一同は驚愕するのでした。

他方、バロータ第4惑星では新たなプロトデビルンが目覚めの時を迎え、遠く離れたゲペルニッチやギギルもまた、同胞の覚醒を感じ取るのでした。このプロトデビルンの一撃によって、バロータ第4惑星の調査に向かっていた艦隊は壊滅してしまいます。この事態はすぐさまバトル7にも伝わり、一同の間にはこれまでにない戦慄と緊張が走ります。

サウンドエナジーシステムを使った実験として。Fire Bomberのライブが行われました。バサラを欠いたライブにはいつものような熱気はなく、サウンドエナジーシステムを使った実験も成果が出ません。だが、客席の中にガムリンの姿を見つけた瞬間、ミレーヌの歌エネルギーが飛躍的に上昇します。ミレーヌの歌エネルギーはピンク色のオーラとなってガムリンのもとへと向かいますが、そのオーラは恋に今一歩踏み込めない、ミレーヌの複雑な乙女心を表しているかのように、彼の手前で止まってしまいました。
そこに突如、バサラが演奏だけでライブに合流します。すると今度はミレーヌの照れる想いを表すかのように、彼女のオーラはバサラとガムリンの間で揺れ動き、やがて2つに別れたオーラは見事なトライアングルを形成するのでした。

ライブが盛り上がる中、惑星ラクスに新たなプロトデビルンであるグラビルが現れます。迎撃部隊は、マクロス・キャノンのパワーを遥かに超えるグラベルの一撃によって多くの犠牲者を出してしまいます。バサラに代わりサウンドフォースとしてグラビルに立ち向かうミレーヌでしたが力及ばず、彼女のバルキリーはグラビルの伸ばした巨大な手によって捕らわれてしまいます。
グラビルの鋭い牙に襲われるミレーヌを、身を呈してバサラが救います。危機的状況に陥りながらも、なお懸命に声を絞り出そうとするバサラ。そんな彼の姿に触発されたミレーヌは、恐怖を乗り越え再び唄い始めます。
グラビルの攻撃により機体から投げ出されたミレーヌをガムリンのVF-17Sが受け止めます。こんな状況にも彼女の闘志は微塵も衰えず、バサラに向けて届けようとしたミレーヌの歌は一筋のエネルギーとなってバサラの喉を癒し、彼に声を取り戻させます。
バサラとミレーヌの発する歌エネルギーは、グラビルの一撃すらも凌駕し圧倒し、グラビルを撤退させるのでした。

協力しあうことで危機を乗り越えたバサラとミレーヌは、溜まっていた鬱憤を晴らすかのように、敵が去った後もなお唄い続けるのでした。

いまさら マクロス7 第26話 惑星ラクスの死闘

第26話「惑星ラクスの死闘」です。
マクロス7船団は、惑星ラクス上空に到着しました。しかしそこで目にしたのは無惨に破壊されたマクロス5船団の残骸です。船団はすぐさま離脱を試みすが、周囲は既にバロータ軍主力艦隊によって包囲されており、惑星ラクスへ降下するしかありません。マクロス・キャノンで起死回生を図るマクロス7側に対し、キャノンの発射を予見したゲペルニッチはバトル7に攻撃を集中させます。この危機を打破したのは、フルアーマード・サンダーボルトに乗る金龍の敵陣に突入でした。これが生み出したわずかな隙を突いてバトル7は敵艦隊を退けることに成功しますが、金龍は戦死してしまいます。金龍の好物はパインサラダでしたが、これは「超時空要塞マクロス」第18話のサブタイトルにもなった料理です。この回においてロイ・フォッカーは恋人の作るパインサラダを待つ間に、戦場で受けた傷が原因となり息絶えますが、パインサラダ好きの金龍も物語の途中で戦死してしまうのでした。

マクロス7船団は惑星ラクスの軌道上にデフォールドしました。無断の船外活動を禁止する軍の命令を無視し、制止しようとするレイを振り切り、バサラはさっそく惑星ラクスへと向かい、ミレーヌも彼の後を追って飛び出していきます。
先行して惑星ラクスに上陸したはずのマクロス5船団との連絡がとれないため、マックスは調査隊を派遣しますが、調査隊より先にバサラとミレーヌが無断で惑星ラクスへと向かう姿が目撃され、マックスはブリッジメンバーの冷たい視線を浴びるのでした。
その頃ガムリンは順調に回復しつつある金龍のもとを見舞っていました。任務のために病室を後にするガムリンと入れ違いに美穂、サリーも金龍の病室を訪れます。3人が楽しげに話す様子を眺めながら、ガムリンは主治医であるDr.千葉に感謝の言葉を告げ、ガムリンもまた部隊を率いて惑星ラクスへと飛び立っていきます。

惑星ラクスへと降り立ったバサラとミレーヌは、そこに広がる天然の空や大自然を満喫していましたがそれも束の間、森を抜けた2人は無惨に破壊されたマクロス5船団の残骸を目の当たりにします。調査隊として派遣されたエメラルドフォースもまた、マクロス5船団の惨状を目撃します。
廃墟と化したマクロス5の艦内を捜索していたバサラは、事切れている乗組員の数が少なすぎることに気づくのでした。同じ頃、ガムリンたちダイヤモンドフォースも到着し、ミレーヌと合流していました。マクロス5の街の区画そのものが消失していることことからマックスは、マクロス5の市民たちが捕虜として連れ去られた可能性に思い至ります。命令違反を犯したバサラたちの処遇についてガムリンとドッカーは対立しますが、そんな2人をほっておいて、バサラはミレーヌを連れてその場を去るのでした。

マクロス7船団の上空にゲペルニッチ率いるバロータ軍の艦隊が出現し、自身の搭乗する旗艦を前線に配し、部下のマクロス7船団を惑星ラクスへと追い込んでいきます。そしてマクロス7への通信でゲペルニッチは自らの夢を実現するための生贄としてマクロス7船団を選んだことを宣言するのでした。
バトル7はシティ7から緊急分離しトランスフォーメーションを開始します。さらに敵の攻撃から逃れるため、艦隊を惑星ラクスへと降下させます。
バロータ艦隊の攻撃に晒されたマクロス7に潜入中のギギルは、自分やシビルのいるマクロス7への攻撃を中止するよう要請しますがゲペルニッチは躊躇せず、その攻撃は、仲間であるはずのギギルやシビルもろとも船団を呑み込んでいくのでした。
マックスの指揮するバトル7は惑星ラクスへの降下を急いでいました。マクロス7の危機を感じ取り、まだ傷の癒えない身体を押して病室を飛び出した金龍は、整備クルーの制止を振り切り、フルアーマードサンダーボルトで最前線へと出撃します。そこでガムリンたちと合流した彼は、マクロス・キャノン発射までの時間稼ぎを買って出ます。バサラはゲペルニッチの母艦に迫るのですが、撃ち込むスピーカーポッドは弾き返されてしまいます。そこにレイは巨大なスピーカーポッド発射装置「ガンポッドγ」を運んできますが、敵の猛攻に阻まれそれを撃ち込むことができません。
マクロス・キャノンの発射を予測したゲペルニッチの指示でバトル7に攻撃が集中します。この状況を打破するために敵艦の内部に突入した金龍は、自らの命と引き換えに艦の動力部を破壊します。金龍の活躍で敵の攻撃が緩み、機会を見出したバサラは、ゲペルニッチの母艦へガンポッドγを撃ち込み、力の限り熱唱します。そのスピーカーポッドを通し、大音量で流れ込んでくる歌から、ゲペルニッチはバサラの存在を感じ取るのでした。
その間に惑星ラクスに降り立ったバトル7は、マクロス・キャノンを発射し、敵艦隊の多くとゲペルニッチの母艦に損害を与えることに成功します。しかし、ゲペルニッチは置き土産としてバサラの身体にある細工を施し、撤退していきました。
まだ激戦の疵痕を残す戦場跡で、金龍の死を偲ぶガムリンは、コックピットの中で1人涙します。そして、同じように金龍を知る人々もまた、それぞれの形で彼の死を悼むのでした。

いまさら マクロス7 第25話 深夜のデュエット

第25話「深夜のデュエット」です。

アキコが企画していたアリス・ホリディとのデュエットに臨んでいたバサラでしたが、2人の息が合うことはなく、バロータ軍が襲来でそのまま企画は流れてしまいました。ギギル率いるバロータ軍の猛攻により、ガムリンとミレーヌは窮地に陥ります。駆けつけたバサラたちと合流したミレーヌは、サウンドフォースらしい歌の力で敵の戦意を削ぎ、退却させることができました。

シティ7に潜入したギギルは、シティポリスの警戒の中、シビルを探して街中を徘徊していました。シビルがシティ7にいると確信するギギルは、バロータ潜入員に捜索を続けるよう命じますが、この捜索命令はゲペルニッチの指示に背くものでした。

サウンドフォースはフォーメーションの訓練を行っていましたが、相変わらずバサラとミレーヌの息が合わずに失敗ばかりです。それどころかビヒーダとレイもコンビネーションを乱してしまいます。自分勝手なバサラに振り回されながらも、ミレーヌはチームとして歩もうとします。ガムリンにとって、そんな彼女の行動は理解し難いものでした。

シティ内を徘徊するギギルは、森林エリアで球状の光に包まれて眠るシビルを発見しました。シビルが目を覚まさないのはスピリチア不足が原因だと推察したギギルは、配下の潜入員たちをスピリチア回収に向かわせます。その頃、ガムリンからロックのコンサートに誘われたミレーヌは、彼が音楽に興味を示してくれたことを心から喜び、ガムリンもまたミレーヌのおかげで新たな世界が覗けたことに感謝していました。
一方、入院中のアキコを見舞ったレイでしたが、すでに彼女は退院の身支度を整えていました。サウンド療法のおかげですっかり回復した様子のアキコを見て安堵するレイの心配をよそに、早くもアキコはFire Bomberの新たな企画に着手するのでした。以前から温めていたという企画だけに、アキコは自信ありげな様子を見せます。

アキコが企画していたのは、アリス・ホリディとのデュエットでした。その裏にはミレーヌ以外のパートナーをバサラと組ませることで敢えて失敗させ、Fire Bomberのチームワークを強化しようとするレイの思惑がありました。しかし、そんな彼の意図とは裏腹に、アキコは本気でこの企画を成功させてしまおうと考えていました。しかし、結果はレイの予想通り。バサラとアリスの息は合わず、デュエットは失敗に終わります。思惑通りの結果に得意げなレイは、不満そうなアキコに向かい、バサラのパートナーとしてふさわしいのはミレーヌだけだと暗に言い含めるのでした。

バンパイア出現の報を受けてパトロールに就いていたガムリンは、ミレーヌとのデートが中断されたことに落ち込んでいましたが、そんな彼のもとにバルキリーに乗ったミレーヌが陣中見舞いに訪れるます。思わに形でデートの続きができることを喜ぶガムリンとミレーヌです。ガムリンとの会話の中で、バサラがボーカリストとしての実力を認めていると話し、彼の行動に理解を示しすミレーヌでした。

そんな2人を密かに観察していたバロータ潜入員は、彼らのスピリチアがこれまでになく高まっていることを確認します。そのことを知ったギギルはすぐさま彼らのスピリチアを奪いに向かいます。

サウンドフォースの一員として、ミレーヌは敵に向かて唄い始めます。執拗な敵の攻撃を前に思わずミサイルで反撃しようとするミレーヌでしたが、敵を撃つなというバサラの言葉が脳裏をよぎり、何とか思いとどまります。多勢に無勢の中、ガムリンの被弾により、2人は徐々に追い詰められていきます。だが、そこへバサラたちが到着します。メンバーが揃ったサウンドフォースは歌による攻勢に転じます。モニター越しにサウンドフォースの活躍を見守っていたアキコとアリスは、バサラとミレーヌの息の合ったデュエットを称賛するのでした。そして歌の影響でバロータ兵の動きが鈍ったところにガムリンの部下たちが救援に駆けつけます。形勢はシティ7側に傾き、ギギルは撤退を余儀なくされるのでした。

マクロス7船団は予定通りに惑星ラクスへとフォールドする。マックスは既に惑星に上陸した筈のマクロス5と交信を行おうとしますが、なぜか返信がこないのでした。