いまさら 超時空要塞マクロス 第25話 バージン・ロード

第25話「バージン・ロード」です。一条君を励ますために訪れたゲームセンターで、マックスは、美女ミリアを見つけ、空戦ゲームで勝利したうえにデートの約束を取り付けました。

ネクタイも服もばっちり決めて、夜の公園でミリアを待つマックスの前に現れたのは、何と短剣を構えるミリアでした。マックスのことを「敵(かたき)」と呼び襲い掛かります。最初は気が動転して、次に「敵」と呼ばれることに疑問を持つマックスでしたが、ミリアが自らをゼントラーディ軍1級空士長と告げたことで戦う理由を理解したのでした。

どちらも「エース」の称号を持つパイロットです。剣を用いた白兵も素晴らしい技量を見せつけます。そして、数十回にも及ぶ打ち合いの末、マックスはミリアの剣を跳ね飛ばし、勝敗を決定づけたのでした。

 

バトロイドとの空中戦、生活の基盤であった空戦ゲームでの対決そして白兵戦においても敗北を喫したミリアは、力なく膝を付き、涙するのでした。自らを殺せと涙を流すミリアをマックスは優しく立ち上がらせ、口づけを交わすのでした。

この時の映像は、今までの直接的な表現にかわって、剣に映る二人を描いたものでした。まるで、どこかのドラマの1シーンのような演出でしたね。この辺りも、テレビで見ていたころは「凝っているなぁ」と思ったものでした。

 

万事に行動が早いマックスは、早々にミリアとの結婚を決意し、一条君に報告兼相談します。一条君は、ミリアがゼントラーディ軍のパイロットだったことに驚き、つぎに「言葉や習慣や考え方が違う」一般論をかざして反対します。愛があると主張するマックスに、一条君は「愛なんて馬鹿なものだぞ、むないしいものだ、そんなもの頼りになるか!」「実際はな、愛なんかすぐに壊れるガラス細工みたいなものだ」とのたまうのですが、マックスに根拠を問われると答えに詰まってしまうのでした。実際、ミンメイちゃんのことなのか早瀬さんのことなのかはっきりさせてほしいものです。

さんざん反対した一条君ですが、かわいい洋服を着たミリアを見てあっさり考えをかえてしまいます。そして、グロ-バル艦長に相談することになりました。

結果、グローバル艦長が仲人役となり、人類史上初(それはそうでしょう)となるマックスとミリアの星間結婚が行われることになりました。お祝いの花火を打ち上げるマクロス。バルキリー(そして最後にディフェンダーも参加)の祝砲の中、七色のバージンロードの上をバルキリーでプロメテウスに到着した二人です。青いD型はこの日のために準備されたのでしょう。いきな計らいと言うべきですね。

結婚披露宴の模様はテレビ中継され、ブリタイ艦隊や地球の統合軍にも放映されます。披露宴の中継を見たブリタイ司令は、地球人が敵対していたゼントラーディ人を受けいれ、祝福する様子をいぶかしがると共に感心していました。エキセドルの、「地球人の社会生活に不可欠な人の心、すなわち「愛」によるもの」という説明に、羨望と命令拒否の兵士の心情に理解を示すのでした。

披露宴のスピーチでグローバル艦長は、平和をもたらすために必要なのは地球人とゼントラーディ人との共存、共生なのだと強く訴え、ゼントラーディ人の亡命者を受けいれることを正式に表明するのでした。

前線兵士たちの混乱と亡命行動など、「文化」の影響に危機感をつのらせるボドル・ザーは、ついにマクロスと地球の殲滅に基幹艦隊による総攻撃を行うことを決定します。

先遣隊としてブリタイ艦隊にマクロス攻撃の命令が発せられましたが、多くの戦艦で出撃を拒否や反乱が続出します。この事態を重く見たブリタイ司令は戦闘を中止させ、マクロスと単独での停戦交渉をおこなう決心をするのでした。