いまさら 超時空要塞マクロス 第25話 バージン・ロード

第25話「バージン・ロード」です。一条君を励ますために訪れたゲームセンターで、マックスは、美女ミリアを見つけ、空戦ゲームで勝利したうえにデートの約束を取り付けました。

ネクタイも服もばっちり決めて、夜の公園でミリアを待つマックスの前に現れたのは、何と短剣を構えるミリアでした。マックスのことを「敵(かたき)」と呼び襲い掛かります。最初は気が動転して、次に「敵」と呼ばれることに疑問を持つマックスでしたが、ミリアが自らをゼントラーディ軍1級空士長と告げたことで戦う理由を理解したのでした。

どちらも「エース」の称号を持つパイロットです。剣を用いた白兵も素晴らしい技量を見せつけます。そして、数十回にも及ぶ打ち合いの末、マックスはミリアの剣を跳ね飛ばし、勝敗を決定づけたのでした。

 

バトロイドとの空中戦、生活の基盤であった空戦ゲームでの対決そして白兵戦においても敗北を喫したミリアは、力なく膝を付き、涙するのでした。自らを殺せと涙を流すミリアをマックスは優しく立ち上がらせ、口づけを交わすのでした。

この時の映像は、今までの直接的な表現にかわって、剣に映る二人を描いたものでした。まるで、どこかのドラマの1シーンのような演出でしたね。この辺りも、テレビで見ていたころは「凝っているなぁ」と思ったものでした。

 

万事に行動が早いマックスは、早々にミリアとの結婚を決意し、一条君に報告兼相談します。一条君は、ミリアがゼントラーディ軍のパイロットだったことに驚き、つぎに「言葉や習慣や考え方が違う」一般論をかざして反対します。愛があると主張するマックスに、一条君は「愛なんて馬鹿なものだぞ、むないしいものだ、そんなもの頼りになるか!」「実際はな、愛なんかすぐに壊れるガラス細工みたいなものだ」とのたまうのですが、マックスに根拠を問われると答えに詰まってしまうのでした。実際、ミンメイちゃんのことなのか早瀬さんのことなのかはっきりさせてほしいものです。

さんざん反対した一条君ですが、かわいい洋服を着たミリアを見てあっさり考えをかえてしまいます。そして、グロ-バル艦長に相談することになりました。

結果、グローバル艦長が仲人役となり、人類史上初(それはそうでしょう)となるマックスとミリアの星間結婚が行われることになりました。お祝いの花火を打ち上げるマクロス。バルキリー(そして最後にディフェンダーも参加)の祝砲の中、七色のバージンロードの上をバルキリーでプロメテウスに到着した二人です。青いD型はこの日のために準備されたのでしょう。いきな計らいと言うべきですね。

結婚披露宴の模様はテレビ中継され、ブリタイ艦隊や地球の統合軍にも放映されます。披露宴の中継を見たブリタイ司令は、地球人が敵対していたゼントラーディ人を受けいれ、祝福する様子をいぶかしがると共に感心していました。エキセドルの、「地球人の社会生活に不可欠な人の心、すなわち「愛」によるもの」という説明に、羨望と命令拒否の兵士の心情に理解を示すのでした。

披露宴のスピーチでグローバル艦長は、平和をもたらすために必要なのは地球人とゼントラーディ人との共存、共生なのだと強く訴え、ゼントラーディ人の亡命者を受けいれることを正式に表明するのでした。

前線兵士たちの混乱と亡命行動など、「文化」の影響に危機感をつのらせるボドル・ザーは、ついにマクロスと地球の殲滅に基幹艦隊による総攻撃を行うことを決定します。

先遣隊としてブリタイ艦隊にマクロス攻撃の命令が発せられましたが、多くの戦艦で出撃を拒否や反乱が続出します。この事態を重く見たブリタイ司令は戦闘を中止させ、マクロスと単独での停戦交渉をおこなう決心をするのでした。

いまさら 超時空要塞マクロス 第24話 グッバイ・ガール

第24話「グッバイ・ガール」です。グローバル艦長の命を受け、和平に向けて地球統合軍首脳部を説得するため、早瀬大尉は連絡シャトルに向かいます。

左がシャトル、右が格納庫で現れた”ファースト・パック”付のバルキリーです。発進に向けて待機中のシャトルの中から早瀬大尉は、一条君にお別れの電話を架け、自分の目的と想い、そして艦内の民間人への配慮から極秘に出発することを一条君に伝えます。

早瀬大尉の護衛にはマックスの中隊が付いていましたが、地球への途中でカムジンの戦闘ポッド部隊60機が襲い掛かります。マックスひきいる護衛中隊が応戦し、30機ほど撃墜したのですが、戦力差は大きくシャトルに危険がせまります。

護衛中隊からの援軍要請に対し、グローバル艦長は”ブービーダッグ”(ファースト・パック付バルキリー、別名スーパー・バルキリーの秘匿呼称)の出撃を一条君に命じます。ブースター全開で突き進む一条機はあっという間に戦闘空域に到着。

すかさずミサイルによる攻撃に移ります。ファイター形態からの一撃です。すかさずGERWARKに変形し、急制動をかけます。

 

 

そしてロールを打ちながら、第2射です。圧倒的な攻撃力を見せつけ、カムジンの部隊を撃退します。

 

 

シャトルが大気圏に突入するまでのみじかいひと時、早瀬大尉は一条君と通信機をつうじて言葉をかわします。その中でいつもは「一条中尉」だったのが「一条君」になっていましたね。別れを前にして、早瀬さんも少しは素直になったようです。バルキリーの一条君が空域離脱前に送った発行信号は、早瀬さんの説得の成功とマクロスへの無事帰艦を祈る内容でした。これにはさすがの早瀬さんも涙ぐでいました。

早瀬大尉の運んだ資料から、早瀬提督はじめ地球統合軍首脳部は和平をすすめる方向に向かうかとみえましたが、その内容は秘匿兵器グランド・キャノンの威力を見せつけたうえでの交渉というものでした。これに、早瀬大尉は愕然とします。結局、現場を知らない地球連邦のお偉方は、相手のすごさを全く理解できないのでした。

元気のない一条君を見かねたマックスは、気ばらしに一条君とゲーム・センターへ向かいます。そこで賞金稼ぎをしていたミリアに出会ったマックスは、対戦型ゲームで勝負を申しこみ、見事ミリアを負かします。

このゲームで生計を立てていたミリアにとって、これは一大事でした。それも、敵としていた相手にです。

呆然自失のミリアさんの表情も可愛らしい。

 

去り際のミリアの手をしかと捕まえデートの約束をとりつけたマックス。素晴らしい運動能力と状況判断です。エースの名に恥じない素晴らしい動きでした。

 

 

マックスとミリアの対戦も終えて、テレビを見ていた一条君は、芸能ニュースでカイフンが、ミンメイちゃんとの結婚を意識しているとの宣言をききます。また、この件にかんしてミンメイちゃんが、一条君のことを「たんなるお友だち」だというのを聞いて精神的な打撃を受けます。公園のベンチで一人黄昏ている一条君をクローディアさんが慰めます。彼女のアドバイスは、早瀬さんと一条君の関係を発展させるのでしょうか?

ところで、ミリアさんとマックスが興じていたこのゲーム。クラスAとなると立体画像でプレイできます。昨今のARとかVRを使って実現できないものでしょうか?と思うのは私だけではないはず。

いまさら 超時空要塞マクロス 第23話 ドロップ・アウト

第23話「ドロップ・アウト」です。ブリタイ司令の作戦により、ゼントラーディ側の戦闘ポッドの侵入を許してしまったマクロス側です。マクロス艦内の市街地にも戦火がおよびます。もちろん、ミンメイちゃんのコンサート会場にもリガードが現れます。流れ弾で落下した照明灯からミンメイちゃんをかばってカイフンは負傷してしまいます。

マクロス艦内の市街地に侵入して「文化」を目のあたりにしたゼントラーディ兵士らに変化があらわれます。特にミンメイちゃんを目撃した者の話を聞いて、「文化」が実在することを知った兵士たちは戦意を喪失していきます。自分の部下のこの様子を見たカムジンは逆上し、逃亡を図る部下たちを撃破していきます。士気を保つためとはいえ、二つ名のとおり「味方殺し」ですね。艦内に侵入したゼントラーディ軍の混乱はマクロスブリッジでも認められ、グローバル艦長は、バルキリー隊を投入して艦内の戦闘ボットを追い出すよう指示を出します。

一方、ミンメイちゃんを守るため、群がるリガード達を薙ぎ払いようやくコンサート会場に到着した一条君ですが、そこで見たのは映画と同じように、抱き合い口づけをするミンメイちゃんとカイフンの姿でした。実際はミンメイちゃんをひとりの女性として意識するようになったカイフンが、強引に行ったことなのですが・・・。ショックを受けた一条君は、早瀬大尉に救護班の派遣を要請したあと、怒りにまかせてリガードたちの中に飛び込むのでした。

カムジンを憤らせた「逃亡者」「戦意喪失者」の発生にブリタイ司令とエキセドル参謀は、プロトカルチャと文化の力を認め、ブリタイ司令に作戦中止を決断させます。

戦闘終了後、一条君は上層部に呼び出されます。ある一室に入った一条君がそこで見たのは、マクロス艦内への逃亡を図った「青い風」3人組でした。彼らを含む23名の兵士は亡命を希望し投降していました。以前に、ゼントラーディ側の捕虜となった経験を持つ早瀬大尉、マックス(柿崎は既に戦死)と一条君は、彼らの受け入れを主張しますが、マイストロフ大佐らは強硬に反対します。ゼントラーディ人を地球人とは異なる種族と思われていたが、血液などを分析した結果、地球人とゼントラーディ人はおなじ遺伝子構造をもつ同一種族であることが判明しました。これを受けて、ついにグローバル艦長はゼントラーディ人の亡命許可を出すのでした。

早瀬大尉と一条君は市街地の様子を視察します。ついつい「娘娘」に足が向く二人です。カイフンの両親が病院に向かう間、二人はお店の掃除に精をだします。「文化」がゼントラーディ人との和平の糸口になることを話す二人ですが、いつしか話題がミンメイちゃんとカイフンのことになります。一条君に、ミンメイちゃんへの想いをしっかり伝えることを勧める早瀬大尉です。やっぱり年下の男の子の行動にはヤキモキするようです。

ゼントラーディ側の残存部隊との戦闘終了後、早瀬大尉は地球統合軍総司令部におもむき、ゼントラーディ人に地球人の生活、「文化」を教えることで和解、共存できることを軍首脳部に説明したい旨をグローバル艦長に具申し受入れられます。

早々に地球に出発する早瀬大尉は、一条君とすれ違いになってしまうのでした。

いまさら 超時空要塞マクロス 第22話 ラブ・コンサート 

第22話「ラブ・コンサート」です。前回は超能力カンフー映画「小白龍」を軸に、早瀬大尉と一条君、ミンメイちゃんとカイフンの組み合わせで男女の機微を感じさせる展開でしたが、今回は、戻ってきたブリタイ司令の作戦が輝ります。

映画=フィクションとも知らずに、映画「小白龍」の画像とバリア暴走の記録を結びつけ、地球人類が「プロとカルチャー」であり、ゼンロラーディ軍にとって危険な存在であるとボドル・ザーは判断します。そして地球人を絶滅させるために、より詳細な情報の入手を欲し、そのための分析用として地球人をふたたび捕虜とするようブリタイに指令を出します。
上層部が最終的な作戦を準備するなか、ブリタイ艦内では「青い風」3人組が話す「文化」の魅力が着実に下級兵士たちのあいだに広がっています。ついには投降してマクロスに住ところまで話が進みます。マクロス側でも終わりの見えない戦闘生活に疑問を持つ人がでてきます。一条君も闘う意義に迷いをもちますが、「すべては愛しいミンメイちゃんのためだ」と新たな決意を胸に抱くのでした。

エキセドル参謀は、潜入スパイの「青い風」が持ち帰った情報の分析結果から、ダイダロスアタックを逆手にとって戦闘ポッドをマクロス艦内に侵攻させ占領、捕獲するという作戦を立案し、ブリタイ司令はその作戦を実行に移します。「青い風」3人組を中心とした投降者グループはマイクローン装置を使ってみずからを地球人サイズに変換し、マクロス侵入を企みます。

ブリタイは旗艦ノプティ・バガニス他29隻をもって作戦を開始します。カムジンの部隊にバルキリー隊を抑えさせる一方で戦艦群でマクロスを包囲させ進路を拘束しダイダロスアッタクを余儀なくさせます。万事、エキセドル参謀の描く通りに進みます。

「青い風」を中心としたマクロス亡命希望者たちも、ノプティ・バガニスの艦首部で待機、ダイダロスアッタクに乗じてマクロス艦内への潜入する機会を待ちます。

ブリタイ艦隊との戦闘が行われているとき、マクロス艦内ではミンメイちゃんのコンサートが行われていました。戦闘から避難しようとする観客に、カイフンは「歌が戦いに負けてはいけない」とコンサートの続行を呼びかけます。

ダイダロスアタックが発動され、ダイダロスがブリタイ旗艦ノプティ・バガニスの艦首を突き破ります。ランプウェイが開き掃射終了後、突入してきたのはディフェンダー隊です。(トマホークじゃないの?)

 

そこに伏せていたリガード隊が反撃の砲撃です。

 

 

 

突入したディフェンダー隊はあえなくハチの巣になってしまいました。そして、リガード隊は見事マクロス艦内への侵攻に成功します。

 

早瀬大尉の指示で、マクロス艦内のリガード隊の掃討に向かったスカル中隊を追って、カムジン率いる戦闘ポット群もマクロス艦内に侵入します。先のリガート部隊と合わせてマクロス艦内は大混乱におちいり、市街地は戦場と化してしまいます。

 

コンサート会場の周囲も炎に包まれていますが、その中で教条的な反戦主義者カイフンの強い主張によって続行されていました。歌い続けるミンメイちゃんはさすがにプロでね。さすがにリガードが現れると一瞬、驚いた表情となりますが、すぐに歌を再開します。そこに、ながれ弾の飛び込み、落下したスポット・ライトからミンメイちゃんをかばって、カイフンは負傷します。

一条君はバルキリーを駆ってコンサート会場をめざします。マックスも市街のリガードと激戦を繰り広げます。それを見ていたミリアは、マックスこそが目指す相手であることを悟るのでした。

はたして一条君は、ミンメイちゃんを助けることができるのでしょうか?

いまさら 超時空要塞マクロス 第21話 ミクロ・コスモス

第21話「ミクロ・コスモス」です。統合軍司令部からの命令で地球外への出撃を命じられた、と言えば聞こえはよいのですが、実際には見捨てられてに近い状況のマクロス。しかし、マクロスの民間人は逞しく、艦内で映画を完成させるまでになりました。

今回の始まりは、映画「小白龍」の完成記念パーティーからです。映画は完成し、人気絶頂のミンメイちゃんですが、大量の仕事を入れようとするマネージャーや絡んでくるジャミス・メリンをあしらうのにお疲れ気味です。一条君との距離をますます感じる日々です。そん中、映画初日の一番よい席を一条君のために用意したミンメイちゃんですが、彼との連絡がうまくとれず、またまたすれ違ってしまいました。

せっかく用意した席が空席になっているのを見て、がっかりしたミンメイちゃん。あ~ぁ、ていう感じですね。席にはいませんでしたが、一条君はちゃんと劇場にきていましたよ。

 

ここが、主人公役のカイフンとヒロインのミンメイちゃんのくちづけをかわすシーンです。これを見ていたたまれなくなった一条君は、映画が終わる前に劇場から出てしましました。

 

さらに、不運にも劇場を出たところで躓き、よろけていったその先にあったのは、

 

 

ライバーの面影をカイフンにもとめて映画を見にきていたのですが、一条君と同じ理由で途中退席してきた早瀬大尉でした。あちゃ~。でも、他の人だったら警察に突き出されますよ。悪運強いね、一条君!

 

そこに敵襲です。早瀬大佐のかわりシャミー少尉の指揮のもと、マクロスは迎撃のための緊急のトランス・フォーメーションをおこないます。でも、慣れないシャミ―さんの指揮ですので、警報発令から変形までの時間的余裕がほとんどなく、市街は大混乱です。ブリッジに戻ろうとした早瀬大尉と一条君は、変形によって袋小路となった一角に閉じこめられてしまいました。

閉じ込められてしまった不甲斐なさをなじる早瀬大尉でしたが、一条君が拗ねて無口になると心細くなってしまいました。「何でもいいからしゃべってよぉ」と言う早瀬大尉に一条君も応えて、口喧嘩を再開した二人ですが、いくらか雰囲気が和らいでいます。罵り合いから、身の上話に話題が移っていきます。

話題が、ミンメイちゃんとのことや、ライバー少尉の想いで話になる頃には、ご覧のように肩を寄せ合うまでに接近する二人です。

 

 

戦闘が終わり袋小路から開放されたあと、職務に戻ろうとする一条君を早瀬大尉が引き留めます。トランスフォーメンションであちこちが壊れた街中をかたを並べて歩く二人。新しい展開が期待できそうです。

ところで、マクロス艦内に侵入したミリアです。自分を撃墜した男がすぐそばにいることに気付かずに通り過ぎてしまいます。マックスのほうも、”美人だな”と思ったのでしょう。目がしっかりミリアを追っていますね。

いまさら 超時空要塞マクロス 第20話 パラダイス・ロスト

第20話「パラダイス・ロスト」です。避難民5万6千人の受け入れの手を差し伸べてきたオンタリオ自治区を戦闘でクレーターに変えてしまったマクロス。「悲しいかな。これって戦争なのよね」というあの有名なセリフが脳裏に浮かんだのは私だけでしょうか。

完成したばかりの機器の運用が難しいのは、アニメの世界でも現実の世界でも同じです。”想定外”は起こるものです。結果として、一つの都市を消滅させてしまったマクロスに対し、地球統合政府と軍司令部は補給完了後24時間以内の地球外出撃を命じます。もちろん、避難民の下船はみとめられていません。結果として、カムジンの攻撃はマクロスを地球から追い出すことに成功した訳です。

一方、ゼントラーディ側の動きですが、マクロスの全方位バリア暴走の記録映像を見て、ボドル・ザーは、それを新兵器と判断します。新兵器の登場(誤認ですけど)と友軍の苦戦をかんがみてブリタイを地球に派遣することになりました。ブリタイは与えられた1200隻からなる艦隊(アドクラス艦隊)を引き連れ、地球方面の戦いに復帰します。

地球外への出撃と言えば聞こえが良いですが、実際は強制退去命令です。出発への期限が迫るマクロスでは、補給作業が急ピッチで進められています。その慌ただしさの中、一条君は、柿崎の遺族に宛てた手紙を書いています。自然と目に涙があふれます。気分転換に中尉に昇進し小隊長となるマックスと散歩に出かけますが、気分は晴れません。一条君も中隊長になりましたが、補充された経験不足の新兵でこれから戦闘に赴くと思えば、そりゃ気は重いでしょう。

「青い風」の3人組は諜報活動を終え、帰還の指示を待っています。鹵獲したリガードを修理しながらの、自炊生活です。料理の腕も向上しているようです。月の裏側に集結したブリタイ艦隊からの帰還命令を受け、ミンメイ人形をはじめとする「文化」を象徴するさまざまな品と情報をたずさえて帰艦します。3人の報告を受け、ブリタイ司令は何か新しい企てを進めるようです。そして、お約束ですが「青い風」の3人は提出物以外にも多くの「文化」(を示すもの)を持ちかえっていました。彼らのもたらした珍しい品々と情報は、下級兵士の間ですぐに広まっていくのでした。

ブリタイ司令たちが「青い風」が持ち帰った「文化」に衝撃を受けていたころ、マクロス乗組員と非難している民間人の間にも、グローバル艦長が伝えた地球統合軍の命令の衝撃が走っていました。もはや厄介者でしかないマクロスは、艦内に民間人5万6千人をかかえたまま、ミンメイちゃんの歌と共にふたたび宇宙に発進してゆくのでした。

いまさら 超時空要塞マクロス 第19話 バースト・ポイント

第19話「バースト・ポイント」です。フォッカー先輩死亡の事実は、多くの人に衝撃を与えました。辛い現実を受け止めて一条君は成長していきます。彼は、フォッカー先輩の愛機VF-1Sを引継ぐことを決意します。

都市の上を低空飛行することで、統合軍司令部に圧力をかけるマクロス。グローバル艦長の狙いは、統合軍司令部へ民間人受け入れを認めさせることと、このやり取りを聞いて民間人の受け入れを申し出てくれる自治区が現れることでした。この狙いは的中し、北米のオンタリオ自治政府が民間人の受けいれを打診してきてくれました。グローバル艦長は早速マクロスの進路をオンタリオ自治区に向けさせます。

マクロスの喫茶ルームで一人フォッカーの想いでに浸るクローディアさん。一条君と世間話をする早瀬大尉。一方、ゼントラーディ側にも動きがあります。マクロス攻撃を主張するカムジンとそれを諫めるラプ・ラミズ。そこへミリアが訪れ、自身がマイクローン・スパイとなってマクロスに侵入することを進言します。彼女の狙いは、前回の空戦で彼女を圧倒したマックスとの再会でした。

オンタリオ自治区に到着したマクロスですが、ここでカムジン艦隊の襲撃にあいます。戦闘ポッドでECM (Electronic Counter Measures:電子対抗手段)を仕掛けてマクロスのレーダーを無力化し、その隙に戦艦を降下・接近させて砲撃戦を挑んできました。新開発の全方位バリアでカムジン艦隊の砲撃に対抗するマクロスですが、敵砲撃のエナルギー負荷によってしだいに不安定になっていきます。カムジン艦隊から加えられる容赦ない砲撃によって、とうとうバリアシステムは制御不能に陥いります。暴走したバリア・エネルギーは膨張をはじめ、巨大な衝撃波となってカムジン艦隊や上空のバルキリー部隊を飲み込み、マクロスを中心とした直径50kmの範囲の地上の都市を吹き飛ばしてしまいました。この惨事によって、マクロスはオンタリオ自治政府から民間人の受け入れを拒否されてしまいました。

戦闘の終了後、過労で倒れたミンメイちゃんを追いかける芸能レポーター達の前で、カイフンは戦争の無意味さを訴え、戦闘の停止を主張します。それを聞いて憤るクローディアさんと早瀬大尉。そりゃぁ止められるものなら止めたいですよね。そのころ過労で入院したミンメイちゃんは、病室から一条君に(見舞いの)お誘いの電話を入れるますが、部下の柿崎が戦死した直後で落ち込んでいる一条君にとっては、ミンメイちゃんの無邪気な態度はつらいものでした。一条君はミンメイちゃんの呼びかけに応えず、無言で電話を切るのでした。

 

いまさら 超時空要塞マクロス 第18話 パイン・サラダ

第18話「パイン・サラダ」です。今回は、悲しいことにロイさんが戦死してしまいます。たしかに、戦闘による負傷が原因でしたが、愛機をしっかり帰還させています。そして恋人との約束を守る姿勢に漢気を感じます。

空中戦による負傷で入院中の一条君は意識を取り戻しますが、頭部の負傷につき、しばらくは 入院するようです。お見舞い一番乗りは早瀬大尉でした。しっかりした大人の女性らしく自らのミスを素直に謝罪します。会話の様子から二人の距離は少しづつですが縮んでいるようです。続いてお見舞いにきたフォッカーさん、マックス、柿崎の3人組ですが、一条君の癇に障ったようで早々に退散です。それでも、頼れる先輩のフォッカーさんは一条君を元気づけようと、映画の撮影中のミンメイちゃんのところをおとずれ、一条君へのお見舞いをお願いしていました。この時にミンメイちゃんのスケジュールを調べてくれた恋人のクローディアさんには、お礼を兼ねて彼女の手料理のパイン・サラダを食べる約束をします。
ミンメイちゃんは一条君の病室を訪れたものの、お見舞いもそこそこにベッドの端で眠りこんでしまいました。一条君はミンメイちゃんとの距離が離れてゆくのを受け止めるしかありませんでした。

ゼントラーディ側では、ミリアがカムジンにお説教中です。ふてくされて負け惜しみを言うカムジンの「マクロスにすご腕がひとりいる」の言葉に興味を持ったミリアは、その相手と対戦するためにマクロスに攻撃を仕掛けます。乱戦の中、マックスのバルキリーの動きを見たミリアは、マックスこそがカムジンのいう「すご腕」であると認識します。早速、マックスに仕掛けるミリアノクァドラン・ローでしたが、マックスに押されてマクロス艦内に飛び込みます。マックスのバルキリーも追撃を続行しマクロス艦内での戦闘が始まります。艦内の居住区画への被害を避けるためグローバル艦長はハッチの開放を指示します。開いたハッチから艦外へでたクァドラン・ローをマックス機が追いかけますが、ブリッジからの命令を受けて、追撃は取り止められ戦闘は終了します。

この戦闘の最中、フォッカーさんは、ゼントラーディ側の不意うちを受けて被弾します。愛機VF-1Sバルキリーとともに自力で帰艦しましたが、深手を負ってしまいました。そして、恋人のクローディアの部屋でギターをつま弾きつつ、パイン・サラダができあがるのを待ちながら息絶えてしまいました。この訃報を、一条君は早瀬大尉から知らされることになりました。

今回登場したのは「ミンメイ人形」です。コミカルな動きで子供たちと「青い風」の3人の心を掴みました。

いまさら 超時空要塞マクロス 第17話 ファンタズム

第17話「ファンタズム」です。今回の話は、一条君の夢の中のお話です。前回、太平洋上の鳥島沖におけるマクロス防衛戦で、味方のミサイルに被弾、撃墜された一条君は、太平洋上で漂流しているところを回収されました。負傷した一条君は病院に搬送され意識不明につき治療中です。せっかくの夢の中ですが、一条君は撃墜王ではなく、墜落王(もしくは被撃墜王)となっています。

夢の中でミンメイちゃんのデビューコンサートに参加している一条君でしたが、そこにゼントラーディ軍の襲撃があり、ミンメイちゃんがさらわれてしまいました。「必ず助けにいくからな」と、バルキリーを奪取してミンメイちゃんの救出に向かった一条君ですが、あえなく撃墜されてしまいました。マクロスの艦内放送で、「・・・パイロットの腕が未熟のため逃亡に失敗、撃墜されました。」と言われ、周囲の嘲笑されてしまいます。次の方法として、フォッカー先輩に相談、軍に入隊します。軍の施設の前をフォッカー先輩と歩いているところに、早瀬大尉とブリッジクルーの一団と出くわし、ここでもばかにされてしまいます。

訓練に励み、適正試験に合格した一条君は晴れてバルキリーのパイロットとなります。早速バルキリーでミンメイちゃんの救出に向かいますが敵艦上に不時着、失敗してしまいます。懲りずに今度はアーマードバルキリーで出撃しますが、またまた失敗です。

バルキリーでダメなら自転車で!と、愛用の自転車で救出に向かいますが、これもあえなく失敗。艦内放送で「墜落王として名高い一条中尉は、自転車による人力宇宙飛行を試み、これに失敗いたしました。」と言われてしまいます。

失敗を繰り返す一条君のところに、早瀬大尉、マックス、柿崎の3人が協力を申し出ます。3人の協力を得て一条君は、敵司令官の手の上で歌うミンメイちゃんのところに辿り着くことができました。ブリタイだと思っていた敵司令官はじつはカイフンであり、軍人である一条君にミンメイちゃんを渡さないと告げます。一条君は軍服を破りすて、軍人をやめると宣言してカイフンからミンメイちゃんを奪い返しますが、マクロスに向かう途中で被弾、被弾でできた破孔からマクロス艦内に飛び込みました。

逃げこんだマクロスの閉鎖区画内でミンメイと唇をかさねようとした瞬間、

 

 

 

相手が早瀬大尉に入れかわり、「結局、あなたも軍人なのよ…」と告げられるところで夢からさめたのでした。

 

 

気のせいか、早瀬大尉(左図)の表情が柔らかく、可愛らしく思えますが気のせいでしょうか?この辺りは、一条君の早瀬大尉に対する関心が増してきていることを示している、のかもしれません。

 

いつもの(かたつむり)カールした髪型もよいですが、ストレートもGoodですね。

いまさら 超時空要塞マクロス 第16話 カンフー・ダンディ

第16話「カンフー・ダンディ」です。一条君―ミンメイちゃん―早瀬大尉の三角関係にカイフンという新しいキャラが参戦です。これにより、一条君―ミンメイちゃん―カイフンとカイフン―早瀬大尉(片思い)の複層した関係が始まりました。

統合軍司令部で不本意な命令を受けマクロスに帰艦したグローバル艦長と早瀬大尉ですが、その命令が伝わるやブリッジ要員から猛反発を受けます。マクロスからの下船を認められなかったことを避難民に伝える方法を思案し、グローバル艦長は苦悩します。

マクロスに到着したカイフンは、ミンメイちゃんや一条君と一緒に実家の「娘娘」に行きます。カイフンの両親はうれし泣きです。早速、「娘娘」店内では帰宅のお祝いが始まりました。そこに偶然街をぶらついていた早瀬大尉、マックスそしてブリッジの3人組がやってきます。カイフンを見た早瀬大尉は、ライバー少尉とよく似ているカイフンを見て動揺します。町内会会長の紹介で早瀬大尉たちに挨拶するカイフンですが、軍人嫌いなところを遺憾なく発揮し、気まずい雰囲気が流れます。

そこでミンメイちゃんが流れを変えようと、自分の出演しているテレビ番組をみることを提案します。ところが臨時ニュースが入り、検疫を理由にマクロス市民の上陸許可がおりないことが伝えられました。居合わせた人びとは激怒し、その場に居あわせた早瀬大尉らに詰めよります。早瀬大尉は冷静になるよう訴えますが聞き入れられず、一触即発の状況になります。マックスが市民のひとりを殴りたおしたことをきっかけに店内は乱闘になり、一条君、マックス、カイフンは乱闘に巻きこまれます。

乱闘は制したものの、3人はそれぞれに負傷してしいます。カイフンばかりを気づかうミンメイちゃんの態度に、一条君の心中はおだやかではいられません。早瀬大尉は怪我をして出血しているカイフンにハンカチを差し出しますが、反戦主義者であるカイフンは「戦争がもたらすものは破壊だけだ」と突っぱねらてしまいます。

一方、カムジンは突撃艦で地球に降下、マクロスに攻撃を仕掛けます。戦闘ポッドで降下し白兵戦を仕掛けるカムジンに対して、マクロス側はスパルタン部隊などのバトロイドを甲板に上げて迎撃します。

久しぶりにスパルタンの活躍がみられましたが、体格の違いと多勢に無勢で多くが撃破されてしまいます。トマホークやディフェンダー隊もがんばりますが、押されています。

ラプ・ラミズはミリアの部隊を降下させ、カムジンをけん制します。ラプ・ラミズにいさめられたカムジンは退却しますが、退却ぎわにマクロスめがけて突撃艦で特攻を行います。マクロスは、ダイダロスアタックでこれを迎撃しますが、早瀬大尉の指示の遅れにより敵艦の側面を突き破ってしまい、ダイダロスからのミサイルは、ミリアと空戦中の一条機に命中、これを撃墜してしまいます。一条君は深手を負い、病院に搬送されました。早瀬大尉も、失敗により自室に下がるよう言い渡されてしまいました。

今回の冒頭で、統合軍司令部からの命令を聴いたブリッジ要員から非難されるグローバル艦長と早瀬大尉は、まさに中間管理職ですね。早瀬大尉は、一条君の突き上げも受けますから大変でしょう。社会人になってから見直すと、以前とは違ったところで共感できますね。