いまさら 超時空要塞マクロス ゼロ 第1話 海と風と

マクロス ゼロ」(MACROSS ZERO)は、超時空要塞マクロスの世界における監察軍の戦艦の不時着からSDF-1マクロス就航の間に起きたエピソードを描いたものですね。作品はOVAとして2002年から2004年にかけて全5話から成ります。CGが駆使されていて機械や風景の描写はとても綺麗な作品ですね。

1999年7月に異星人の宇宙戦艦が地球へ落下しました。この艦よりもたらされた様々な情報は人類の政治はもとより技術面でも大きな影響を与えました。異星人への対応への主導権やオーバーテクノロジーの扱いについて、地球上の各国は統合政府と反統合同盟に分裂して争うことになりました。2001年5月に世界各地で激化した紛争は拡大し、これが統合戦争と呼ばれる世界大戦になるのでした。

物語は、統合戦争末期の2008年のマヤン島近海の空から始まります。オーバーテクノロジーで開発された時空変動レーダー「サイクロプス」で、南太平洋のマヤン島近海でASS-1と似たECS反応を示す謎の物体AFOS(エイフォス)が発見されました。このAFOSの回収(奪取)のため統合軍と反統合同盟軍は新型可変戦闘機VF-0 フェニックスとSV-51を配備した部隊を派遣していました。

統合軍パイロットの工藤シンは相棒のエドガーと共にF-14 A++スーパートムキャットで回収部隊の空母イラストリアの防空任務に就いていました。反統合同盟のMig-29を3機撃墜しましたが、反統合同盟軍の可変戦闘機SV-51に乗機を撃墜され、南海の孤島マヤン島に流れ着きました。

マヤン島でシンは島の巫女サラ・ノームとその妹マオ・ノームと出会いました。シンは真剣な表情で槍笛をサラに突き付け、エドガーの所在を確認しようとするのでしたが、後でその行為の意味をマオに教えられて失笑するのでした。島には、「鳥の人」にまつわる伝説とそれを守る巫女がいる一方で、働き盛りの男たちは出稼ぎで島外に出ていたり軍に徴用されて不在であり、残された女、子供、老人が観光客相手に土産物の販売で生計を立てているのでした。発電機はあっても運転できる者がいない、そんな島でした。

回収部隊の中核である空母アスカには、「プロトカルチャーが人類の進化に干渉した」とするハスフォード教授一派のターナー博士(女性)のチームと彼女の後輩のロイ・フォッカー(少佐)がいました。彼女は、太古の異星人が地球を訪れた際の遺物と推察されるAFOSのもたらすであろう新たなオーバーテクノロジーを欲する統合軍に自身の学説の証明のために軍に協力するのでした。

そして、AFOSを巡って可変戦闘機同士の戦闘がマヤン島の上空で始まり、シンは聖なる泉に向かったマオを助けに向かうのでした。

ところで、F-14A++スーパートムキャットについて、バンダイのサイトでは「F-14A+改」とも記されていて、F-14AのOTM改修型です。フォッカーさんと中島主任の話と、現実のF-14の改良を考えるとエンジンはEGF127を積んでいると思われます。

実際のこちらの世界では、F-14はA型のPW-TF30からB型でF110-GE-400にエンジンを換装していますね。そして米海軍では2006年9月に運用を終了していますから、稼働しているのはイラン空軍のF-14ですね。

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