いまさら 超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか 2

「愛・おぼえていますか」のその2です。ゼントラーディ軍襲撃の後、隔離ブロック内で二人きりで過ごしていたミンメイちゃんと一条君ですが、周囲の人の努力で無事に帰還することができました。

ミンメイちゃんを助けたことで、命令違反についてはお咎めなしとなったのは幸運でした。しかし、戦術オペレーターの早瀬中尉とは、かなり深刻な対立を生じています。早瀬大尉のお説教もなかなかのものでした。一条君の「あれでも女かよ!」の捨て台詞が厳しさを物語っていました。

フォッカーさんが指揮するスカル大隊の一条チームの面々が二人の関係を問い詰めますが、何もしていないのが分かると一転、一条君の根性のなさをなじるのでした、

一方、マクロスの艦内TV(一応民放)では、ミンメイちゃんのスキャンダルで盛り上がっていますが、当の本人は落ち込んでいました。フォッカーさんと飲んでいる最中の一条君を電話で呼び出し、艦内の繁華街でお忍びでデートをしますが、あまり気がはれません。展望スペースから見た土星に感激して「いってみたいな。あんなとこ」とこぼします。そこで、一条君は複座練習機(非武装)を持ち出し(どうやって?)て二人で土星を遊覧飛行です。

劇場版「愛・おぼえていますか」の特徴に、美しい惑星の描写が挙げられます。映画公開前の1981年と82年にNASAのボイジャー1号と2号が土星に接近し、いままでのものよりはるかに高精度な画像を送ってきてくれました。科学観測の成果がこんなところにも生かされているのですね。

ただ、この遊覧飛行はあまりに不用心です。マクロスの世界ではレーダーを無力化するミノ〇スキー粒子はありません。二人の行動は、ゼントラーディ軍に筒抜けです。そして、なによりゼントラーディ側は地球人のサンプルを欲していたのです。ミンメイちゃんと一条君を追ってきた早瀬大尉とカイフンもあわせて、捕獲の対象となってしまいました。

ヌージャデル・ガーに追い回される2機を救出するためフォッカー少佐のスーパーバルキリーが駆けつけますが、多勢に無勢で、2機とも捕獲されてしまいました。

4人を追って、ゼントラーディ軍の戦艦内に飛び込んだフォッカー少佐のバルキリーも周囲を武装した兵士たちに囲まれ、敢え無く投降するはめになりました。

捕虜となった5人は、ブリタイ司令とエキセドル参謀の尋問を受けます。特に、男女が同じ艦内で生活していることに驚きを受けていました。そして、男女の営み(キス)を見て、ゼントラーディ軍の二人は強い衝撃を受けたのでした。

尋問終了後、5人は2組に分けられて収監部屋へ向かっいます。その移動の途中でメルトランディー側がクアドラン・ローを使った奇襲を仕掛け、艦内に乱入してきました。監視のゼントラーディ兵が倒れた隙をついて、フォッカー、早瀬、一条の3人は脱出を試みます。

3人の再捕獲のために殺到するゼントラーディ軍の兵士をけん制するため、フォッカー少佐は、二人にキスをするように指示します。フォッカー少佐の意図を理解し行動する一条君と、理性と感情の折り合いがつかない早瀬大尉ですが、キスの効果は予想どおり兵士の動きを止めました。

しかし、キスの後、一条君に左手で平手打ちをくらわす早瀬大尉でした。少佐の指示による任務なのですよ?それと、早瀬大尉は左利きだったのですね?

早瀬大尉と一条君は、練習機で脱出に成功しますが、フォッカー少佐のバルキリーは、カムジンとの格闘戦に巻き込まれてしまいました。ここで、バルキリーとリガードの大きさ関係がわかるショットを見つけました。リガードはバルキリーより大きいですね。

一条君たちを逃がすために、カムジンのヌージャデル・ガーと戦うフォッカー少佐ですが、大破したパワードスーツを破棄したカムジンの攻撃でコックピットごと押しつぶされてしまいます。最後の力を振り絞り、カムジンの背中から自機ごとガンポッドで撃ち抜いたのでした。

「輝よ。クローディアによろしくな」と遺して、逝ってしまいました。

爆発するフォッカー少佐のバルキリー。(つづく)

注)画像は動画からのキャプチャです。