いまさら 超時空要塞マクロス

超時空要塞マクロス。1982年に始まったアニメで、戦闘機からロボットに変形するVF-1バルキリーは超有名ですよね。一見、F-14似の戦闘機が人型のロボットに変形するだけではなく、その途中のGERWALKというVTOL機能を持つ形態で活躍するのも新鮮でした。テレビで見ていた時は、変形がすごいなぁ~とかミンメイがかわいいなくらいしかおもっていませんでした。カッコイイメカと主人公たちの三角関係が織りなす物語は他のロボットものとは違った趣でしたね。

放映終了してからはマクロスとは縁がない生活でした。が、最近いっしょに飲みにいくエンジニア仲間の一人がカラオケで必ずマクロスのオープニングテーマを歌うのです。カラオケの画面はなつかしいアニメのOPです(行きつけのお店のカラオケ画面がアニメOPなのです)。

そして「マクロスこの姿勢での主砲発射は初回限りだったよね」とか「GERWALKではエンジンストールしないの?」とか酔っ払いのアニメ談義が始まるのでした。これがきっかけでマクロスを見直してみようと思ったのです。(マクロス 第1話の話はこちら

見直してみて気が付いたのは、武器体系です。地球側のデストロイドは下回り(下半身)が共通で上部を変えれば、格闘戦、砲撃戦、防空戦に対応するものとなるのです。主役メカのバルキリーもA、D,JとSの各型がありますが、頭部を除けばほぼ同じに見えます。敵方も外部装着の武装を交換すれば、火力支援や偵察の任務に適したものとなるのです。そうです、敵も味方も”モジュール化”されているのです。モジュール化といえば自動車が、特にトヨタが有名ですが、80年代にすでにアニメの設定に取り入れられていたとは驚きです(というか自分が勉強していなかったと思い知らされました)。

アニメはアニメでしょうが、バルキリーのプラモデルで完全変形を実現したりする技術には感心させられます。機構の考案から生産技術との折り合いをつけての商品化など、バンダイさんの記事は機械設計をしている私にとってはプロジェクトXに出してほしいくらいの内容でした。特に脚部の変形機構は、ほんとうに脱帽ものです。